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海洋汚染情報 −海の事件簿−
海上で起きた重大な汚染事件・事故について、独自の視点から鋭くメスを入れ、分析・解説する”海の社会部デスク”、その名も”元海の男”、職業”(さすらい派)研究員”による海の事件簿。
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『★続報 利島沖で重大衝突海難発生★』[2007年07月30日(月)]
7月27日深夜、伊豆諸島の利島灯台(東京都・利島村)の北方約7.5キロメートルの沖合いで、シンガポール船籍のコンテナ船“WAN HAI 307(25,836総トン)”と、ギリシャ船籍のばら積み貨物船“ALPHA ACTION(77,211総トン)が衝突した海難のその後です。

衝突の結果、W号の左舷後部に、A号の船首部分が深く食い込みました。W号は機関室内に浸水、若干の油も流出しました。

両船を無理やりに引き離すと、W号の浸水又は油流出が一挙に進行する可能性があります。事故当日から指摘されていましたが、慌てて引き離してはならないのは、衝突海難の基本です。私もテレビの電話取材で解説しました。

したがって、慎重な調査が続けられていました。最終的に、両船を引き離しても沈没の恐れは無いと判断が下され、昨日(7月29日)午後から作業が開始されました。

衝突から引き離し判断までに二日以上を要した結果、両船は合体したまま漂流を続け、とうとう事故現場の東に、およそ150キロも流されてしまいました。

がっちり食い込んでいたため、引き離し作業はかなり難航したようですが、昨日午後5時までに成功したようです。大量の油の流出も無かったようです。

漂流中の二日間、たいした時化にも見舞われず、それこそ不幸中の幸い、ある意味運が良かったと言えます。不運が重なると、両船一度に沈没というケースもあり得るからです。

両船は安全確認が行われた後、港まで曳航され(A号は自力航行可能かもしれません)、海上保安庁による本格的な調査を受けるものと思われます。

ところで、私は今週一週間、夏休みを取る計画です。西伊豆や南伊豆方面で、家族とともにアウトドア生活を満喫してくるつもりです。

このところ、今回の衝突海難以外にも、漁船や遊漁船海難などが続いていて、後ろ髪を引かれる思いなのですが、以前からの家族との約束ごと、いたしかたありません。



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