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きょうされん熊本支部

きょうされん熊本支部会員事業所のブログです。熊本県内で活躍している事業所の日々の活動をご覧ください。


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きょうされん熊本支部 支部長就任の挨拶 [2017年04月24日(Mon)]
4月23日のきょうされん熊本支部総会において、熊本支部支部長として選任された事を大変、光栄に思います。
 山下前支部長の強いリーダーシップには、ほど遠いものがありますが、力を合わせて頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
1年前の熊本地震を乗り越え、その中で、私たちは「きょうされん第39回全国大会」を開催する事ができました。この記憶は、私たちは一生忘れることのものになるのではないかと思います。しかし、私たちは、その経験を踏まえ強くなることができました。絆も強くなりました。
私たちは、その中で大きな愛を頂きました。全国のきょうされんが、私たちを助けてくれました。支援物資の搬入、事業所支援。その後、JDF(日本障害者フォーラム)として、熊本在住の障害者への安否確認作業や避難所支援、仮設住宅支援を実施。
私たちだけでは乗り越えることができませんでしたが、多くの方々の支援により、今の私たちがあると思います。きょうされんの絆の深さを感じました。しかし、その中で取り残された方々がいるのも現実です。たくさんの愛を今度は、私たち自ら示していきましょう。「あー、熊本で住んでいて良かった」と一人一人が感じる事ができた時に、はじめて熊本復興だと思います。
昨今の情勢を考え見ますと、大変な時代が来たと思います。放課後等デイサービス、就労継続支援A型事業所の運用見直しは、事業所にとって、死活問題に発展します。また、生活保護費の削減、介護保険制度の改悪、社会福祉法人制度の改悪の原点は、福祉に関する予算抑制から来たものです。障害を持つ仲間にとって、益々暮らしづらさが出てきました。それが応益負担という名の下であることに、違和感があります。経済中心に世の中が動いている中、私たちから声を出して、社会に参加して、私たちの現実を伝えなければなりません。 
今だからこそ、私たちはより強い絆をもって、互いに力を合わせていかねばなりません。職員の皆さんは、日々の仕事で忙しいと思います。でも、ちょっと手を緩めて周りを感じてみて下さい。そこに、仲間がいます。地域には取り残された仲間がいます。日々の活動だけではどうしようもない事柄。仲間と向き合い、その中から私たちは多くの学びを常に頂いています。共に立ち上がりましょう。
きょうされん第39回全国大会を通して、若い職員の皆さんの働き、そしてつばさ会の働きは、私たちに大きな力を与えてくれました。
仲間たちの素晴らしいパフォーマンスは、大きな感動を全国から参加した方々に、伝わりました。若い力の結集が熊本支部にあります。どうぞ、多くの皆さんの参加を頂ければと願っています。2年間よろしくお願いします。

きょうされん熊本支部 支部長 福島貴志