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2018年03月15日

平成29年度「陣内プロジェクト研究ミニシンポジウム」参加報告

2018年3月15日(木)

 3月15日、宇都宮大学「陣内プロジェクト研究ミニシンポジウム」が、峰キャンパスのUUプラザを会場に行われました。

 宇都宮大学では、2年生〜3年生の学生たちが6つほど設定されている「プロジェクト研究」という科目から一つを選択し、担当する教授の指導のもと、様々な研究活動を行っており、今回は平成29年度における活動発表をメインに開催されました。

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 この発表会は、陣内雄次教授が主宰している、地元地域や他県に出て行って活動を行う4つのプロ研に参加した学生たちによる研究発表会で、参加学生を中心にプロジェクトに関係した企業、団体の方々など20名ほどが集まり、学生たちの一年間にわたる活動の成果を聞きました。

 平成29年度においては、宇都宮市内の特別養護老人ホームみどりに設けられている、地域に開放された交流スペースにおける入居者や地域内の高齢者と子ども達をはじめとした「多世代交流居場所活動」や、

 子ども達の発案による「まち」をつくり、運営するための職業やルールづくりを通して様々な体験をしながら遊び、学ぶ「子どものまちUST」といった事業や、

 プロジェクト研究との協働が4年目に入った、カルビー株式会社が主催している社会貢献事業「カルビーお菓子コンテスト」に加え、

 まちぴあも関らせていただいた、宇都宮市平石地区における、まちづくり協議会や地元企業との協働事業「平石プロジェクト」の年間を通じての概要が紹介されました。

 平成29年度における各研究は、「世代間交流」(居場所づくり)、「子どもの自立・自発的な発想を育む」(子どものまちUST)、「企業の社会貢献事業を知る」(お菓子コンテスト)、「地域との連携」(平石プロジェクト)とそれぞれにテーマが分かれての研究となった模様でした。

 その中で、どのプロジェクトにも共通している部分は、他の世代や他の組織、日頃接していない同年代以外とのコミュニケーションの重要性であったように感じました。

・・・・・・・・・・・・

 少し詳しく見ていくと、まず「居場所づくり」については、コープみどりで毎週土曜日に開催されている居場所活動に大学生たちが関り、夏休みには子ども達の宿題をみる機会をもうけたり、クリスマス会を企画するなどの活動を行なったそうです。
 彼らのテーマは「孤立させない」ことだったそうで、様々な企画を行なう中であっても、子どもや大人によった企画を行うのではなくて、例えば、クリスマス会のビンゴ大会の景品は、子ども達が喜ぶものだけでなく、日用品など大人も喜ぶものを考案するなどの工夫を行なったと発表いただきました。

「子どものまちUST」は、鹿沼市で同様の体験事業(ミニかぬま)を行っている方にアドバイスをもらいながら、大人の立場である大学生が、あまり入り込まないけども、見守る立ち位置を意識しながら、子ども達に寄り添う形で事業を展開したとの流れを説明いただきました。
 小学生や中学生といった年代の子ども達の自発性と発想力を、見守る大学生たちの適度なコーディネートで2月中旬に企画が行なわれ、約130名の参加者があったそうです。

「第7回カルビーお菓子コンテスト」では、市内約30の小学校からオリジナルお菓子のアイデアを募り開催されたもので、今回は「ありがとうを伝えるお菓子」をテーマに、約1500のアイデアの中から、10作品が採用され、12月で開催された表彰式で実際に再現されたそうです。
 今年のプロジェクト研究では、小学校への訪問や試作の際に大学生たちが関るとともに、コンテストを運営している社会貢献委員会の会議にも参加するなど、企業で行なわれている活動の現場、運営側により近い位置での関りがもたれたそうです。

「平石プロジェクト」についても、今年で4年目を迎えます。こちらの活動は、今ブログでも紹介しているように、地元商店や酒造会社との連携を発生させて、酒粕パンを生み出すきっかけになってみたり、宇都宮市の中での平石地区をPRするために、米やお酒に焦点をあてた、酒蔵見学ツアーを企画するなどの事業を行なってきました。
 新聞でも取上げられた酒粕パンについては、まちづくり協議会の方たちが仕入先となって、地元の文化祭で販売するなど、プロジェクト研究の学生たちが中心でなくても動かせる企画に仕上げることができたり、他の学生が平石地区に興味を持ち、音楽イベントを開催するなど、研究活動を飛び出した動きをみせているそうです。

