• もっと見る
<< 2012年03月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
もうすぐ、あれから1年 [2012年03月09日(Fri)]
132.jpg

 昨日まで、石垣島―那覇―久高島を2泊3日での弾丸ツアーで廻ってきた。最近どこのNPOに行っても「ふるさと雇用」の終了、それと「新しい公共」の来年度の話が出てくる。
 「ふるさと雇用」は緊急雇用対策で平成21年度から23年度まで、人件費が2分の1以上、事業費が2分の1以内で雇用1人あたりにつき最高500万円まで、国が支払うというものだ。NPOによっては100人近く雇っているところもあり、それが今月末で切れてしまう。金の切れ目が縁の切れ目である。そのあとをどうするかといったら「新しい公共支援基金事業」を狙っているのである。これは平成23年度から2年間の期限付きで始まった事業であるが…だーひょーりじのところも両方の事業を受けているが、何とか雇用は続けていきたいと考えており、自主財源で8人雇ったうちの6人は自主事業で雇おうと努力している。
 沖縄では、それに加え、一括交付金というものがプラスされる。何と1つの県に対して800億円ものソフト事業に予算がついているのである。
詳しくは、沖縄タイムスの記事を参照して!
 米軍基地の迷惑料ということであろうが、この金額は一体何なんだ?東日本大震災で全世界から集められた義援金は5,000億円を超えたという。でも電力会社と国が原発の立地している自治体に配分した交付税と寄附金は3兆円を超えるという。地方をある意味、ダメにしてきた理由はこの天から降って来るお金の力で生きてこれた地方の現状も確かにある。一概に原発が悪いと言えない地方の事情があるのも事実だ。
 単に原発反対、原発はいらないとうことは簡単だが、その地域に生きている人たちをどうするのか?そこまで踏み込んだ議論をしたうえで、解決していかないと、また別の問題が生まれてくる。
 3月11日、だーひょーりじたちは「命の灯火プロジェクト」と題し、夕方5時から宮城県気仙沼市唐桑町鮪立と、みやざきアートセンター、宮崎市民プラザ、西都市夢たまご、五ヶ瀬、大阪、北海道、横浜で同時に鎮魂のキャンドルを灯し、亡くなった方々の冥福を祈る。その同じ時刻に宮崎では原発反対派のグループが、キャンドルを手にデモ行進を電力会社まで行うという。趣旨が違うのでと、だーひょーりじは思っているが、一般の人たちからは同じ穴のムジナに見られるかもしれない…だーひょーりじは原発推進派ではないが、一緒にしてほしくないと願っています。
 なお、11日の様子は「命の灯火プロジェクト」のホームページから、鮪立地区、宮崎市民プラザ、西都市夢たまご、みやざきアートセンター1Fの太陽の広場からUSTREAMで配信されるのを同時に見ることが出来ます。
| 次へ
プロフィール

石田達也さんの画像
最新記事
リンク集
https://blog.canpan.info/laputa/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/laputa/index2_0.xml
最新トラックバック