• もっと見る

きょうされん熊本支部

きょうされん熊本支部会員事業所のブログです。熊本県内で活躍している事業所の日々の活動をご覧ください。


<< 2024年03月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
検索
検索語句
タグクラウド
プロフィール

きょうされん熊本支部さんの画像
きょうされん熊本支部
プロフィール
ブログ
https://blog.canpan.info/kyousaren-kmt/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/kyousaren-kmt/index2_0.xml
優生保護法問題の全面解決を求める署名活動 [2023年12月09日(Sat)]
409191255_6902418419834114_4813593625500728673_n.jpg下通アーケードで優生保護法問題の全面解決を求める熊本の会で、署名活動を行いました。
きょうされん熊本支部からも仲間を含め、参加しました。

優生保護法は、障害者を不良と位置付け、子どもを生むか、生まないかを自分で決める自由を奪ったものです。さらにこの問題は、障害者に対しての差別や偏見を広げ、その結果、津久井やまゆり園殺傷事件をはじめ、次々に起こる精神科病院や入所施設などでの虐待事件につながっていると思います。

署名活動を契機に、本当の意味での共生社会実現のために、考える機会になればと思います。
署名にご協力をお願いします。
次は、1月28日に行います。よろしくお願いします。
第12回優生裁判情報交流会 [2023年11月27日(Mon)]
ZOOMにて、54名が参加。優生裁判に関する各支部の情報交流会が開かれました。
全国弁護団共同代表の新里宏二弁護士から、「優生保護法被害裁判の最新動向」についてお話があり、優生保護法問題の全面解決に向けて私たちは、「なにを」、「どう」、「実現していくのか?」
という事を話し合う事ができました。
障害者を不良として位置づけたこの法律により、多くの方々が犠牲者となりました。
しかし、国は除斥期間である事を理由にしています。
個人として悩み、苦しんだ毎日を除斥期間という形で片付けて良いのか?
その根っこは、優生思想にあると考えています。
今でも施設や病院等で障害者の虐待問題や高齢者施設での虐待問題が起こっています。
先ずは、法人全体で… 事業所全体で…
この問題について共有しながら、一人一人の人権について語り合い続けたい。
一人一人の顔や性格が違うように、みんな考え方が違う。
違いを互いに認め合う、その先に共同があり、共同作業所やグループホームでの共同生活を通して、社会を学びあいながら、それぞれの自立にそっと寄り添う事ができる団体を目指して今後も活動を広げていきたい。
自治体キャラバン [2023年11月21日(Tue)]
2023年度自治体キャラバンは、10月3日〜11月21日にかけて行われました。
障害福祉分野からの要請として下記の3項目を要望致しました。
1 重度心身障害者医療費助成の給付方法について、窓口立替払いではなく、「現物給付」を実施すること。若しくは申請手続きがいらない「自動償還払い」を実施すること。
また、国に対して「重度心身障害者医療費助成制度を国の制度とすること」「国庫負担金の減額措置(ペナルティ)を撤廃すること」を求めること

2 地域活動支援センター補助金増額

3 就労継続支援事業所を利用する障害者への給食費補助を行うこと
です。
特に1については、子どもの医療費助成も進む中、重度障害者に対しての医療費助成の在り方として、役所での手続きは移動困難な障害者にとって大きな負担である事をお話させて頂き、いくつかの市町村で前向きに考えているお話を聞くことができました。
また、3については、物価高の影響は、障害当事者において暮らし方が大きく変えています。
食費さえ、抑えなければ生活が成り立ちません。
健康的な生活を送る為にも、日中活動における食事の助成は大きな暮らしの糧となります。それがひいては、自立に向けた一般就労に対しての意欲に繋がればと感じています。
引き続き、自治体にも要望していきたいと思います。
きょうされん熊本支部 くらし部会 [2023年11月14日(Tue)]
きょうされんくらし部会の学習交流会が、熊本市食品交流会館で行われました。
基調報告は、きょうされん熊本支部 支部長の福島貴志より、グループホームの現状と今後の動きのお話をさせて頂いた後、プレジャーワークと芳和会共同生活援助事業所より事例発表が行われました。
今回は金銭管理について、議論を深めました。
収入と支出のバランスを考えて管理しているものの。仲間自身がそこに理解できない場合の対応や、利用者同士のお金の貸し借りの問題、更には、経済的虐待にならないように基本的な生活が維持できるように関わっているが、とても難しい問題です。
どこまで介入すべきか?

金銭管理が難しい仲間たちへの支援について、グループワークを通じて、議論を深めました。
これで良いという支援はありません。
いろんな失敗を重ねながら、仲間たちと一緒に、その方らしい暮らしについて、考えていかねばなりません。100人いれば100通り
答えを見つける事はできませんが、共に寄り添う支援について、今後も考えていきたいと思います。
優生保護法の全面解決に向けての集会 [2023年11月01日(Wed)]
397225004_6761639840578640_2618642013233977718_n.jpg東京の星稜会館で、優生保護法の全面解決に向けての集会が開催され、全国から200名を超える賛同者が集結しました。
私は熊本代表として参加。
オンラインでも300名を超える方々が参加しました。