・・・・・・・・・・・・

 各プロジェクト研究の発表の後には、参加者それぞれに分かれたグループディスカッションを行ないました。テーマは「大学生が地域参画する意義」について考える時間が設けられ、前述した同世代以外との交流から学ぶ大切さや、実際に現場で活動することの貴重さ、若者が地域に出てきてくれることのありがたさなど、地域・企業・学生それぞれの部分での価値について意見交換が行なわれました。

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 最後に、主宰である陣内教授からは、活動をしていく中で、その過程や結果を踏まえて改めてよく考え、研究することの重要性が説かれました。我々をはじめ、地域活動に携わっているものも、事業やイベントを回すことに一生懸命になる一方で、

 改めてその成果や、やったことで発生した次なる課題を考えることも、より事業や活動の理解を深める上で大切なことだと学ばせてもらった機会となりました。

(記事投稿:小倉)

「第11回うつのみや大道芸フェスティバル」開催のお知らせ

2018年03月15日(木)

登録団体:うつのみや大道芸フェスティバル実行委員会
「第11回うつのみや大道芸フェスティバル」
〜うつのみやが「笑い」につつまれる。〜

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※クリックすると拡大します。

●日 時: 2018年3月17日(土)・18日(日)11:00〜17:00

●会 場: オリオンスクエア 東武宇都宮百貨店6階屋上広場 オリオン通り各所

◆出演パフォーマー紹介◆ (五十音順・敬称略)
応募総数100組 の中から選考で選ばれたパフォーマー+ 地元パフォーマー、総勢26組の出演者です!

◇アートパフォーマー☆ファイター☆ (スプレーアート)
 ・芸術的なライブペイントパフォーマンス
◇いきもの倶楽部 (ジャグリング・アクロバット)
 ・ジャグラーケンタロウとくす田くす博のコンビ
◇idio2 (スタイリッシュコメディ)
 ・スタイリッシュなコメディショー
◇おろしぽんづ (コーンジャグリング)
 ・ロードコーンを使ったジャグリングのスペシャリスト
◇紙磨呂 (マジック)
 ・絵本のようなファンタジーなマジックショー
◇ココナッツ山本 (コメディ)
 ・日本一のお祭り男!ミスター・ショーストッパー
◇3ガガヘッズ (コメディ)
 ・ 劇団ワハハ本舗所属の3人組
◇ジャグリングドラゴン ヒョウガ (ジャグリング)
 ・ ジャグリングが得意な世にも珍しいドラゴン
◇SUKE3andSYU (アクロバット・ダンス)
 ・新感覚なアクロバットパフォーマンス
◇ストレンジ・ディッシュ (コメディ)
 ・パントマイマーとクラウンの不思議なハーモニー
◇せせらぎ (ウォーキング)
 ・ゆるふわ系足長ひつじ
◇大道芸人ジーニー (コメディ)
 ・ 歌って踊れる大道芸人
◇大道芸人ハンド (ジャグリング)
 ・中学生コメディジャグラー
◇ポテ (無重力パフォーマンス)
 ・ 彼の世界はまさに無重力
◇三雲いおり (コメディジャグリング)
 ・ 楽しいおしゃべりとお客さんを巻き込むコメディジャグリングショー
◇りずむらいす (リズム&バラエティ)
 ・リズム演奏をメインにした面白かっこいいバラエティショー

<チャレンジ枠>
活動歴5年未満のフレッシュなパフォーマーです。応援してください♪
◇アストロノーツ (スタチュー)
 ・日本唯一の浮遊型スタチュー
◇金魚子 (スタチュー)
 ・人間に恋をして夜店から飛び出した金魚の化身
◇パフォーマーえはら (ジャグリング)
 ・自称若手アイドルパフォーマー
◇Performer SYUN (ジャグリング)
 ・ 修行中の中学生パフォーマー

<地元パフォーマー>
◇クリオーネ (バルーン ・ スタチュー)
 ・1日目はバルーンショー、2日目はスタチューで登場
◇ta2 (ジャグリング)
 ・お馴染みのコメディジャグラー ※18日(日)のみ出演
◇バルーンパフォーマー さくら (バルーン)
 ・かわいい作品がいっぱいのバルーンショー
◇バルーンパフォーマー みなみ (ウォーキング)
 ・今回のみなみちゃんはいつもと違う!?
◇MESSE (リフティング)
 ・栃木県初のリフティングパフォーマンスチーム
◇柳貴川起助 (紙切り)
 ・お客さまの似顔絵や注文にも応えます

●共 催: 宇都宮市オリオンスクエア広場運営共同事業体

●協 力: 宇都宮短期大学附属高等学校、栃木県立宇都宮中央女子高等学校、NPO法人うつのみや百年花火宇都宮コミュニティFMミヤラジ、宇都宮オリオン通り商店街復興組合、オリオン通り曲師町商業協同組合

