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2018年09月29日

「第1回NPO法人会計基準セミナー」(市町中間支援センター・担当課合同研修会)参加報告

2018年9月29日(土)

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 先日9月25日(火)、とちぎボランティアNPOセンターぽぽらにて、ぽぽら主催の平成30年度市町中間支援センター・市町担当課合同研修会「第1回NPO法人会計基準セミナー」が開催されました。宇都宮市まちづくりセンターを運営するNPO法人宇都宮まちづくり市民工房との共催です。
 この講座の目的は、NPO法人会計の意義の確認と、昨年改正された会計基準に関する疑問点の共有です。洗い出された疑問点は、本年12月の第2回セミナーで対応される予定です。

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 前半は講義形式。NPO会計事務のポイントと、NPO法人会計基準の改正内容について、宇都宮大学特任助教の土崎雄祐氏とぽぽらコーディネーターの町田英俊氏から解説されました。実際のNPOの事務現場で勘違いされがちなことや悩まれるポイントについて、「受取会費」「受取寄付金」でも性質上「事業収益」にすべきケースなど、色々と説明いただきました。

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 後半はワークショップ形式。会計報告書の読み方や改正された会計基準についての難しい点・疑問点を、ふせんに書いてグループ内で模造紙上に出し合い共有しました。その中で解決できたこと、解決できなかったことに分けたあと、各グループで発表しました。それによると、「注記」「役員報酬」「税金」「減価償却」などに関する疑問点が複数ありました。また、報告書を受領する市町担当側からの「どこまで細かく見たらよいか・指導したらよいか分からない」という悩みも聞かれました。

 次回のセミナーでは、NPO法人会計基準を実際に策定したNPO法人会計基準協議会の方を講師にお招きします。今回出た疑問点を専門家に聞ける機会が楽しみです。


(記事投稿:齋藤)

2018年09月28日

いちごハートねっと事業「第2回特別セミナー」取材報告

2018年09月28日(金)

いちごハートねっと事業「第2回特別セミナー」取材報告
〜誰もがつながり合う 真の共生社会を目指して〜

 先日19日、とちぎ福祉プラザ1階「多目的ホール」にて栃木県社会福祉法人による「地域における公益的な取組」推進協議会、社会福祉法人栃木県社会福祉協議会主催『いちごハートねっと事業「第2回特別セミナー」』が開催しました。

 午前中には事業連絡会議として事業中間報告や活動事例報告などが行われ、午後から行われた特別セミナー〜誰もがつながり合う 真の共生社会を目指して〜から参加させていただきました。

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特別セミナー・講義 伊豆丸 剛史さんによる話

 “いちごハートねっと事業”とは、栃木県内の110の社会福祉法人が参加し、地域で暮らす皆様の為に、公益的な取組みをしている団体です。 「誰もがつながり合う、真の共生社会を目指して」をテーマに、「地域共生社会」の実現に取組むための、セミナーを開催し、それぞれの立場から見える現状の共有から、取組んでいく課題の明確化・共有化を図っています。

 初めに行われたのは第2回特別セミナー・講義『社会と“現実”との狭間に・・・』〜生きづらさを抱えた人たちとの“出会い”が気付かせてくれたこと〜として長崎県地域生活密着支援センターセンター長及び全国地域生活定着支援センター協議会 政策・実務部会長である伊豆丸 剛史さんを講師に行われました。

 長崎県地域密着支援センターの主な業務は、矯正施設(刑務所・少年院)からの出口支援を行っています。 刑務所を出所する帰る場所がない「高齢者」や「障がい者」の方が出所後も生活に困らなくていいように、また犯罪を犯さず、安心して生活できるように、受刑中から支援(コーディネートやフォローアップ)を実施しています。 また全国地域生活定着支援センター協議会では矯正施設を退所した高齢・障がい者の社会復帰と全国のセーフティネットの構築を行っています。 

 講義では日本は高齢社会を迎えている現在、65歳以上の検挙者が平成5年より約5.2倍になっている、諸外国と比べて受刑者の高齢化が進行、その程度が最も高い状態になっている。 そのようなことから、矯正施設からの出所者の中には福祉の支援を必要としている方がいる、犯罪を繰り返す「累犯障がい者」を生む原因となっており、罪を犯した障がい者にとって「安心な場所」が社会よりも刑務所になっている。

 長崎県地域密着支援センターの実践事例として、累犯を繰り返していた身障者1級(ろうあ者=長い受刑者生活で手話能力が著しく低下)が更生保護施設で手話の生活訓練を受け、後に福祉施設で更生(再犯がなくなった)を図ることができた。と事例をお話していただきました。 

 講義テーマでもある『社会と“現実”との狭間に・・・』では受刑者の家庭(現地調査)を行った際、家族全員(母・兄弟の大半)が知的障がいの疑いがあり、母親が障がい基礎年金を管理(搾取)していた。 そのような一家になぜ福祉の支援が届いていなかったのか、司法と福祉の狭間を紡ぐにはどのようなことが不足していたのかなどお話していただきました。

 受刑者との関わりや長崎県地域密着支援センターが直接支援を考えていく中で伊豆丸剛史さんは感情記憶(心地よい場の雰囲気)や認知症者の人格を大切にしたケア「ユマニチュード」など関係性の構築を大切にしており、信頼を得ることができる、相手と深く関わることができるとお話していただきました。 

