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海洋汚染情報 −海の事件簿−
海上で起きた重大な汚染事件・事故について、独自の視点から鋭くメスを入れ、分析・解説する”海の社会部デスク”、その名も”元海の男”、職業”(さすらい派)研究員”による海の事件簿。
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『★津波の過大予測は迷惑なのか?★』 (03/10)
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『★子供の誕生日と河川防除訓練★』[2008年10月14日(火)]
昨日は“二等兵(小四の下の娘)”の十歳の誕生日、朝から至極の誕生日プレゼントの探求を所望する彼女に付き合わされ、近辺の玩具店を家族でぞろぞろ徘徊することとなりました。

結果はと言えば、玩具店では至極の一品は見つからず、結局、インテリア・ショップに場を移し、子供用の小型テーブルと座イスのセットを買わされることとなりました。

本人曰く、「将来はインテリアデザイナーになりたい! 今のうちに自分のセンスを磨きたい!」ということだそうです。

午後からは、事前の希望によりカラオケ・ボックスに付き合わされ、最近はやりの曲の熱唱に唖然とさせられました。聞いたこともないような曲ばかり、ついて行けませんでした。

夕刻、予約したアイスリームケーキを受け取り帰宅すると、“下士官(私の妻)”がフルコースのディナーを用意していました。今の子供たち、実に恵まれています。

さて、本日(10月14日)、私は川越に出張に行ってまいります。明日(10月15日)、埼玉県・川越市の入間川において、河川の水質事故(油・ケミカル等による汚染事故)を想定した実動訓練、“関東地方水質汚濁対策連絡協議会 水質事故対策訓練”が開催される予定で、その実技指導を頼まれているのです。

この訓練は毎年この時期に開催され、例年ですと、国土交通省や関東地方の一都七県四政令指定市、そして開催地の地元自治体の職員ら、総勢数百名が参加します。

昨日もお話しした通り、河川の油防除は、海洋に比べ、はるかに高度なテクニックを必要とします。高度なテクニックを年に一度のチャンスでいかに習得するのか、難しい問題です。

実際に現場を見て、被害の状況や経時変化を頭にイメージし、訓練の全体像を理論面で描き出し、それから具体的な技術手法を探る、科学的な理論に裏付けられた実戦向けの訓練こそ私の目標です。シナリオに沿ったありきたりの訓練は、十分とは言えないからです。

しかし、今日の夕刻は雨、明日の訓練本番は、ある程度の増水が予想されます。うーん、ますます難しい!


『★理想的な河川防除訓練とは?★』[2008年10月13日(月)]
明後日(10月14日)、埼玉県・川越市の入間川において、河川の水質事故(油・ケミカル等による汚染事故)を想定した実動訓練、“関東地方水質汚濁対策連絡協議会 水質事故対策訓練”が開催される予定です。

この訓練は毎年この時期に開催されています。去年は鬼怒川、一昨年は渡良瀬川貯水池で開催されました。例年ですと、国土交通省や関東地方の一都七県四政令指定市、そして開催地の地元自治体の職員ら、総勢数百名が参加します。

昨年までは、会場にはオーロラビジョンが設置され、テレビ放映されることもありました。かなりの予算が注ぎ込まれていました。河川での防除訓練としては、私の知る限り、国内最大規模となるものです。

ここ数カ年にわたり、私は主催者に依頼され、オーロラビジョンに映し出される訓練風景を、来賓やテレビをご覧の皆さんなどに、わかりやすく実況解説してきました。

しかし、今年に関しては、最近の国土交通省・地方整備局による“無駄遣い”に対する厳しい批判を反映してか、オーロラビジョンなど派手な演出は一切省かれ、ごく質素な訓練になるとのことです。

実況中継のお役目は終わったのだから、私の出番は無いものと思っていました。しかし、私の所属するNPOに対し、訓練前日の予行演習時の実技指導、訓練当日の実技指導などの依頼が舞い込んだようです。

実は河川の油防除は、海洋に比べ、はるかに高度なテクニックを必要とします。実技面での指導は、NPOのベテランメンバーに任せておけば安心です。しかし、彼ら曰く、理論面での説明に自信がないとのことです。NPOのメンバーは皆、一応に口下手なのです。

そこで、今年もやはり、私の出番となりました。明日は早朝から入間川に行きます。実際に現場を見て、被害の状況や経時変化を頭にイメージし、訓練の全体像を理論面で描き出し、それから具体的な技術手法を探るのです。

