発病して4日も経つと本当にどうしようも暇を持て余す。「この際、休暇だと思ってゆっくり静養してくださいね」とみんな優しく声をかけてくれるが、実際熱が40度近くもある休暇なんて、絶対に静養になるわけがない。
おまけに子供たちにインフルエンザがうつると大変だといわれ、使ってない部屋の隅に押しやられたうちの子供たちが、こどものときに使っていた二段ベッドの下段が私の長期休暇の宿泊先だ。感染しないようにと誰も部屋には来ないし、飯は自分で上げ膳下げ膳。
こんな素晴らしい休暇はない。まだペットの犬が病気になった方が、わが家の家族は面倒を見てくれるのではないだろうか?
暇だといろんなことを考える。今、目の前にサンガリア社製のお茶のペットボトルがある。私にとってサンガリアという名前は非常に怖い。サンガリア社をネットで調べてみると1974年に設立された日本で最大のラムネを製造する大阪にある清涼飲料水メーカーだそうだが、私にとってはルシオ・フルチのゾンビ映画の亜流(亜流の中でもよくできたほう)の『サンゲリア』(79年イタリア)を思い出してしまい眼球が痛くなるのだ。まあ映画の制作の方が、サンガリア社の設立より遅いことから、ゾンビが作っているお茶じゃないことだけはわかった。しかし何で大阪の会社が70年代にサンガリアという名前を付けたのだろうと調べてみたら、これまたビックリした。ウィキペディアによると「社名の由来は、唐代の詩人・杜甫の代表作『春望』の冒頭「国破れて山河あり」というのだ!
山河あり→サンガリア!
この発想は一体何なんだ!
熱があるといろんなことを考える、明日には仕事に復帰しなくては…