CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2018年10月31日

「学生×地域づくり実践事例発表会」取材報告

2018年10月31日(水)

「学生×地域づくり実践事例発表会」取材報告

 先日21日、栃木県主催、NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク実施協力による「学生×地域づくり実践事例発表会」が栃木県庁東館4階講堂にて行われ、県内の高校生・大学生、他社会人など約100名が参加していました。

 「学生×地域づくり」は県内の高校生・大学生で地域づくりの活動を行っている方から講演を聴き、その後実践者と参加者の交流を行い今はまだ地域づくりに「踏み出せずにいる若者」と「実践している若者」が出会う場として行われました。 さらに今回交流するだけではなく、実際活動に参加してもらおうと「若者の地域づくり体験事業」も行われる予定となっています。

gakuseitiiki.JPG
あしかがフラワーパーク 早川公一郎さんによる基調講演

 初めに学生や若者だけではなく、大人の方がどのような地域づくりに取組んでいるのかとして株式会社足利フラワーリゾート(あしかがフラワーパーク)代表取締役社長 早川公一郎さんによる「あしかがフラワーパークの挑戦の軌跡」についてお話をしていただきました。 あしかがフラワーパークは2014年CNN「世界の夢の旅行先10選」や「日本三大イルミネーション」に選ばれるなど、年間150万人を国内や世界から集客しています。

 あしかがフラワーパークの歴史として元々祖父の方が趣味で大藤を地域の方に楽しんでもらう為に始まったということからイルミネーションで行ってきたこと、藤やイルミネーション以外での集客についてなどついてお話していただきました。

 次に栃木県内で行われている学生×地域づくりの実践事例について4つの取組み@栃木県立烏山高校「まちづくり研究会」、Aつぶつぶ大学放送部、B一般社団法人えんがお、C栃木県立宇都宮北高校の紹介が行なわれました。

gakuseitiiki2.JPG
学生×地域づくり実践事例発表会

 初めに栃木県立烏山高校「まちづくり研究会」(以前まちぴあ主催「若者とまちづくりシンポジウム」の際に発表いただきました。)の紹介が行なわれました。 平成20年に、烏山高等学校と烏山女子高等学校が統合し開校された、現在の烏山高等学校で取り組まれている烏山学は、将来、地域社会で活躍するリーダーを育成することを目的に、那須烏山市や県内複数の大学、那須塩原市、社会福祉協議会などと連携して行っているプログラムです。

 1学年全生徒を対象にした共通プログラム「山あげ体験学習(前山体験・芸能体験・大屋台野外体験など)」では、祭りの醍醐味を理解すること、入り口に地域の現状や課題について考える。 まちづくり研究会ではJRが山あげ祭りの開催に合わせて走らせた臨時列車「烏山号」に市役所職員と同乗し、烏山のPR活動を行ったとお話いただきました。 烏山地域の文化、教育、産業、建築など14の選択プログラムは事前オリエンテーションとフィールドワークから構成されているとお話していただきました。

 次にコミュニティFM放送局「ミヤラジ」で毎週水曜日18:00-18:55の枠でSNSを駆使した、学生による情報バラエティ番組を生放送する「つぶつぶ大学放送部」の紹介が行なわれました。 若い人にもっとラジオを聞いて欲しい、宇都宮をもっと好きになってほしいという想い、メンバー同士では宇都宮の魅力をより知りラジオで発信しているそうです。 現在メンバーは宇都宮大学のみですが宇都宮市内の大学生のメンバー募集も行っているとお話していただきました。

 次に大田原で高齢者の孤立化の予防と解消ができる地域の仕組みを作り(商店街空き店舗を活用した世代間交流事業や生活支援)に取り組んでいる「一般社団法人えんがお」の紹介が行なわれました。 栃木県内の独居高齢者数53,000人のうち5000人以上が会話頻度1週間に1回以下、制度が使いたくても使いにくいそんな方へ、学生(若者)がお手伝いに赴き、支援後には会話(交流)の時間を作っている。 

 また、クラウドファンディング「【栃木県発】高齢者と若者の課題を解決! 空き店舗を多世代が集う交流拠点に変えたい」では、学生や地域の方、クラウドファンディングに支援した方々が協力し合いながら改修作業を行い、1階は交流スペース(高齢者と若者)、2階は勉強スペース(若者の課題:市内に勉強できる場所が少ない)ができる交流拠点のことや、活動に対してどのような想いで取り組んでいるかなどお話していただきました。

 次に栃木県立宇都宮北高等学校が行っているIEA(国際教育活動)の取組みの紹介が行なわれました。 宇都宮北高等学校が行うIEAは「総合的な学習の時間」として課題解決学習・グループ自主研究を行っており、2015年国連で採択されたSDGsの17文やからテーマを決めているそうです。 SDGsより研究テーマを考え、先行研究の確認、フィールドワーク(関連している団体などへ)、課題研究中間報告、課題研究発表大会に取り組んでおり、学生は当事者意識や自己肯定感が高まっているとお話していただきました。

gakuseitiiki3.JPG
地域づくり実践者によるトークセッション

 次にと基調講演でお話していただいたあしかがフラワーパーク 早川公一郎さんと実践事例発表の発表を行った各団体の代表や登壇し、活動し始めたきっかけや、やりがいや良かったことなどそれぞれお話していただきました。 きっかけについて「初めはできると思って始めた訳ではなく必要としている人が目の前にいたから」、「やりたいことの為に始めた、行っていく中で視野や出会いが広がった」、「取組みのお話を聞いて自身も関わりたいと思った」とお話いただき。 やりがいや良かったことでは「対象者が笑顔になる場面を目の前で見れる」、「人とのつながりがうまれる」、「地域の人と交流でき、大人が関心を持ってくれる」などお話していただきました。

gakuseitiiki4.JPG
地域づくり活動実践者との交流

 最後に行われた地域づくり活動実践者との交流ではそれぞれ話を聞いてみたい取組みの所に移動し、質問を行い、活動をもっと深く知る時間となりました。 地域づくりに興味はあるけど・・・という学生にとって今回のプログラムは良い機会になったかと思います。 

