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京ことばブログ

「京ことば」や「京の暮らし」について、「京ことばの会」のメンバーの方々から学んだこと、そして私自身が気付いたことを、お伝えしていきたいと思います。ひとにやさしいコミュニケーションのエッセンスを探求中♪♪ はてさて「京ことば」にはどんなエッセンスがあるでしょうか。。。


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最新記事
ハロー!ラジオカフェ〜おはようさんどす〜 [2013年06月04日(Tue)]
毎週月曜日 10時半~11時45分 京ことばの会のメンバーの方がパーソナリティをつとめられている「ハロー!ラジオカフェ〜おはようさんどす〜」が FM79.7(京都コミュニティラジオ)で生放送されています。先日、生放送されているスタジオにおじゃましました。
http://radiocafe.jp/200310002/episodes/2013-5-27oa/

スタジオは、三条ラジオカフェ というカフェです。京ことばで進められる番組で、なんだか気持ちがほっこりします。 私も出演させていただきました。

一度ぜひ、お聞きくださいませ。

京ことばの会を開催します [2013年06月04日(Tue)]
kyokotobanokai.jpg
長らくごぶさたして申し訳ありませんでした。

お知らせです。
6月29日(土曜日)16~18時 龍谷大学深草町家キャンパスにて、学生による「京ことばの会」を開催いたします。 京ことばの会のメンバーの方々のご協力を得て、開催の運びとなりました。授業やサークル活動、アルバイト等で多忙な学生たち。なかなか練習する時間がとれないのですが、来ていただいた皆様に、ほっこりとした時間を持っていただければ嬉しいです。 おこしやす。
(龍谷大学深草町家キャンパス:)


謹賀新年 [2013年01月01日(Tue)]
あけましておめでとうございます。 みなさまにとってよい一年となりますように・・・
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ことばの変化 [2012年11月17日(Sat)]
 私の授業のゲストスピーカーとして、京ことばの会の代表である中島さんをお招きした。市民活動としての京ことばの会のこれまでの歩みや現在の活動、そして京ことばについてお話いただいた。
kyokotoba.jpg 
 京ことばは、御所ことばと町方ことばから成るが、講義では御所ことばの例をあげてお話いただいた。中でも、宮中に仕える女房の仲間内で用いられた女房ことばで現代にも残っているものをご紹介いただいた。 女房ことばは、女性心理に由来する隠語で省略形や擬態語・擬音語、比喩などの表現を用い、優美で上品な言葉遣いだとされ、主に衣食住に関する事物について用いられた。 現代にも残る・・・という例のはずなのだが・・・

「おしゃもじ」「ひもじい」 (聞いてわかる+使用している)
「おむすび」 「おふくろ」 (聞いてわかるが、使うことはほとんどない)
「すもじ」(お寿司)(お寿司をそう呼ぶとは知らないが、お寿司はもちろん知ってる)
「くろもじ」 
 (大半は何のことかわからなかった。和菓子を食べるときに使うものの呼び名も知らない→茶道で使う長いくろもじは一般家庭では使わないだろう。短いくろもじもあまり使わなくなってきているのかもしれない。和菓子もフォークで食べることもあるようだ。)
「ゆもじ」(腰巻) (腰巻自体を知らない→腰巻は一般的には使われていない)

・・・といたように、上の例だけでも、語が消えていくプロセスが想像できる。 こうやって時代とともに語は変化しているのだろう。
 
 講演の後、「おもしろかったです」と講師の中島さんに声をかけに来てくれる学生たちもあった。私まで嬉しくなった。 若者の参加を希望していらっしゃる京ことばの会と学生たちとで何かコラボできればいいな。 
京ことばのお話会に行ってきました [2012年10月13日(Sat)]
 長らくのごぶさたをお許しください。3か月ぶりの投稿です。

 9月の終わりに「よろしおすえ京ことば」に行ってきました。 食欲の秋。 京の食に関するお話をうかがいました。

 京都に暮らして、近所のスーパーに行って驚いたのが、京都の伝統野菜コーナーがあることだ。奈良に住んでる時には、普通のスーパーでは見かけないような、京都の伝統野菜が売ってあって、京都らしさを感じたものだ。

 京の伝統野菜は、41品目。賀茂なす、堀川ごぼう、伏見唐辛子といったように地名が付いているのがおもしろい。伝統野菜の中でも、よく店頭に並んでいるものには、ブランド京野菜として「京マーク」シールが張られている。(伝統野菜や京マークについてはこちら
きょと__.JPG 
 会では、実際の伝統野菜を見せていただいた。

