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雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


白砂青松 [2007年01月07日(Sun)]
日本の松林が消滅の一途を辿っています。白砂青松とは日本の美しい海岸線の風景をあらわした言葉ですが、いずれ日本にはマツが無くなってしまうのではと思えてなりません。その原因は外国から来たともいわれる松くい虫の仕業なんです。

東海道五十三次にも必ずといってよいほどマツが登場します。


松食い虫の被害のあったマツの伐採跡。子供の頃、美しかったマツ林も見るも無残な姿に。

まばらになってしまったマツ林

松食い虫の被害の跡

松くい虫にやられた松の伐採も森林組合の重要な作業?

被害にあったマツの処理も森林組合の重要な補助金事業なんです。実はこのマツ林は数年前から被害にあっていました。防除の仕事は積極的にはなされずに、枯れた木の本数が増えるのを待ってご覧のような手の込んだマニュアル通りの作業が一度に行われました。松食い虫にあったマツの処理は通常の間伐作業よりお金になるのです。因みにこの林には他にも枯れたマツの木がまだ何本もありましたが、ノルマを終えたのかそのまんまでした。また立ち枯れ本数がたまるのを待って作業を行うのでしょうと地元の声。このようなやり方では駆除にも防除にもならないとも嘆いていました。

立ち枯れて 待つ身も辛い マツの終末悲しい お粗末
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