センターとしては今年度から始まった「学生ボランティア体験プログラム」や学生団体の登録があるなど高校生や大学生との関わりが深くなってきました。 現在学生がどのような分野に興味関心があるのか考えながら事業を進めていきたいとかんじました。

(記事作成:小松)

2018年10月30日

「子どもの権利条約フォーラム2018inとちぎ」開催のお知らせ

子どもの権利条約フォーラムは、「子どもの権利に関連した実践・経験の交流」「子ども同士そして子どもと大人の交流やパートナーシップの関係づくり」を目指し、子どもの権利条約ネットワークのよびかけのもと、1993年より各地で開催しています。

11月3日、4日に足利にて子どもの権利条約フォーラムが開催されます。
全国フォーラムとして栃木県内での開催は初となります。

1日目は、こどもの里の映画「さとにきたら ええやん」の上映と理事長 荘保さんの講演。
2日目は、子どもに関わる分科会(午前12分科会、午後13分科会)が開催されます。
また、11月3日は「足利っ子 わいわいフェスタ14」も同時開催されます。
こどもの支援に関わる県内団体も多数参加します。この機会に子どもがおかれている状況を知り、子どもとおとなで語り合いませんか?

Dmm9iGnUYAA94Zg.jpgDmm9iGnVsAANsNC.jpgDmm9iGoU8AEUvPd.jpgDmm94LUVsAAadxl.jpg

※クリックすると拡大します。

●日 時: 11月3日(土)15:30〜17:30(受付 10:00〜)
      11月4日(日)10:00〜16:00(受付 9:30〜)

●会 場: 足利市民プラザ(足利市朝倉町264)
      足利地場産センター(足利市田中町32-11)

【プログラム】
〜1日目〜
13:30〜 フォーラム記念上映会「さとにきたら ええやん」
15:30〜 全体会 開会セレモニー
16:00〜 講演会「子どもが生きる力を守る」〜子どもの貧困と子どもの権利〜
      認定NPO法人こどもの里 理事長 荘保 共子さん
18:00〜 交流会(別途参加費が必要)

〜2日目〜
10:00〜 分科会(A1-A12)
13:00〜 分科会(P1-P13)
15:00〜 エンディング 閉会セレモニー

●参加費:18歳未満はフォーラム参加費 無料 
単日参加 11/3のみ 1,300円  11/4のみ 1,000円
両日参加 2,000円
交流会 大人 2,000円 子ども(〜生徒・学生) 500円
その他、託児あり(事前申込)

●申込 ※当日参加可
申込フォームまたはFAX
参加申込フォーム
託児申込フォーム 

【問合せ】
子どもの権利条約フォーラム2018inとちぎ実行委員会
(事務局 あしかが子どものえがおネット 担当:三田)
FAX: 0284-42-8616 
メール:kodomonokenri.2018tochigi@gmail.com
HP http://kodomo-forum.jp/wp/
Facebook https://www.facebook.com/kodomonokenri.tochigi/
Twitter  https://twitter.com/kodomo_tochigi

「とちぎ協働推進大会2018」開催のお知らせ

2018年10月30日(火)

とちぎ協働推進大会2018
地域をともに支え次代を創る〜協働で創るとちぎの共助社会〜

 人口減少・超高齢社会の到来など、地域社会が急速に変化する中、複雑で多様な地域の課題に対応していくためには、行政のみならず、県民、NPO、企業、団体など、多様な主体がとちぎづくりに参画し、知恵と力を結集しながら、協働の取組を展開していくことが重要です。

 県では、多様な主体が実践した協働による取組の成果を共有するとともに、参加者の交流を通して、更なる協働の取組の拡大を促進するため、とちぎ協働推進大会を開催します。

kyodosuisin.jpg kyodosuisin2.jpg
※クリックすると拡大します。

●日 時: 11月5日(日)13:00〜16:45

●会 場: 栃木県庁東館 4階講堂ほか(宇都宮市塙田1-1-20)

【プログラム】
〜第一部〜
1 主催者あいさつ(13時00分)

2 輝く"とちぎ”づくり表彰 表彰式(13時05分から13時20分まで)

3 基調講演(13時20分から14時50分まで)
テーマ 市民活動のこれまでとこれからの協働のまちづくり
講 師 NPO法人グラウンドワーク三島専務理事 渡辺豊博 氏

4 第一部総括「基調講演の振り返りと分科会に向けて」
  (14時50分から15時00分まで)
講 師 とちぎボランティアNPOセンター所長 三橋伸夫 氏

〜第二部〜
1 テーマ別分科会(15時15分から16時45分まで)

「とちぎの次代を担うこれからの協働」
(コーディネーター)NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク代表理事 岩井俊宗 氏
(事例発表)
@とちぎハイスクールフェスティバル実行委員会 大野智成 氏
A宇都宮大学地域デザイン科学部 松本大知 氏、小保内洸平 氏
B一般社団法人えんがお 小林千恵 氏

