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女川で熱処理のプラントを無償貸与 [2011年04月27日(Wed)]

今回、津波被災地の一つ宮城県女川町に生ゴミ、木片、プラスチック、ゴムなどの一般廃棄物を灰に出来る、特殊なゴミ処理装置「ダストリユース」を、日本労働者協同組合連合会は無償貸与した。協同労働で地域再生の第1歩になればいいのだけれど。
それが、石巻河北新聞(4月26日付)に紹介された。
買い物毎日「まるや」が朝日新聞に [2011年04月25日(Mon)]

3月8日に伝えた買い物弱者向けに、閉店した百貨店「まるみつ」の後を受けて、協同労働の協同組合の労協ながのが諏訪市の依頼を受けて始めた商店「買い物毎日まるや」。紹介と課題などの記事が4月21日の毎日新聞に掲載された。


企業が経営できずに撤退、依頼を受けた生協なども出店を断った。どのなかで、一体どのような経営をすれば、地域の人たちが喜び、継続が持続し、自分たちも利益を上げることが出来るのか。
とにかく徹底的に地域のため、困り後を把握して、そこから地域住民の身になって考えることしか、方法はない。
これまでも、住民が出資してつくったスーパーなどが紹介されてきた。そこでは、住民が「自分の店だから」ともり立てようとしていた。まるやへも自分の店として、もり立てようとする客が少しずつ増えてきている。そのような人たちが、もっともり立てたくなるような、またもり立てたくなる人が増えるような、そういう取り組みが大切なのだろう。
本田由紀が復興支援に協同労働法をとつぶやく [2011年04月20日(Wed)]

若者自立支援などの研究をしている本田由紀さん(東京大学教授、教育社会学)がツイッターで労働者協同組合や協同労働法の必要を呟いてくれました。

「民間企業の雇用促進だけでは限界、NPOや労働者協同
組合を含む公共性の高い雇用創出の必要性、その際に職
種を限定せずニーズに応じて幅広く、といった教訓を読み
取ることができる。」4月7日
http://twitter.com/#!/hahaguma/status/55799168299565057

「労働者協同組合(ワーカーズコープ) [行動提起] 協同労
働で「生活と地域」復興の仕事へ http://p.tl/O3t7 「東北
の復興・再生を焦点に、公的訓練就労事業制度の確立と協
同労働法制化の実現を」4月13日
http://twitter.com/hahaguma/status/58011557443010560

雇用破壊に抗する、東日本大震災の復興を、「コンクリートの復興」ではなく「人間の腹腔」にするために、協同労働法は絶対必要です。

政治家の皆さん、課題山積でしょうが、早く法制化お願いします。
地震翌日、おにぎり持って利用者の安否確認 [2011年04月12日(Tue)]

協同労働で働く、センター事業団鳴子地域福祉事業所介護予防ステーションなるっこ(宮城県)では、3月11日の地震は、建物などの被害も少なく、内陸なので津波もなかった。ただし、やはり停電やガソリン不足で介護事業が出来ないので、2週間休んだ。

なるっこは、「介護予防」と銘ううだけあり、パワーリハビリマシンを4台入れて有効活用。それに、体操などをゲーム形式で入れて、利用者の機能回復に努める
3月11日は、利用の方は自宅に送っていくことができたが、木曜日までの利用者さんがどうなっているのかすごく心配だった職員。当日、老夫婦や一人暮らしの方を3,4軒回って安否確認。老夫婦の家ではストーブを出し、その上にやかんを乗せていたが、ひっくり返して大騒ぎのところに丁度伺った。その時に「少しでも顔を出してよかった」と思ったらしい。次の日、デイの施設長は自宅のガス釜を使い、隣近所の一人暮らしの人に炊き出し。その後、なるっこに行き、近くの一人暮らしの方に温かいおにぎりを運んだ。
ご飯を届けた利用者さんから「あなたたちそんなこともするの?」と言われた。「とにかく一人暮らしの方は元気でいるのかな、家族の人と連絡とれているのかな、と無我夢中で全部の家を歩くことができほっとした。登録の方全員の元気な顔が見られて、またご家族の方々とスムーズに連携がとれて安心した」と職員。
デイサービスの利用者の中には1週間もお風呂に入れない人もいたので、21〜23日、施設の温泉を開放し、分担して入浴の介助もした。全登録者に入浴してもらい、大変喜ばれた。職員の友人の父が石巻から連れてこられた方にも入っていただいた。介護度4で家でお風呂も入れなかったので、ゆったり温泉につかり、避難所生活の気疲れからも解放されて、とても感謝された、という。
地震! 子どもたちの兄弟は? [2011年04月05日(Tue)]

