3月16日(金)、厨川児童センターにてお金の大切さと役割を学ぶ体験型学習が行われました。
これは、子どもたちにお金の歴史や役割などを知ってもらい、ゲームを通してお金の大切さを実感してもらうため、プロミス株式会社盛岡お客様サービスプラザ(以下、プロミス)が企画したものです。
当日は、プロミスのスタッフ3名が厨川児童センターを訪れ、小学校1年生〜6年生の児童26名がお金を大切にする「お金はかせ」を目指しゲームに取り組みました。
ゲームは、山・川・海・町・畑の5チームに分かれ、チーム対抗戦で行います。
最初は簡単な2択クイズから始まります。クイズに答えることを「働く」ことに見立て、正解が多いチームほど後から行うゲームに有利になります。
クイズのあとは、ゲーム開始です。ゲームでは、お金のない物々交換の時代とお金を得て物を交換する時代を疑似体験します。
各チームには、それぞれのチームが収穫できるものと、これから作らなければならないものの指令カードが渡されます。また、クイズに正解した数だけチームが収穫できるもののカードが配布されます。
これから作るものに足りない材料は、自分たちが収穫できるもののカードと引き換えに、他のチームからカードを譲ってもらわなければなりません。
子どもたちは、自分のチームに必要な材料をどのチームが持っているのか確認しながら物々交換の交渉をしていきます。
子どもたちがゲームに慣れ始めた頃、「腐ってしまうタイム」がやってきます。
物々交換で必要なものを得ていた時代は、大雨や暑さや時の経過とともに物の鮮度を保てず、腐敗によって失ってしまうことが多くありました。
子どもたちが持っているカードも「物」ですから、腐ってしまうと仮定し、手持ちカードの半分が没収されます。
残ったわずかなカードで指令達成のための物々交換を繰り返していると、物々交換の時代が終わり、コインのお金が登場します。
全チームにコインカードを1枚配布し、更に一番早く指令を達成したチームとクイズに一番多く正解したチームにコインカードをプラス1枚配布した後、お金のある時代のゲームが始まります。
子どもたちには、指令達成のための材料をお金と交換してもらいますが、最初のゲーム終了後に配布されたコインだけでは、すぐに足りなくなってしまいます。
コインを得るためには「働く」ということが必要になります。はじめのゲームと同様にクイズ問題に正解することによりコインを得て、指令を達成するための材料をお店で買い揃えていきます。
そして、材料が揃えばカードを交換所に持ち込み、完成品のカードと交換してもらうことができます。
子どもたちは、他のチームより多くの完成品を得るために一生懸命問題を解くことで働き、その対価として得たコインで必要なものを揃え、自分たちが必要としているものを得ていくというプロセスを経験します。
ゲームが一通り終了し、子どもたちに改めてお金の役割を考えてもらう時間を設けます。
同じ内容のゲームでも、物々交換の場合とコインを使った場合では、子どもたちの印象は大きく違うようです。
物々交換では自分が必要としている材料を持っているチームを探さなければなりませんが、お店でコインと交換できるようになると、他チームとの交渉の必要性がなくなり、便利に効率よく物を得ることができることを実感していました。
その便利なお金を大切にするにはどうしたらいいか子どもに問いかけると、「貯める」、「銀行に預ける」など、お金を管理するためにできることが発表されていました。
最後に、今回はペットボトルを使った豚の貯金箱を皆で作成しました。ペットボトルや作成キットは、プロミスのスタッフが手作りで用意したものです。
作成した貯金箱は家へのお土産になりますが、お土産は貯金箱だけではありません。
プロミスのスタッフから「お金は誰からもらう?」の問いかけに、「お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん」と子どもたちが思い思いに口にします。
「お金をくれる家族に感謝しよう!」と、家に帰ってから家族に「ありがとう」を伝えることを約束し、家族への感謝の心もお土産に体験型学習が終了します。
ゲームでは、お金がないことの不便さ、お金を得るまでの苦労や使えることの便利さ等を、順を追って体験することができます。
子どもたちは、日頃当たり前のように使っているお金の役割を再認識し、お金を使うまでにかかる労力を体験することで、お金を得ることの大変さを感じているようでした。
知識として覚えるだけの学習ではなく、体験し困難にぶつかりながら目標を達成していくゲーム感覚の学習方法に、子どもたちが集中して一生懸命取り組む様子が印象的でした。
終了後は児童センターのスタッフの方と反省会を実施。子どもたちの反応や難易度の確認、子どもたちにより理解してもらうための改善点や運営上のアイディア、アドバイスなど、様々な意見交換が行われていました。
プロミスさんでは、お金のプロだからこそお金の歴史や役割をきちんと伝えていきたいと、企業の社会貢献活動の一環としてこのような学習の取り組みを行っています。
今後も要請があれば、児童センターのスタッフの方と入念に打ち合わせを行い、児童センターの学習方針や意向を踏まえた内容で体験型学習を実施していく予定になっています。
興味のある方は一度お問合せしてみてはいかがでしょうか。
【問合せ先】
プロミス株式会社盛岡お客様サービスプラザ(盛岡市大通2-7-21ソレントビル3・4階)
TEL:019-653-6001 / FAX:019-625-1141