「協働を推進する人材の育成」
(コーディネーター)
(一社)とちぎ市民協働研究会代表理事 廣瀬隆人 氏
(事例発表)
@栃木県地域協働推進員 人見浩 氏
A栃木県地域協働推進員 林美幸 氏

「輝く"とちぎ”をつくる協働〜知事表彰受賞団体の発表〜」
(コーディネーター) 帝京大学教授 内貴滋 氏
(事例発表)
「輝く”とちぎ”づくり表彰受賞団体」
(最優秀賞1取組、優秀賞2取組)による発表。

●参加費: 無料  ※当日来場可

【申込み・問合せ】
栃木県県民文化課県民協働推進室
FAX: 028-623-2121 メール:kyodo@pref.tochigi.lg.jp

2018年10月29日

第4回まちぴあまつり2018実行委員会(振り返り) 実施報告

2018年10月29日(月)

 10月29日、今月8日(月・祝)に開催した「まちぴあまつり2018」の振り返りを兼ねた実行委員会(第4回:最終回/平成30年度第3回利用者協議会役員会)を実施しました。

 会議には、役員団体を含めまつりの実行委員として関わって下さった6団体8名が集まって下さいました。

DSC07931.JPG


 今年のまちぴあまつりは、登録団体22団体が参加し、まちぴあ利用者の皆さんや地域住民方々、近隣小学校の皆さんなど約420名が来場し、盛大に行うことができました。

 振り返りでは、今年「ものの試し」で設置し、切り盛りも全て出演団体の皆さんにお願いした参加団体自主運営の「自由ステージ」が好評であったことや、「自然教室ネイチャーフレンド」「KAKEHASEEDs」の大学生主体2団体による、

「特別企画〜若者企画」(まちぴあ南側駐車場)

 が、たくさん来館下さった子どもたちの関心と興味をひきつけ、お姉さんお兄さんの活躍で、子ども達と遊んでくれたこともあって、会場内が更に盛り上がり、とても良い雰囲気を演出できたと高評価がありました。こうした、子ども達や若者を巻き込む取り組みは、まつりとしても継続していこうという意見が多数出ました。

 また、まちぴあという限られた敷地でのコンパクトなお祭りであることを活かすために、発表や販売など従来の出展形式に加え、工作遊びや体験コーナーなど「参加型」であり、市民活動・まちづくりの特徴でもある「みんなで作る、手づくりのイベント」を目指していこうという次回の目標もおぼろげながら描くことができました。

 具体例としては、昨今人気のハロウィンにのっかりながら、まつり会場内で「仮装ワークショップ」など参加型の変身コーナーを設け、簡単に作れるプチ仮装に参加してもらいながら、まつりも楽しむといった案が出されるなど、幼児〜小学低学年と家族連れ、また高齢者の皆さんが気軽に楽しんでくれる姿が見えた今回のまちぴあまつり。

「気軽に」「楽しく」「手作り」で、あたりを背景としたまつりの開催を通じて、出展者も来場者も参加できる敷居の低いイベントの純度を高めていこうと、改めて思えた振り返りとなりました。

 まちぴあが行う、まちづくり。登録下さっている団体の皆さんが行う、まちづくり。その姿を表現する場として、来年のまちぴあまつりも開催を目指したいと思える会議でした。

(記事投稿:小倉)

 

「地域づくりチャレンジ3days〜キックオフオリエンテーション〜」開催のお知らせ

2018年10月29日(月)

平成30年度とちぎ地域づくり担い手育成事業
栃木県主催 NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク協力
地域づくりチャレンジ3days〜キックオフオリエンテーション〜

3days.jpg 3days2.jpg
※クリックすると拡大します。

●日 時: 11月4日(日)13:00〜16:00 キックオフオリエンテーション
      11月14日(水)〜実践フィールドワーク ※締切:11月3日(土)

●会 場: キックオフオリエンテーション:栃木県庁 本館9階会議室3

「この街をもっと良くするには、どうしたらいいだろう」そんな想いを持つあなたへ向けた、実践型プログラムです。 地域づくりの現場を舞台に、仲間と出会い、様々なスキルを学びながら自らの想いを形にし、課題を解決し、たくさんのHappyを生み出す。さあ、新しい自分と新しい街に出会える3日間へ、飛び込んでみませんか?

≪キックオフオリエンテーション≫
全員参加の導入プログラムです。受入4団体のミッションと抱える課題を知り、関心を持った団体とのマッチングを行います。そして、実践フィールドワークの3日間で実行するアクションチャレンジを考えます。

◆タイムスケジュール
13:00〜13:10 オリエンテーション   
13:10〜13:30 特別講座「地域づくりのプロセスについて」
13:30〜15:00 受入団体の取り組み紹介 
15:10〜16:00 アイデアグループワーク 終了

【250+(ニッコウプラス)】 
活動種別:まちなか 場所:日光市
ミッション:「しばらく、図工室。」の活用アイデアを実現化する

活動内容
2018.11.25(日)オリエンテーション、旧今市市街散策
2018.12.16(日)地域活性化イベントアイデア会議、準備
2019.2.11(月・祝)地域活性化イベント準備、実施

団体概要: 日光の活性化を目指し、日光市内の若者を対象とした地域リーダーを育成してきた日光創新塾からうまれた「250+(ニッコウプラス)」は、旧今市市街地を中心に、空き店舗を活用した「若者一日商店街〜日光あきないプロジェクト〜」や、シェアスペース「しばらく、図工室。」などのプロジェクトを起こし、活動している。メンバーの中には、本業がまちなかでのゲストハウスの運営者であるなど地域に根ざした若者のチームであることも特筆したい。