3月11日、東日本を襲った地震の時の、協同労働で働くセンター事業団山形・三日町陽だまり(保育所と宅老所の併設)の様子を、高橋初子所長が語ってくれました。

 当日、地震が起きた時は20人の乳幼児が保育所で昼寝中だった。宅老所には5人の利用者がいた。保育所職員3人は歩けない子どもをおぶり、地震に気がつかない子どもたち全員に布団をかけた。それから、1人は非常口を開ける、1人は子どもを2人かかえて、いつでも逃げられるような状態だった。宅老所の利用者には毛布をかけた。
 落ちついたので、宅老所の送迎に出ようかと話をした。そこで気がついたのは、預かっている子どもたちの家庭のこと。両親が勤めている家では、子どもだけで家にいる場合も。
 歩いて、子どもたちの兄弟が残っている家を訪問。みんな、地震後の雪の中で震えていた。恐くて家の中にいられなかったのだろう。そこで置手紙をして、みんな陽だまりに連れてきた。
 ろうそくの灯りの中で、家族と連絡がとれず心細げな子どもたちが、自分の妹、弟を一生懸命守っている姿を見て、地域ではこの事業所が必要なのだと改めて感じた。
 職員の機敏な対応、冷静な判断、利用者を守るという気持ちがあったからこそ、大きな動揺もなく事態を乗り切れた。
 次の日から開けた。ライフラインは切れているが、何とかなるのではと思った。
 出勤した職員は、バッグの中にうどんやそばの乾麺を入れてきた。電気は未だ来ていないけれど、幸いプロパンガスは使える。鍋でお湯をわかして乾麺を茹でて、子どもとおばあちゃんたちに食べさせようと、誰も何も指示を出していないのに、保育所と宅老所の4人の職員が家から持ってきた。
 お迎えも兼ねて、宅老所の利用者宅を一軒一軒回って安否確認もした。土曜日だったので、全員休むということだったが、「まさか来てくれるとは思わなかった」と驚かれた。
 子どもたちと一緒に来たお母さんたちから、「先生たち大丈夫でしたか?」「ありがとうございます。子どもたちが暗い中でいるかと思って気が気じゃなかった」「置き手紙を読んだ時に、本当に安心しました」とねぎらいの言葉をいただいた。
 緊急の時の連絡方法は確認していたが、まさか携帯が使えなくなるとは思っていなかった。このような時、どのように保護者や家族に連絡するのか、確認しなくてはならないと思った。
 ガソリンと灯油が無く大変だが、職員の車も含めて全員交代で毎日3時間、ガソリンスタンドに並んで入れて、送迎が滞らないようにしている。


 協同労働では利用者やその家族との協同も謳っています。普段から、子どもたちの保護者とは連絡帳や懇談会、様々なイベントで顔を合わせ、相談を受けたりしながら信頼関係をつくってきているし、兄弟全て陽だまりを利用している子どもたちもいる。だからこそ、とっさの時に組合員は子どもたちの兄弟の顔を浮かべるし、保護者は「陽だまりが預かってくれているなら安心」と思えたのだと思う。
 利用者、家族、地域、働く仲間の協同を大切にする協同労働だからこその、とっさの判断だったのではないでしょうか。
「仕事をおこして欲しい」と言われる [2011年04月04日(Mon)]

全国の協同労働の協同組合では、今回の東日本大震災に対して、被災した地域に救援物資を送っている。事業所に物資を置き、そこから地域の人たちに物資を配るなど、大事な支援拠点にもなっている。

