2016年3月31日(木)
桜の開花ニュースもあちこちで聞かれるようになり、一段と春めいてきた昨今ですね。
さて、このたび、まちぴあ「登録団体“S.B.Club”」で英語講師をしているのスティーブさんとお子さんのカイリくんが、元々まちぴあにあったベンチをご自宅に持ち帰りペイントをし直して、カラフルでポップなベンチによみがえらせてくれました。
スティーブさんとカイリ君は、今年の“あそび初め”にボランティアとして参加し、駐車場でやった餅つきの手伝いをしてくれました。その時、庭に置いてあったベンチを見つけ、「ちょっと手を入れてあげたいな」と思い立ったようで、その後、このようなお手紙を添えてまちぴあに修理のお申し出をいただきました。
カイリ・ユキ・ボートライトは12才です。父はアメリカ人で、母は日本人のハーフです。小学6年生の時に母の生まれ故郷である栃木に戻り、宇都宮に住んでいます。
カイリは父親ゆずりで、物づくりに非常に興味があります。スパナやねじ回しやペンキ類などがたくさんの道具が入った彼専用の工具箱も持っていて、10才のころから電子時計を組み立てたり、自作のロボットアームやインターコムなどの製作もチャレンジしたそうです。
親たちは子どものためにと思い新しいベンチを買ってあげますが、子ども達はあっという間に大きくなり見向きもされなくなります。
そして古く錆びてしまったベンチはいつの間にかお払い箱にしてしまっています。でも、数百円で材料を買ってきて、ちょっと修理をしてあげるだけで元の綺麗なベンチによみがえり、また気持ちよく使うことができます。
もしかしてご存知ない方がいるかもしれませんが、まちぴあの南側駐車場の奥にきれいなお庭があります。まちぴあを訪れる子ども達がこのベンチに座って喜んで遊んでくれると本当にうれしいです。
先日、業者さんが植木の剪定をしてくれて、まちぴあのお庭もさっぱりときれいになっています。みなさんもスティーブファミリーが塗り替えてきれいにしてくれたベンチに腰かけて、ゆったりと春の芽吹きを感じてみませんか。
(記事作成:松井、投稿:小倉)
2016年03月31日
この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック