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雨ニモマケズ 風ニモマケズ

- 災害系ボランティア情報 ブログ-

日本は台風・火山・地震と世界でもっとも自然災害の多い国です。

阪神・淡路大震災以降、大規模災害でのボランティアによる救援活動は、いまや被災地の復興には欠かせぬものとなり、その活動は被災者へのエールにもなっています。
雨にも負けず、風にも負けず、汗を流す災害ボランティアに対する各方面からの応援をよろしくお願い申し上げます。         


地元学的地域づくり【3】 [2006年02月17日(Fri)]
廃村が決まって山をおりるとき、村人はカヤぶき屋根を解体した。残しても一冬の雪でつぶれてしまう運命だった。解体作業はなんともいえない光景だった。頼み込んで叔父の家をゆずってもらった。周囲のは当然反対だったが、仙台という都会をサラリーマンで生きてゆく自信がなかった。(中略)

だが都市に身を置きながら山奥の家を維持していくのは骨が折れる。冬は何度も雪おろしに通った。冬山登山のように終点のバス停から五時間も雪道をかきわけ、たどりついて三日間、ひとり黙々と雪をおろす。そのたびごとにこの村を何百年にもわたって生きてきた村人の厳しさと強さを思った。貧しさのゆえんを思った。

しかし、春になると廃村は輝いた。コゴミ、ゼンマイ、ウド、ワラビ・・・・山菜が次々にご馳走をもたらした。不思議なことに春になると、町におりたはずの老人たちが村にもどってきた。「町は何事もスピードが速くて神経が疲れる。ここに帰ってくるとホッとする」と、残した作業小屋に泊りこみ、畑を耕しはじめた。
[前掲の結城登美雄さんのことば]

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