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雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


続・赤紙という壁 [2007年04月05日(Thu)]
先のブログで赤紙でのボランティア活動について書かせていただいた。被災地でのボランティア活動をする上で永遠の課題のようにも思うが、そのことについて提案をしたい。
中越被災地でもそうでしたが、私達が今回活動させていただいた大半の家屋はすべてが赤紙と黄紙です。これは当然のことです。それ以外の家屋ではそれほどボランティアを必要としている活動はないからです。地域を歩き、住民の表情や言葉からニーズを聞きだし対処させていただきました。VCに問い合わせしたら例外なくすべて断られる活動ばかりでしょう。
余震も少なくなる中、特に危険を感じることなく順調に確実に支援活動をさせていただきました。しかし、闇雲にそんな危険な作業をさせていただいたわけではない。心構えは勿論のこと、装備や技術などを厳しく確認しながらの作業だ。特に今回はチーム絆小千谷の建設関係の皆さんの助言や技術が何よりも力になった。いわゆる専門家の指導や助言がなによりも安全を確保することにつながった。
VCを訪ねる人にもこのようなプロは沢山いるはずでしょう。家を出る時にはその専門性を活かした活動をさせていただけるものと信じて被災地に向かったのだろう。しかし、赤や黄は立ち入り禁止ではプロのプライドも殺がれてしまう。

【提案】
有珠噴火災害時に関わったボランティア仲間が危険エリアに家財道具を取りに戻る時、危険度をカテゴリーに分けて行っていたことを話してくれた。一般には赤紙と全壊を同様の意味ととらえるがこれは間違い。赤紙の意味は言わば応急的に目視にてかなり大雑把な判断で貼られていく。その目的としては二次災害を防止するためなどです。つまり同じ赤紙でもかなりのばらつきがある。
この赤紙についてカテゴリー分けすることも一つのアイデアのように思う。またニーズによっては数分で終えるものから数時間掛かるものもある。そのことも可不可の判断にもなるだろう。中越では崖に半分はみだした倉庫からのニーズもあったりもしたが、多少建築を生業とする人であればかなりの危険度の判断はつく。もっとプロの技や知識を活用したボランティア活動にならなくてはならない時期に来ているように思う。

下記の画像はすべてVCにて断られた単純な活動です。ただし安全靴にヘルメット、手袋にマスク姿。でもこれは特別な装備ではなく、地震の被災地に入るには当たり前のTPOと思います。

プロによる崩落危険瓦の撤去。チーム絆小千谷の皆さん。ブロックの効率のよい割り方や便利な工具などさまざまな技術的な話をいただいた。中越地震の時に知り合っていればもっともっと助けられたとも思った。

赤紙家屋からの家財道具の運び出し。住民はねじり鉢巻に長靴、ボランティアは安全靴に重装備。この日も探していた大切なものを見つけてくれたと感謝の言葉をいただいた。

女性には例えば家屋に入らず外に出された家財道具の整理もできる。被災者の話相手や子どもの世話、これも必要なボランティア活動だ。東京から来たNGOハビタットの学生さん。

仮設住宅での未知なる生活が始まる。仮設で必要な家財道具をアドバイスするのもボランティア側の重要な役割だろう。中越でも避難所にて仮設住宅での暮らしをアドバイスをする時間をいただき被災者を前に話をさせていただいた。不安だらけの被災者の悩みを取り除くこともまたVCの重要な責務と考えたい。

震災は家族団欒の思い出までも粉々になってしまう

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