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2018年08月30日

コミボラ体験プログラム「今泉地区夏の夕べ・盆踊り」報告

2018年08月30日(木)

コミボラ体験プログラム「今泉地区夏の夕べ・盆踊り」報告

 先日18日、宇都宮市まちづくりセンター主催「コミュニティボランティア体験プログラム」にて今泉地区「夏の夕べ・盆踊り」が今泉小学校校庭にて行われ、白楊高校生11名、宇都宮大学生1名、宇都宮市まちづくりセンタースタッフ2名で参加しました。

 「今泉地区夏の夕べ・盆踊り」への参加は昨年、栃木県主催、栃木県コミュニティ協会企画によって行われた「コミュニティボランティア体験プログラムin宇都宮」の1つとして関わりましたが、土砂降りの雨が降り、盆踊りは中止となりました。 今回リベンジということで8月9日&12日に分かれてバルーンアート練習会を実施し、当日を迎えました。

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バルーンアート用のバルーンを作る様子

 まず会場内の準備手伝いなどの為、15時頃会場である今泉小学校に到着しました。前日からの準備にスタッフも参加したこともありテント設置は終わっており、それぞれのブースの準備や駐輪場誘導、ブースの方々へのお弁当仕分けなどを手伝い、その後使用するバルーンの膨らます作業を行いました。

 練習会に参加していなかった学生もおり、膨らまし方や簡単な剣やハートなどのレクチャーをその場で行いました。16時半からは模擬店販売開始を合図に「今泉地区夏の夕べ・盆踊り」が行われました。

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会場を歩きながらプレゼントを行っている様子

 会場には続々と赤ちゃん連れの親子や幼稚園児、小学生や家族の方々が足を運び会場内を回っていました。今回学生参加が多かった為、役割をいくつか作り、会場を回っている子ども達にプレゼントやブース内でプレゼント、駐輪場誘導などに分けて行いました。 高校生のお姉さんやお兄さんが持つバルーンに興味を持ち、プレゼントをしいている様子も見ることができました。

 会場内では17:00〜泉ヶ丘中学校吹奏楽部による演奏から始まり、GMハワイアンによるフラダンスやダンスサークル泉によるダンス披露、今泉保育園・バンビーニゆめによる子どもたちと踊るダンスやリンク栃木ブレックスによるミニゲームなどの企画が行われていました。 プログラムに参加していた学生も休憩などを取りながら楽しんでいました。

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バルーンブース内で子ども達にプレゼントを行っている様子

 19:00〜は会場内で和楽踊りや盆踊りが始まり、会場内にも子ども達が沢山集まってきました。 ブース前には沢山の行列ができ、子ども達の好きな色と作ってもらいたい物を聞きながら対応していきました。 当日外が乾燥していた為、作りながら割れることが多々あり、学生もスタッフも何度も作成していました。 19:40頃には持参していたバルーンの風船が無くなり、まだ閉会宣言は行われていませんでしたが途中で撤収させていただきました。 

 その次の日にはテントなどの撤収作業が行われており、そちらにもスタッフは参加しましたが、事前会議や準備の大変さや地域住民の方々のお手伝いなど、催事を行うことへの大変さというのを改めて感じました。年齢問わず、地域の子ども達や親子連れの方々に楽しんでもらいたい、そんな想いが伝わりました。

 前回参加させていただいた今泉地域・八坂神社例大祭神輿担ぎ・休憩所手伝い参加とまた違い、学生側から地域の子ども達にバルーンアートをプレゼントし喜んでもらうことは普段ではできないことだったと思います。 11月に行われる「今泉子供会連合会・子ども秋まつり」に向けて10月頃から行うことを考え実施していきます、こちらに関してはまだまだ高校生や大学生、専門学生や短期大学生などの募集も行っておりますので興味がある方はご連絡いただければと思います。 地域の皆様、高校生・大学生の皆様、大変お疲れ様でした。

(記事投稿: 小松)