【一般社団法人えんがお】 
活動種別:高齢者福祉・まちづくり 場所:大田原市
ミッション:まだ見ぬ地域資源の発掘 &「安心できるつながり」の構築

活動内容
2018.11.17(土)オリエンテーション、地元のお祭りの手伝い
2018.12.15(土)地域高齢者との交流・ヒアリング
2018.12.16(日)地域高齢者の困り事対応実践

団体概要:大田原市街地を中心に、学生とともに、孤立、また孤立予備軍の高齢者の御用聞き ( 生活におけるちいさなお困り事解決、例えば電球交換など ) を通じて、高齢者の生活に安心感と人とのつながりを作る活動をしている。大田原市中心部の空き店舗を地域交流拠点 ( 交流サロン、学生の勉強スペース ) とすべく、学生や地域の方々と改修作業を行いオープン。若者と高齢者・地域住民が日常的に関わり合える空間づくりが進んでいる。

【NPO法人くまの木里の暮らし】 
活動種別:農林自然 場所:塩谷町
ミッション:町内産出の船生石でピザ窯作り&しおやピザ(仮)の考案・体験プログラム化

活動内容
2019.1.12(土)オリエンテーション、地場石材でピザ窯づくり
2019.1.26(土)ピザ焼き体験、オリジナルピザの考案・開発
2019.1.27(日)「しおやピザ」焼き体験、体験プログラム化準備

団体概要:美しく豊かな山と川と田園に囲まれた塩谷町にある宿泊型体験学習施設「星ふる学校くまの木」を活動拠点に、次世代につながる魅力ある地域づくりを目的として、農村振興、子どもの健全育成、環境保全などに係る事業を展開している。数多くの受賞と全国のモデルとなっている。

【一般社団法人栃木県若年者支援機構】
活動種別:福祉 場所:宇都宮市
ミッション:地域全体でこどもを育む!大人巻き込み大作戦

活動内容
2018.11.14(水)オリエンテーション、学習ボランティアの実践
2018.11.21(水)支援者(ボランティア等)拡大ためのアイデア会議
2018.12.1(土)支援者(ボランティア等)募集の準備、実践

団体概要:若年無業者の就労支援から始まり、生活困窮家庭の子どもたちへの就学支援、孤立しがちな家庭やその子どもたちと地域住民の関わりあいを広げ深めていく「こども食堂」などに取り組んでいる。近年では、栃木県内の「学習支援」のネットワーク形成を行い、運営ノウハウの共有や質の向上にも取り組んでいる。

●対 象: 栃木県内での地域づくりに興味のある方

●費 用: 無料 

●定 員: 50名

●申込方法: 地域づくりチャレンジ3days 申込みフォーム

【申込み・問合せ】 NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク
〒320-0808 栃木県宇都宮市宮園町8-2 松島ビル2F
TEL: 028-612-3341 メール: ysn_office@tochigi-ysn.net

2018年10月26日

地域カフェ-地域×若者 政治を考える おしゃべりイベント-開催のお知らせ

2018年10月26日(金)

栃木県選挙管理委員会 栃木県明るい選挙推進協議会主催
NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク 運営協力
地域カフェ-地域×若者 政治を考える おしゃべりイベント-

machicafe.jpg
※クリックすると拡大します。

“若者の政治参加”なんて聞くけどピンとこない・・・そんなあなた!
自分と政治の関係を一緒に考えてみませんか?

●日 時: 10月30日(火)、11月6日(火)18:15〜20:15
●会 場: 宇都宮大学 峰キャンパス ラーニングコモンズ2
      (〒321-8505 栃木県宇都宮市峰町350 5B棟2階)

≪プログラム≫
1.はじめに・主催者挨拶  2.ゲストを交えたトークセッション
3.自己紹介・アイスブレイク  4:ワークショップ
5:まとめ・アンケート記入  ※終了後、簡単な交流会予定(30分程度)

■10月30日(火):トークテーマ
社会課題を解決する活動と政治・選挙との関わりって? 地域での活動や社会貢献活動の目的のために政治・選挙から出来ることって?

◆ゲスト:
・松田 悠希さん(あいあい食堂) 
大学院生で、多世代が安心してくつろぎながら食事ができる子ども食堂を運営。
・池田 明日美さん(おるたの家) 
大学4年生。小山市にあるフリースクールの運営サポートをおこなう。
・須藤 美貴さん(ほんわか大木須♪) 
那須烏山氏の大木須地区で地域活性化に取り組む大学3年生。
・渡邊 貴也さん(さんかくサロン) 
今回のテーマの進行を担当、市民の声と政治を繫ぐコーディネーター。

■11月06日(火):トークテーマ
若者の声を政治・選挙で届ける意義ってなんだろう? 社会の時事問題や政治家・候補者の情報の集め方ってどんなものがあるの?

◆ゲスト:
・渡邊 貴也さん(さんかくサロン)
「このまちの正確な情報を知りたい」「自分達の声を少しでも市政に反映させたい」「他の住民や行政の方と気軽に情報交換したい」そんな市民の方に対して『地方の政治』をつなぐ場づくりをすべくさんかくサロンメンバーとして那須烏山市にて活躍されている。
・門間 大輝(進行・トークセッションコーディネーター)

●申込方法: 地域カフェ 申込みフォーム or 当日参加OK!

