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2018年06月19日

2018年度 JT 「NPO助成事業」助成金交付式および活動成果発表会 取材報告

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JTグループの社会貢献活動では環境保全・災害分野・格差是正を3つの重点課題として位置づけ、「ひろえば街が好きになる運動」などを実施しています(栃木県内では「鹿沼秋まつり」で実施)。
また、NPO法人をはじめとした非営利法人が、日本国内において、地域の核となって実施する、地域コミュニティの再生と活性化につながる事業に対し支援する、JT NPO助成事業〜地域コミュニティの再生と活性化にむけて〜を実施しています。1990年度から年間45件程度、1件あたり年額最高150万円の助成を行っており、述べ1158団体に助成、助成総額は14億円にもなります。

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2018年度 JT「NPO助成事業」では、NPO法人シュシュが約140万円の助成を受けることが決定し、助成金交付式および活動成果発表会が2018年6月13日(水)にJT宇都宮支店で開催されました。理事長の長 美穂子氏と施設長の早川美香子氏が助成金交付書の交付を受けたのち、事業紹介が行われました。

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NPO法人シュシュは佐野市で障がいを持つ子どもの通所施設である、児童発達支援と放課後等ディサービスの運営を行っています。認可保育園等で30年勤務していた長さんが、支援が足りず自宅にこもったまま日々を過ごし、社会から孤立している障がい児の親子の存在を目の当たりにし、「普通の保育園に通えない、本当に助けを求めている人が居るのではないか」と、2014年にNPO法人シュシュを立ち上げました。
佐野市にある放課後等ディサービスには小学生のみ対象の施設もあり、中高生向けの施設が不足しています。そこで本助成を受け、中高生のための放課後等ディサービスを独立・新設しました。将来の自立や社会への順応性など、就労へつながる療育・支援も行っていくそうです。
障がいを持っていても安心して地域へ出ていくための場を作りたいと、将来的には、高校後の通所サービスやディサービスの設立の夢も語っておりました。
質疑応答では、シュシュに入所したことで短時間でも自由な時間が持てたお母さんのリフレッシュに繋がること、障がい児の親でも仕事を続けていたいという保護者への充実感も提供していることが伝えられました。

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続いて、2017年度助成先である、オアシスサロン『ちいさなき』での「世代を超えたつながりを生み出す地域の居場所づくり」について、NPO法人おおきな木理事で、ちいさなき施設長の旭山友里氏より報告がありました。
『ちいさな木』は日光市内17ヶ所に設置されている在宅介護オアシス支援施設の一つです。在宅介護オアシス支援事業は日光市独自の施策で、高齢者の孤独感の解消や生きがいづくりの増進などを目的に、高齢者から乳幼児や児童、障がい者まで誰もが交流できる「つどいの場」を提供していますが、高齢者以外の利用が少ないという問題を抱えています。特に『ちいさなき』がある大沢地区では誘拐事件を機に、子どもたちを外で遊ばせることへの不安を抱える大人も多くいます。そこで、施設内で子ども遊びのイベントを企画することにより、世代間交流を生み出すきっかけとしました。
全7回のイベントでは、まず、「作戦会議」と題して、子どもたちの意見を吸い上げるワークショップを実施。その後、地域で活動するものづくりのプロが講師となり、石窯や遊び場、ブランコ、テーブル等を作り上げ、お披露目パーティーとして完成した石窯でピザを焼き、参加者に振る舞いました。
子どもたちの集中力を意識し、遊びと活動にメリハリを持たせる工夫をしたそうで、夏祭りで子どもを呼び寄せ、2回目以降のワークショップにつなげる、「大谷石綱引き」といった遊びで大谷石の重さを実感させ危険を間接的に伝えるなど、ただの遊び場提供ではなく、子ども達の自主性と育成を重視した体験プログラムとなっていました。
成果として、育成会や小学校とのつながりが新しく出来たこと、自治会長や民生委員とのつながりが深くなり、お手伝いや新たな利用者の紹介などの協力が得られるようになったことを挙げていました。
今後は石窯を育成会や民生委員、自治会、子育てサークルなどを対象に、親睦会や料理教室などで利用してもらえるよう、ルールや利用料、PRチラシなどのしくみづくりを行い、石窯の活用から地域のつながりの輪を広げていきたいと考えているそうです。