『Culture&kitchen「十五夜お月さん」』開催のお知らせ

2018年08月30日(木)

まちぴあ主催
Culture&kitchen「十五夜お月さん」開催のお知らせ

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※クリックすると拡大します。

●日 時: 9月14日(金)10:00〜13:00

●会 場: 今泉地域コミュニティセンター調理室(宇都宮市元今泉1-7)

日本では、秋の真ん中に出る満月(中秋の名月)に、すすきやお団子をお供えして、その年の収穫に感謝する、という行事があります。
In Japan, there is an event to thank the harvest of the year, serving Susuki and dumplings for the mid autumn’s full moon (the harvest moon).

地元のお母さんたちから昔から伝わるお祝いの仕方を教わり、お月見団子を作って、一緒に秋の風物詩を体験しましょう。
Let’s learn the traditional celebration from local mothers, make moon viewing dumplings and experience Japanese autumn feature together.

日本語と英語で、十五夜の絵本の読み聞かせもありますのでお楽しみに。
Please enjoy reading a picture book of full moon night in Japanese and English, too.

●参加費: 300円(材料費)

●定 員: 15名(お子さん連れ可。託児なし。) ※残り10名

●献 立: お月見団子・おいなりさん・けんちん汁・即席漬け

●持ち物: エプロン、手ぬぐい

【イベント協力団体】
今南サロン 絵本読み聞かせの会 
NPO栃木タイムズ ●パソコン塾アロハ

●申込方法: まちぴあまでお電話で

【問合せ・申込み】
宇都宮市まちづくりセンター まちぴあ TEL: 028-661-2778

2018年08月29日

「SDGsシンポジウム&トチギ環境未来基地若者報告会」取材報告

2018年08月29日(水)

「SDGsシンポジウム&トチギ環境未来基地若者報告会」取材報告

 先月28日(土)、登録団体トチギ環境未来基地主催、栃木県後援、『SDGsシンポジウム〜基礎知識と栃木の実践例を知る〜』と『3ヶ月間環境保全に取り組んだ若者の報告会』がとちぎボランティアNPOセンターぽ・ぽ・らを会場に行われました。

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SDGsシンポジウム 全体の様子

 今回行われたシンポジウムでは、SDGsの周知啓発活動にも力を入れている「一般社団法人環境パートナーシップ会議(EPC)コーディネーター」橋朝美氏による概要説明、栃木県内で活躍されている「 NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク代表理事」岩井俊宗氏、主催団体である「NPO法人トチギ環境未来基地理事長」塚本竜也氏による団体の事例紹介、他、パネルディスカッション、参加者同士の意見交換などが行われました

  SDGs (持続可能な開発目標)は2015年9月の国連サミットで採択され、2016年〜2030年で達成するために掲げられた目標です。 営利企業やNPO、NGO、行政、教育機関などのさまざまなファクターが、協力しながら取り組むことが重要になっていきます。

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高橋 朝美氏による概要説明

 まず初めに「環境ボランティアなび」の発行を行う関東環境パートナーシップオフィス関東EPO担当コーディネーターである高橋朝美氏によるSDGs概要説明が行われました。 

 @貧困をなくそう、A飢餓をゼロに、Bすべての人に健康と福祉を、C質の高い教育をみんなに、Dジェンダー平和を実現しよう、E安全な水とトイレを世界中に、Fエネルギーをみんなにそしてクリーンに、G働きがいも経済成長も、H産業と技術革新の基盤をつくろう、I人や国の不平等をなくそう、J住み続けられるまちづくりを、Kつくる責任つかう責任、L気候変動に具体的な対策を、M海の豊かさを守ろう、N陸の豊かさも守ろう、O平和と公正をすべての人に、Pパートナーシップで目標を達成しよう、持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成されています。

 現在第一セクターでは政策会議として SDGs推進本部の設置、第二セクターでは「SDGコンパス」発行、経団連による企業行動憲章の改訂、中小企業向け活用ガイド発行、第三セクターとして SDGs市民社会ネットワークの設立などが行われています。

