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海洋汚染情報 −海の事件簿−
海上で起きた重大な汚染事件・事故について、独自の視点から鋭くメスを入れ、分析・解説する”海の社会部デスク”、その名も”元海の男”、職業”(さすらい派)研究員”による海の事件簿。
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油漂着、濃霧の東京湾口で貨物船沈没(第五報)[2006年04月18日(火)]
4月13日早朝、東京湾口で沈没した「イースタン・チャレンジャー(E号)」(6,182総トン)からの油流出事故、第五報をお伝えします。

かなりの安定状態に入ったと思いきや、昨日、地元自治体等の調査によって、洲崎の岩場海岸の一部約500mにわたって、油が漂着しているのが確認されました。

漂着油は、直径5〜10cm程度のパティー状(粘度の高い油を岩場に叩きつけたようなイメージ)、または、親指大程度の油塊が点在している状況と聞いています。

現在、現場海岸は満潮のため、干潮を待って専門機関が対策を協議、対応にあたるものと思われます。この一帯は、海藻類等の宝庫でもあり、被害の局限化を心から祈る次第です。

事故当初は北東風、アゲインストの風だったのですが、日曜日の夜半から南風、フォローに変わり、気にはなっていました。おそらく、日曜日から月曜日にかけての夜間、沈没船から断続的に湧き出した分が、洋上処理しきれず、不幸にも海岸に漂着したものと思われます。

現場は、かなり足場の悪い磯場と聞いています。地元自治体等がボランティア等の一般市民の力を借りる場合も、やはり、普段から磯場での作業等に慣れた、地元の方々が中心になるかと思われます。それ以外の一般市民の方々は、関係機関から呼びかけ等が行われた場合を除き、しばらく、様子を見て頂くのが賢明です。

いずれにせよ、パティー状の油塊ですから、ナホトカ号重油流出事故の現場とは、まったく様子が異なります。ボランティア等の皆様は、くれぐれも冷静になって、情報をお待ちください。

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