●後 援: 宇都宮市、宇都宮市教育委員会、宇都宮商工会議所、宇都宮観光コンベンション協会、特定非営利活動法人まちづくり推進機構、株式会社下野新聞社、読売新聞社宇都宮支局、毎日新聞社宇都宮支局、朝日新聞宇都宮総局、東京新聞宇都宮支局、栃木よみうり、株式会社とちぎテレビ、株式会社エフエム栃木

●入 場: 無料 ※雨天決行(荒天中止)

【問合せ】うつのみや大道芸フェスティバル実行委員会事務局
(オリオンスクエア管理事務所内) TEL: 028‐634‐1722

2018年03月13日

「食べるでつながる居場所のレシピ‐関係性の貧困解消をめざして‐」開催のお知らせ

2018年03月13日(火)

特定非営利活動法人宇都宮まちづくり市民工房
宇都宮大学教育学部住環境・まちづくり研究室  主催

トヨタ財団2016年度国内助成プログラム【しらべる助成】報告会
食べるでつながる居場所のレシピ‐関係性の貧困解消をめざして‐ 開催のお知らせ

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※クリックすると拡大します。

 子ども食堂やコミュニティ・カフェ、地域サロンなど、地域では様々な「居場所」が展開されています。 「食」を切り口とした場づくりの実践から、誰もが自分らしく、役割を持って暮らすことのできる地域をつくるためのヒントを探ってみませんか?

●日 時: 2018年3月17日(土)13:30〜16:00

●会 場: 宇都宮大学峰キャンパス8号館1階 8D11教室(宇都宮市峰町350)

≪プログラム≫
第1部: トヨタ財団【しらべる助成】調査報告(13:30〜14:20)
「双方向性の居場所づくり―関係性の貧困解消へ―」

第2部: パネルディスカッション「双方向の居場所を広げるために」(14:30〜16:00)

●パネリスト
地域食堂|NPO法人いちかい子育てネット羽ばたき 副理事長 永島朋子さん
・市貝町内3ヵ所でいちかい子育てネット羽ばたきが運営。家族の団らんや豊かな食を中心に、地域のコミュニティを盛り上げていく取り組みを行う。

コミュニティ・カフェ「おおぞら」|NPO法人はばたき 理事長 広瀬浩さん
・日光市今市で2016年にオープン。障がいのある方の就労の場であると同時に、地域住民にとっての居場所となることを目指している。

知音食堂|NPO法人ひなた 理事長 真船一夫さん
・那須塩原市にある地域コミュニティ食堂。ねんきん酒場や、子ども食堂にコミュニティスペースを開放するなど、ユニークな取り組みを実践する。

あいあい食堂|宇都宮大学教育学部4年 松田悠希さん
・宇都宮大学の学生が主体となって運営している子ども食堂。「まるで大家族で食卓を囲むような温かくてほっとできる居場所」づくりを目指している。

●コーディネーター: NPO法人宇都宮まちづくり市民工房 理事 土崎雄祐

●定 員: 150名(定員になり次第締め切り)

●参加費: 無料

【申込み・問合せ】特定非営利活動法人宇都宮まちづくり市民工房
TEL:028-634-9901 FAX:028-649-5366 
E-mail:utshiminkoubou@yahoo.co.jp

2018年03月12日

フェスタmy宇都宮・まちぴあひろば2018運営会議 実施報告

2018年3月12日(月)

 本日、毎年恒例の宇都宮市民のイベント「フェスタmy宇都宮」(2018年5月20日開催)に際し、まちぴあが担当している市内で市民活動やまちづくりといった社会貢献活動をされているグループの皆さんが出展されるコーナー、“まちぴあひろば”の運営会議を行いました。

 今年の出展団体は、市内各地域において、障がい者・高齢者福祉、子育て、環境保護、国際協力、などなど特徴的な活動をされている、まちぴあを含めまちぴあ登録団体の方々15団体が出展する予定です。

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 この日の運営会議には、その内、9団体がご参加下さり、「まちぴあひろば」の会場となる、城址公園内の様子を確認するなどしました。

 この日の一番の議題は出展位置の決定でありまして、各団体の皆さんの希望に沿って出展位置を決めていきました。

 ひろばの会場となる、城址公園・清明館南側のスペースについては、昨年と同様の箇所でもあり、今回は2団体が始めての参加となる予定です。昨年参加団体の皆さんからアドバイスをもらったりと会議中に団体同士の交流や意見交換もみられました。

