ゴールデンウィークのこと。
姉と買い物に行った際、「青森ひば」の物産展をやっていた。
木のいい匂いにさそわれて商品を見ていたら、
左きき用のへらが販売されていた。
喜ぶわたしにおじさんは、「これは20年もつから」と。
それでこのふたつを買うことに。20年で1本700円は安い!
おじさんは「左きき用をつくった甲斐があったなぁ。」と嬉しそう。
話はかわるのだけど、わたしはオーガニックコットンがなぜいいのかを知ってから
興味を持っているし、なるべくオーガニックコットンのものを選ぶようにしている。
最近、無印良品でもオーガニックコットンの洋服を取り扱っていて、
すごく安いのでなんだか疑問になり(オーガニックコットン=高いイメージだったので)
無印良品に問い合わせてみた。すると、
「原料は高くなるのですが、原料から糸にするまでの工程を合理化して
コストダウンに取り組んでいます。
さらに洋服の場合、原材料費が加工費などに比べてコスト比率が低いので、
現在のところ大きくはコストに影響しておりません。
多くの方に使っていただきたく思っており販売価格も抑えております。
しかしながら、洋服以外の商品で加工の割合が少なく
原材料費の占める割合が大きいものは、価格に影響は出てきてしまいます。(タオルなど)」
というような返答がきました。(勝手に掲載してごめんなさい)
わたしのなかでは「いいもの=たかい」、「安かろう悪かろう」という思い込みが強いのだけど、
そういうことばかりではないのだな、企業努力もあって、より多くの人が関心を持って
オーガニックコットンを着用するようになるのであればそれも悪くないのかなと思った。
そしてまた話はとび、先週は知的障がい者の介護福祉施設に実習に行ってきた。
入所者の方のおやつを買い出しについていくと、向かった先は超安売りの大型スーパー。
(薄利多売という印象が強すぎて一度も入ったことがなかった)
でも、少ない資金でやりくりするにはこういうところの利用は欠かせないのだな。
安くて助かる人もいる、でも安売りすることでどこかにひずみが出てきているのも事実。
なんだか切ないきもちになった。