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雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


続・被災地のニーズとは [2007年05月16日(Wed)]
ボランティアが何をしてくれるかを見せることの大切さ

余裕のなかった能登被災地での滞在期間、特別にVC経由で災対の了解をいただき「ある活動」させていただいた。「待つ事も立派なボランティア活動です」と説明するボランティアコーディネーターさんの声を聞きながら椅子に座っているのはかなり苦手なタイプなのと、その活動が今後のVCの活動にプラスになると考えたからだが。
といってもそんな難しい活動ではなく軽トラックで被災集落を回らせていただいただけの活動ですが、こんなことまで災対の承認が必要なことにはかなり呆れてしまいましたが。

では、前回の【足湯隊】に続いて、今回はこの【軽トラック隊】について少し詳しく説明します。

【1】軽トラックをレンタルする(能登では軽ダンプ1日4000円)
 ※通常6000円のところを活動の趣旨をよーく説明しこの値段に。ダンプでなければもう少し安価です。

【2】荷台には(能登の場合)、水、消毒液、ファーストエイド、大ハンマー、片手ハンマー、かけ矢、バール、金テコ、土嚢袋、スコップ、ブルーシート、チェーンソー、シノ、番セン、インパクト、ガムテープ、工具類、発電機、延長ドラムなどなど、そして服装はボランティアっぽく、かつややプロっぽく。

【3】そして、「ボランティアセンターから来ました!」と言いながら、被災集落の中を周りながら、物資を配ったり、お手伝いをしたり、倒れかけたブロック塀を砕いて処理したり、ブルーシートを張り直したり、罹災証明の疑問に答えたり、仮設住宅の話をしたり、世間話をしたり、息子や嫁の悪口を聞いたり、行政の悪口を聞いたり、お墓の話を聞いたり、つまりVCの待機椅子に座っていてはできないことをするだけのこと。

【4】しかし、この活動はあくまで「軽トラック」でなければならないのです。まず瓦礫や塀の倒壊で道が狭くなっているのは当然のことながら、何より業者さんに間違われないように静かに慎ましくこじんまりと活動することが重要だからです。そして、多人数が必要な作業がある場合にはボランティアセンターへ増員を要請するわけです。そうして待機解消にもつながっていく。

【5】大切なのはこの活動はVCの活動の一環として必ず位置づけることです。朝と夕に必ず報告を兼ねた情報の提供を怠らないことです。個人プレーではないからです。

【6】そして、初めて災害ボランティアという人種を見る能登の住民は「ボランティアはこんなことが出来るんだ」と納得し、徐々にニーズがあがってくるようになるのです。VC設立初期段階ではボランティアの生の姿を見せることがとても大切なんです。

能登では、昼の時間や現場作業が終了した夕方から夜にかけて【足湯隊】と合流し、足湯活動からの得た貴重な情報をいただき、そして翌日の現場の活動につなげていきました。翌日の現場では「昨日の足湯はどうでしたか?」のひとことから話は進んでいくことも沢山ありました。この【足湯隊】と【軽トラック隊】だけでかなりの効果があったと感じています。

参考:能登被災地から【2】

上・中、04年台風23号での豊岡・出石の軽トラック隊

別々の場所で活動しているボランティアが昼に集まって情報交換
デマや噂が流れやすい被災地にあってこれはとても大切なこと

能登での軽トラック隊

勿論被災地では人の輸送もOK
能登では婦警さんの「本当はいけないのよ!気をつけなさーいドキドキ小に見送られて輸送

ボランティアセンター内で活動するボランティアコーディネーターは沢山沢山養成されました。これからは現場作業もしっかり理解しリードできる広い意味でのボランティアコーディネーターの養成も地震災害の場合は特に必要になってくると思います。

赤紙家屋で年寄りが必死で頑張っている被災地で「待つことも立派なボランティア活動です」をVCで叫ぶのはもうやめにしましょう!

つづく
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