 SDGsがあってもなくても、地域の課題(環境・経済・社会等)は複雑に絡まっており、セクターだけではなく、1人ひとりが、それぞれの地域・分野で、課題と課題のつながりを意識し、行動していくことが必要であり、また、あらゆるセクターとの協働(パートナーシップ)で取り組むことで目標を達成できるとお話していただきました。

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岩井 俊宗市氏による団体の事例紹介

 “若者の力を活かして、地域活性化/課題解決を加速する”をミッションに活動している『NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク』。 若者のアイデアプランコンテスト「iDEA→NEXT」実践型インターンシップ「GENBA CHALLENGE」など様々なプログラムを行っています。 

 取り組んでいる「iDEA→NEXT」ではこれまで学習障害(LD)を持つ児童の学習支援を行う「Crew Kids (C質の高い教育をみんなに/I人や国の不平等をなくそう)」やフェアトレード専門店「フェアトレードショップコブル(O平和と公正をすべての人に/G働きがいも経済成長も)」、世代間交流事業、生活支援事業を行う「一般社団法人えんがお (Bすべての人に健康と福祉を)」、循環社会をつくるためオーガニック野菜の直売所まんまとちぎ、そして店舗内には住民の才能を地域に還元するための地域フリーマーケットを行う「NPO法人ポン・テ」(J住み続けられるまちづくりを/Kつくる責任つかう責任)」、糀の離乳食甘味料商品開発、ママさんの商品開発支援等を行う「株式会社アグクル (N陸の豊かさも守ろう/G働きがいも経済成長も)」がプログラム活動後活躍しています。

 SDGs(ターゲットが社会的構造・スケールが大きい)と若者の地域づくり活動(現場体験や目の前の問題への活動)は乖離があるが、隙間を繋げていく事がとちぎユースサポーターズネットワークの支援領域であり、また、上記であげたように現場の課題は複合的で分野をまたぐテーマとなっているとお話していただきました。

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塚本 竜也氏による団体の事例紹介

 荒れた里山、雑木林、放置竹林の整備などをボランティアの力で整備し、子どもが安全な自然体験、福祉施設利用者の自然散策、生物多様性保護などの取組みをしている『 NPO法人トチギ環境未来基地』。若者達のチームによる長期間(3ヶ月)滞在型の環境活動「Conservation Corps プログラム」などのプログラムを行っています。

 里山整備では「障がい者施設×里山」「健康長寿社会×里山」「子どもの自然体験×里山」「子どもの貧困×里山」「ひきこもり状態の若者×里山(森の居場所)」「若年無業者×里山(みどりの中間的就労訓練)」「歴史文化×里山(歴史遺産と里山をセットで再生)」など様々な場所で活動をしており、参加の機会への工夫をする&多様な切り口で取り組んでいます。 SDGsの共通課題はやる上でパートナーシップが大切とお話していただきました。

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パネルディスカッション 活動の発展やパートナーシップについて

≪SDGsに対し≫
 高橋氏:NPO等がやってきた事の整理や「環境ボランティアなび」に記載されているターゲットを参考にすること・見つめ直しどう行動していくか考えることが必要。 岩井氏:自身の企業やNPOなどがしっかり価値観と合っているのか、しっかりと意欲を持って取り組めるか、スタート地点が大切でスタッフの中で共有していく事が重要。 塚本氏:ターゲットを細かく見て、関わり方を考える事が必要とお話していただきました。

 パネルディスカッション後は、近くに座っている人同士で共有、その後行われた質問ではQ:NPO法人と企業のパートナーシップで必要なことは。A:実績と組織体力やマネジメントなどしっかり考えていかないと継続できない。中小企業が自社のPRだけに使われないようにする。何かCSR(企業の社会貢献活動)したいだけに使われないよう、NPO側も企業に対してどう組み合わせていけるか、提案力が必要となる。 次の質問ではQ:外の組織との構築で気を付けていることは。A:個々の信頼関係と業務ではなく個人として何を大事にして関わっていくのか。課題の共有やどういう地域にしたいか共有する。など答えていただきました。

 最近SDGsで問題になっている海のプラスチック(マイクロプラスチック)汚染、日本はプラスチック排出量の多い東南アジアからの海流が流れてくるため、流れてくる密度が多い。そこでプラスチックを使わないストローなどが考えられ始めています。 そういったことから企業やNPOだけではなく、一人ひとりが関心を持ち、日々にどう活かすか、考える機会になりました。

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3ヶ月間環境保全に取り組んだ若者の報告会の様子

 次に同会場で行われたのはNPO法人トチギ環境未来基地主催「3ヶ月間環境保全に取り組んだ若者の報告会“第18期Conservation Corps(2018年5月10日〜7月29日)報告会”」が行われました。 Conservation Corpsは環境保全活動の実践を通し、次世代のリーダーのためのスキルを身につける長期間合宿型環境保全ボランティアプログラムで日本を含む様々な国の方々が参加しています。

 トチギ環境未来基地で3ヶ月間合宿生活をしながら、森林里山保全活動に日々取り組んだロシア(セルゲイさん)とフィリピン(ソロモンさん)出身の2人に活動しながら感じたことなど報告していただきました。

【参考URL】トチギ環境未来基地ブログ 長期ボランティアの声

 8箇所ある活動フィールドでそれぞれがどのようなことを行ったのか報告していただきました。 創造の森(宇都宮市、こども園の森)ではソロモンさんより草刈りを含め、遊具(トンネル作り)や森の入り口に門を新しく作ったこと、一般社団法人栃木県若年者支援機構(しごとや)と一緒に活動しました。

 又他のフィールドではやっほうの森(茂木町、森のようちえんの森)では階段作り、希望の丘(市貝町、地域の子どもの森)で子どもが遊べるもの、ふじやま(市貝町、サシバの里の里山)では花だん作りを地域の方と一緒に行い、刈生田の森(市貝町、サシバの里の里山)では草刈りを行いベテランの凄さを感じた。等などお話していただきました。

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2人からのスピーチ セルゲイさん

 セルゲイさん:ロシアで植物園のボランティアや様々なボランティアに参加してきました。3ヶ月間では環境保全以外にも、色んな文化を知ることができ、また食べたことないものを食べて気に入りました。 環境保全では自分よりも年上の方が動けていて凄いなと感じました。 地域のために頑張っている姿を見て、ロシアに戻っても植物園のボランティアに様々な年代の方に来てもらえるようにしたいと思いました。

 ソロモンさん:普段はNGOで環境保全をして働いています。トチギ環境未来基地と働いている所とはつながりがあり、招待されきました。 3ヶ月間の合宿生活では箸(フィリピンではスプーンと手)を使うのが大変でした。

 環境保全ではリーダーシップの部分が勉強になりました。3ヶ月間で色んな年代、所属の方と関わり刺激になりました。 戻ったらリーダーシップで培った経験を伝え活動していきたいと思いました。

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活動証明書などの授与 ソロモンさん

 スピーチ後には2人に対しての質問が行われました。 Q:自分の国との違いや衝撃的だったことは。A:沢山の方達が先輩(年上)の活動を尊敬し、色んな年代が関わっていてびっくりしました(セルゲイさん)。 男女差別がある国で女性はできない事が多い、トチギ環境未来基地では女性が活躍しているNPOだと言われていたました(ソロモンさん)。

 Q:活動中に2人でアイデアを出し合ったようですがどのような内容ですか。 植物の名前や草の名前などメンバー内で知らない人が多い、特徴を知ることで保全活動がもっと良くなると感じた。 また、宿では日本語を学べるように紙に書いてあると良いと感じました(セルゲイさん・ソロモンさん)。と質問に答えていました。

