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協同労働の協同組合が買い物弱者支援を上諏訪で [2011年03月08日(Tue)]

2月21日に、長野県上諏訪駅前の「スワプラザ」1階で、「買物毎日『まるや』」がオープンした。
これは、上諏訪駅前にあったデパート『まるみつ百貨店』が2月20日に閉店し、買い物難民が出るのを防ぐために、諏訪市から相談を受けた協同労働の協同組合「労協ながの」が出店したもの。
市は手を尽くして様々なところに声を掛けていたが、どこも経営が難しいということで出店を断っていた。そんななかで、組合員が諏訪市に協同労働の協同組合の説明に行ったところ、「出店してくれるところを探している」という話を聞き、組合員で話し合い、急遽出店となった。
市民、特に車などの交通手段を持たない高齢者などが買い物に困るという状況をなんとかしたいという思いで、出店に踏み切った「労協ながの」。現在のところ、多くの買い物客で賑わっている。
今後の課題は、買い物客のニーズにどのように応えるのか、買い物だけでなく市民の様々な憩いの場所や高齢者の相談の場にしていけるか、経営的にどう成り立たせるか、など山積。
しかし、協同労働だから地域の人たちと一緒に、「まるや」を育てる方向で、経営を成り立たせていけるのではないか。
協同労働の価値が発揮される試みになりそうだ。

この取り組みは信濃毎日などで大きく取り上げられている。
http://www.shinmai.co.jp/news/20110222/KT110221SJI090006000022.htm
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