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ファシリテーターの廣瀬 隆人さんと講師の伊豆丸 剛史さん

 次に行われたのは第2回特別セミナー・グループワーク『福祉に繋がりにくい人、その支援とは』として一般社団法人とちぎ市民協働研究会 廣瀬 隆人さんがファシリテーションによるグループワーク高齢・児童・障がいの各分野で施設長や係長、副代表や会長がグループワーク協力者として参加。 会場内の方々も4〜5人でまとまり、話し合いが行われました。

 初めに伊豆丸 剛史さんの話を聞いてそれぞれのグループで話し合いが行われました。 伊豆丸さんが話していた中でのそれぞれのグループで「助けてと言えない、言う所(人)がいない」「制度が狭間を生む」「生き直しのできる社会づくり」「孤立の改善」など意見が出ました。

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それぞれのグループの考えを模造紙にまとめて発表

 次に「福祉に繋がりにくい人、その支援とは」をテーマに話し合いが行なわれました。 グループワーク(協力者)はそれぞれの分野でどう考えているのか、模造紙にまとめて発表を行いました。

◇児童グループ 情報不足: 情報の貧困(届かない)/現実を認められない人:子どもが障がいを持っている事を認めない、子どもの診察の結果が出ても素直に聞けない。/共通する認識:「危機感・希望・期待・不安」そういったことから現実を受け止められない人、言っている事が納得・理解できない人などが福祉につながりづらい人と。発表していただきました。

◇高齢グループ 高齢分野における施設・サービスにつながりにくい人:経済的な困窮、ゴミ屋敷や1人暮らし、認知症になり始め判断能力の低下、年金で生活を養わなければならない。/高齢特有なこと:1人で自立してきた方は助けを使う力(受援力)が養われていない。助けを受け入れる力も実は苦手。そういった人の背景は地域との関係の希薄化。本人の同意がない(拒否をする)、家族の拒否をしているとサービスにつながらない。認知症の改善ができなくなる。/高齢の施設のスタッフが手遅れにならないように、問題の顕在化で拾うことができるか大切になってくる。と発表していただきました。

◇障がいグループ つながりにくい人たち:親が認めない、制度利用への抵抗感、精神障がいの疑いあるが医療に繋げられない人、この程度のことで相談できないと感じる人、親の高齢・子の引きこもり、当事者の意(認)識と周囲の支援の必要性のズレ、助けてと言えない、一般就労したものの仕事が続かずひきこもり、義務教育後の繋がらない支援、情報を得られない家族みんな知的障がい/気づき:一年中同じ服装をしている、郵便物がたまっている。と発表していただきました。

 普段福祉とはあまり関わりがなく、いちごハートねっと事業の取材も今回が初めてではありましたが、地域に住む一人ひとりが、向こう三軒両隣、班内などで協力しながら気にかけること、今後少子高齢化が進んでいく中でお互いが共に支え合いながら暮らしていくことの大切さなどを感じました。

2018年09月26日

NPOインターンシップラボ「キックオフシンポジウム」参加報告

2018年9月26日(水)

NPOインターンシップラボ「キックオフシンポジウム」参加報告

 先日15日、NPOインターンシップラボ(実行委員会)主催、公益財団法人トヨタ財団助成による「キックオフシンポジウム」が駒澤大学駒沢キャンパスにて行われスタッフ1名が参加しました。

 NPOインターンシップラボは、「NPOインターンシップの意義や価値を広めていくにはどうしたら良いか、実践者や関心層が集まり、議論する場」。を目的に始まり、今回のキックオフシンポジウムをきっかけに、今後NPOインターンシップを運営している団体またこれから運営したい団体が集まり、連携や発展、活性化し合う場づくりとして今回のようなシンポジウム、ネットワークづくり、プログラムの質の向上のためのコーディネーター勉強会や意見交換などを行っていきます。

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NPO法人アクションポート横浜代表理事である高城芳之さん

 NPOインターンシップとは主に、大学生・専門学生・高校生がNPOで一定期間インターンシップ(就業体験)をするプログラムです。 運営主体や実施機関など様々あります。 その中でも企業インターンシップのような就職目的ではなく、学生が地域やNPOを学び、社会参加するきっかけ作りとして行われているプログラムを対象としています。

 始めにNPOインターンシップラボ実行委員会へ助成をしている公益財団法人トヨタ財団事務局長の大野満さんによる挨拶やNPOインターンシップラボ事務局を行っているNPO法人アクションポート横浜代表理事である高城芳之さんによる挨拶とアクションポート横浜の紹介や NPOインターンシップラボ設立経緯についてお話をしていただきました。

 シンポジウムでは、NPOインターンシッププログラムの価値や可能性について議論することやプログラムを運営する方々が学び合い、協働していくためのネットワークづくりを狙いに基調講演、分科会、分科会シェアタイムの順に行われました。

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大谷大学准教授・NPO法人ユースビジョン代表理事である赤澤清孝さん

 大谷大学准教授、NPO法人ユースビジョン代表理事である赤澤清孝さんによる「NPOインターンシップが地域で果たす役割」についての基調講演が行われました。 赤澤さんは京都にて、学生ボランティアのための活動拠点の運営や地域の住民の活動と学生のマッチングの他、大学ボランティアセンターの設立や運営の支援なども行っています。