 最後に、2人に対して活動証明書などの授与が行われました。 自国の森と日本の森の違いや自国の料理:パンセット(フィリピンやきそば)や飲み物:キセル(ロシアの伝統的な飲み物)などを振舞っていただきました。

 いただいた活動報告書には日本の現状(若い人が都会に出る人が多いこと、過疎化が進んでいること、自然と生きている人は生活の一部になっていること)や自然環境の状態も学び、トチギ環境未来基地では「自然を守る重要性」を伝え、多くの人を巻き込んで活動していること。 また、地震でダメージを受けた海岸林の再生活動にも関わり、自然環境を守る活動で新しい刺激を沢山もらいました。とまとめていました。

(記事投稿:小松)

2018年08月28日

第2回まちぴあまつり2018実行委員会 実施報告

2018年8月28日(火)

 毎年恒例の「まちぴあまつり」を開催すべく、6月末に第一回目となる実行委員会を開催しました。そこから時間が過ぎるは早いもので、8月お盆明けには、出展希望団体の皆さんからのエントリーが取りまとめられ、

 去る8月27日、第2回目となる実行委員会を開催することができました。

 今回の実行委員会には、実行委員のメンバーの皆さんに加え、屋外に出展予定の団体の皆さん19団体中、9団体13名が集まって下さり、行ないました。

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 飲食出展など施設の設備を利用する団体の皆さんの配置や、まちぴあ側で今回の目玉イベントとして予定している、若者たちが中心となって活動している「自然教室ネイチャーフレンド」さんと「国際協力団体KAKEHASEEDS」がおくる『特別イベント〜わかものきかく』の実施場所を定めるなど、会場レイアウトを検討しました。

 また、お申込頂いた団体出展内容が出揃ったこともあり、チラシも完成していることから、参加団体の皆さんは早くも広報協力を打診させていただきました。さらには、イベント当日に様々な出し物を検討中の皆さんから、飲食のメニューや工作の内容など、各団体で進めてもらっている内容の詳細の把握もすることができました。

 屋外ブースの出展団体の皆様については、活動内容が同種であったり以前から親交のあった団体さん同士でゾーニングしたいなどの意見もあり、次回開催予定の説明会にむけての準備につなげることも出来そうな実行委員会となりました。

 次回の会議は、9月16日(日)にまちぴあで予定している「参加団体説明会」となります。この会議では、出展の際に必要となる机・イスなどの物品の確認と、テント設営や飾りつけをはじめとした前日準備に関するご協力を呼びかける予定となっています。

 8月後半に入り、夕方からは一気に秋の空気も迫ってきたところ。本番の10月8日(月・祝)も、間もなくやってくるのですしょう。

 登録団体の皆様、今後ともよろしくお願い致します!

(記事投稿:小倉)

2018年08月27日

まちぴあインターン報告:文星大学Kさん、Sさん

2018年8月27日(月)

 お盆も明けた今年の夏休み、8月20日〜24日の期間において、まちぴあでインターンを希望する大学生2名の研修を行いました。

 研修にエントリー下さったのは、文星芸術大学のKさん、Sさん。これまでに、あまりボランティアなどの活動経験はないというお二人でしたが、デザインやマンガを選考されていることもあり、日々大学で学んでいるレイアウト技術や専用ソフトの技術を活用して、まちぴあの紹介地図や、館内掲示物の刷新をしてもらうなどの作業を行いました。

 まちづくりやボランティア、社会貢献といった活動のあらましを説明しながら、お二人には、日々大学で学んでいるデザインや創作の技術を応用することで、今までなじみのなかった、まちづくりに近づいてもらうことからスタートしました。

 高齢者や子どもさん、市内外など様々な地域や世代の方々が来館する、まちぴあの広報物は、見易さと分かりやすさを重視していること等を説明させてもらいながら、作業を進めてもらいました。

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 創作作業については、お二人とも慣れたものでして、素敵な地図や掲示物を作ってもらうことができました。