社民党の福島瑞穂議員をはじめ、自由民主党、立憲民主党、共産党、れいわ新選組の衆参議員も参加し、当事者の想いを聞いて頂ける機会となりました。

優生保護法は、先日の仙台高裁においても、障害者の人権問題あると、断罪しています。
ある原告は、おにいちゃんと同じ学校に行きたかった。でも通学免除という事で学校にも行く事ができなかった。
そして、中学生になると施設に入れられ、施設で不妊手術を受ける事に…
怖い手術を受けた結果、精神的苦痛で青年期は精神科病棟で暮らした事をお話されました。

ひとりの人生を奪った優生手術…。
私たちは、差別のない社会を目指して、このことを知って頂き、障害があっても共に生きる共生社会に向けて、仲間たちと考えていきたいと思います。
その第一歩が、国からの謝罪です。
今日の集会機会に変わっていくことを切に望みます
きょうされん熊本支部 代表者会議 [2023年10月22日(Sun)]
2023年度第1回代表者会議がアスパル富合で開催されました。
きょうされん常任理事の小野浩さんから「報酬改定のポイントと私たちの課題」という内容でお話を頂きました。
障害福祉予算、利用者数等の増加。その結果、3倍以上に増大した障害福祉予算の対応として、持続可能な制度としての課題が取り上げられています。
その中で、慢性的な職員不足問題、65歳問題の解決が不可欠です。更には、食事提供加算の見直しも上がっています。物価高は仲間たちの暮らしを圧迫しています。日中事業所での食事は健康上でも必要不可欠な状況です。
工賃1.5万円+障害者年金6万円余りでは、生活が厳しいのです。
各自治体においても食材費補助等のお願いを自治体キャラバンで訴えましたが、そもそもの食事提供加算がなくなってしまえば、どうしようもありません。
また、職員不足は各事業所における大きな課題となっています。福祉人材がドンドン他の業種に移っていく中、職員が安心して働く事ができるようにする為にも、要望を出していきたいと思います。
その後、各委員会や部会からの報告が行われた後に、参加事業所で意見交換。
インボイス制度の対応も今後は求められます。
コロナ禍の中で各事業所厳しい運営です。そこにガソリン代高騰に物価高…。
研修にも職員を出す事ができない等の意見が出されました。
確かな実践を進めていく為にもしっかりとした学びを深め、共育ちが今、求められています。
旧優生保護法裁判が福岡高裁で行われました [2023年10月13日(Fri)]
391733119_6690467654362526_1695413420299073274_n.jpg旧優生保護法裁判が本日福岡高裁で、行われました。
熊本地方裁判では、原告が勝訴しましたが、国が控訴して福岡高裁で争われています。

障害者を不良と位置づけ、子どもを産む権利、育てる権利を奪ったことに対しての国家賠償を求めた裁判です。

現在、署名活動を行っています。皆さんのお力をお貸しください。
優生保護法裁判支援100万人全国署名 [2023年10月03日(Tue)]
2023.9.27朝日新聞 強制不妊訴訟怒り訴える.jpg生保護法裁判支援100万人全国署名運動
100万人署名を全国各地での取り組みがスタートしました。

これを進めるために、きようされん九州プロック関係者でオンライン会議が行われました。

きょうされんの藤井理事からのお話をして頂き、旧優生保護法に関する学びを深めた後、今後の私たちの活動方針について協議する事ができました。

みんなでつながりあいながら、障害のある方の人権回復を求めていきたいと思います。
皆さんのお力をお貸しください。
街頭署名活動 [2023年10月01日(Sun)]
384567193_6643592869050005_9157018804912587294_n.jpg旧優生保護法被害者と共に…
署名活動を行っています。皆さんのご協力お願いします。
子ども達も応援して頂きました。

国が放置してきた優生保護法の被害に対し最高裁判所に人権の砦として
正義・公平の理念にもとづく判決を求める100万人署名を障害者団体と取り組んでいます。

熊本でもお二人の原告が闘っています。
福岡高裁に移りましたが、最後まで諦めずに、みんなで力を合わせて進めていきたいと思います。

今後の予定
9月11日(月):
優生連・原告・弁護団のキックオフ記者会見(東京・兵庫・福岡)
9月21日(木):
熊本原告・支援団体記者会見(熊本県庁)
10月25日(水):
第1次集約
11月1日(水):
優生連全国集会(国会議員会館周辺)当日に、第1次提出
12月25日(月):
第2次集約
の予定で今後進めたいと思います。熊本では3万筆を目標に頑張ります。
優生保護法を考える市民の集い [2023年09月24日(Sun)]
381778276_6616835188392440_4971927737065168443_n.jpg優生保護法を考える市民の集いに来ました。

大分でも旧優生保護法被害裁判を支援する会が立ち上がるという事で、福岡の支える会と相談を行い、福岡・熊本のメンバーで参加となりました。
大分の原告は、九州ではじめての知的障害者の方が原告として訴訟しました。
熊本の弁護団の東弁護士から、「一番の被害者は知的障害者なんですよ」と言われたのが一番印象に残っていて、勇気をもってご家族の方が訴訟に踏み切ったことを嬉しく思います。

社会全体が国の施策により、障害者に子どもを産ませないように、教育し医療関係者、学校、施設から不妊手術を勧められ決断せざる負えなかった中、ご家族の想いを考えると本当に悲しく思います。もっと多くの方々が、声を出す事ができるようにするのが、不妊手術を進めてきた私たち福祉に関わるものの一人として使命だと参加して、改めて感じたところです。

差別をなくすための第一歩です。
熊本でも被害を受けた方が闘っています。
ともに、この問題の解決に向けて取り組んでいきたいと思います。