 このような感じで、つつがなく会議を行うことができまして、5月20日のイベント本番に向けて着々と準備が進められています。

 3月22日(木)には、「まちぴあひろば」を含めたフェスタmy宇都宮全体の『打ち合わせ会議』が予定されています。

 この『打ち合わせ会議』にて、今回決定した事項を含め、参加の決定なされることになりますので、参加団体の皆さまにつきましては、平日のお忙しい中とは思いますが、『打ち合わせ会議』への参加を宜しくお願いします。

★★★ ★★★ ★★★

 ☆フェスタmy宇都宮2018 参加団体打ち合わせ会議
  ・日 時:2018年3月22日(木) 15:00〜(1時間程度)
  ・会 場:宇都宮市総合コミュニティセンター 1F 大会議室

  ※搬入出や注意事項のお知らせの他、参加に必要な書類を配布します。
   必ずご参加ください。

★★★ ★★★ ★★★ 

 改めて、運営会議にご参加いただいた、団体の皆さま。ご参加&ご協力ありがとうございました。5月20日の「フェスタmy宇都宮2018」では、今年も宇都宮を盛り上げ、皆さんの活動を少しでも広められればと考えています。

 楽しいイベントになるように、会議にも登場してしまった「ウシさん」をはじめ、まちぴあでも頑張っていきますので、今後ともご協力のほどを宜しくお願いします。

(記事投稿:小倉)

2018年03月11日

「第11回あなたの人生を聴かせてください」開催のお知らせ

2018年03月11日(日)

宇都宮市まちづくりセンター主催
第11回あなたの人生を聴かせてください

魅力的に活動されている“個人”にスポットをあて、今だからこそ話せる失敗談や成功談、そして心に残る思い出談、日本国内外でさまざまな人生経験者をゲストに迎え開催します。

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※クリックすると拡大します。

●日 時: 2018年3月15日(木)13:30〜15:00

●会 場: 宇都宮市まちづくりセンターまちぴあ

●講 師: 飯島 二郎氏
まちぴあNPO連続講座「NPO会計」実施報告

≪プロフィール≫
・宇都宮共和大学 客員教授  

【経 歴】
・栃木県県立高校教論 小山高等学校
・宇都宮商業高等学校勤務。
・國學院大學栃木短期大学 講師6年(簿記論)
・宇都宮共和大学 客員教授5年 (実用簿記、現代会計論、管理会計論)

【著 書】
・最新段階式 日商簿記検定問題集2級商業簿記・2級工業簿記  
・日商簿記検定問題集 3級商業簿記ジャンル別 
・日商簿記検定試験演習2級・3級等

【その他】
・宇都宮市城東地区自治会 会長
・特定非営利活動法人 暉望 監事

【趣味】 写真 第66回栃木県芸術祭美術展 入選

●参加者: 15名
  
●参加費: 無料

【問合せ・申込み】
宇都宮市まちづくりセンター まちぴあ(栃木県宇都宮市元今泉5-9-7)
TEL: 028-661-2778 FAX: 028-689-2731
メール: info@u-machipia.org

2018年03月09日

平成29年度「企業とNPO等との協働対話フォーラム」 参加報告

2018年3月9日(金)

 3月8日に、栃木県主催、とちぎ協働デザインリーグ運営の「企業とNPO等との協働対話フォーラム」が、県庁東館講堂を会場に開催されました。

 このフォーラムは、少子高齢化に伴う人口減少社会を向かえ、一段と地域課題解決に対し重要性を増して来ている、他分野・他組織がお互いの得意分野を出し合って、様々な取り組みを行なう「協働」について、理解を深め、日頃、中々接点の少ない団体同士が出会える研修会です。

 4回目になる今回は、企業、NPO、行政、地域団体など約100名が集まって行われました。

 フォーラムでは、まず、長沢恵美子氏(一社:日本経済団体連合会 教育・CSR総括主幹)による基調講演が行なわれました。

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「新たな視点から価値を創造する連携・協働」と題して行なわれた講演では、2015年9月の国連サミットで採択された、国連加盟193か国が2016年〜2030年の15年間で達成するために掲げた目標である「SDGs」(持続可能な開発目標)についての紹介があり、国連という世界規模で定められた目標と、日本、栃木県、各市町で行なわれている、NPOや社会貢献活動に取り組む組織の活動はつながっているということをお話し下さいました。

「SDGs」は、貧困や飢餓、健康や教育、さらには安全な水など開発途上国に対する開発支援を掲げた項目と、エネルギー、働きがいや経済成長、まちづくりといった項目があり、開発途上国だけでなく、先進国にも関係ある項目、環境、気候変動、人権に関する項目の17項目で構成されている目標です。