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 また、見学研修と題して、お馴染みの宇都宮市「みんなでまちづくり課」への訪問や、学生のまちづくり活動の促進を目的にした、活動に携わっている先生方との意見交換・勉強会にも同席してもらいました。

 お二人とも県外の出身ということもあり、初の市役所訪問となったそうですが、自治会活動や市民憲章の推進など、みんなでまちづくり課の皆さんが、まちぴあ以外に担当している事業について、質問や疑問を投げかけつつ、意見交換を行いました。特に自治会の活動については、小学生以降になるとどうしても疎遠になることがどこの地域でもあることらしいですが、体育祭・文化祭といった交流活動の他に、防災、ゴミ回収、交通安全の啓蒙など、地域組織が活躍している様々な場面の紹介があり、改めて自治会の存在について再確認してもらえた機会となったようです。

 一方、「学生とまちづくり」に関する意見交換では、学校単位でのボランティア活動に参加した経験がありながらも、地域を学びの場として事業を展開している県内各高校の事業について触れることで、自分たちが高校生だった時との違いや、意見交換の中で見えてくる地域ニーズや課題の違いといった部分まで垣間見て貰える機会となりました。

 今回の研修においては、まちづくり活動にこれまであまり馴染みがないといっていたお二人に、どう自分たちの活動や事業の意味を伝えるかという点において、受け入れ側のスタッフとしても試行錯誤をしながら進めていけたと思います。

 研修当初は、はじめての場所で緊張気味であったお二人も、様々な作業や会議を通して、学んでもらうことで「こんな活動をしている人や組織があったのか」ということにたくさん触れてもらえたと思います。

(記事投稿:小倉)

いちごハートねっと事業「連絡会議・第2回特別セミナー」開催のお知らせ

2018年08月27日(月)

いちごハートねっと事業「連絡会議・第2回特別セミナー」開催のお知らせ
〜誰もがつながり合う 真の共生社会を目指して〜

 “いちごハートねっと事業”とは、栃木県内の110の社会福祉法人が参加し、地域で暮らす皆様の為に、公益的な取組みをしている団体です。 「誰もがつながり合う、真の共生社会を目指して」をテーマに、「地域共生社会」の実現に取組むための、セミナーを開催し、それぞれの立場から見える現状の共有から、取組んでいく課題の明確化・共有化を図ります。

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※クリックすると拡大します。

●日 時: 2018年9月19日(水)10:30〜16:50(開場10:00)

●会 場: とちぎ福祉プラザ1F「多目的ホール」(宇都宮市若草1-10-6)

午前の部: 平成30年度 連絡会議 10:30〜11:55
・いちごハートねっと事業活動事例発表
・こども食堂 ・地域の中の居場所づくり
・心魂プロジェクトとパン教室など

午後の部: 第2回特別セミナー・講義  13:00〜14:40
『社会と“現実”との狭間に・・・』
〜生きづらさを抱えた人たちとの“出会い”が気付かせてくれたこと〜
*講師: 全国地域生活定着支援センター協議会 伊豆丸 剛史 氏

午後の部: 第2回特別セミナー・グループワーク 14:55〜16:50
『福祉に繋がりにくい人、その支援とは』
*ファシリテーター: 一般社団法人とちぎ市民協働研究会 廣瀬 隆人氏

●定 員: 230名(先着順)  

●参加費: 無料

●対象者: 会員法人、県内市町社会福祉協議会役職員・行政職員、民生委員、地域福祉に関心をもつ一般県民など

●締 切: 8/31(金) ※定員によっては締切日が延長することもあります。

●申込方法: 裏面申込み書FAX又はお電話にて。

【申込み・問合せ】
栃木県社会福祉法人による「地域における公益的な取組」推進協議会
〒320-8508 宇都宮市若草1-10-6 
栃木県社会福祉協議会 施設福祉課内(担当:粂川、中村)
TEL: 028(305)5515 FAX: 028(622)5788

2018年08月26日

第44回釜川コケ落とし大作戦 参加者募集のお知らせ

2018年8月26日(日)

