老舗企業研究会:吉忠
[2010年12月02日(Thu)]
京都大学とご一緒している経済産業省委託「平成22年度産業技術人材育成支援事業(サービス工学人材分野)」で受託している老舗企業研究会を開催。
本日は、吉忠株式会社の代表取締役社長 吉田忠嗣様に講師でお越しいただきました。吉忠といえば、私達の世代であれば、”新婚さんいらっしゃい”のスポンサー吉忠ロマンとして記憶にある人も多いのでは。

吉忠は明治8年(1875)に茂八翁が室町で呉服問屋として創業。大正6年(1917年)に京都でもいち速く株式会社化し、従業員に株式を持たせて経営者の視点を養おうとした。戦時中は飛行機をつくっていたというからすごい。
戦後は二代目吉田忠のときに全面的に婦人服地の製造販売へ転身し、昭和21年(1946年)に島津製作所よりマネキン事業の販売・製作権を取得したことで、現在の事業の大きな柱を築くことになる。その後、マネキン業界大手の(株)英国アデル社を買収。
現在グループ会社の売上は155億円で、そのうちの7割が吉忠マネキンのもの。しかし、マネキン事業そのものは2割、あとはスペースデザインの事業が占めるという。
次々と先を読んで新しい事業に展開してきた歴史を語っていただいた吉田社長は135年続く老舗企業の4代目。
お話がとてもうまく、引き込まれるように聞いているとあっという間に時間がきて、まだまだ聞きたいことが一杯。ぜひもう一度お呼びしようという声で終わった。
本日は、吉忠株式会社の代表取締役社長 吉田忠嗣様に講師でお越しいただきました。吉忠といえば、私達の世代であれば、”新婚さんいらっしゃい”のスポンサー吉忠ロマンとして記憶にある人も多いのでは。

吉忠は明治8年(1875)に茂八翁が室町で呉服問屋として創業。大正6年(1917年)に京都でもいち速く株式会社化し、従業員に株式を持たせて経営者の視点を養おうとした。戦時中は飛行機をつくっていたというからすごい。
戦後は二代目吉田忠のときに全面的に婦人服地の製造販売へ転身し、昭和21年(1946年)に島津製作所よりマネキン事業の販売・製作権を取得したことで、現在の事業の大きな柱を築くことになる。その後、マネキン業界大手の(株)英国アデル社を買収。
現在グループ会社の売上は155億円で、そのうちの7割が吉忠マネキンのもの。しかし、マネキン事業そのものは2割、あとはスペースデザインの事業が占めるという。
次々と先を読んで新しい事業に展開してきた歴史を語っていただいた吉田社長は135年続く老舗企業の4代目。
お話がとてもうまく、引き込まれるように聞いているとあっという間に時間がきて、まだまだ聞きたいことが一杯。ぜひもう一度お呼びしようという声で終わった。
by 原田紀久子