 昨今特に世界的な注目を集めているをキーワードをきっかけに、NPO、地域団体、企業といった各団体、各地域が取り組んでいる、地域振興や福祉、子育て、スポーツ、環境美化などのボランティアや社会貢献活動が、各地にそれぞれ山積している地域課題に対しての対策であり、課題とその成果が、

「世界とつながっている」という、大きな視点を持ちながら展開されることの大切さを伝えて下さいました。

 地域課題と一言にいって、さらに分野をわけて高齢者福祉や子育て、環境問題といったとしても、それら課題は必ずといっていいほど多層化・多様化しており、活動を継続していくと必ず、個別の団体のノウハウや力だでは解決できない場面を迎えるケースが多々あります。

 自分達の地域だけの問題、その課題に対応しているのは自分達だけと考えすぎないで、こうした大局的視点をもって活動することで、生まれてくるのが「協働」の相手となる他分野、他業種組織の存在です。

 地域課題に対して、共通の課題意識や解決するために取り組むことで見えてくる将来像のイメージや想いを共有できる協働という手法は、より多くの方の協力を得ながら、より多くの方々の課題を解決していく上で欠かせないマルチステークホルダーアプローチへとつながっていくそうです。

 講演では、難しい単語の部分を「よってたかって解決する」(マルチステークホルダーアプローチのこと)など、簡素なメッセージに変えながらお伝え頂き、自分も含めた活動者により理解しやすい講演会にして頂きました。

・・・・・・・・・・・・

 このような講演会の後に行なわれたのが、企業とNPO等の組織同士の相談会です。

 より多くの組織の方たちと交流し、情報を交換することの大切さと重要性をエールとともに伝えられた参加団体の皆さんは、6回ほどの座席移動をしながら、盛んに情報交換を行ないました。

 相談会には企業、NPOともに20団体ほどが集まったとともに、当日参加の団体の皆さんもあり、会場内での相談とともにフリーの交流場として設けられたカフェスペースでも懇談が盛り上がり、活気のある相談会となっていました。

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 フォーラムには、各市町の担当職員や、私たちのような中間支援センター職員のメンバーも多数参加しており、県でのこうした取り組みを各市町でも開催してみたいと、各地に拡散する機運も高まっていた模様です。

 まちぴあも、県や市などと連携を図りながら、登録している団体やこれから活動を計画している組織などをつなげるプラットホームとしての役割を改めて再認識した機会となりました。このきっかけをさらに広げていくことが、「協働」を宇都宮市や各地域に広げていくことだと思いました。

(記事投稿:小倉)

2018年03月06日

『高校生サミットin栃木2018』開催のお知らせ

2018年03月06日(火)

栃木県社会福祉協議会、UP(宇大生プロジェクト)、宇都宮大学、とちぎ福祉教育研究会 主催
『高校生サミットin栃木2018』開催のお知らせ

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※クリックすると拡大します。

●日 時: 2018年3月18日(日)9:30〜16:10(受付9:00〜) 締切:3月12日(月)
昼食は主催側で災害用備蓄食糧(アルファ米、缶入りパン等)を配布しますが、足らない場合は各自でご持参ください。

●会 場: 宇都宮大学 大学会館 多目的ホール(宇都宮市峰町350)

東日本大震災から、間もなく丸7年を迎えます。『高校生サミット』では、県内の高校生たちが集まり、あの未曾有の大震災を風化させないため、また、栃木県から復興を支援するために、高校生ができることを、ともに学んできました。 今回は、防災・減災の視点から、自分や家族、親しい人の身を守るため、普段から何を備えておくかについて、県内の高校生と交流しながら考えていきます。

●参加対象:栃木県内の高校生、教職員、社会福祉協議会職員、教育委員会等の行政職員など

≪プログラム≫
★東日本大震災のふり返り ゲスト:宮城県多賀城高等学校の生徒
・東日本大震災の経験から防災・減災を考える教育の実践について紹介いただきます。
★グループワーク
・災害時に起こる様々な状況を想定し、最善の避難行動について考えていきます。
★高校生同士、ゲストとの交流

●参加費: 無料 ※定員:先着100人

【問合せ】栃木県社会福祉協議会 地域福祉・ボランティア課
TEL: 028(622)0525  FAX: 028(621)5298

2018年03月04日

まちぴあ主催「若者とまちづくりシンポジウム」実施報告

2018年3月4日(日)

