こんにちは。
地域福祉課の膽吹です。
10月14日(日)、米原市社会福祉協議会では、災害ボランティアセンター初動訓練を行いましたのでご報告します。
災害ボランティアセンターは、被災された方々・支援を必要とする方々の困りごとと、県内外から支援に来られるボランティアの皆さんとの思いをつなぎ、ボランティア活動を調整するためのセンターです。
今年7月の西日本豪雨で被災した多くの市町では、災害ボランティアセンターが設置され、米原市社協からも複数名の職員を派遣し運営支援にあたりました。
また、6月末に市内で発生した竜巻災害においては、ボランティアが必要な方がおられないか訪問による聞き取りを行いました。
この竜巻災害への対応から、今回の総合防災訓練では、改めて災害ボランティアセンター設置に至るまでの初動の訓練を重点的に行うことにしました。
会場は米原市地域防災計画上の設置場所である米原地域福祉センターゆめホールで実施しました。
その模様を写真でお伝えします。
写真1(災害発生から職員参集)
愛らんど、やすらぎハウス、ルッチプラザの各拠点に震度6強の地震を受けて自動参集した職員が、指示に基づき、本部ゆめホールに参集しようとしているところです。
写真2(情報収集をどのようにするかを考えているところ)
各職員が先遣隊として情報収集を行うまでの役割分担をしているところです。被害が大きい地域に多くの職員を先遣隊として派遣をします。
写真3(情報整理をしているところ)
各職員が先遣隊として現地で情報収集を行い、持ち帰った情報を本部ゆめホールで地図や写真を用いながら倒壊家屋や避難者の情報などを整理をしているところです。ボランティアニーズがどこにあり、どこに災害ボランティアセンターを設置するかを考えています。
写真4(関係機関と情報共有)
災害ボランティアセンターの設置について社協内で協議したのち、災害対策本部との情報共有と、設置の検討を社協から依頼しています。
写真5(災害ボランティアセンターの設置が決まり、職員の任命を行なっている)
米原市災害対策本部から社協へ災害ボランティアセンター設置の依頼を受け、ボランティア班、ニーズ班、マッチング班、総務班など各役割へ任命を行ないます。
訓練当日にすぐに振り返り会議を行い、マニュアルなどについて話し合いました。
これからも米原市に災害が起こったときに迅速に正確な判断をしながら動けるように訓練を続けていきたいと思います。
しかし、今回は、社協職員が全員無事でいることを前提として訓練を行いましたが、社共職員が動けない状況となることも考えられます。
米原市社会福祉協議会では、災害ボランティアセンターの運営をお手伝いいただくボランティア「災害ボランティアセンター運営サポーター」の登録制度をもうけています。
災害時には、災害ボランティアセンター運営をお手伝いいただくとともに、平常時も災害ボランティアセンター訓練などの参加案内をさせていただきます。
災害ボランティアセンター運営サポーターにご興味のある方はぜひ気軽に下記までお問合せいただければと思います。
【お問合せ先】
伊吹地域活動センター 0749-58-1770