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2019年04月01日

登録団体共催 ドキュメンタリー映画「道草」試写会 取材報告

2019年04月01日(月)

登録団体共催 ドキュメンタリー映画「道草」試写会 取材報告

 先月30日、全国自立生活センター協議会主催、登録団体:NPO法人自立生活センターとちぎ共催、公益財団法人キリン福祉財団助成によるドキュメンタリー映画「道草」試写会がパルティ とちぎ男女共同参画センターにて開催され参加してきました。

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 始めにNPO法人自立生活センターとちぎ理事長 齋藤 康雄氏より挨拶が行われました。 登録団体であるNPO法人自立生活センターとちぎは・・・どんなに重度の障害があっても、自分らしく地域の中で普通に生活できるように、障害当事者が中心になって運営している障害当事者の団体です。 

 自立生活プログラム、ピア・カウンセリング、集いの場の提供、相談支援、権利擁護活動を通して、障害への理解、障害者の自立(依存先を増やす)を考え、誰もが共に暮らせる共生社会の実現を目指す活動を行っています。 

 上映会ではバリアフリー字幕や希望者には視覚障害(障がい)のある方でも映画を楽しめるツールとして音声ガイドなども使われていました。

 知的障害がある人の暮らしの場は少しずつ広がっていますが重度の自閉症や知的障がいなどがある方の多くが入所施設や病院、親元で暮らしています。 ドキュメンタリー映画「道草」(リンク:youtube動画)では2014年の重度訪問介護制度の対象が拡大され、ヘルパー(介助者)付きでひとり暮らしを行っている様子や家族や介護者の想いなどがまとまった作品です。 

 上映会後には映画に出演されていた岡部耕典氏(早稲田大学教授)、末永弘氏(NPO法人自立生活企画 介護コーディネーター)によるトークショーが行われました。 

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 岡部耕典氏は障がい者・福祉社会学を専門に障害当事者運営側の立場から障がい者政策・制度改革に関わり、障がい者制度改革推進会議福祉部会委員などを歴任。 支援者を付けて自立生活を営む重度の知的障がい者/自閉症の息子さんも映画に出演しています。

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 末永弘氏は出演団体であるNPO法人自立生活企画NPO法人自立生活センターグッドライフなどの設立に関わり、著書に「知的障害者が入所施設ではなく地域で暮らすための本」を出版されています。

 トークショーでは映画を作ろうとした経緯や息子さんの自立支援をしていただいているNPO法人自立生活センターグッドライフとの関係、自立支援に関わろうと思ったきっかけ、映画のその後などについてお話していただきました。 また、会場からの質疑として当事者への触れ方や保障制度についての質問が行われました。

 元々重度の息子さんを持つ岡部氏が各地で講演会などを行っていたが、地域で暮らしている現状を来ていた方々が信じてくれなかったことから短編動画を作ろうと始まった「道草」。 自立を促す一人暮らしは大変な部分もある反面、本人のストレス解消や関係づくりができやすいと感じました。 現在「道草」は各地で上映(県内は未定)が行われており、自主上映会のご案内も行われています。

(記事投稿:小松)
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