●参加費: 無料

【申込み・問合せ】 
NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク
〒320-0808 栃木県宇都宮市宮園町8-2 松島ビル2F
TEL: 028-612-3341 メール: ysn_office@tochigi-ysn.net

2018年10月25日

これからの働き方とキャリア「パラレルキャリアと兼業・副業が個人と社会にあたえる効果とは〜人生百年時代の生き方・働き方〜」参加報告

10月14日(日)、宇都宮市男女共同参画推進センターアコール主催のワーク・ライフ・バランス講演会「パラレルキャリアと兼業・副業が個人と社会にあたえる効果とは〜人生百年時代の生き方・働き方〜」にスタッフ1名が参加してきました。

講師は法政大学大学院政策創造研究科教授で「時間と場所を選ばない パラレルキャリアを始めよう!」著者の石山 恒貴氏。栃木県内での講演は初ということで、日曜日ながら男女56名の参加者が集まりました。託児ありの講座だったので、パパ・ママ世代の方も多く集まりました。

CIMG4540.JPG


まずは現代の社会と雇用の変化から。現代の社会では、人間の適応力を超える技術変化が50年続いています。ITの発展により、企業でも集団から数名でのプロジェクト化が進んでいます。
そんな中、2007年生まれの日本の子の50%が107歳まで生きるという、100年ライフ時代が訪れようとしており、「ライフシフト」が提唱されています。目に見えるもの(土地、金銭など)が大事だった生き方から、目に見えないもの(人脈、健康、チャレンジなど)が大事になる生き方へと変化しつつあり、直線的な3ステージ(教育・仕事・引退後)の生き方からマルチステージへ、という提案が成されています。
その流れから反比例するように、3ステージキャリアのモデルである、終身雇用を望む日本人は年々増加し90%にも達しています。それは、日本人は働くこと=雇用と思っているからではないか。実際、就労者のうち9割が雇用されている関係にある。でも1950年代の雇用割合は50%で、雇用が中心となる時代はつい最近の出来事。昭和30年代は雇用されてなくても幸せに暮らしていたのです。時代変化が激しい中、終身雇用という制度はいつまで続くか分かりません。1つの会社=シングルキャリアの生き方が難しくなってきている今、職業キャリアのことだけではなく、ライフイベントも含めたライフキャリアが重要となってくるのです。
パラレルキャリアはドラッカーが提唱したもので、家庭ワーク(家事・育児・介護など)、有給ワーク(雇用・自営・兼業・副業など)、ギフトワーク(ボランティア・NPO・社会活動など)、学習ワーク(学びなおし・リカレント教育・社会人大学・勉強会など)の4つのワークを組み合わせ、同時進行することでライフキャリアを豊かにする考え方です。

CIMG4541.JPG


パラレルキャリアに取り組む企業の事例として紹介されたのが、NPO法人二枚目の名刺
「サポートプロジェクト」への参画。NPO法人二枚目の名刺が実施しているNPOの課題解決「サポートプロジェクト」が中堅のリーダーシップ研修に向いているのではと気付いた企業側が説明会を社内に誘致、企業はきっかけだけ与えています。参加者にとって、シェアド・リーダーシップや目標がないといった曖昧さの気持ち悪さに慣れる自体学びであり、自分の暗黙の前提で同じだと思ってしまっていた考えにズレがあった際に表現開示をする必要に気付き、視野の拡大に繋がります。失敗が許される実験的趣向はデザイン思考を向上させるなどの効果があります。
ロート製薬「社外チャレンジワーク」では、震災時の支援活動による体験を日常的につくれないかと始まったもので、地域を跨いだパラレルキャリアを認めています。パーソルキャリアでの「社内ダブルジョブ」は別部署の業務にも関わる会社の中でのパラレルキャリアを創出しています。
ビースタイルの「踊る広報」は育児活動・PTAなどを加味した就職コンサル「主婦ジョブ」を自社の社員にも適用した形で、ダンサーの活動が広報という仕事にも相乗効果をもたらした事例です。

パラレルキャリアで注目されるのが兼業・副業。厚労省モデル就業規則を習い長らく兼業・副業禁止としていた会社が多かったのですが、2018年1月に規則改正されました。
柔軟な形で地域活性化したいと考えている地方地自体では、地域貢献活動に関する報酬を認める形での副業解禁の動きもあります。自治体が副業・兼業を積極的に取り入れた例として、広島県福山市での兼業・副業限定の戦略顧問募集の事例が紹介されました。実はこの顧問に採用された5名のうち1名は「社外チャレンジワーク」を実施しているロート製薬の社員ということで、企業のパラレルキャリア戦略が他セクターに波及した事例でもあります。
北九州市の「次世代ワークデザイン研究会」の取り組みでは、当初は兼業・副業には反対の姿勢だった企業も、回を重ねるごとに出向など外からの考えを既に取り込んでいることに気付き、兼業・副業にこだわらずに柔軟な働き方を行う必要性を認識。企業間コラボも実現したそうです。

場があり、人が集うと何かが生まれる。そのため、パラレルキャリアとコミュニティカフェは相性が良い。その例として、小箱ショップから、講師、地域活性イベントへと展開した港南台タウンカフェの事例を挙げていました。

まとめとして、これから高度化・複雑化していく社会では創造性(クリエイティビィ)、協働(コラボレーション)、コミュニティ、コーティングの4つの能力が必要とされ、大学までの学びを時々引き出す「銀行型」から、作り方を大学まで学び、その後は自分でアレンジしてレシピを作る「料理教室型」が求められています。そんな社会に適応するためにも、パラレルキャリアへの期待が高まっています。
但し、パラレルキャリアが組織(組織人)から嫌な顔をされる「パラレルキャリア迫害問題」や、パラレルキャリアをして得た感情や情熱が、組織に戻った際に段々忘れ去ってしまう「パラレルキャリア風化問題」もあり、組織文化との程よい関係性を考えていく必要があります。