 ボランティア体験プログラム「釜川コケ落とし大作戦」は、宇都宮市中心部を流れる『釜川』の清掃活動を通してボランティア活動に楽しく触れる機会です。 4月〜10月の月1回の間隔で行っています。

 通算で第44回目となり、すっかりお馴染みの活動となりました。河川内に入っての川底のお掃除と沿道のゴミ拾い活動です。夏休みも一段落して、秋めいてきますが、まだまだ暑い日も続く9月。少しよごれちゃうかもしれませんが、清掃ボランティアで心もスッキリピカピカにしてみませんか?

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★ボランティアを初めての方でも大歓迎です★
★以降の活動予定日→『ボランティア情報』に掲載しております。

●日 時: 2018年9月8日(土)10:00〜12:00

●集 合: 釜川ジャブジャブ池周辺
  ※リンク先地図で集合先を事前にご確認下さい。

●定 員: 20名

≪お願い≫
・雨天時の場合には、中止となりますのでご了承ください。
・また、雨天時の連絡などのために、事前に「氏名」「連絡先」「年齢」
(今回は特に子どもさんの年齢)をお聞かさせて頂いていますのでご協力お願い致します。

≪持ち物≫
・汚れてもいい服装
・着替え(濡れることもあるので、特に靴下)

≪その他≫
・作業開始前に簡単なオリエンテーションを行います。
・長靴、デッキブラシはこちらで用意してあります。
※長靴は、23〜27くらいまでしかないので、足の大きな方はご持参して頂けると幸いです。
 また、長靴は長年シェアしながら使っているベテランです。マイ長靴をお持ちの方は、
 ぜひご持参下さい。

【問合せ・申込み】
宇都宮市まちづくりセンター まちぴあ(担当:小倉・小松)
TEL: 028−661−2778

2018年08月25日

アフタースクール寺子屋「学生ボランティア体験プログラム参加」取材報告

2018年08月25日(土)

アフタースクール寺子屋「学生ボランティア体験プログラム参加」取材報告

 先日16日、登録団体:寺子屋によるアフタースクールが宇都宮市まちづくりセンターにて行われました。 夏休み期間中の寺子屋では宇都宮市まちづくりセンター主催「学生ボランティア体験プログラム」に参加した学生が活動に参加しております。

 市内各地の小学校から共働き家庭で、放課後に一人で過ごさなければならない子どもたちなどを対象に行われています。 宇都宮大学の学生が主体となり活動おり、先生役を務めているのも大学生の皆さんです。 国語算数の個別指導では、子供たちひとりひとりの学力に合わせて、大学生がプリント作成を行っています。

 ただ子供たちを預かるだけでなく、多くの体験をしてもらうことも目指しており、心身ともに成長してほしいという思いで大学生の皆さんは活動に参加しています。

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夏休み期間中の授業の様子

 16日取材した際には、地下水や湧き水、街に降った雨や海などが蒸発して、また雨が降るそういった地球の水の循環についての授業が行われており、先生からの質問:身の回りにはどんな水があるのかという問いに子ども達は水道水やお風呂、水溜りなど答えていました。

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紙でできた的に水鉄砲で当てる

 次に子ども達を近くの公園に連れて体験授業が行われました。 簡単にペットボトル1つで作れる水鉄砲を使って隠した的を決められた時間の中で全て当てられるか競いました。 子ども達に遊んだ水が蒸発していくという事を理解してもらうために行ったそうです。

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茂みの中にあった的に水を当てる様子

 子ども達は隠した的を簡単に見つけており、大学生2名が的を持ちながら逃げる場面もありました。 約30分の時間ではありましたが、子ども達は楽しそうに遊んでいました。

 今回プログラムに参加した高校生2名は子ども達が公園へ誘導しながら歩いたり、体験授業の中で、子どもたちのサポートをしていました。 行われた授業以外にも数日参加している学生もおり、一緒に活動する中で、子ども達が楽しんでいる様子が見れたそうです。

