2001年、NHK『トップランナー』に忌野清志郎が出演。50歳のロック魂というタイトルでオーティス・レディングに影響を受けていて、「オーティスが教えてくれた」という楽曲も製作した話、
忌野さんの母は、最初の夫を戦争で亡くしているなど自分が受けた影響を語っている。
　また歌には伝える力があると、忌感じたままの喜び、悲しみ、社会への疑問を若い世代へ伝えようとした。そんな清志郎の想いがこの言葉に凝縮されている。

　「若者の皆さんね。夢を大事に、夢を信じて、自分の夢を現実にするために努力するといいと思う。努力している時が、本当に楽しいっていうかね。そういう状態だと思う。大人になると、人生つまらなくなっちゃうとかね、そう思う人が若者のなかにすごく多いと思うんですけど…そんなことはないです！もっとおもしろいです！大人になった方が、もっとやりたい事も出来るし、誰にも遠慮せずに、おもしろく良くなりますから。それは、本当ですから。ぜひ、夢を持ち頑張ってほしいと思います。」


　小難しい理念や哲学ではなく、自分の感じたままに素直に語る清志郎。素直に受け止める心を保っていたい50歳のだーひょーりじでした。