 3月3日、宇都宮大学陽東キャンパスのアカデミアホールを会場に、平成29年度まちぴあ主催シンポジウムを開催しました。

 昨今、宇都宮をはじめとした栃木県内に限らず、全国的な取組みとして、高校生が地域に出て、住民の方々との交流の中から様々な地域課題を見つけ、地域で学びながら解決に向けて取り組んでいく活動が行なわれています。

 大学生を中心とした若者のまちづくり活動が盛んに取り組まれるようになった中で、さらに若い世代である高校生の存在も地域活動において、その重要性を増してきています。地域の担い手としてだけなく、地域に出る高校生たちにも学びにつながる「若者とまちづくり」について考える機会として、今回のシンポジウムが開催されました。

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 会場には、学校関係者や地域活動者、NPO、行政関係者など113名の参加があり、盛大に行なうことができました。

「学校と地域の連携による地域課題への取り組み」と題して、まず行なわれた基調講演では、若園雄志郎(宇都宮大学地域デザイン科学部コミュニティデザイン科)准教授にお話いただきました。

 後述する烏山高校をはじめ、県内複数の高校で生徒たちと地域課題解決型キャリア教育に携わっている若園准教授からは、地方それぞれが活力や持続可能な成長を続けていくことで、日本全体としての活力をつけていく「地域創生」について説明があり、

 地域に住む一人一人が行動することによって、住民独自の事業が行なわれていくためには、地域のランドマークである高校や大学など地域に密着した学校の存在の重要性をお話し下さいました。

 小・中学校でもボランティア活動などで地域貢献をすすめる動きが年々高まっていますが、学校に来てもらって学ぶことに加え、実際に地域に生徒たちが出て行くことで「学んだ成果を地域に活かす」ことが必要になってくるという学習としての段階の違いについてもご説明頂きました。

 学校で基礎的、模擬的に学んだことを地域で活かすためには、地域に住む方々との交流やフィールドワークなどで地域課題を探すことが求められ、さらにグループでの検討やディスカッションなど様々なコミュニケーションをとって、まとめていく作業も必要になります。こうしたことから、現実に自分達が地域に住む、通っている市民として自発的な意識を育み、自立した考えや周囲との調和をとることのできる人材を育むキャリア教育としても有意義であることから、近年注目されていることなどもご説明頂きました。

 こうした生徒たちの活動は、高校という地域の一つの重要拠点において、それまで関りの薄かった市民との接点を増やし、信頼関係を構築していきます。こうした関係性の醸成が地域に新たな活力を生み出すきっかけになると思いました。

 生徒たちが地域課題に取り組む意図についてお話しを頂いた後は、烏山高校と日光明峰高校の活動事例発表に移りました。

・・・・・・・・・・・・・

 まずは、栃木県立烏山高等学校で取り組まれている、地域課題解決型キャリア教育「烏山学」です。平成20年に、烏山高等学校と烏山女子高等学校が統合し開校された、現在の烏山高等学校で取り組まれている烏山学は、将来、地域社会で活躍するリーダーを育成することを目的に、那須烏山市や県内複数の大学、那須塩原市、社会福祉協議会などと連携して行っているプログラムです。

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 今年度は、1学年全生徒を対象にした共通プログラム「山あげ体験学習」をはじめ、烏山地域の文化、教育、産業、建築など14の選択プログラムが行なわれたそうです。

 各選択プログラムでは、自分の関心のある分野を選び、それぞれの分野の専門家の方から事前オリエンテーションで活動前の基礎知識を学び、さらにフィールドワークで現場や実物を見たり体験することによって学びを深めていったそうです。

 先生役を勤められた、各分野の専門家の方々からより深い学びを得つつ、学びと活動を通じた成果はプログラム独自の方法でまとめられて発表されました。


 もう一つの事例は、栃木県立日光明峰高等学校の生徒さんたちによる発表です。明峰高校は平成17年に日光高等学校と足尾高等学校が統合して開校しました。

 「学校×地域連携プロジェクト」として取り組まれている活動は、学校周辺の4自治会と地区内の小中学校、社会福祉協議会などが連携、交流し行なわれているものです。今回の事例紹介では、平成29年度に行った地域の方々とのサロン活動と成果について紹介頂きました。こちらは、生徒さんたちがホスト役を勤め、茶道など部活動で学んでいるスキルを活かしながら、実際に地域の方々と地域課題について話し合う前のアイスブレクに工夫を凝らしたことや、

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 交流活動を経て、企画された「伝統料理、地産地消メニューを楽しもう」で取り組んだ、かぼちゃまんじゅうづくりの郷土料理教室の模様などを紹介いただきました。

