• もっと見る

校内調整@宇治田原町 [2010年10月07日(Thu)]
今日は午後から、きょうと介護・福祉ジョブネットの「仕事理解促進:次世代の担い手育成事業」に参加される宇治田原町立田原小学校を訪問し打合せ。

二回目の訪問になるのだが、今回も京都府社会福祉協議会の方に車に乗せていただき、市内から1時間20分ほどで到着。
これが結構ヒヤヒヤドキドキのドライブなのだ。宇治の平等院を過ぎて宇治川沿いに走ると天ケ瀬ダムに入り、その脇の道路を走る少しの間が怖くて仕方がない。きれいな景色を楽しむより、ダムに落ちたらどうしようと不安で一杯。

が、お陰さまで優秀なドライバーのお陰で(笑)今日も無事到着し、5年生の先生方と打合せ。
前回しっかり説明したので、今回は校内で調整された後の次の段階かなと思って参加したが、5年生の先生方はどうも事情がよく呑み込めておられないご様子。前回訪問してから2ヵ月以上たっていたのでもう一度最初からを説明して次回につなぐ。

情報共有の問題は学校ではよくあることで、同じことを人を変えて何度か説明ということが発生する。また、トップダウンで物事が決まる組織ではないので、管理職の方が同意されても担当の指導教員の方が理解し納得されているとは限らない。

一般的にみると、責任の所在が明確でないようにうつるが、組織文化が違うため異文化交流と同じで最初からスムーズに行かないのは当然。
大事なのは、学校と社会(日本国内だけでなく世界も含め)の接続がもっと頻繁になることで、互いの組織理解が進み、たとえ問題や摩擦が起きても歩み寄ってよりよいものを創りだすために一緒に協力できるようになっていくことだ。
それが若い人にとってもよりよい学習内容や環境をつくるきっかけになるだろう。


by 原田紀久子
| 次へ