 京都におけるNPOインターンシップの歩みとして1995年阪神淡路大震災の際に、京都の学生も多数、被災地のボランティア活動に参加、1996年にNPO法人ユースビジョンの前身、きょうと学生ボランティアセンターが設立。

 1997年NPO中間支援組織設立に向けた議論がスタート(1998年きょうとNPOセンター設立)やボランティア活動する学生の合同ゼミ生がNPOセンターやNPOインターンシップ運営(1998年大学コンソーシアム京都→2007年長期実践型NPOインターンシッププログラム)の中核になっているそうです。

 大学コンソーシアム京都が行ったプログラムの軸は@コーオプ(インターンシップ)型の教育的なプログラム=現場体験だけではなくゼミナール形式の授業、ANPOにおける人材育成のプログラム=人材供給、教育機能を持ったNPO育成、B地域におけるネットワーク形成のプログラム=団体の活動学ぶほか、団体が的確なニーズを反映しているか、社会的に信用されているか、組織が自立して活動が展開できているかなどの視点で関わっていく3つになっており、NPO等で活躍する人材を多数輩出したとお話していただきました。

 長期実践型NPOインターンシップ(ユースビジョンを含めた6つのNPO・NGOによる合同運営)では社会的な課題の解決に取り組むNPO・NGOにおいて、6ヶ月間、コアスタッフとしてプロジェクトに参加し、短期間では経験できない企画〜実施、評価などマネジメントプロセス、インターンシップの事前・中間・事後にゼミ形式による合同研修を行うもので知識やプロジェクト運営に必要なスキルを習得する機会を提供していました。

 メリットとしてプロジェクトの一員として責任感を持てる、自ら目標や課題設定できる、失敗でき、リカバリーもできる。 合同運営のメリットでは(学生が)NPO・NGOが共通して目指すものが少しわかる、他のインターン先の学生や受入担当者から、視点の異なるアドバイスがもらえる。などもお話していただきました。

 次に@想いを活かせるプログラムの作り方、Aプログラムを支える運営資金〜誰が出す?どう集める?〜、BNPO×学生のホンネ対談〜本当に若者や地域は変わるのか〜に分かれて分科会が行われました。

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分科会@想いを活かせるプログラムの作り方 会場の様子

 宇都宮市まちづくりセンターでは今年より「学生ボランティア体験プログラム」が始まり、今後の参考として分科会@想いを活かせるプログラムの作り方に参加させていただきました。 ファシリテーター:東樹康雅さん(認定NPO法人藤沢市市民活動推進機構)、事例報告:西尾愛さん「地域とつながるワカモノ×NPOインターンシッププログラム(認定NPO法人藤沢市市民活動推進機構)」、高城芳之さん「NPOインターンシップ〜ツナガルカンケイ(NPO法人アクションポート横浜代表理事)」のお話を聞かせていただきました。

 初めに実施目的(キャリア教育、専門教育、体験型学習等)、実習企画(長期、中期、短期)、実習内容(現場見学、プロジェクト参加、企画・実施等)、対象(中高生、大学生、大学院生等)、勤務形態(通勤、テレワーク、滞在等)などさまざまな手法があることについて神奈川大学山岡准教授から説明をしていただきました。

 次に事例紹介。認定NPO法人藤沢市市民活動推進機構 西尾愛さんより説明が行われました。認定NPO法人藤沢市民活動推進機構は社会資源が有機的に連携・結合することにより、まちの活性化が推進するという考え方に基づき、新しい社会資源となった市民活動団体の市民活動を実施しています。 藤沢市市民活動推進センター管理運営を含め、イベント等企画参画及びプロデュース、ボランティア・インターンシップ受入及び受入協力団体育成事業、財政支援(クラウドファンディング)、組織診断・事業評価事業などの取組みをされています。

地域でつながるワカモノ×NPOインターンシッププログラム」について
 対象者: 高校生〜大学院生まで(高校生80〜100時間、大学生等120〜200時間)/実施機関: 6月下旬〜翌年1月上旬までの約半年間/参加人数: 隔年ワカモノ20名上限/受入団体: ワカモノを育てたいという趣旨に賛同できる団体/特徴: ワカモノと団体の双方へ1時間400円の奨励金制度、成果発表会をワカモノが主体となって企画運営する、プログラムの運営に有志のワカモノOBOGが関わる。というようなプログラム概要になっており、

 実際プログラムに参加したワカモノは団体の一員としてインターン活動を行ったことにより、主体的に動く大切さを体感し、経験の積み重ねが自身へとつながり「地域や社会への見方が変わった」「社会や地域課題を解決することに価値がある」などの意見が出たそうです。 また市民活動団体は、ワカモノから刺激を受け、活動の活性化につながっているとお話していただきました。

 その次に、2つ目の事例としてNPO法人アクションポート横浜の高城芳之さんより説明が行われました。 アクションポート横浜は若者とNPOをつないでまちを盛り上げるNPO法人として2009年よりインターンシップ事業を運営、他、横浜サンタプロジェクト、横浜アクションプランナー(若手社員による横浜型プロボノプロジェクト)などの取り組みをされています。