 それぞれの高校ともに、少子高齢社会の進展に伴う、人口下減少という大きな社会課題について、実際に自分が住んでいる地域の担い手が少なくなっていることや、減少社会であるからこそ、公共の力でカバーできない課題も増えていることなどを、現実の問題として知ることができたと感想を語ってくれました。

 また、その課題に対して、自分がどんなことができるのかや、課題を踏まえた上での将来設計を考えるきっかけにもなったそうで、学び、地域に出たことによって理解や方法を考え、試してみる機会になっていると伝えてくれました。

・・・・・・・・・・

 講演や2校による発表を終えた後には、講演を務めてくださった若園准教授を中心に、高校生たちの意見を主にしたトークセッションの時間も設けられました。

「中学生のときと、プログラムに参加した今との地域を見る視点の違い」

 ということを大きなテーマに、事例紹介下さった高校生や、会場に集まって下さった30名ほどの学生たちにマイクが向けられました。

 学生達からは、以前は何気なく通過するだけだった街中や、住民の方々と実際に話したり訪問することを通じて、目に留まるようになったり、関心を持つようになったりと、自分の意識の中での変化があったと話してくれました。

 また、設定した目標をグループや協力下さる住民の皆さんと一緒に考えていくことで、発言することや意見をまとめること、成果は発表し、見てもらうことなど、プログラムの過程の中に一つ一つの学びがあったとの感想を述べて下さった生徒さんもいました。

 今回のセッションの中では時間の都合上大人の感想は上げられませんでしたが、学生達の取り組みをみて、個人的に思ったことは、

「今の高校生ってえらいなぁ」

 ということです。これは、高校生に限らず、大学生など他の自分よりも若い世代の皆さんには総じて感じることですが、学生でなくなってから地域の課題や問題に関心をもち、また、その解決に向けて微力ながら一旦を担っている自分と比べると、毎回思い知らされることです。

 自分の頃はこうした取り組みがなかったからなぁと思ってしまうのは簡単ですが、課題に気付き、高校生という立場で自分なりに取り組んでいる彼らと同じく、若い世代に関心することで、改めて今の自分に地域において何ができるか、どうするかということを考え続けなくてはいけないと思った次第でした。

 若い人がいると活気がある。元気がある。賑わいがある。

 確かにそうですが、若い世代の方々が頑張っている姿を見ると、見ているこっちが頑張らねばという気持ちになります。若いもんに負けない!もいいでしょうし、年上ですけど、教えてもらうこともいいかもしれません。

 そんな気持ちにさせてくれるからこそ、「若者のまちづくり」が大切であり、また、地域における様々な取り組みは、若者にまかせればよいもんでもなく、彼らの存在を励みに、自分達ができることを積み上げていく。それが、地域を創ることなのだなと考えさせてもらったシンポジウムとなりました。

 最後に、ご講演、ご発表下さった関係者の皆様。まことにありがとうございました。また、遠路駆けつけてくださった参加者の皆様、ありがとうございました。

(記事投稿:小倉)

2018年03月03日

第1回NPO法人会計力検定試験 参加報告

2018年3月3日(土)

 先日2月25日(日)、一般社団法人NPO会計力検定協会が主催する「第1回NPO法人会計力検定」の第1回検定試験(入門・基本I)が、東京都中央区のレンタルプレイスなかぎん他3会場にて開催されました。

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 (写真は主催者撮影分をお借りしております)

 こちらの検定は、「いつものこの会計処理で合ってるのかな?」と疑問を持たれたり、「NPO法人の会計についてもっと勉強したい」と感じたりしているNPO法人会計担当者などが対象です。自身の実務知識やスキルを客観的に確認し、さらなる学習目標を明確にすることや、NPO法人全体の組織強化、ひいては地域社会における信頼・信用の向上に役立つことを目的とした検定内容になっています。

 東京会場での試験には、2種のレベルの試験にそれぞれおよそ20名の受験者が参加されました(各回まちぴあスタッフ1名を含む)。
 「入門」では、NPO法の基本理解、NPO会計に関わる際に必要とされる初歩的な知識が理解できているか問われました。「基本T」では、単発の事業を実施しているが雇用はないようなNPO法人において、知っておくべき会計実務に関する実践的知識(簿記3級導入レベル)があるかを問われました。受験後の個人的な感想としては、それぞれのレベルとも、会計の実技よりNPO法人の会計基準や事務全般にわたる知識を深めに問われたように思いました。合否は5月にわかるそうで、まだしばらくドキドキが続きます。