 京都で昔から歌われている、野菜(果物)の数え歌も教えていただいた。みなさまはご存知でしょうか? (「あ、耳にしたことがある・・」という方も多いかもしれませんね)

 ♪♪イチジク、にんじん、山椒に、紫蘇、ごぼうに、むかご、ななくさ、はじかみ、くねんぼうに(くねんぼうは柑橘類です)、とうがらし♪♪

 昔から、京都の北の賀茂の農家の女性たちが、大八車に採りたての野菜を乗せて、売られたそうで、「ふりうり(振り売り)」と呼ばれます。今でも、三条や四条大橋で、ときどきこういった風景を見かけます。

 秋の食べ物といえば、まず何を思いつかれますか? 私は、「梨」を食べると、「あぁ、秋だなぁ」と思います。 みなさまにとって実り多い秋となりますように・・・
祇園祭 [2012年07月17日(Tue)]
 京都の夏といえば、祇園祭。宵山や山鉾巡行がテレビで取り上げられることが多いので、数日のお祭りかと思いきや、祇園祭は7月1日に始まり一か月続く祭事である。
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 宵山に行ってきました。予習もなくなんとなく出かけたので、お祭りの雰囲気を味わった(&人込みにもまれた?!)だけとなってしまって反省・・・ 来年は、出かける前に、山や鉾の種類や歴史についてきちんと学んでから出かけよう。山鉾だけでなく、宵山の期間中には、山鉾町内の旧家や老舗が屏風や掛け軸など秘蔵の美術品を公開しているところもあるので、来年はぜひ見学したいと思う。

 ちなみに「後の祭り」ということばは、祇園祭が由来だという説がある。祇園祭のハイライトである山鉾巡行・神幸祭神輿渡御が終わり、この後の祭りは見学するような大きな行事もなく、見に行っても意味がないことから、手遅れの意味になったという説。また、祇園祭は1966年(昭和41年)まで「前祭」(7月17日)と「後祭」(7月24日)の2回に分けて山鉾巡行を行っていた経緯があり、「前祭」では絢爛豪華な鉾が多数巡行するのに対し、「後祭」は小規模であることから、このことばが言われるようになったという説もあるそうだ。

 京都祇園祭りボランティアのHPです。http://www.gionmatsuri.jp/
ご当地甘味 [2012年07月08日(Sun)]
 最近では便利になって、京都のおいしい和菓子が、全国のデパート等で購入できるようになった。 それでもまだ、そのお店に行かないと食べられないという京都ならではの和菓子がある。 そんなご当地甘味の私的ベスト3です。

 第3位: どら焼き。  どら焼きと言っても、ドラえもんが大好きな丸いどら焼きではなく、つつ状で、バームクーヘンみたいに層状になったクレープの中にあんこがはいったものである。 もちもちしていて甘さも控えめでそれはそれはおいしい。 創業290年余りという老舗和菓子店の笹屋伊織で、東寺の弘法さん(毎月21日)しか販売されていないという(実際には弘法さんの前後一日にも販売されている)貴重なお菓子である。 江戸時代の終わりに、東寺のお坊さんより菓子を作って欲しいとの依頼を受けて、お寺でも作れるようにと、銅鑼を使って焼いたので、どら焼きと名づけられたそうだ。 どうしても食べてみたくて、弘法さんの日に買いに行ったことがある。 最近では、京都伊勢丹でも購入できるし、通信販売も行われているので手に入りやすいという点から3位とした。 でもお味は一押し。他にはない食感もおすすめポイントである。 どら焼きの説明はこちらです。

 第2位: あぶり餅。今宮神社の参道の茶店でいただくことができる、あぶったきなこ餅にしろみそのたれがかかった串だんご(おもち)である。 一人前15本なんだけど、ひとつひとつが小さくてぺろりといただける。 平安中期、一条天皇の子が疫病を患った時、疫除けの願いを込めてあぶり餅を供えたのがはじまりだとか。 以来、今宮神社にお参りの際は、無病息災を祈りあぶり餅をいただくそうだ。 参道には、あぶり餅をいただける茶店が2軒ある。 かざり屋と一和(一文字屋和助)で、かざり屋さんは、創業から約400年、一和さんは1,000年、平安中期の創業で日本で一番古い和菓子屋さんにあたるそうだ。 あぶり餅は、今宮神社では、嵯峨野の清涼寺の茶店 大文字屋さんでもいただける。 大文字屋さんのHPにあぶり餅の写真を発見。こちらです。 残念ながらお持ち帰りはできないので、第2位とした。 なんと言っても、できたてをいただけるのがありがたい。

