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2019年08月04日

団体取材 こっころ主催「宇都宮空襲の紙芝居」取材報告

2019年8月4日(日)

 台風も迫っている昨今だそうですが、夏らしすぎるサンサンとした日差しが差し込んでいる8月4日、日曜日の宇都宮市。

 まちぴあ登録団体「子育て応援サークルこっころ」さん主催の読み聞かせイベントが、まちぴあを会場に行われました。

 こっころさんは、子育て中のママさんやその家族を主な対象にした子育てサロンや季節の交流会、フィットネスをはじめとした小規模ながらも、誰でも安心して参加できる、子育て支援を目的にした居場所活動を長年継続されています。

 子育てという大きなテーマを軸に、運動や文化、体験など企画には様々な種類の活動を行っており、団体運営者の皆さんが子育て奮闘中の中、悩みの解決方法としても行われていた活動が、お子さん達の成長とともに少しずつ変化し、変化しながらも「楽しく」という雰囲気を残したまま、時間の流れに沿いつつ、また、新しい参加者の皆さんも取り込んで継続されているところが、非常に魅力を感じる団体さんです。

 今年度は、団体代表さんが「絵本専門士」という資格を取得され、その資格を活かしながらのサロン・講座も実施されております。これまでも、シニア世代を対象にした「読み聞かせボランティア・スタート講座」など、絵本や読み聞かせを通じた子育て支援プログラムを開催されておりまして。

 まちぴあでも、絶賛紹介させて頂いております。

 さて、そんな8月。今年で74年目となる終戦記念日がある8月。

「宇都宮空襲の紙芝居と戦争中のおはなし」

 と題した、戦争と平和の絵本のおはなし会が開催されました。メインのおはなしをして下さったのは、宇都宮市をはじめ栃木県内における空襲や戦災を語り継ぐ活動を、本当に長い間に渡って続けておられる、大野 幹夫さんです。

 大野さんは、13歳の当時、宇都宮空襲を経験したものとして、その惨状や平和の大切さを伝える紙芝居を仲間たちと作成し、紙芝居を披露しながら戦時中の経験談を語る平和講演を数多く実施されております。

 自分の体験だけではなく、戦争当時の様子を知る市民の皆さんから聞き取った体験談なども収集し、語り手として活動しているご本人だからこそできる、普通の市民だった人たちがみた当時の宇都宮や栃木県というものを今に残す活動をされています。

 会場には、親子30名ほどが集まりました。

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 おはなし会では、まず、絵本専門士でもある代表さん(西谷氏)から、宇都宮大空襲をテーマにした「少年とハト」、戦時中の動物園での出来事を描いた「かわいそうなぞう」といった絵本が紹介されました。

 小学生を中心に、その弟や妹といった小さい世代の参加者も多かった今回ですが、みんな熱心におはなしを聴いている様子が印象的でしたね。

 そして、後半は、大野氏による紙芝居と戦争中のおはなし。

「なんで戦争をしちゃいけないのか」
「一回はじめると、なかなか終わらなくなってしまうのはなぜか」

 小さいお子さん達を前にして、「なんで戦争はいけないのか」ということを語り掛けながら、おはなしを進めていく大野さん。子供たちやその親御さんたちが、戦争にまつわるいろいろな「やってはいけない」を聴いて、自分たちの中で考えながら聞き入っている様子が、本当に印象的でした。

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 戦争体験や平和について、語り部の方のお話をきいた経験は学生時代にも何度かありましたが、今回、大野さんのおはなしを聴きながら、改めて考えることで、戦争と平和について自分自身でも改めて考えることができました。

 おはなし会後のアンケートも印象的でしたね。お子さんと親御さんで感想を言いながらアンケートに書いておりまして。子供たちとともに親御さんにとっても貴重なおはなし会になったのだなぁと思えた瞬間でもあり、

 なんか、やっぱり。こっころさん。素敵ですねぇと思った次第でした。

 ・・・自分が、まちづくりやボランティアの活動をし始めた20歳前後の頃から、すでに平和の語り活動を行っておられる大野さん。お久しぶりにお顔を拝見しましたが、いまだもって全く当時とお変わりなく活動されていることにも、改めて感動しました。

 お変わりなく活動されている。当たり前のことかも知れませんが、それも戦争がなく平和であることによってもたらされる、とても尊い「当たり前」。そんなことを考えられた、8月4日となりました。

 こっころの皆様、素敵な企画、準備と開催お疲れ様でした♪

(記事投稿:小倉)
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