最後に、パラレルキャリアに興味はあるが仕事が忙しく、どこから始めれば良いのかと感じている人に向けて、まずは興味を持つ、ネット検索などで調べる。さらにはコワーキングスペースやカフェに行ってみることを薦めていました。

質疑応答では、パラレルキャリアについてどの段階で会社に報告すればよいのかといった意見が挙がりました。就業規則で副業禁止だったが、社員からの相談で副業解禁にしたサイボウズの例を挙げていました。

NPO法から20年、地域の担い手は高齢化しています。パラレルキャリアを推進することで、シングルキャリアだった人々が社会的活動に関わることにもなり、地域課題・社会課題解決を今より促進することが出来る。自宅介護や待機児童などの問題が解消することで、結果的に有給ワークをシングルキャリアではない形で安定させることが出来るのではないかと感じました。

そのためにも、社会活動や地域活動をより身近にするきっかけ作りと関わりやすくする整備を如何に行うか、中間支援組織の課題と捉えます。

(記事投稿:鈴木)

【参考URL】
東洋経済オンラインストア:書籍紹介LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
ロート製薬株式会社:目的は「兼業解禁」ではなかった?働き方改革の舞台裏
パーソルキャリア株式会社:社内で兼業してみた結果は?!「社内ダブルジョブ」最終報告会実施
@人事:“踊る広報”柴田菜々子さんに聞く、週3日勤務×パラレルキャリアという生き方
ビズリーチ:日本初! 広島県福山市が兼業・副業限定で戦略顧問募集
北九州市:北九州市次世代ワークデザイン研究会〜平成29年度 雇用する側からみた副業・兼業について〜
株式会社イータウン:港南台タウンカフェの実績
サイボウズ式:「時間外」に「好きなこと」で副業。これって、何か問題あるかなぁ?

「レゾナンツバロックコンソートin文化財」開催・ボランティア募集のお知らせ

2018年10月25日(木)

宇都宮市市民活動助成金交付団体
レゾナンツバロックコンソートin文化財〜歴史的建造物と古楽器による演奏会〜

20181103-resonanz.jpg 20181103-resonanz2.jpg
※クリックすると拡大します。

古楽楽団レゾナンツ・バロック・コンソートとは
バロック音楽を合奏する小編成オーケストラ。”Resonanz”とはドイツ語で共鳴の意味。音楽修辞学と歴史的背景をふまえたバロック奏法を目指します。バッハを中心とするバロック時代のカンタータ、室内楽曲、協奏曲に取り組みつつ、バッハの大オラトリオの合奏を目指しています。

【参考URL】情報誌「まちぴあ」特集:松が峰教会で、音楽コンサート

●日 時: 2018年11月3日(土・祝)14:30開場 15:00開演 17:00終演

●会 場: 宇都宮・カトリック松が峰教会(栃木県宇都宮市松が峰1-1-5)

≪Vol.4プログラム『バッハの初期カンタータへの道筋』≫

講演 『バロック時代のヨーロッパと松ヶ峰教会のルーツ』
宇都宮大学名誉教授 橋本 孝 (楽団顧問)​

J.S.バッハ カンタータ BWV106 ”Actus tragicus” 全曲​​​​​​
J.S.バッハ カンタータ BWV161 ”Komm, du süsse Todesstunde” 全曲
D.ブクステフーデ BuxWV103 ”Walts Gott, mein Werk ich lasse”
J.S.バッハ 管弦楽組曲題3番 BWV1068より ”G線上のアリア”
J.H.シュメルツァー 3つのヴァイオリンのためのソナタ 二長調  ほか

●チケット: 
一般前売/3,000円 一般当日/4,000円【全席自由】
大学生以下/2,000円(前売・当日共通) 小学生以下/1,000円(前売・当日共通)

●チケット取扱い:
宇都宮市文化会館プレイガイド TEL: 028-634-6244
・栃木県総合文化センタープレイガイド TEL: 028-643-1013
・(株)上野楽器(本店) TEL: 028-633-4286
・東京古典楽器センター TEL: 03-3952-5515

【ボランティア募集】
チラシ折り込み(13:00〜)、来場者誘導(14:30〜)。駐車場無。定員2〜3名程度

●協 賛: レゾナンツカンタータを支える会

●協 力: 宇都宮市まちづくりセンター(まちぴあ)、うつのみやを映す会、アートセンターサカモト就労継続支援A型事業所どんぐり、ソーシャルファーム長岡、TOMOScompany B型事業所

●後 援: とちぎ日独協会、宇都宮市、宇都宮市教育委員会、宇都宮市障害者福祉会連合会、宇都宮コミュニティFMミヤラジ、下野新聞社、(株)栃木放送、(株)とちぎテレビ、宇都宮ケーブルテレビ(株)

【申込み・問合せ】 古楽楽団レゾナンツ・バロック・コンソート
メール: resonanzbarock@gmail.com TEL: 090-1302-2873

2018年10月24日

とちぎユニバーサルシアター「キスできる餃子」上映会 取材報告

2018年10月24日(水)