2018年08月24日

『第44回まちぴあ座談会』開催のお知らせ

2018年08月24日(金)

まちぴあ主催『第44回まちぴあ座談会』

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※クリックすると拡大します。

●日 時: 8月30日(木)13:30〜15:00

●会 場: 宇都宮市まちづくりセンターまちぴあ

 まちぴあ登録団体のみなさま。日ごろからセンターをご利用いただきありがとうございます。 知らない団体にヒトメボレする日♡まちぴあ座談会を開催します。 日ごろみなさまがまちぴあを利用して感じることもお聞かせください。

 また、「今月の名人」と題して、“かしまし娘・マカヒ”さんに団体の活動をご紹介していただき,日頃施設等で行っているパフォーマンスを披露していただきます。

 そのほかの参加団体は、みんなのトレッキングクラブ栃木県美術作家連盟レゾナンツ・バロック・コンソート の予定です。 ご興味のある方は是非ご参加ください。 なお、申し込みは先着順とさせていただきますので、参加ご希望の団体は人数をお知らせください。個人の方もお申込みいただけます.ご連絡お待ちしております。

●参加費 : 無料

●受付人数: 先着20名程度

【問合せ】 
宇都宮市まちづくりセンター まちぴあ
TEL: 028-661-2778 Mail:info@u-machipia.org

【参考URL】まちぴあブログ第43回「まちぴあ座談会」実施報告

2018年08月22日

NPO法人宇都宮ピアノ研​究会「ティー・サロン・コンサート」開催のお知らせ

2018年08月23日(木)

NPO法人宇都宮ピアノ研究会『ティー・サロン・コンサート』
≪“クラシック〜タンゴ”幅広いヴァイオリンの魅力≫

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※クリックすると拡大します。

クラシックを気軽に楽しむをコンセプトに、「食事サービスさくら草」さんから
提供をうけたお菓子と紅茶・コーヒーなどを楽しみながら、過ごすコンサートです。
今回は「クラシック〜タンゴ 幅広いヴァイオリンの魅力」をお届けします。

●日 時: 2018年9月2日(日)午後2:00〜(午後1:30開場)

●会 場: 栃木県総合文化センター 地下2階「リハーサル室」(宇都宮市本町1-8)

【プログラム】
・『ヴァイオリンソナタ 第4番 ホ単調』 ・『ヴァイオリンソナタ 八単調』
・『情熱大陸』 ・『エル・チョクロ』 ・『ジェラシー』・『碧空』
・『真珠採りのタンゴ』 ・『ラ・クンパルシータ』 ・『ルベルタンゴ』

【出   演】
・ 志村 洋子(ヴァイオリン)  
・ 村松 雅子(ピアノ)

●チケット: 
全席 自由席(お菓子・お茶付き) ※前売り券のみの販売
中学生以下:1,000円/高校生以上一般:2,000円

≪入場券取扱≫
・ 栃木県総合文化センタープレイガイド TEL: 028(643)1013

・ 宇都宮市文化会館プレイガイド TEL: 028(634)6244

・ 下野新聞NEWS CAFE TEL: 028(637)8111
 (オリオンスクエア隣)

・(株)上野楽器 
    本店 TEL: 028(633)4286 
    ジープラザ TEL: 028(638)2122

・ 鏡池堂  TEL: 028(634)9863
(MEGAドン・キホーテ ラパーク宇都宮隣) 

・ 宇都宮ピアノ研究会会員及び事務局   
TEL: 028(627)1796/携帯:080(5446)1796

●後 援: 栃木県教育委員会、宇都宮市教育委員会・下野新聞社、(株)上野楽器

●協 力: 宇都宮市まちづくりセンター、食事サービスさくら草、(株)上野楽器

【申込み・ 問合せ】NPO法人宇都宮ピアノ研究会
TEL:028(627)1796/携帯:080(5446)1796

【参考URL】「ティーサロンコンサート2017秋」取材報告