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京ことばブログ

「京ことば」や「京の暮らし」について、「京ことばの会」のメンバーの方々から学んだこと、そして私自身が気付いたことを、お伝えしていきたいと思います。ひとにやさしいコミュニケーションのエッセンスを探求中♪♪ はてさて「京ことば」にはどんなエッセンスがあるでしょうか。。。


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ことばの変化 [2012年11月17日(Sat)]
 私の授業のゲストスピーカーとして、京ことばの会の代表である中島さんをお招きした。市民活動としての京ことばの会のこれまでの歩みや現在の活動、そして京ことばについてお話いただいた。
kyokotoba.jpg 
 京ことばは、御所ことばと町方ことばから成るが、講義では御所ことばの例をあげてお話いただいた。中でも、宮中に仕える女房の仲間内で用いられた女房ことばで現代にも残っているものをご紹介いただいた。 女房ことばは、女性心理に由来する隠語で省略形や擬態語・擬音語、比喩などの表現を用い、優美で上品な言葉遣いだとされ、主に衣食住に関する事物について用いられた。 現代にも残る・・・という例のはずなのだが・・・

「おしゃもじ」「ひもじい」 (聞いてわかる+使用している)
「おむすび」 「おふくろ」 (聞いてわかるが、使うことはほとんどない)
「すもじ」(お寿司)(お寿司をそう呼ぶとは知らないが、お寿司はもちろん知ってる)
「くろもじ」 
 (大半は何のことかわからなかった。和菓子を食べるときに使うものの呼び名も知らない→茶道で使う長いくろもじは一般家庭では使わないだろう。短いくろもじもあまり使わなくなってきているのかもしれない。和菓子もフォークで食べることもあるようだ。)
「ゆもじ」(腰巻) (腰巻自体を知らない→腰巻は一般的には使われていない)

・・・といたように、上の例だけでも、語が消えていくプロセスが想像できる。 こうやって時代とともに語は変化しているのだろう。
 
 講演の後、「おもしろかったです」と講師の中島さんに声をかけに来てくれる学生たちもあった。私まで嬉しくなった。 若者の参加を希望していらっしゃる京ことばの会と学生たちとで何かコラボできればいいな。 
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