地域と社会課題に向き合う6ヶ月間「 NPOインターンシップ」について
 NPOや地域課題に関心をもつ学生を発掘し、NPOの活動経験を通して、市民活動を支える人材を育成することを目的に、対象者: 大学生(学年は問わない)*支援金はなし(長期は個別)/実習期間: 短期:10日前後(80時間)体験型、長期:3〜6か月程度(200〜400時間程度)週1,2回程度/参加人数: 2018年は学生83名(うち7名が長期)が参加。2009年からこれまでに470人が修了(長期は12年より28人修了)/受入団体: 24団体(横浜市・川崎市で活動するNPOや社会的企業、事務所を有し、常勤職員が1人以上いることを条件とする。*支援金はなし)/運営組織: アクションポート横浜が事務局を行い、横浜市内および近隣地域に所在する10大学(協力大学)が運営に協力。というようなプログラム概要になっており、

 学生と団体のお見合い会(6月)、事前研修会(6月・7月)、面接(6月下旬)、活動期間(8月〜)、定例会(毎月1回)、報告会(10月・3月)を行っているとお話していただきました。

 事例紹介後、分科会に参加された方々がどのようなNPOインターンシップ(学生を受け入れるプログラム)を行っているか、一般社団による地域課題解決の主体になる力をつけるプログラム、NPO法人による事業・プロジェクトへの参画、社会教育とNPOの組織基盤強化、大学ボランティアセンター主催のボランティアプログラムなど1分程度のプログラム概要発表が行われました。

 最後には、シェアタイムとしてそれぞれファシリテーターを行った3人よりお話をしていただきました。 分科会Aプログラムを支える運営資金〜誰が出す?どう集める?〜では、運営資金をどう活かしていくのか、企業などについては一緒にやりませんかという問いをするなどの意見が出たそうです。 分科会BNPO×学生のホンネ対談〜本当に若者や地域は変わるのか〜では、最初興味がなかった学生は魅力を感じ、1回だけではなく継続していく大切さを感じた、今後も役に立って行きたいなど対談の中でお話されたそうです。

 プログラムでは学生にとって地域の入り口づくり、NPOにとって人材獲得や育成など基盤強化となる「学生が活きるNPOインターンシップの教科書」が参加者に配られました。 これまでNPO法人アクションポート横浜が取り組んできたこと、プログラムを進めていく中でのステップ、プログラム運営のポイント、受入れ団体や参加学生の声などがまとめてあります。興味関心のある方は後日センター内で貸し本として配架予定となっております。

 今回センタースタッフは「学生ボランティア体験プログラム」を運営するプログラムコーディネーターとして、参考になるお話を聞けたことは良かったと感じました、学生が考えていること、プログラムの組み方、フォローなど様々な方法があるということ。 長期のプログラムとは違い短期のプログラムではありますが、様々な学生に興味関心を持ってもらう機会を作り、学生の声を聞きながら、プログラムを変化させていこうと思いました。

(記事投稿:小松)

2018年09月25日

「#不登校は不幸じゃないin栃木県宇都宮市」取材報告

2018年9月25日(火)

#不登校は不幸じゃないin栃木県宇都宮市」取材報告

 先月19日(日)登録団体: NPO法人キーデザイン(キーデザインハンドブック)/宇都宮大学学生有志による栃木県宇都宮市実施チームによる「#不登校は不幸じゃないin栃木県宇都宮市〜学校は行かなくてもいい〜」がまちづくり交流センター“イエローフィッシュ”を会場に行われました。

≪ムーブメントについて≫【#不登校は不幸じゃない 小幡和輝オフィシャルブログ】

発起人メッセージ Youtube:


 上記リンク内でも紹介されているように学校が始まる9月に子どもの自殺が多くなる、そんな事が起こらないように不登校を肯定するムーブメントを作りたいと当事者であった小幡和輝さん(発起人・現大学生社長)が「#不登校は不幸じゃない」8月19日周辺に全国100ヶ所で開きたいと北海道〜沖縄までのチームが想いに共感してそれぞれの場所で展開されました。

◇Twitter#不登校は不幸じゃない ライブ配信の様子

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#不登校は不幸じゃないin栃木県宇都宮市の様子

 このムーブメントは会場だけではなく、TwitterやFacebookなどによるライブ配信、Youtubeによる動画配信などが行われているほか、Twitterで#不登校は不幸じゃない を付けて、当事者や保護者、学校などへのメッセージを届けるといった動きがイベント開始前から行われていました。

『栃木県宇都宮市実施チーム イベント開催前の想い』
【主催者の想い】本当は不安もあるけど、でもやるって決めた
【プログラム紹介】経験者の言葉に共感し、未来に少しの希望を持つ
【最後のお願い】「だいじょうぶ、ひとりじゃないよ」を届けたい

 大学生有志と共に活動を行ったNPO法人キーデザインは「こどくを抱える学生の安心できる居場所づくりをする」をミッションに、学生が人生の先輩と出会ったり、過去の自分・未来の自分と向き合う機会を作っています。 宇都宮市では過去不登校を経験した20歳前後の彼らが当時何を想いどんな生きづらさを抱えどう乗り越えたのかそして今の生き方はそんなテーマで赤裸々に語る機会になりました。 下記【参考URL】には会場内の様子を動画として見ることができます。

初めに宇都宮大学3年生の大瀧真優さんによるトーク。
◇Youtube#不登校は不幸じゃない@宇都宮 ー大瀧真優さんトーク前半ー
◇Youtube#不登校は不幸じゃない@宇都宮 ー大瀧真優さんトーク後半ー

