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雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


週末の梶金の天気 [2008年07月09日(Wed)]


週末の旧山古志地区の天気予報です。
12日(土曜日)曇り、最高気温27度、降水確率40%
13日(日曜日)曇り時々晴、最高気温27度、降水確率40%
のようです。今のところ雨はないようです(^^)/


山古志地区の天気
梶金復興支援の図 [2008年07月09日(Wed)]

7月12日-13日の旧山古志村梶金地区での復興支援活動における駐車場・作業場所及び昼食会場の位置関係です。宜しくお願いします。



時間に遅れても全く問題ありません。くれぐれも安全運転で!

梶金地区復興支援活動
https://blog.canpan.info/makezu/archive/1674
天気が心配ですが [2008年07月08日(Tue)]

水・陽・土・風、梶金鎮守の杜に

〜常一が愛した梶金に再びボランティア集う〜

いよいよ今週末の行われる旧山古志村梶金にある鎮守様の整備。週間天気予報によれば何とか天気に恵まれそうです。とはいえ空梅雨も田畑には困りますがね・・・・。
そういえば、4年前の7.13は大変だったなぁ・・・・・


この活動での一般からのボランティアの募集は行っておりません
災害ボランティア職人集団 [2008年07月07日(Mon)]
梶金での復興支援活動は私たちが応援します。


内容がほぼ固まりました [2008年07月03日(Thu)]
旧山古志村梶金地区での復興支援活動の詳細が決まりました!

水・陽・土・風、梶金鎮守の杜に

〜常一が愛した梶金に再びボランティア集う〜

大地を揺らしたあの中越大地震から3年半が過ぎようやく住民が帰った梶金地区。留守中に村を守っていただいた鎮守様に感謝をこめて周辺の整備を行います。村に戻った住民とこれまで中越地区で災害復興に関わってきたボランティアと、共に手を取り合って作業を行う予定です。

◇開催日時:
7月12日(土)〜13日(日)(2日間)
◇活動場所:
十二神社前広場
◇主  催:
梶金地区住民でつくる「梶金会」
◇協  力:
梶金復興を支援する有志の会(仮称)
◇企画・運営補助・記録
株式会社地域計画連合
◇作業内容
@枝打ち班(高所作業車による作業)
A林床掃除班(枝片付け・草刈りなど)
B道づくり班(遊歩道づくり)
C炊き出し班(1日目の昼食準備)

■プログラム
【1日目】7月12日(土)
10:00 開 会
10:00 活動趣旨説明
10:05 主催者あいさつ(梶金区長)
10:10 協力団体の紹介
10:15 作業説明
10:20 準備体操
10:25 安全祈願祭(神社に拝礼、御神酒の奉納)
10:30 作業開始

・枝打ち班(高所作業車による枝打ち作業)
・林床掃除班(枝打ち終了箇所から、落とした枝の処理を開始)
・道づくり班(図面参照)
・炊き出し班(昼ごはんの用意・後片付け)

12:30 昼 食
14:00 午後作業開始
16:00 作業終了
16:10 撤収(宿泊場所等へ移動)
17:00 夕食準備
18:00 夕食・懇親会

【2日目】7月13日(日)
09:00 集 合
09:15

(昨日と同様の作業)

11:30 作業終了、閉会、機材等片付け
12:00 撤収・解散

◆今回の活動タイトルの「水・陽・土・風」について
森羅万象に神宿るとしていた日本人は、木を伐採する行為にも神事ととらえ、そのために使う斧の裏表に三本と四本の刻みがあるのはそのためです。三は伐採を山ノ神に伝えるための御神酒を意味し、四は四つの気を表します。古くから斧がヨキと呼ばれるのはそのことから来ているという説があります。
また、一方の説としては斧を作る鍛冶技に必要な四つの気とされる説も否定できません。梶と金の名の謂われからすれば、鍛冶に関係していたことの推察は容易にできます。
木を育ててきた「水陽土風」の気と、鍛冶の肝とされる「水火土風」の気を今回の復興活動テーマに持ってきました。
加えて民族学者である宮本常一との関わりも梶金にとっては財産であると考えました。

