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雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


復興の証し [2007年09月17日(Mon)]
柏崎の救援活動に駆けつけていただいたお礼と、友人が関係している一新塾の中山間地交流ミッションの視察を兼ね、久しぶりに川口町の田麦山地区を訪ねました。震災後有志が一致団結して設立した集団農業のファーム田麦山は稲刈りシーズン真っ盛りでした。

黄金色に輝く稲穂の海の田麦山です。一面にあの魚沼産のコシヒカリです。

稲刈り真っ最中の大渕さん。ファーム自慢の大型コンバインです。

この笑顔が復興を成し遂げた証し!

忙しい稲刈りの手をやすめ、一新塾の皆さんに震災後の米作りの話、これからの農業の話など興味深い話をしていただいたファームの渡辺さんです。

とっても甘かったスイカ。ご馳走様でした。

ファームの皆さんは中越沖地震数日後、私たちが関わっていた柏崎番神の現場に駆けつけていただきました。ありがとうございました。
その時の活動はこちらからどうぞ!
山の上での池作り [2007年09月17日(Mon)]
災害救援仲間の風組さんの「仕事中」の現場を訪ねました。能登や柏崎での救援活動現場では見慣れている皆さんですが、生業の一つでもある養鯉池作り現場を訪ね、被災地復興へたずさわる一面を覗かせていただきました。
※正確には仕事中なので「風組」ではなく「S重機」さんの現場ですね

重機を使った工事を終えて、ちょうど防水シート張りを行う時に訪ねることができました。この日の中越地区は残暑厳しい真夏日でした。

こんな小さな包みが

実はこんなに

こんなになり、シート張りはほぼ終了です(拍手)

旧山古志村の野池復旧も中越地震から3年目を迎える今年、漸く始まる所も少なくありません。それでも一歩一歩震災の前の長閑な山里の景色に戻りつつあります。
旧山古志村の集団移転先は極力震災前の地区の近くに作られているようですが、それでも平地の少ない所なのでどうしても数箇所に分けざるを得ないのが現状のようです。この3年という時間の中で山に戻ることを決断した人、山を降りることを決断した人、住民が悩み考えに考え抜いた3年間だったと、案内していただいた風組の頭が話してくれました。旧山古志村はいま新居の建設ラッシュです。
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