 高校2年生の時半年間ぐらい不登校、小さなきっかけや大きなきっかけが重なり、友だちと遊ぶより勉強するのが当たり前という生活が毎日続いていた。 高校にはかまってくれた人がいたから行っていたが結構前から行きたくないと学校や家族に伝えていた。 学校に行かない生活は昼夜逆転のサイクルになり、外に出る理由もなかった。 家族は気持ちを受入れてくれたが、行かない自分が嫌いだった。

 母親から不登校でも海外の高校に留学できるプログラムを教えていただき、ニュージーランドの公立共学へ、初めは言葉が話せなかったので日本語の授業手伝いや調理実習など自分がやりたい授業を選択して受けることができた。などとお話していただきました。 

 最後に不登校でも自分でアクションできたら(アクションしなくても)、人とつながって肯定してくれる人が見つかる。 学校が全てではない。諦めないで誰か肯定してくれる人を待ってみてください。とメッセージをいただきました。

次に株式会社アグクルや塾講師、農家のお手伝いをしいている日向野猶仁さんによるトーク。
◇Youtube#不登校は不幸じゃない@宇都宮 ー日向野猶仁さんトーク前半ー
◇Youtube#不登校は不幸じゃない@宇都宮 ー日向野猶仁さんトーク後半ー

 学校を行かない道を選んだ、大きなきっかけは昔からあり、周りから大人びていると言われ、同級生と遊んだりするのではなく、心の中で壁があった。 環境ごとに自分を変えていたが周りとは合わなかった、学校というものに何か違うなと感じた。 高校に入ってからプライドが高く、勉強も運動も良くみてもらいたい、周りから言われた冗談に糸が切れた。 家に閉じこもっていても何も変わらないと外に出たい、働きたい、社会で役立ちたいと思っていた。 家族に休学すると伝えてから喧嘩したり、現実的に考えてという声があった、わが子にハンデがかかると思われていた。

 去年9月とちぎユースサポーターズネットワークにインターンした際に社会の中にも居場所があるなと感じた。 これまで学校は行かなくちゃいけないが多かったが、行きたい所に行こうと思った。徐々に笑顔が増えて家族も安心感を持ってくれた。 株式会社アグクルは宇都宮大学生の小泉 泰英さんが代表取締役を務めている、関わっている理由は口だけではなく人柄の良さがある、まだ行っていることに対して興味を持っていないが、小泉さんからは様々な所へ行き、自分がやりたいこと・興味があることを見つけて欲しいと言われています。

 学校に居た時より、圧倒的に楽しく、自分で選択していきたい、やりたいことが中々見つからないから今は苦しいが、過去とは違う自分で作った苦しみ、未来に対して不安はなく、全ての事は必然でワクワクがある。などとお話していただきました。 最後に学校に違和感を感じていた、自身は普通の道を行かなかったことに後悔はない、今後自分で意思決定していきたいとメッセージをいただきました。

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◇Youtube#不登校は不幸じゃない@宇都宮 ー横田悠二さん弾き語りー

 イベント中には宇都宮市在住のシンガーソングライターである横田悠二さんにお越しいただき、ギター弾き語り鑑賞が行われていました。 横田さんは宇都宮大学工学部出身で、NPO法人キーデザインと宇大生で作った制作ドラマ「宇都宮のことはそれほど」の主題歌を作っていただいたことや過去に小学生の頃いじめを受けたことがあり、過去を振り返ってみてどう解釈しているのかなど話を聞いてみて、共感してもらえるのではないかなとのことで来ていただいたそうです。 

 宇都宮のことはそれほど主題歌「このまちで」、過去の自分を救ってあげたいという思いから作った「ファイティングポーズ」、昔の友人どうしているかなとか小さい頃の夢や今もっている夢について考えて作った「仮面ライダー」の3曲を歌っていただきました。


 行われた#不登校は不幸じゃないin栃木県宇都宮市は2人の経験者から話をしていただきましたが、過去の自分とは違う自分、目標に向かっている話など会場で話せている様子は凄いなと思いました。 過去の事を思い出すと暗い気持ちになる・振り返って話すことができない。

 最後に進行役を務めたNPO法人キーデザイン代表理事土橋優平さんから今回のイベントが1回限りにするのではなく継続的に行って行くこと、普段行っている居場所づくりを続けていくこと、自分自身を受入れてくれる人との出会いがある、悩みや不安のある人と関わり続けたいという挨拶が行われました。 

 土橋さんは学校に行きましたが、小2〜高2になるまでの間、孤独感がぬぐえず、本音を出せない、寂しいといえない時間を過ごしていたそうです。 そのような経験があるからこそ不登校やひきこもりの高校生や大学生に寄り添うことができている、共感して想いを受け止めることができるのではないかなと思います。

 宇都宮市実施チームからはイベント開催前の記事で『自分の不登校の経験を語ることで1人でも多く今辛い思いをしている子に「だいじょうぶだよ」というメッセージが伝わって欲しい』、『あ、もしかしたら、いつか大丈夫になるのかもしれない』など過去に同じような苦しみを経験した方の話を聞くことで共感とほんの少しの希望を生みだす機会にしたいという想いからできたことなのだと思いました。

2018年09月23日

「とちぎハイスクールフェスティバル2018」開催のお知らせ

2018年09月23日(日)

