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CSR

企業寄付のあり方を探る(後半)



(宮崎県)特定非営利活動法人 子どもの森

代表者氏名 横山謙一
CANPANブログ http://blog.canpan.info/kodomonomori
宮崎県東臼杵郡門川町城ヶ丘2−2
http://www.kodomonomori.info/

横山氏の地元、宮崎県東臼杵郡門川町の環境悪化を危惧し、
「少しでも子どもたちの体験の場を与えるために自然を守っていかなければ」
という想いから平成15年に設立。
活動は植樹と手入れなどの「森作り」と、
子どもたちへ自然に触れる場を提供する「環境プログラム」
二本立てで行われている。

「森の学舎(まなびや)」
子どもたちが自由に遊べる場所になっている。

※ 以下、森の学舎の修繕前から修繕後の現在に至るまでの写真です。
修繕前の写真は子どもの森からお借りしたものです。

「森の学舎 入口の可愛らしい看板 2009年12月1日撮影」


「森の学舎 譲渡されたときの分校 2008年撮影」


「森の学舎 みんなで防腐剤を塗っている様子」


「森の学舎 修繕後外観 2009年撮影」


「森の学舎 修繕後外観の様子 2009年12月1日撮影」


「室内の様子 近くの学校からもらった机など 2009年12月1日撮影」


「木の実やつる、落ち葉などをつかった可愛い置き物 2009年12月1日撮影」



寄付金の使途

森の学舎 土地借用代(昨年度)  11万4000円
浄化槽修繕費           10万円
森の学舎 土地借用代(本年度)  11万4000円

計               32万8000円

※残りは来年度の森の学舎の土地借用代、電気代にあてられる。

――――――――――――――――――――――――――――――




ウィル・シードさんから支援を受けたこの2つの団体は、主に寄付金をインフラ整備に使用。
そのことで活動の効率性も上がり、さらに情報開示も進みました。
今では情報開示度が5つ星になりCANPAN内のモデル団体としても注目されています。

寄付した少ないお金が具体的にこういう風に工夫してつかわれたんだ・・・
とかこんなところで苦労しているんだとかこの40万円が次に繋がればいいなとか、
実際に団体を見て報告していただいたことでそんな風にイメージができましたね。
寄付した側からすると凄く嬉しいです。」

また「寄付」という形で市民活動を支援することの意義を、
船橋さんはこのように語ってくれました。



「キーワードは“循環”だと思うんです。

みなさんが頑張って工夫してお金をつかってくれたことを聞いて僕もとても嬉しいし、
こういうことに関われたことが嬉しかったという話をすることで、
他の企業も僕の考えに賛同してくれるかもしれない。

寄付でもいいしCSRでもいい
そんな活動が市民団体や企業の間で循環していったらいいなと思いますね。

今、CSRに関する考え方はどんどん進んでいますから、
NPOや市民活動をされているみなさんは活動を続けて踏ん張っていれば、
絶対にいい方向に進むと思います。

ブログなどをどんどん使って頑張って情報を発信し続けて欲しいです。
これからに期待したいですね。」

企業のCSRの一環として
「寄付」という形で企業が市民活動と繋がることを実践して見せたウィル・シードさん。
今後も寄付やまたそれ以外の形で、市民活動との繋がりを考えているということです。




追記 

ウィルシードさんからの80万円の寄付の行方を探るため、
宮城県仙台市と宮崎県東臼杵郡門川町へ足を運んできました。

伺った12月初旬はどちらの山もすっかり冬景色。

いろいろな説明を受けながら山を歩き、
ふと足下に目をやると落ち葉のじゅうたんの間に
たくさんの忘れものを発見しました。

可愛い忘れものの中からお気に入りをみつけるためにしゃがみこみました。
おみやげを拾っていると、時折吹く冷たい風が頬に伝ってきました。




風はザワザワと大きな音を立て葉を揺らします。
大きな杉も風と一緒にゆらゆらと揺れています。

花粉の季節にはきっと辛いこの光景も、大自然の冬山では情緒的に映ります。

雨にも風にも負けずに自然と正面から立ち向かう、
元気で親切な団体の皆さんの活動と暖かい笑顔にふれ、
今回もまたさらなる新境地を確立してみたくなりました。

宮城県 仙台市森林アドバイザーの会のみなさんの話を聞いていて、
ググっとロマンを感じたのは、
『チェーンソーで木を切り倒す』という作業。

「木が倒れる瞬間はなんとも言えない感動がある」という
その言葉をそのまま受け止め、来年チェーンソーデビューをしてみたいと思います。



そして個人的にとっても楽しみなのは、宮崎の子どもの森が運営している
『森の学舎』の広場にまもなく誕生するという露天の五右衛門風呂

すぐ隣は山なので、動物たちがのぞいてきそうなそんな場所に完成するという
そのお風呂は横山さんの愛情たっぷり、
どんな露天風呂よりも夢があって気持ちがよさそうでした。

春になって暖かくなったらこっそりこようと計画中です。



↑仙台の箱倉山でみつけた不思議な木。

巻きついていたツルをきれいにとったところ、こんな形になっていたそうです。
ツルの力はすごいですね。

森には森のルールがある。

森は生きているのだ。

(取材日2009年12月10日 東京恵比寿 インタビュー・文章 本司有香)
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2009年12月21日(Mon) UP CSR