 第1位: おせき餅。 実は昨日たまたま家族が買ってきてくれた。あまりに嬉しくて、一気に食べてしまった。食べ終わってから、写真を撮るべきだったと反省・・・ 堂々の私的第1位は、京都洛南・鳥羽の地にある城南宮のすぐとなりにある和菓子店「おせき餅」で販売している「おせき餅」。やわらかいひとくちサイズのお餅に、つぶ餡が乗ったシンプルな和菓子である。 このつぶ餡。 甘さも絶妙、小豆の香りもほんのりしてそれはそれは、つきたてのお餅によくあう。 江戸時代に「せき女」という娘が、茶店で編笠のかたちをした餅を、街道を旅するひとびとに出していたそうだ。 それが「おせき餅」として名前をとどめ今に続いているそうだ。 京都の南においでの際には、ぜひお立ち寄りください。 絶品です! おせき餅はこちらです。
7月と言えば・・・ [2012年07月07日(Sat)]
 先日、所要で四条に出かけた。大通りでは、すでに祇園祭の飾りつけがはじまっていた。提灯の飾りや、通りに並んだ鳥居を見ると、なんだかわくわくするのは私だけだろうか。

 京都では、「祇園さんが終わったら、また熱なりますなぁ」と、祇園祭が本格的な夏到来を告げるのだそうだ。

 祇園祭は、疫病が流行した平安時代の869年に、当時の国の数と同じ66本のほこを立てて、疫病退散を祈願した、祇園社(八坂神社)の「御霊会(ごりょうえ)」が始まりと言われている。10日くらいから鉾や山が建てられ始め、14日から16日が宵山である。クライマックスの山鉾巡行が17日に行われる。

 宵山には、何度か行ったことがあるが、それはそれは人が多いが、コンコンチキチキチンの音色の鳴る中、そぞろ歩くのは風情がある。山鉾の建てられた通りの旧家や老舗では、代々伝わる屏風や美術品を公開されていて、それを見せていただくのもまた楽しみである。

 平安時代から1100年以上も続いているとは、歴史の重みを感じる。祇園祭りのころに一度訪れたいと思いながら、なかなか実現しないのだが、烏丸御池駅近くにある京都文化博物館でも祇園祭りについての展示があります。

 

 
母音を伸ばす [2012年06月23日(Sat)]
 京ことばの特徴の一つが、一音節の語の母音を伸ばすことである。

 たとえば、次のような語がある。

 目ぇ、木ぃ、字ぃ、歯ぁ、手ぇ、等々。 こういった一音節の語の場合は、次に続く助詞(「が」「は」「を」等)が省略される傾向がある。

 「字ぃ、きれいやわぁ」「おぉきにぃ」
 「あの木ぃ、高いなぁ」
 「気ぃつけて降りや」

 京ことばが、やわらかく、おっとりと聞こえるのは、こういった長母音の使用にも起因しているのだろう。

 
 
 
水無月 [2012年06月16日(Sat)]
 先日、大学の会議で出たお弁当に、私の大好きなデザートが入っていた。見るなり、なんて京都らしいんだろう・・とうれしくなった。

 それは、6月の京都の和菓子の代表とも言える「水無月」である。この時期になると、京都では、和菓子屋さんや百貨店の和菓子コーナーだけでなく、スーパーでもパックに入って売られている。 三角形のういろうに、甘く似た小豆がのっている。

 これは、御所の暑気払いの行事から来ている。旧暦6月1日は「氷の節句」といわれ、室町時代には幕府や宮中で年中行事とされていた。御所では「氷室(ひむろ)」の氷を取り寄せ、氷を口にして暑気を払ったそうだ。 氷室とは、今でいう冷蔵庫(冷凍庫)で、冬の氷を貯蔵しておくところである。 北山には実際に氷室という地名があり、そこには氷室の跡が残っている。当時、氷は大変貴重なもので、庶民には手が届くものではなく、氷をかたどって作られた和菓子が「水無月」である。  (「水無月」について、京菓子で有名な甘春堂のHPもご覧ください。)

 京都には、季節を感じる和菓子がたくさんある。特に代表的なのが、お正月の花びら餅やこの水無月だろう。他にも、春少し前から店頭で見かけるうぐいす餅、春の桜餅、夏の葛菓子、紅葉をいろどったきんとん 等々。 和菓子屋さんのショーウインドウを見るだけでも心がうきうきする。

 みなさまの地域では、どんなお菓子が有名でしょうか。
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