とちぎユニバーサルシアター「キスできる餃子」上映会 取材報告

 今月20日、登録団体:みらい・ともに・すすむ主催 とちぎユニバーサルシアター「キスできる餃子」上映会がとちぎ福祉プラザ多目的ホールにて行われました。 

 今回、宇都宮市まちづくりセンターが行う「学生ボランティア体験プログラム」にご協力いただいた「みらい・ともに・すすむ」が中・高校生を中心に大人も参加できる企画として音声ガイドワークショップを行い開催につながりました。

 ワークショップには中高生と大人合わせて約12名が関わり、またゲストとして目の不自由な方々や音声ガイドで活躍されている方々にお話ししていただきました。 どのような説明なら伝わるのか、映画の音でわかることとわからない所など細かく教えていただき、当日には高校生2名や大人2名が運営ボランティアに関わってくれました。 まちぴあスタッフも午後から受付補助及びその他などを行いながら取材を行いました。

 みらい・ともに・すすむはこれまで音声ガイドによる場面説明や日本語字幕、車椅子スペース、親子鑑賞室など障がいがあるなし関係なく、誰でもでも楽しめる映画の上映「とちぎユニバーサルシアター(バリアフリー映画上映)」を行っています。 まちぴあでも栃木県障がい者差別解消推進条例施行2周年記念「さとにきたらええやん」「タレンタイム優しい歌」の取材をさせていただきました。

kissdekiru.JPG
会場前音声ガイドや配布物準備の様子

 ラジオを聴くような感じで映画の音声と共に楽しんでもらう音声ガイドを沢山の方に体験してもらおうと受付では音声ガイドの準備や配布物の準備などを行っていました。 また今回のとちぎユニバーサルシアターでは前売りチケットをとちぎボランティアネットワーク認定NPO法人チャイルドラインとちぎ宇都宮子ども劇場学生団体宮friendly自主上映サークル『やってみっけ?』シアター子育て応援サークル「こっころ」自立援助ホーム「星の家」などにもご協力いただき、様々な方々に来てもらうよう工夫もされ、午前中には20名以上の方が音声ガイドを体験してくれたと教えていただきました。

kissdekiru2.JPG
午後の部では映画に出演しているミヤリーも応援に

 14時30分から挨拶も含めて始まりました。 映画に出演しているミヤリー(市の花であるサツキの冠をかぶった宇都宮市の妖精マスコットキャラクター)が応援にかけつけ、手話で“宇都宮”“餃子”“おいしい”と会場に来た方々に話してくれました。

kissdekiru3.JPG
映画上映に向けて手話通訳と収録行った「手話サークルあすか」

 また、今回の上映は映画上映されている横で収録した手話が流れ、協力いただいた「手話サークルあすか」メンバーの方が舞台で挨拶をしていただきました。 上映時間が1時間40分の「キスできる餃子」、手話表現の統一や表現方法など打ち合わせや収録、編集作業など時間をかけて作成をしていただきました。

kissdekiru4.JPG
多目的ホール裏にある部屋で直接音声ガイドのナレーション

 また、音声ガイドワークショップの参加者が前に出て手話で訳していただきながら、関わった感想やこの後、行われる音声ガイドのナレーションについての意気込みなどお話してもらいました。 パソコン画面上には実際上映中の場面が映されており、数人で交代しながら原稿に起こし、マイクを使ってナレーションしていきました。

kissdekiru5.JPG
音声ガイドワークショップや当日ボランティアに関わった方々

 直接音声ガイドへのナレーション(音声をFM送信)や日本語字幕付き、手話、車椅子スペース、親子鑑賞室など誰でも楽しめるユニバーサルシアター。 宇都宮を舞台とした「キスできる餃子」の音声ガイドワークショップを8月後半から始まり、全6回行われ、今回の上映となりました。 取材を行ったスタッフも3回ほど関わらせていただきましたが、言葉の選び方や言葉を出すタイミングの難しさなど感じることができました。

 みらい・ともに・すすむは「障がいがあってもなくても幸せに暮らせる社会づくり」を目的に活動を行っており、また、とちぎユニバーサルシアターでは“環境を整えることで障がいが障がいでなくなる” を合い言葉に実施されています。 これからもとちぎユニバーサルシアターや音声ガイドワークショップなど行っていくということでこの活動がより多くの人に知っていただきたいと思いました。

(記事投稿:小松)

NPOマネジメントセミナー「ファンドレイジング〜資金と志金〜」参加報告

2018年10月24日(水)

NPOマネジメントセミナー「ファンドレイジング〜資金と志金〜」参加報告

 今月14日、とちぎボランティアNPOセンター“ぽ・ぽ・ら”主催、宇都宮大学協力による「平成30年度NPOマネジメントセミナー“ファンドレイジング〜資金と志金〜”」が宇都宮大学峰キャンパス5号館5C21教室を会場に行われ、スタッフ1名が参加してきました。 会場には活動を始めたいと考えている方、実際活動を行っている団体など約20名が参加しました。

 とちぎボランティアNPOセンター“ぽ・ぽ・ら”はこれまで、NPOマネジメントセミナーとして「NPOのためのクラウドファンディング活用セミナー」「ボランティアコーディネーション力アップセミナー」などのプログラムを行ってきており、今回ファンドレイジングについて詳しく知るセミナーが行われました。

fando2.JPG
会場内全体の様子

 ファンドレイジングとは資金調達活動のことで、認定ファンドレイザー(日本ファンドレイジング協会)である池田秀昭さん(栃木県共同募金会)と、大田原で高齢者の孤立化の予防と解消ができる地域の仕組みを作りに取り組んでいる濱野将行さん(一般社団法人えんがお)による講義や参加者によるワークショップが行われました。

fando3.JPG
池田秀昭さん(栃木県共同募金会、認定ファンドレイザー)による講義

 まず、池田秀昭さんからファンドレイジングの基礎について講義がありました。ファンドレイジングとは、「民間非営利団体(Non-Profit Organizations:日本では公益法人、特定非営利活動法人、大学法人、社会福祉法人などを含む)が、活動のための資金を個人、法人、政府などから集める行為の総称。のことを言い、支援の輪を広げる仲間づくり、共感と応援、寄付を募る取組みとして行われています。 