「とちぎハイスクールフェスティバル2018」開催のお知らせ

オリジナルグルメコンテスト開催!!優勝トロフィーを勝ち取るのはどの学校か!?商品を購入して審査に参加しよう!!ステージでは高校生によるパフォーマンスも行われます。

☆昨年の様子「とちぎハイスクールフェスティバル2017」取材報告☆

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●日 時: 9月29日(日)11:00〜15:00
●会 場: オリオンスクエア(宇都宮市江野町8-3)

≪参加高校≫
宇都宮北高等学校    ★宇都宮白楊高等学校
宇都宮文星女子高等学校 ★茂木高等学校
★真岡北陵高等学校    ★KTCおおぞら高等学院
第一学院高等学校宇都宮キャンパス
学生団体みらとち ★愛街暮楽部
★国際TBC調理・パティシエ専門学校 高等課程

当日ステージスケジュール

●主 催: とちぎハイスクールフェスティバル実行委員会

●後 援: 栃木県/宇都宮市/宇都宮商工会議所

【問合せ】 オリオンスクエア TEL: 028-634-1722

【参考URL】
・とちぎハイスクールフェスティバルTwitterページinstagramページ

2018年09月22日

RainbowSigning「ベビーサイニング教室」開催のお知らせ

2018年09月22日(土)

登録団体:RainbowSigning「ベビーサイニング教室」開催のお知らせ

Baby signing timeという英語の教材を使った日本語のクラスです。離せなくても赤ちゃんはママに伝えたいことがいっぱい!サインを使ってお子さんとコミュニケーションを楽しんでみませんか?

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※クリックすると拡大します。

●会 場: 宇都宮市まちづくりセンター まちぴあ

≪全6回 初めてのサインコース≫※どこから参加してもOK
◇10月4日(木)  More More More もっともっと!
◇10月18日(木) Eat&Drinku 食べたり飲んだり
◇11月1日(木)  Pets I love 大好きなペット
◇11月14日(水) Here I go!  出発だ!乗り物いろいろ
◇11月28日(水) A Hard Day 大変な日 痛いのサイン
           Clothing   お着替え時間に便利な衣類のサイン
◇12月12日(水) Bed time  寝る時間〜寝る準備のサイン

☆サインが初めての方にピッタリのコースです。日常生活で使えるサインがいっぱい!気になるテーマの日程に単発のご参加も、全日程のご参加も大歓迎です!

●時 間: 10:30〜11:30

●参加費: 初回は体験無料/2回目から各日程1,000円

●対 象:  6ヵ月位から1歳後半までのお子さんとママ

●持ち物: 赤ちゃんの飲み物等お出かけグッズ
        ☆クラス後はお菓子とお茶でひと息タイム

≪主催者より≫ 
レインボーサイニング 島野友美(ベビーサイニングタイム認定インストラクター)
2人の育児に真っ最中のともみママです。ベビーサイニングの楽しさを沢山のママに知ってもらいたくて資格を取得し、インストラクターになりました。サイン育児で楽しく子育てしましょう! クラス後、みんなでお茶を飲みながらのおしゃべりタイムも大好きです。是非遊びに来てください。

申込み・問合せ: RainbowSigning 
メール:rainbow.signing@gmail.com

2018年09月21日

第45回釜川コケ落とし大作戦 参加者募集!

2018年9月21日(金)

 ボランティア体験プログラム「釜川コケ落とし大作戦」は、宇都宮市中心部を流れる『釜川』の清掃活動を通してボランティア活動に楽しく触れる機会です。

 4月〜10月の約半年間、月1回のペースで行っている恒例のボランティア体験プログラムも、早いもので今期最終回となりました。悪天候も多かった2018年ですが、おかげ様でコケ落とし大作戦はこれまで全6回開催することができました。

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 もちろん優秀の美をかざるべく、10月のラスト釜川も晴天のもとでの開催を期待しておりますので、皆さんのご参加をお待ちしております!


●日 時:2018年10月13日(土) 10:00〜12:00

●集 合:釜川ジャブジャブ池周辺
      ※リンク先のグーグルマップで確認下さい。
       ストリートビューがおススメです。

● 定 員:20名程度

★ボランティアを初めての方でも大歓迎です★

●お願い:
・雨天時の場合には、中止となりますのでご了承ください。
・また、雨天時の連絡などのために、事前に「氏名」「連絡先」「年齢」をお聞かさせて頂いていますのでご協力お願い致します。
・10月に入り、少々寒いことも考えられますので、当日の天候にあった準備をお願いします。

●持ち物:
・汚れてもいい服装
・着替え(濡れることもあるので、特に靴下)

●その他:
・作業開始前に簡単なオリエンテーションを行います。
・長靴、デッキブラシはこちらで用意してあります。ご持参頂いてもOKです。 
※長靴は、23〜27くらいまでしかないので、足の大きな方はご持参して頂けると幸いです。

【問合せ・申込み】
 宇都宮市まちづくりセンターまちぴあ(担当:小倉・小松)
  TEL:028−661−2778

(記事投稿:小倉)

2018年09月19日

まちぴあ主催「Culture&Kitchen〜十五夜お月さん」実施報告

2018年9月19日(水)