JT NPO助成の特徴として、全国規模ながら各地域内で一定数の団体を選定する、一件あたり100万円前後と助成規模が大きいことなどがありますが、細やかな面談や、助成事業への視察など、助成後も団体に寄り添い支援する姿勢が素晴らしいと思っています。

団体を支援する中間支援組織というと、当センターのような中間支援センターが思い当たるかと思いますが、中間支援の役割を果たしている助成機関も数多くあります。特にきめ細やかな支援をしているJTの皆さんには、今後も相互に交流を図りつつ、県内のNPOへの支援を続けて頂きたいと思います。

(記事投稿:鈴木)

【参考URL】
まちぴあブログ「JT NPO助成事業〜地域コミュニティの再生と活性化にむけて〜募集中」
まちぴあブログ「2017年度JTNPO助成事業 助成金交付式 取材報告」
まちぴあブログ「『JT NPO助成事業成果報告会』取材報告」
NPO法人おおきな木 Facebook

『iDEA→NEXT 共感参加型ファイナルプレゼンテーション』 観覧者募集のお知らせ

2018年06月19日(火)

とちぎユースサポーターズネットワーク主催
『iDEA→NEXT 共感参加型ファイナルプレゼンテーション』観覧者募集のお知らせ
〜若者による、社会を良くするスタートアッププログラム〜

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※クリックすると拡大します。

とちぎの新しい物語は、ここからはじまる。 人と地域を元気にする。こんな風だったら面白いをカタチにする。若者が未来に躍動するプログラム「iDEA→NEXT(アイデアネクスト)」。

このファイナルプレゼンテーションでは、6ヶ月にわたる現場訪問や研修・合宿・プロジェクトの仮説検証を経た彼らが、その挑戦課程や成果をオーディエンスであるみなさまに向けて発信します。 それだけではなく、意見交換や交流機会を通して彼らのアイデアの実現に向けて応援・協力できるなど、ファイナリストとオーディエンスの距離が近いのも魅力です。 あなたも一緒に、社会に新たなHAPPYを創り出す若者を応援しませんか?

●日 時: 2018年6月23日(土)13:00〜17:15(開場12:30)

●会 場: 宇都宮大学峰キャンパス峰が丘講堂(栃木県宇都宮市峰町350)

≪プログラム≫
・イントロダクション 13:00〜13:25
・卒業生トークセッション 13:25〜14:10
伊川 夢起(合同会社Crew代表)、加藤 裕貴(レクスタ代表)、
濱野 将行(一般社団法人えんがお代表理事)、土橋 優平(NPO法人キーデザイン代表理事)

・今年度のプログラム修了生によるプロジェクト報告
学生プレゼンコンテスト・・・・・・・・・・・・・・・・高橋 利公(宇都宮北高校生)
障がい者による新聞ちぎり絵・・・・・・・・・・・・舘野 智子(新聞ちぎり絵サークル代表)
循環する直売所まんまとちぎ・・・・・・・・・・・・大河原 千晶(NPO法人ポン・テ代表)
米麹を使った商品開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・小泉 泰英(株式会社アグクル代表/宇都宮大学生)
高校生コミュニティYourDream・・松浦 真慈(黒磯南高等学校生)、小林 龍威(那須拓陽高校生)

・意見交換セッション
・クロージング
・懇親会

●協 賛: 栃木銀行、大川総合法律事務所、株式会社クレスコム、有限会社国分寺産業、株式会社ジード、税理士法人浜村会計、株式会社ル・リオン、一般社団法人えんがお、合同会社Crew、有限会社コーチ精機、株式会社五光宇都宮店、株式会社サムライトサムシング、医療法人創生会真岡西部クリニック、地域編集室 簔田理香事務所、はやき風株式会社、エルライズ株式会社、菜の花どうぶつ病院、株式会社ジェネックス

●参加費 一般1,000円 学生500円 当会会員無料(懇親会費込み) ※当日参加歓迎。

【申込方法】
観覧の申込みはホームページから。 または、お電話、Eメールにてお名前、ご所属、ご連絡先(電話番号・メールアドレス)をお知らせください。

【問合せ・申込み】
NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク
TEL: 028-612-3341  メール: ysn_office@tochigi-ysn.net