関西から来た便では、帰りに京都で働く組合員のいわき市の実家により、物資を届けると共に、温かい食事を作ってきた。手に入ったのはカボチャとシイタケだけ。それで、煮物、サラダ、味噌汁など7品とご飯を炊いて。
避難所に避難しない人、様々な事情で出来ない人に対する、支援物資の配給や安否確認、ライフラインの整備などが必要だと思った。

上の写真は、多賀城市のデイサービスたんぽぽの家に支援物資を運び込む関西とたんぽぽの組合員。

北海道から岩手県野田村に入った支援隊は物資を届けると共に、ガレキ撤去などの作業も行ってきた。
帰りに、村の担当者からはお礼と共に、「ワーカーズコープさんはボランティアはもういいので、仕事おこしをして欲しい」と言われたそうです。

全漁連からも、被災した漁師たちの生活のために、復興の支援を要請されました。

ワーカーズコープなどの協同労働の協同組合は、今回の未曾有の危機に対して、生活を立て直し、仕事をおこすことに全力で取り組むことにしている。

国からも復興支援のためのお金が回ると思う。それでインフラなどの整備が行われるが、地元の人たちに仕事が回り、収入になり、そのことで地域にお金が回ることを第一に考えて欲しい。中央の大手ゼネコンが復興支援の仕事を独占し、地元の企業は下請、孫請け、ひ孫受けになり、地元の人は日雇いで、手に出来るのが何重にもピンハネされたわずかばかりの収入となっては、東北の復興はあり得ない。
地元にお金が落ちれば、食堂やお弁当などの主に女性が働く仕事が出来るし、そうなると子育てや高齢者支援の仕事も出来てくる。
家の回りの整備などの仕事も回ってくる。

仕事をおこすだけでなく、普通の市民が仕事をおこせる政策を国に対しても提言していくことが協同労働の協同組合の仕事だと思う。

協同労働の協同組合では関係団体で地域の連帯から仕事おこしをめざす、「一般社団法人日本社会連帯機構」名義で、義援金振り込み口座を開設。被災地の人たちの生活と仕事おこしのために使われます。
口座開設店 中央労働金庫 池袋支店
預金種目  普通預金 口座番号 3585032
口座名義  一般社団法人日本社会連帯機構 義援金

(当金でのお振り込みは手数料はかかりませんが、他の金融機関からの振り込みには手数料がかかります)
支援物資を輸送しています [2011年03月22日(Tue)]

18日から、協同労働の協同組合の全国の仲間から、東北へどんどん支援物資が運ばれています。
物資は、組合員や利用者の方々、地域の方々からカンパされたものなど、米、カップ麺、缶詰、レトルト触診、水、などの飲食類、タオル、下着、靴下、セーター、毛布。現地から必要だと要請されたものを中心に、ガソリンも携行缶を入手して途中で買入、持って行きました。

本部から出たトラックは廃食油などから精製したBDF(バイオディーゼル燃料)。

寒いのでBDFが凍ると困るので、タンクにキルティングの腹巻きをかけました。
なんとか、無事に往復できました。

また、津波に襲われた石巻には、協同労働の仲間の石巻事業団があり、運営するデイサービス「はまかぜの家」は幸い津波を逃れたので、利用者や石巻事業団で家屋被害で避難している人たち、17人程度が避難生活をしています。
ここでは、協同労働の協同組合のルートからの支援物資と、現地で買い求められる食材で生活。支援物資の一部は近隣の避難所などにも提供しており、支援物資配布の最前線にもなっています。
食料や生活物資はもちろん、被害を受けた自宅の片づけのため道具などが必要になっています。


岩手県野田村は津波被害が深刻。数百世帯がほとんどが全壊。多くの方が亡くなって、未だに捜索活動続行中です。
津波が到達していないエリアは普通に生活可能(一部インフラは復旧中)。車で20分程度走れば、スーパーやホームセンターなどで物が入手可能。ただ、ガソリンがないため動き回れないようです。やはり、ガソリン不足は深刻なようです
 ここでは、津波が押し寄せた世帯での残った家屋の家財道具の搬出の仕事などがあります。野田村へ赴いた組合員は、支援物資をおろすと、それしかできないからと、片付けを手伝ってきました。