単に機器の取り扱いの習熟度を維持するための訓練や、シナリオに沿ったありきたりの連絡訓練も、確かに必要ではありますが、それだけでは十分とは言えません。

刻々と変化する実際の河川の状況に即し、しかも、科学的な理論に裏付けられた実戦向けの訓練こそ、私たちの理想であり目標なのです。明日からが楽しみです。


『★河川防除訓練とミーハー女房★』[2007年10月18日(木)]
昨日は平日にもかかわらず、ブログの更新をさぼってしまいました。というのも、私は東京にはいなかったからです。

昨日(10月17日)、栃木県宇都宮市の鬼怒川において、河川の水質事故(油・ケミカル等による汚染事故)を想定した、大掛かりな訓練、“関東地方水質汚濁対策連絡協議会 水質事故対策訓練”が開催されました。

この訓練には、国土交通省や関東地方の一都七県四政令指定市、地元自治体などの職員ら、総勢数百名が参加しました。また、地元の市民や体験学習の小学生ら、多くの見学者が訪れていました。

会場にはオーロラビジョンが設置され、一部はテレビ放映されたようです。河川での防除訓練としては、私の知る限り、国内最大規模ではないでしょうか。

私の任務は訓練の実況解説、オーロラビジョンで映し出される訓練風景を、一般市民の皆さんなどにわかりやすく解説することでした。昨年に引き続き、二回目のお呼びがかかったのでした。

宇都宮と言えば名物は餃子です。人に勧められ、新幹線での帰京の前、過去のコンテストで優勝したとの触れ込みの有名店に立ち寄ってきました。

私は餃子なるもの、普段はあまり好んで食べないこともあり、正直申し上げて、大きな感動までは至りませんでした。通の方が食したら、やはり、格別なものなのでしょうか。

さて、私は間もなくこのブロクを書き終え、都内の海運会社に出向きます。全社員を対象に環境問題に関する講演を行なうからです。

先方の事情で、約二時間の同じ講演を、二日間で四回繰り返すというハードスケジュールです。加えて、明後日からは沖縄県の西表島に出かけます。日曜日(10月21日)には、椎名誠さんと一緒に講演を行ないます。

“下士官(私の妻)”は椎名誠さんの大ファンです。是非サインを貰ってきてくれとせがまれ、既に彼の新刊を手渡されています。40を過ぎても女性はミーハーなのですね。


『水質事故対策訓練に参加』[2006年10月20日(金)]
昨日(19日)、栃木県藤岡町の渡良瀬遊水地において、河川及び内水域での水質事故(油・ケミカル等による汚染事故)を想定した、大掛かりな訓練、“関水協水質事故対策訓練”が開催されました。

この訓練には、国土交通省や関東地方の一都七県四政令指定市、地元自治体などの職員ら、総勢数百名が参加しました。

私は、訓練に先立ち、河川での防除資機材の使用方法などについて座学講義を行うとともに、訓練時にあっては、実況解説をいたしました。

会場にはオーロラビジョンが設置され、テレビ放映され、航空機も参加するなど、この手の訓練としては国内最大規模ではないでしょうか。

さて、海上保安庁では、我国における海洋汚染の発生確認件数を毎年集計しています。年々減少化の傾向を示し、平成13年には過去最低件数を記録しました。

平成15年には、やや増加しました。しかし、これは当時、日立港に座礁していた北朝鮮船“チルソン号”から、断続的に23回もの油流出が起きたことが大きな理由です。

平成15年の総発生件数は528件、これは平成10年の671件と比べ、件数マイナス143件、21%の減少です。うち、油による汚染の発生確認件数は382件でした。

一方、河川の水質事故発生件数に目を向けてみましょう。国交省では毎年7月、「全国一級河川の水質現況」をプレス発表しています。実は、河川における水質事故の発生件数は、年々、顕著な増加傾向にあります。

平成15年、総発生件数は964件、これは平成10年の516件と比べ、件数プラス448件、87%の増加となっています。うち、油による汚染の発生確認件数は777件でした。

海洋と河川、両者の油汚染事故だけを見て、その発生件数を比較したのが下のグラフです。平成10年から、両者の発生件数は完全に逆転し、現在、油汚染事故の発生件数は、河川が海洋の約2倍となっています。



すなわち、近年、我国の河川での水質事故は、大幅な増加傾向にあります。他方、海洋における件数は着実に減少しています。

こうした、両者の状況の明白な違いは、海洋汚染防止を研究テーマとする者の一人として、大変気掛かりなところです。

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