梶金鎮守の杜へ集う [2008年06月22日(Sun)]
7月12-13日に予定している旧山古志村梶金地区の復興支援活動の最終打ち合わせが行われました。中心となる作業は鎮守の杜の整備と遊歩道作り。
昨年7月、日本で始めて梶金で開催された重機・動力機械を使った災害ボランティア講習会。その講習会は無事成功裡に終わりはしたものの、なんとその翌日が中越沖地震。皮肉にもその成果が柏崎や西山で遺憾なく発揮されてしまいました。その梶金へのご恩返しも含め今回ボランティアによる鎮守の杜の整備支援と相成りました。

ジュラ吉くん [2008年05月31日(Sat)]

旧山古志村梶金集落の復興支援活動は鎮守様の杜の整備から始まります。

画像は昨年の秋田豪雨の折、残念なことに水害の影響で倒すことになった椹(さわら)です。仲間の恐竜ジュラ吉に乗ってチェーンソーで横に大きく張り出て電線に掛かった枝を打つ風組の親方です。




※ジュラ吉君に乗ることは「災害時のみの止むを得ない緊急的作業」ですので絶対に真似をしないようにしてください!
梶金恢興【2】 [2008年05月25日(Sun)]
《枝打ち作業について》

旧山古志村梶金集落の鎮守の森の整備のお手伝いに神木の枝打ち作業があります。林業においての枝打ち作業の目的は、木材としての商品の価値をあげるために節目のない材を生産するために行われます。在来工法の場合、伐採する段階で最低で6m節のない木を育成します。
枝打ち作業は枝に手が届くまでは普通に作業ができますが、丈が伸び始めると4mほどの専用梯子を使って作業を行います。また梯子を使わずに登れる専用登行器もあります。

整備されたスギやヒノキの人工林は枝ぶりが揃い美しく見えますが、手入れされていない人工林は木々が密集し下部の枝も伸び放題で惨めなものです。
鎮守の森は材料を取るための木ではないのですが、枝ぶりが揃い光が差し込む森は実に気持ちの良いものです。

樹齢数百年の梶金の鎮守の森の神木


今回の梶金での作業は、巨木の枝打ち作業になるため高所作業車を使用します。

※なお、今回予定している梶金でのボランティア活動は危険が伴うため、一般からの募集は行っておりません。
梶金恢興【1】 [2008年05月25日(Sun)]
昨年7月、災害ボランティアの技術レベルアップを目的に実施された重機やパワーツールを使った講習会(訓練)DRT2007。その会場となった旧山古志村梶金地区。それがご縁で少しだけ村の復興のお手伝いをさせていただけそうです。
復興にはコンサルタントも加わり大まかな計画も作られている。そのほんの一部をボランティア活動として関わらせていただく。
https://blog.canpan.info/makezu/archive/1532

コンサンルタントによって作られた復興計画図

鎮守様の周りの整備と遊歩道づくりが主な活動になりそうです

村の鎮守様も地震によって大きく跳ねたままの状態(中心線が大きくずれている)。地震の揺れの凄さが今もそのままに。

活動についての詳細は後日本サイトでご案内させていただきます
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四川大地震中国語(簡体字)サイト
旧山古志復興のお手伝い [2008年05月23日(Fri)]
旧山古志村では仮設住宅からの帰村が殆ど終わり、それぞれの集落ではこれから村興しが始められようとしています。そんな集落の一つ「梶金地区」で復興のための集まりがあり、風組の親方、与一隊長とで参加させていただきました。
コンサルタントが作成した村興しの計画を一つのたたき台として、これから村人とコンサルとボランティアが一体となってまずは村の鎮守様の整備あたりから第一歩を踏み出そうと話がまとまりました。

野池と棚田、日本の原風景を残す山古志梶金地区

震災後新しくなった鳥居。お宮本堂の修復はこれから。基礎から3尺以上横に跳んでいます。


梶金の未来に向け、復興談義に花が咲く。

村の復興には行政の復興基金が活用できることもあり、すでにコンサルタントによる綿密な計画案が作られています。今後住民との合意によりひとつひとつ進められていきます。とても楽しみです。

仲間達で山古志復興のお手伝いを少しさせていただけたらと思います。

コンサルタント:株式会社地域計画連合