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2018年11月21日

こっころ×アグクル 発酵食品教室〜塩麹づくり〜取材報告

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2018年10月29日(月)まちぴあ研修室にて、まちぴあ登録団体の子育て応援サークルこっころ株式会社アグクルのコラボ企画、「発酵食品教室〜塩麹づくり〜」が開催されました。

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株式会社アグクルは、宇都宮大学農学部の学生らが在学中に設立したベンチャー会社。代表の小泉泰英さんは、NPO法人とちぎユースサポーターズネットワークが主催する「iDEA×NEXT2018」ではとちぎんグッドアイデア賞を、第3回とちぎんビジネスプランコンテストでは優秀賞を受賞するなど、今注目を集める若手起業家です。

「赤ちゃんに自然派の発酵食品を届けたい!」そんな彼らの会社設立主旨を知った、こっころ代表の西谷さんが、コラボを企画。当日は11名が参加しました。

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まずは少し講話から。
塩麹は万能調味料とも言われていますが、なぜ注目されているのか。それは麹が持っている2つの消化酵素が関係します。
まず、アミラーゼという消化酵素はでん粉を糖質に分解する酵素。だから甘みが増します。
次にプロテアーゼという消化酵素はたんぱく質をアミノ酸に分解する酵素。肉や魚などに使用すると旨みを増すのです。
さすが、現役大学生!科学的な話も分かりやすく説明し、ママたちは「へぇ〜」の連発。

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さて、実際に作っていきますが、塩麹の作り方は簡単。米麹と塩を分量どおり量って、水を加えて混ぜるだけ。このまま1~2日毎に軽く攪拌しながら約2週間待つのみ。

シンプルだからこそ、麹の質に左右されます。
麹は生産過程で細かい温度管理が求められ、家庭では作るのが難しいもの。
アグクルでは上三川在住の大学の先輩が生産した無農薬コシヒカリを知り合いの麹屋に発注して、良質の麹を手に入れています。
昔は各農家が収穫した農作物を麴屋に持ち込み、オリジナルの麴を作ってもらう。その麴を使って味噌や醤油などの加工品を自作していました。そのうち、加工品の製造まで麴屋に依頼するようになり、味噌屋・醤油屋が誕生したのです。現代、第1次産業が衰退し、麹屋も激減。現存する麴屋も高齢化が進む。そんな今忘れ去られそうな日本の伝統文化や「農と食」の問題も伝えます。

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そう、麴屋は激減し、生麹を販売する場所が身近にありません。どうしたら良い麹を手に入れられるのかしら。ママたちの声にすばやく動くのが、さすが勢いのあるベンチャー会社。アグクルで麹を販売できるようにすることにこの場で決定。生の声を取り入れることで、小さなビジネスチャンスが生まれそうです。

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この日、2018年5月に設立したアグクル初の商品、「あまこうじ」「しおこうじ」「しょうゆこうじ」のおりぜシリーズがお披露目されました。特に「あまこうじ」は赤ちゃんのための糀の甘味料として開発したもの。ママさんたちからの絶賛とお墨付きを貰い、試食する子どもの反応を見たアグクルの皆さんは手応えを感じたようでとても嬉しそうな顔をしていました。

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11月からは本格販売も開始されました。また12/2までふるさと納税を活用したクラウドファンディングにも挑戦中です。


【参考URL】
iDEA→NEXT2018ファイナルプレゼンテーション
子育て応援サークル「こっころ」Facebookページ
株式会社アグクルFacebookページ 

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