 まちぴあでは、魅力的な活動を行っている団体や地域のリーダー役の方をお招きしたミニ講演会「あなたの人生聴かせて下さい」を年数回ほど行っています。

 今回更新する報告記事は、「あなたの〜」の特別版として企画・実施したものです。集いの先生役には、まちぴあで行っている「学生ボランティア体験プログラム」でご縁を深めた今泉自治会の皆様にご協力いただき、素敵な企画を行うことができました。

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 9月14日に開催した「Culture&Kitchen〜十五夜お月さん」が、その企画です。地元に昔から伝わっている秋の風物詩を紹介してもらおうと、今泉地区自治会や婦人会でご活躍の皆さんに教えて頂きながら、お団子やけんちん汁、のり巻きやおいなりさんなど、お月見にちなんだお料理をつくりました。

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 ススキや秋のお花をかざり、お月見団子や秋の味覚のリンゴやブドウや栗・カボチャなどを月にお供えして今年の収穫に感謝をしました。

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 集いには27名が参加し、“老若男女”さらに、日本人のほかアメリカ・カナダ・ペルー・韓国など出身地もバラバラな人たちで、片言の英語や片言の日本語でコミュニケーションをとりながら協力し、ワイワイガヤガヤとお料理しました。

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 はじめてのり巻き作りに挑戦した人が多かったので、具がはみ出してしまう人やぐちゃぐちゃになってしまう人などさまざまでしたが、味はすべてバッチリ!

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「納豆巻きは苦手」という人もいましたが、みんなに勧められ、「うーんOK.」「でも・・・、 体にはよさそうですね」と微妙な表情。でも、何事も挑戦してみることは大切ですね。

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「外国人は見かけても話しかけることもないけど、こうやって交流すると本当に楽しい」と。
みなさん、非日常の体験で国際交流の敷居が低くなったようでした。

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 お団子を丸めたり、おいなりさんの袋にご飯を詰めたり、子ども達もたくさんお手伝いをしてくれました。

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 出来上がったお料理を別室にセッティングしお月見の宴です。出身地など自己紹介をしながら和気あいあいとした雰囲気で、すべておいしくいただきました。

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 食後は、地域の奥様たちが日本語の絵本の読み聞かせを。

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 そして、料理にも参加下さった「英語絵本のワークショップの会」さんとカナダ人の参加者の方が、英語のパネルシアターをしてくれ、韓国人の参加者さんも韓国語で読み聞かせをしてくれました。

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 子ども達も世界のお話に触れることができ、とてもラッキーな一日でした。

「お腹いっぱいにならないんじゃないかと思ってお弁当を持参した」という人もいましたが、けんちん汁のお替りなどもたくさんの食べ物があったので満腹になって帰えれちゃいました。

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 とちぎテレビの取材も入ってもらい、大変賑やかな集いとなりました。

「またこんな企画があったら、また是非誘ってください」

 というご意見が多かったのでまたあるかもです。こうご期待!

(記事投稿:小倉、本文作成:M)

「住まいとコミュニティづくり活動助成事業(地域・コミュニティ活動助成)平成29(2017年度)成果発表会&まちづくりNPO交流の集い」参加報告

一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団は豊かな住環境の創造に貢献することを目的に住まいづくりやコミュニティの創出、地域づくり活動を行うNPOや市民活動団体に対して、「地域・コミュニティ活動助成事業」を行っています。

平成(2017)年度の助成対象となった10団体の活動成果報告会が2018年9月1日(土)に御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンターで開催されました。

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まず、第1部は「コミュニティ活動からの地域づくり−その新しい潮流」として早稲田大学教授 卯月盛夫氏より基調講話がありました。(ちなみに卯月先生はまちぴあ開所シンポジウムの際に講演をされています)

卯月先生は、横浜市で実施されている「ヨコハマ市民まち普請事業(まち普請)」に設立当初から長く関わっています。まち普請は、市民から身近なまちのハード整備に関する提案を募集し、最高500万円の整備助成金を交付する事業です。
このまち普請が地域にどのような効果を及ぼしてきたのか調査研究(H26〜28年度:「市民が生み出す地域の力」研究会)が実施され、昨年11月に成果報告シンポジウムが開催されました。
今回は、その調査結果を抜粋した形での講話となりました。

コスト分析として、公共工事費との比較による価値、市民からの労力提供、寄付金、物品提供による価値、市職員の研修としての価値を試算。また、地域課題解決力、施設が出来たことによる地域の変化と市民が感じる価値についても調査し、整備した施設の「社会的な価値」を算出したところ、500万の整備費に対して、2,500万円の価値を生み出しているという結果に。
さらに、このまち普請事業は都市整備を超えて、総合的な市民の拠点となり、多世代交流が進んだと市民は実感していることも分かりました。
市民主体のまち整備だからこそ、波及効果が生まれ、地域まちづくりにまで発展したのだと考えられます。


第2部では、「子どもと地域環境」「地域資源の活用」「住まいとコミュニティの交流」と3つのテーマに分けて、助成対象10団体の成果発表が行われました。
助成団体及び活動内容はこちらの報告書から(まちぴあにも1部配架しています)


