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お忍びで行くアートギャラリー:モーネンスコンピス [2010年10月31日(Sun)]
せっかく朝から晴れていたのに、午後から雨。どうしようかなと思いながらも傘を差して、母の短歌の先生のお嬢様(息子さんの奥様だったかも?)の平岩夏野さんの洋服の個展が今日最後ということで出かけることに。

開催されている『ギャラリーモーネンスコンピス(galleri manens kompis)』は堀川丸太町下ったところにあるボイラなどの製造工業(株)エーワンテックの現場のビルの3階。映画の中に出てきそうなアーティスティックな場所。
プラスチックパイプなど配管関係の材料が一杯ある中、いわゆる工場のそっけない鉄筋階段を上がるとおしゃれに改装され、そこだけ異空間のギャラリースペースに。

 


滅多に行かない空間で、ゆっくり試着して、ちょっと変わったカットのスカートが気に入って、ジャケットとおそろいで買いました。平岩さんもお店の人も、販売されているオーガニックコットンの洋服と同じで素朴で飾らないお人柄。すっかり気に入って奮発してしまいました。
やっぱり受ける接客の良し悪しは消費者の決断に影響しますよね。帰り際にいれてくださったハーブティがなんと美味しかったことか!

洋服の展示の横にある常設店には本やアーティストの小物が。お店の人に尋ねると、たまたま購入した「ありがとうのカタチthank you card 170」の著者の井上由希子氏が(株)エーワンテックからこの3階を借りて、モーネ工房として芸術家を支援するギャラリーや工房・寺子屋を運営されているとのこと。井上さん、調べると一杯本を出されている。すごい!!

確かに階段を上がる工場の横には工房がありました。今回は覗けませんでしたが、ぜひまた行きたい。日曜日、ぶらりと散歩ついでによるお勧めの場所です。



by 原田紀久子
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