『★第58寿和丸転覆海難、潜水調査はやるべきか!★』[2008年11月04日(火)]
本年6月23日午後、千葉県・犬吠崎の沖合の太平洋上で、福島県・いわき市の巻き網網漁船“第58寿和(すわ)丸(135トン)”が転覆し後に沈没、死者・行方不明者が出た海難の続報です。
私が沖縄県・竹富町に旅立った先週末(10月31日)、この海難で亡くなり、あるいは、いまだ行方不明となっている、船長ら乗組員の皆さん17人の霊を弔う合同慰霊祭が、福島県・いわき市の小名浜市民会館でしめやかに営まれました。
祭壇には17人の顔写真や在りし日の“第58寿和丸”の写真が飾られ、遺族や家族約100人を含む、関係者など約1000人が参列しました。
参列者は祭壇に順次、白い菊を献花、場内はすすり泣く声が響きわたり、今回の海難のあまりの悲惨さを改めて考えさせられたと報じられています。
“第58寿和丸”の船主は、同丸が所属する小名浜機船底曳網漁協の組合長を兼務する、S商店のN社長です。
N社長は「あなた方の驚愕、悲嘆、胸の思いを想像すると胸が張り裂けそうになる。」と述べ、この海難で亡くなり、あるいは、いまだ行方不明となっている乗組員一人一人に対し愛称で呼びかけ、「ご苦労さま・・・」と声をかけたと伝えられています。
N社長には本ブログに対し、たびたび貴重なご意見や情報を寄せて頂いています。ご承知のとおり、この海難は今に至るも、“第58寿和丸”にいったい何が起こったのか、はっきりとは誰にもわからない、極めて特異な事例です。
N社長は事故発生以来、終始、「潜水調査等を通じ、せめて原因だけでも突き止めてもらいたい。」という強い要望を持ち続けられています。
可愛い我が子が理由もなく突然、“神隠し”に遭ったようなものです。私自身も同じ立場ならば、不可抗力だったのか、乗組員に何らかの過失があったのか、私自身に気付かないミスがあったのか、それとも、第三者の過失があったのか、せめて、原因だけでも知りたいのは当然のことです。
結果、自分自身を責めることとなっても、誰か人を恨むこととなっても、このまま何もわからないまま一生を過すよりも、はるかに気持ちの整理はつくはずです。
しかし、“第58寿和丸”の船体は約5,000メートルの深海底に沈んでいるものと見られます。調査のため、深海潜水艇を投入するにしても、沈没位置を特定するだけでも、かなりの時間と負担を伴います。
“第58寿和丸”が所属する小名浜機船底曳網漁協は、今回の海難に関し、徹底した原因究明を求める方針で、今後、署名活動などを通じ、潜水調査の必要性を国に訴える予定と聞いています。
沈没位置が特定され、たとえ1時間でも船体撮影に成功すれば、事故原因解明につながる“糸口”が、かなりの確度で発見されるのではないでしょうか。
事故原因の究明は発見された遺留品、生存者や付近にいた遼船の証言などに限定され、困難を極めることが予想されます。
原因がわからないまま、事故が風化してしまうと、今後、第二、第三の“第58寿和丸”海難が、突然、発生しないとも限りません。潜水調査はやるべきであると私も思っています。

私が沖縄県・竹富町に旅立った先週末(10月31日)、この海難で亡くなり、あるいは、いまだ行方不明となっている、船長ら乗組員の皆さん17人の霊を弔う合同慰霊祭が、福島県・いわき市の小名浜市民会館でしめやかに営まれました。
祭壇には17人の顔写真や在りし日の“第58寿和丸”の写真が飾られ、遺族や家族約100人を含む、関係者など約1000人が参列しました。
参列者は祭壇に順次、白い菊を献花、場内はすすり泣く声が響きわたり、今回の海難のあまりの悲惨さを改めて考えさせられたと報じられています。
“第58寿和丸”の船主は、同丸が所属する小名浜機船底曳網漁協の組合長を兼務する、S商店のN社長です。
N社長は「あなた方の驚愕、悲嘆、胸の思いを想像すると胸が張り裂けそうになる。」と述べ、この海難で亡くなり、あるいは、いまだ行方不明となっている乗組員一人一人に対し愛称で呼びかけ、「ご苦労さま・・・」と声をかけたと伝えられています。
N社長には本ブログに対し、たびたび貴重なご意見や情報を寄せて頂いています。ご承知のとおり、この海難は今に至るも、“第58寿和丸”にいったい何が起こったのか、はっきりとは誰にもわからない、極めて特異な事例です。
N社長は事故発生以来、終始、「潜水調査等を通じ、せめて原因だけでも突き止めてもらいたい。」という強い要望を持ち続けられています。
可愛い我が子が理由もなく突然、“神隠し”に遭ったようなものです。私自身も同じ立場ならば、不可抗力だったのか、乗組員に何らかの過失があったのか、私自身に気付かないミスがあったのか、それとも、第三者の過失があったのか、せめて、原因だけでも知りたいのは当然のことです。
結果、自分自身を責めることとなっても、誰か人を恨むこととなっても、このまま何もわからないまま一生を過すよりも、はるかに気持ちの整理はつくはずです。
しかし、“第58寿和丸”の船体は約5,000メートルの深海底に沈んでいるものと見られます。調査のため、深海潜水艇を投入するにしても、沈没位置を特定するだけでも、かなりの時間と負担を伴います。
“第58寿和丸”が所属する小名浜機船底曳網漁協は、今回の海難に関し、徹底した原因究明を求める方針で、今後、署名活動などを通じ、潜水調査の必要性を国に訴える予定と聞いています。
沈没位置が特定され、たとえ1時間でも船体撮影に成功すれば、事故原因解明につながる“糸口”が、かなりの確度で発見されるのではないでしょうか。
事故原因の究明は発見された遺留品、生存者や付近にいた遼船の証言などに限定され、困難を極めることが予想されます。
原因がわからないまま、事故が風化してしまうと、今後、第二、第三の“第58寿和丸”海難が、突然、発生しないとも限りません。潜水調査はやるべきであると私も思っています。