各団体共通として報告の最後に「市民活動を継続する3つのキーワード」も披露されました。

様々なキーワードが上がりましたが、多かったのは『安定した基盤づくり』、『人と人とのつながり』、『多様性を保つ』などでした。
安定した基盤づくりとして、特に金銭面の充足として寄付や助成金の活用といった話が出てきましたが「助成金・制度提案・自主事業の3点で安定した運営を」という団体の意見に大変共感しました。
人と人とのつながりは事業を行う上で皆さん重視されていますが、つながりの築き方として、当事者意識を持たせる、オフィシャルと個人的なつながりを上手に使う、関わっている人たちを大切にすることで他の人を連れてくるなど、様々な工夫をされています。
この『人と人とのつながり』の構築上で、多様な人材で運営する、他団体と連携・協働するといった広がりが見えてくるのではないかと思います。
地域の課題に対してどれだけアンテナを張り、どう寄り添うか」といった声も出ており、市民活動団体として重要な視点かと。
また、若手メンバーが多い団体では『リーダーシップを取らない』『真面目に遊ぶ』といった声が多かったことが印象に残りました。変な義務感や責任感に潰されず、他人に委ねることで自分のキャパシティを超えた広がりを生み出しています。

組織の継続・拡大においては、団体を継続するための拡大は必要だが、同じ発想の色々な団体が発生することが重要なのではないかという意見も上がりました。共鳴する小さい組織がそれぞれの地域に生まれ、ノウハウの提供とネットワーク化することで、自団体を増大させずとも結果的に課題解決へと繋がる。実際に地域に入って活動している団体ではなかなか至らない発想であり、全国の様々な事例を見ている選考委員・評議員の方々が話題に加わっているからこそ、導かれた視点でした。


第3部では選考委員や財団の理事・評議員の方々を中心にディスカッションが行われました。
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・「空き家」「シャッター街」など負のボキャブラリー、負の遺産となっているものが、新しい活動のきっかけになり、価値を作り出している。
・「地域力」だけではどうにもならない部分においてNPOやボランティアなどの「市民力」が必要となってくるので、「地域力」「市民力」「場所力」の出会いの場があると相乗効果を発揮する。
・物を買うよりも体験を共有することにお金と時間を使う社会になっている
・田舎を活性化する=若者を田舎に呼び戻すには、「ちょっと仕事」をどう生み出すか。きっかけも必要であり、ヨソ者でも行きやすい仕組みをつくる必要がある。
・古い建物には歴史と想いが刻まれており、人を呼び寄せる力がある。古い建物を上手に活用して欲しい。

など、現在のまちづくりと地域課題解決に関して、様々な視点と活動のヒントが出てきました。
ある評議員の方が、この助成発表会の良いところは、「住まいの最先端がわかる」ことと「各地域の若い活動家に会える」ところだと挙げていましたが、正にその通りで、全国から拠点づくり=コミュニティづくりに取り組んでいる方々が集い、お互いのプロセスを紹介し合うことで、また地域に還元する相乗効果が生まれるのではないかと感じました。

なお、平成31年度の助成に関しては、10月29日、11月5日にセミナー&募集要項の発表が開催される予定とのアナウンスがありました。地域コミュニティづくりの活動をされていて助成金に興味のある団体の方はぜひHPをご確認下さい。

(記事投稿:鈴木)

【参考URL】
まちぴあブログ:多様な主体連携によるまちづくりシンポジウム 報告

2018年09月17日

「まちぴあまつり2018参加団体説明会」実施報告

2018年9月17日(月・祝)

 9月16日、開催まで約3週間ほどとなりました、まちぴあ登録団体が一堂に会すイベント「まちぴあまつり2018」の参加団体説明を行いました。

 まちぴあ敷地内で恒例の開催となった「まちぴあまつり2018」には、屋外にて販売などのブース出展をして下さる11団体と、館内1階に4団体に、2階研修室の体験コーナーに2団体の皆さんがご出展下さいます。

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 今年は、まちぴあ南側駐車場のスペースを使って、学生を中心した活動団体「自然教室ネイチャーフレンド」と「KAKEHASEEDs」が、自然活動や国際交流など日頃行っている活動を活かしながら、子ども達対象の工作やフリーマーケットを行う、

「わかもの企画」

 を実施する計画でおります。

 この日の説明会には、参加19団体中、13団体の皆さんが集まり、屋外出展のブース位置や、ステージの出演順、火器・食品などの注意事項や、前日&当日のスケジュールの確認を行いました。

 実行委員会の皆さんにもサポートいただいて、今日まで構築してきた「まちぴあまつり2018」も、今日の説明を経てより準備万端になってきました。これからは、看板などの備品や、許可関係の準備を進める段階に入ってきました。

 小粒ですが、まちぴあ版の協働活動といった風が、一層濃くなってきている今回のおまつり。

「何か落ちつくんですよね」

 と参加団体の皆さんに言ってもらえるようになった「まちぴあまつり」。おまつりのモットーである「であい、きづき、つながる」イベントに仕上がりそうで、担当者としましては、利用団体、参加団体の皆様にお礼の言葉もございません。

 広報も含め、当日、みんなで楽しめるように参加団体の皆さんに負けないように準備を頑張りたいと思った説明会となりました。

 ちなみに、この会議にご参加になれなかった参加団体の皆さまには、ブース位置や出演順を事務局で構成した資料を近日中にお送りする予定です。説明会参加団体の皆さんも含め、不明な点がありましたら、事務局:小倉までご連絡下さい。

 そんなことで、「まちぴあまつり2018」は10月8日開催です。あとは、台風をはじめとした天候の心配だけですかね?? 皆さま、今後とも宜しくお願いします!

(記事投稿:小倉)