 日本ファンドレイジング協会は民間非営利組織のファンドレイジング(資金集め)に関わる人々と、寄付など社会貢献に関心のある人々のためのNPOとして、認定ファンドレイザー資格制度やファンドレイジング・日本、子ども向けの社会貢献教育、遺贈寄付の推進、寄付白書の発行などに取り組んでいます。

 ファンドレイジングの基本的な要素を抑えることを目的とした、未経験者でも取得可能な「准認定ファンドレイザー」と、3年以上の有償実務経験も踏まえて、包括的なファンドレイジング力が問われる「認定ファンドレイザー」の2つの階層による資格試験を行っており、池田さんは認定ファンドレイザーの有資格者です。

 パワーポイントを使った講義では、ファンドレイジングを行う際には「支援=共感(感動や発見、驚きなど社会的な課題などが、他人ゴトではなく自分ゴトになる)×納得(具体的で実現可能だと感じる有効な方法が提示される)+信頼(団体・組織や人の実績や人柄、真剣さ、覚悟)」のように相手が共感、納得、信頼できるように伝えることが大切であり。 募金・寄付を募る方法として「一人ひとりに寄付依頼」、「企業などに寄付依頼(ミネラルウォーターの会社が水の問題に対しての寄付商品)」、「街頭で募金の呼びかけ」などについてお話していただきました。

 池田秀昭さんが勤務している栃木県共同募金会では個別募金や法人募金、学校募金や職域募金等による「一般募金」と、福祉の援助や支援を必要とする人たちが地域で安心して暮らすことができるよう、様々な福祉活動を歳末の時期に重点的に行う「歳末たすけあい募金」からなる「赤い羽根募金(共同募金)」を行っています。

 会場では、赤い羽根共同募金の「赤い羽根おうえんプロジェクト」を通じて、福祉に係わる社会課題・地域課題を解決するための活動の中から、特に応援したい活動を選んで寄付をし、その寄付額がその団体への配分額に直接反映されることについて説明していただきました。

fando4.JPG
濱野将行さん(一般社団法人えんがお代表理事)による講義

 次に、濱野将行さんによる講義「【資金=共感】集めの具体的な手法」が行われました。 平成29年5月に設立され、商店街空き店舗を活用した世代間交流事業や生活支援の取り組みを行っています。 クラウドファンディング「【栃木県発】高齢者と若者の課題を解決! 空き店舗を多世代が集う交流拠点に変えたい」から学んだこととして、資金集めの意味(社会課題の共有、社会を変えていく仲間づくり、支援する側の気持ちの変化、自ら取り組む余裕がない人に間接的に関わる機会を)や組織のお金を増やす以外の目的「仲間集め」にこそ意味があるとお話しいただきました。

 また、資金(共感)を集めるにはどうすれば良いのかとして、@明確な情報の提示(課題=「誰が」「何に」困っているのか、方法=そこに対して自分たちは「何をする」のか、対象=結果「誰が」笑顔になるのか、信頼=それを、本当にやるのか)熱い想いより簡潔に細分化し伝わるかどうか、さらに、実現した後の景色を伝えられているか、A実現した景色を継続して発信する=SNSやニュースレターでどんなことをしたのか、誰が笑顔になったか、社会に何を生み出したのか数値化・可視化していく、B実現した景色を継続して発信するなどまとめていただきました。

 えんがおでは、課題:高齢者の会話相手がいなく、孤立している。 方法:若者との会話を生み出す。対象:結果、若者と高齢者が笑顔になる。 信頼:生活支援・居場所で日常的にその機会を作るというように情報を提示している。 クラウドファンディングでは、課題に共感する高齢者の孤立問題を現場で見ている医療・福祉関係者、遠くに親を持つ働き盛り世代などからの寄付が集まったそうです。 交流拠点を作る際、クラウドファンディングで支援してくださった方々が足を運び、居場所づくりに協力してくれたそうです。

fando5.JPG
参加者によるワークショップ&各グループで1人が発表

 ドナージャーニーマップ(寄付や参加の関わりを深める)を使ったステークホルダー確認(関わりがある人や団体、企業。これから関わりたい人や団体、企業)記入とステークホルダーに記入した人や団体、企業との関わりを深めるためのアイデアづくり(人を動かす行動デザインのツボを使った)練習シート記入が行われました。 それぞれ行っている取組みと合わせながら考え、記入後各テーブル内でこのアイデアが良かったという代表の方に発表をしていただきました。

 今回2名の方による講座やワークショップが行われましたが、団体や活動を始めようとしている方にとって良い機会になったかと思います。 NPO法人やボランティア団体の財源の確保には、会費や寄付、事業収入、助成金、委託費など様々な方法がありますが、お金が大切なのか、関わってくれた人が大切なのか改めて考えることができました。 理想と現実のギャップを埋める、こういう社会や地域にしたいという思い、そのような中で熱い想いだけでは共感は得られない。 センターでも資金集めなどの運営相談を受けることがありますが、今回のセミナーを受けて相談業務にも活かしていこうと感じました。

(記事投稿:小松)