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雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


パワーショベル [2007年01月28日(Sun)]
災害でのボランティア活動を効率よく行うためにパワーショベル(業界ではユンボと呼ぶことが多い)が効果的です。水害での瓦礫や流木の撤去、人海戦術と機械力を並行して使うことも必要です。特に炎天下での人海戦術は熱射病にも注意が必要で、その意味からも有効な手段。

災害時のパワーショベルは主に2タイプのアタッチメントを使っています。一つはモノをすくい取ったり、穴を掘ったり、ダンプに積んだりできるバケットタイプと瓦礫などを人の手のように掴むことのできるグラブタイプ。そのサイズは小回りの利くバケットサイズがコンマイチ(0.1立米)が料金的にもお手頃。レンタル時に両方のアタッチをレンタルすることも可能です。

バケットタイプのパワーショベル(オペは神戸まちコミのノブさん)
中越地震被災地にて

グラップルをアタッチしたパワーショベル(同じくノブさん)
中越地震被災地にて


パワーショベルの免許は機体重量3t以上と3t未満の2種類があります。3t未満なら「建設機械運転特別教育」を受講(筆記と実技とで二日間)すれば取得できます。更新はなく一生ものです。

06年長野水害での小千谷の「チーム絆」重機部隊
半端じゃない腕前に地元の重機屋さんも脱帽だったとのこと


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