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2015年04月10日

あなたの人生聴かせて下さい〜「第4回古賀志山ハイキング編」報告

2015年4月10日(金)

 去る、4月7日に、先月第4回目のまちぴあ企画「あなたの人生聴かせて下さい」で、講話をして下さった、市内の古賀志山の保全活動をしているNPO法人「古賀志山を守ろう会」の池田正夫さんのご案内による、古賀志山ハイキングを行いました。

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 古賀志山旧跡めぐりツアーと銘打った今回の特別フィールドワークは、あいにくの天気でしたが、先生を含め14名の参加者がありました。

 朝から冷たい雨が降り続くあいにくの肌寒い日でしたが、「宇都宮シティーガイド協会」のメンバーなどほとんどの方は山歩き経験者で防寒具も整えている様子なので、いざ出発です!

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 ハイキングのような軽い気持ちでツアーに臨んだ初心者の私にとっては、古賀志山は数々の難所が続く手ごわい山で、たまたま杖代わりに持参した傘が滑落防止に非常に役立ちました。

 池田先生に石碑にまつわる説明をうかがいながら滝大権現や弁天三社と歩を進め、最終的に大日窟にたどり着きました。

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 苔むした急こう配の岩肌をよじ登り、人が一人やっと潜り込めるような奥まった岩窟を懐中電灯の明かりを頼りに覗き込むと、鎮座しておられる不動明王のお姿を拝むことができます。

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 ここで最初に石像を見つけた岩崎村の百姓が「大日如来の本現なり」と畏敬の念を抱いたという史実がありますが、そこを覗いた人は誰もが、「なぜこのような場所に仏像を作ったのか???」と、驚きと感動を覚えるはずです。

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 ここにも確実に春が訪れており、岩山に咲く“ヒカゲツツジ”や多くの野生植物を探して心和むひとときでした。

 山から下りて、雨に濡れ凍えた体を癒してくれたのは、池田先生のご生家の大貫義一さんとその仲間の方々の温かいおもてなしで、湯気の立ったあったか〜いおうどんやお赤飯、あんこもち、山菜料理などをたくさんご馳走していただきました。

 すべてが美味しくてお腹も心もいっぱいになり、皆さんのやさしさが身にしみました。

 城山西小学校の校庭に咲く孝子桜の前で、参加者のお一人で語り部をしておられる有岡さんが、親孝行息子孝助の民話“孝子桜の話”を臨場感たっぷりに聴かせてくださいました。

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 情感こもった語り口にもらい泣きしそうになりました。

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 最後に、城山地区出身でフランスで活躍されている画家の五月女幸雄氏の絵画展を観せていただいた後、自由解散となりました。

 参加者の皆さんからの感想では、

「池田先生に連れて行っていただけなかったら、岩陰のあんなところまで見ることはできなかった。おかげさまで貴重な体験をさせていただきました。」

「詳しく説明していただきとても勉強になりました。次の会はいつになりますか。楽しみに待っています」

「シティーガイド協会でも今日のコースでツアーを企画したいね」

「孝子桜の語りも素晴らしかった。晴天で満開の時にもう一度聞きたいねえ。」

 ・・・など、みなさん今回のツアーに大満足のご様子でした。

 今回の2度に渡る「あなたの人生」は、講師&案内役を務めて下さった、池田さんのおかげで実現したものです。池田さんが代表をされている「古賀志山を守ろう会」は、今回のような山岳レジャーを安全に楽しく、また歴史も含めて自然に触れてもらうための景観整備の活動をされています。

 池田さんには、厚く御礼を申し上げるとともに、法人による整備の活動がもっと多くの市民の方に伝わり、市の財産としてみんなに、より愛される古賀志山になっていくための活動をされている皆さんを今後とも、センターとしても応援させていただければと思いました。

 このブログをご覧になって、関心をもった方は、今後の初夏に向けての季節に一度訪れてみると良いかもしれません♪

(記事作成:M、構成:小倉)
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