 日本財団のコミュニティサイト「CANPAN」に団体情報を公開している法人で、内部に検定合格者がいる場合は「NPO法人会計力検定」の認証マークをつけることもできるとのこと。NPO会計知識がある人が関わっている“信用できるNPO法人”としてPRにもなりますね。
 今後は「基本U」「専門」のレベルも追加される予定です。次回の試験日程は現在発表されていませんが、気になる方はぜひ次回トライしてみてくださいね。

(記事投稿:齋藤)

2018年03月02日

「地域カフェ‐私にも出来る政治参加‐」取材報告

2018年03月02日(金)

「地域カフェ‐私にも出来る政治参加‐」取材報告

 先日27日、栃木県選挙管理委員会・栃木県明るい選挙推進協議会主催、宇都宮大学地域連携教育研究センター共催、NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク運営協力による「地域カフェ‐私にも出来る政治参加‐」が宇都宮大学峰キャンパス5C22教室を会場に行われ、宇都宮大学生、白鴎大学生など13名(まちぴあスタッッフ1名)が参加しました。 

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地域カフェについてプログラム説明

栃木県選挙管理委員会では投票率向上のため、若者の視点から啓発活動の企画やアイデアの提案等を行ってもらう「とちぎ選挙ユースサロン」を行っており、参院選に向けた啓発活動、知事選に向けた啓発活動、選挙啓発講座の内容検討、投票しての感想等の意見交換などの活動を行っております。

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宇都宮大学3年大野さんによるアイスブレイク

初めにそれぞれのグループごとに自己紹介、アイスブレイクが行なわれました。 宇都宮大学3年大野さん(宇都宮・高校生まちづくりプロジェクト“宮つく”顧問)によるアイスブレイクでは政治についてのクイズが行われました。 選挙キャラクターはどれか、10代の選挙投票率はどれぐらいなどグループで話し合いながら行っていきました。

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栃木県選挙管理委員会の桑野さんによる「若者の投票率のコト」

 次に政治についてのプチ講座が行われ、栃木県選挙管理委員会の桑野さんによる「若者の投票率のコト」としてお話していただきました。 18歳選挙権の解禁から“若者の政治参加”というワードを聞くようになってきた現在、衆議院総選挙における年齢階層別推計投票率=18〜19歳の投票率と比べて20〜24歳の投票率が低い(50代〜70代投票率は高い)、選挙棄権理由=選挙にあまり関心がなかった、仕事があった、政策や人物像の違いが良くわからなかった、適当な候補者も政党もなかった、などお話していただきました。 

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とちぎユースサポーターズネットワークの渡邊さんによる「政治参加のコト」

続いて、とちぎユースサポーターズネットワークの渡邊さんより「政治参加のコト」として、政治に良い影響を与えること、政治参加の一例についてお話していただきました。 投票以外での政治参加の一例として候補者の支援、SNS等による意見の発信、署名活動、地域活動への参画、キャンペーン、公聴会などでの意見の表明、請願、陳情、公聴会等の政治家との意見交換機会での意見発信等について教えていただき、

 さらに「 ONE VOICE CAMPAIGN =インターネット上での選挙活動を解禁させるために当時20代前後の若者たちがネット上でのキャンペーンを展開」、「 believe campaign =日本の強姦を取り締まる刑法の見直しを求める20〜40代の女性たちが発起人となり生まれたキャンペーン」、「成冬会=毎年夏に成人式が実施されてきた岩手県金ヶ崎市の新成人が立ち上げたプロジェクト」、「change.org =社会問題等に対して、場所や時間を問わずに賛同し、社会変革のための署名活動を立ち上げたり、賛同することで課題解決の一端を担うことができるプラットフォーム」などについて説明していただきました。

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地域と政治の繋がりを考える座談会ワーク

 最後に行われたのは地域と政治の繋がりを考える座談会ワーク、テーマ:若者の社会参画(社会をよりよいものにするための計画に参加すること)についてそれぞれグループに分かれて、若者の社会参画をより良くするにはどうすればいいのか解決策について意見を出し合いました。 若者がもっと政治について知るにはどうしたらいいのか、政治についてそれぞれの思いを話す場を作るなど発表が行われました。

 「地域カフェ‐私にも出来る政治参加‐」に参加してみて学生がどのような思いを持っているのか深く知ることができました。 県外から引っ越してきた大学生の中には住民票を移していない、大学生活が忙しく政治に触れるきっかけがない、新聞を手にすることがないなどの様々な意見が出ていましたが、18歳選挙の解禁から興味関心を持つ学生が増えたように感じました。 今後大学生活から社会人になっていく大学生にとって良い学びになったのではないでしょうか。

(記事投稿:小松)