復興には多くの人手が必要です。復興のあゆみの中で、市民が生活を立て直す仕事を自ら創り出すことが大切ではないでしょうか。
ケアの気持ちを持った協同労働での仕事おこしが、今、東北で求められています。そのためにも、法制化を早急に。
希望を紡ごう [2011年03月16日(Wed)]

東北を中心に、東日本の協同労働の協同組合も3月11日から続く地震で被害を受けた。
石巻にある、石巻事業団の何人かは幸いデイサービスで勤務中で、津波にのみこまれずに済んだ。そこでは、利用者4人と一緒に、生活拠点としながら復興に向けた取り組みをしている。
大崎市の鳴子町にあるデイサービスでは、休みだが、幸い被害が少なかったので、独居の利用者におにぎりを持って行きながら、見守りをしている。
多賀城市にある配食の事業所では、配食は出来なくても、高齢利用者の見守りを続けている。
学童で避難所になった事業所では、組合員が身を粉にして支援している。

津波にのみこまれて九死に一生を得た人もいるし、未だ連絡がつかない大船渡や女川の人たちもいる。
家族を失った人、連絡がつかない組合員もいる。

関東甲信越も毎日大きな揺れに見舞われ、北東からの風に乗ってくる放射能に怯える。
でも、この事態から人々が生活を立て直しながら、地域を復興しようとしたときに、絶対必要な仕事をおこす、協同労働の協同組合だ。
この未曾有の災害で、国会が動かないが、協同労働の協同組合が日本の復興に必要だという証明を今こそしなければいけない。

協同労働の協同組合は被災もしたが、被災者と共に明日への希望を紡ぐ覚悟だ。
協同労働の協同組合が買い物弱者支援を上諏訪で [2011年03月08日(Tue)]

2月21日に、長野県上諏訪駅前の「スワプラザ」1階で、「買物毎日『まるや』」がオープンした。
これは、上諏訪駅前にあったデパート『まるみつ百貨店』が2月20日に閉店し、買い物難民が出るのを防ぐために、諏訪市から相談を受けた協同労働の協同組合「労協ながの」が出店したもの。
市は手を尽くして様々なところに声を掛けていたが、どこも経営が難しいということで出店を断っていた。そんななかで、組合員が諏訪市に協同労働の協同組合の説明に行ったところ、「出店してくれるところを探している」という話を聞き、組合員で話し合い、急遽出店となった。
市民、特に車などの交通手段を持たない高齢者などが買い物に困るという状況をなんとかしたいという思いで、出店に踏み切った「労協ながの」。現在のところ、多くの買い物客で賑わっている。
今後の課題は、買い物客のニーズにどのように応えるのか、買い物だけでなく市民の様々な憩いの場所や高齢者の相談の場にしていけるか、経営的にどう成り立たせるか、など山積。
しかし、協同労働だから地域の人たちと一緒に、「まるや」を育てる方向で、経営を成り立たせていけるのではないか。
協同労働の価値が発揮される試みになりそうだ。

この取り組みは信濃毎日などで大きく取り上げられている。
http://www.shinmai.co.jp/news/20110222/KT110221SJI090006000022.htm
2月21日のNHKに [2011年02月17日(Thu)]

協同労働のワーカーズコープが埼玉県から委託をされて行っている、アスポート(埼玉就労支援)事業が、2月21日(月)にNHKで紹介されることになりました!
生活保護受給者への伴走型支援に注目した放映内容になる予定です。
アスポートの支援対象者と支援員が番組に登場します。
失業から立ち直ろうとする人たちとと、それを応援する支援員の姿をぜひ見て下さい。

放映日:2月21日(月)
番組名:「首都圏ネットワーク」NHK総合
時間 : 18:10〜19:00

(18:20〜18:30くらいの間に放映予定。10分弱の短いニュースですのでお見逃しなく。放映時間は、当日のニュースの都合で変更される場合があります)