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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」
 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。


    canpan.info ドメイン常時SSL化対応に伴い、
    2019年11月以前にいただいた
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「今出来ること」という一人ひとりの小さな道が一緒になって大きな道へ
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命の選択 3 [2012年09月26日(Wed)]

「妊婦の血液で、胎児がダウン症かどうかが
ほぼ確実に わかる新型の出生前診断の導入」に関して
先日 書いた、 命の選択2

今までにあった 羊水検査時に伴うような流産の危険がなく、
妊婦の血液に わずかに含まれる
胎児のDNAを 調べることにより 診断できる
新型の 出生前検査。
これは、ひとの 23対(46本)ある 染色体のうち、
21番染色体が 通常より1本多い場合が
多数を占める ダウン症が、
99%以上の精度で わかるほか、
重い障害を伴う 別の2種類の
染色体の数の異常もわかる というものです。

これらの 出生前診断が 無秩序に広がる現状を
止めることにもつながる取り組みを
されているところがあります。



      愛児クリニック & 予測医療研究所
       http://www.ig-clinic.com/



飯沼和三院長と 病院の存在は、
なおが 生まれてすぐの頃から 知っていました。

ダウン症専門の 医療機関で、
院長著の『 ダウン症は 病気じゃない 』(大月書店)を
読んだ記憶が 鮮明に残っています。

『 予測医療 』 聞きなれない言葉ですが、これは
出生前検査や 遺伝子検査など、各種の検査について、
個々の検査目的や かかる費用、検査可能期間を
わかりやすく説明し、
「生まれてくる赤ちゃんのために、何が一番よいのか」を
妊婦と医者が 一緒に考えることを
医療として 推奨されています。

ただ やみくもに「 ダメ 」というのではなく、
「 じゃあ どうすればいいのか 」を考えることが
とても大切なことだ と思います。


そのために、限られた時間の中で「 準備 」する。

すべては、今 そこに宿っている 命のために。


今 読んでいる方自身に 関係がないかもしれませんが、
こういう場所がある ということを
ちょっとだけ 頭の隅に 記憶しておいてください。

そして もし、周りで 出生前診断について
悩んでいるひとがいたら、どうか 教えてあげてください。



*愛児クリニック & 予測医療研究所
院長(所長) 飯沼 和三
東京都新宿区山吹町353丸木ビル4F
Tel:03(5228)6180  
http://www.ig-clinic.com/




秋の収穫祭 [2012年09月24日(Mon)]

今日は こちらのご案内です。
障がいのあるひとが働く事業所さんが コラボして、
“ 食・音・喋 ” の催しです。

DSC_1752.JPG

             秋の収穫祭
        〜 とってもハーベストな2日間 〜

   日 時:2012年9月28日(金)、29日(土)
               11時〜17時
   場 所:からしだね館
       京都市山科区勧修寺東出町75
      (京都市営地下鉄東西線・小野駅下車 徒歩1分)


同じ地域の事業所さん、
ミッションからしだねさんと オリーブホットハウスさんが
合同で 開催されます。

オリーブホットハウスさんは、
主に 自家農園で野菜を栽培されています。
栽培された 野菜は、地域のお店での販売をはじめ、
某乳業会社の宅配野菜部門の 取引もあるそうです。

そして、ミッションからしだねさんは、
地域の高齢のひとを対象にした 配食サービスや、
「カフェ トライアングル」の運営を されています。
約40席あるお店は バリアフリーで、
ギャラリーも 併設されており、
時々 ミニライブも開催されているそうです。

当日は、オリーブホットハウスさんのとれたて野菜や
お楽しみハーベスト弁当や 限定スイーツの 販売や、
アコースティックライブ、トークライブ も。

カフェ トライアングル では
オリーブホットハウスの野菜を使ったランチもありますよ。

お近くの方は、ぜひ お立ち寄りください。



今回のような、
障がいのあるひとが働く事業所さんが
一緒に催しをすることは、実は とても少なく、
以前から、
一緒にやれば お互いにメリットのほうが多いのに
なぜ 開催しないのだろうと 思っていました。

企画運営する職員さんたちに「 時間の余裕がない」ことが
原因のひとつかもしれませんが、
これは どの世界も 同じだと思います。

少しの工夫と、
今までの慣習が必要かどうかを精査すれば、
時間もうまれるのに と、
そばで見ていて、そう思います。




*社会福祉法人 ミッションからしだね
京都市山科区勧修寺東出町75
Tel:075(574)4455
http://www.karashidane.or.jp/

*社会福祉法人 オリーブ会 
オリーブホットハウス
京都市山科区東野中井ノ上町3−33
Tel:075(591)4669
http://www2.odn.ne.jp/olive-net/
 今までにご紹介した記事はこちら。
きょうのShopひとにやさしく・ほしいも、芋けんぴ
きょうのShopひとにやさしく・畑のするめ 




『楽しいストール』展 [2012年09月22日(Sat)]

今日は こちらのご案内です。

長岡京市にある、あらぐさ さん。
つくり手として、クッキーなどの食品や、
さをり織りの 織り地を衣類などに製品化したり、
ちょっと他にはない 特徴のある製品づくりをされています。

今回は、その中の “さをり工房あらぐさ” さんの作品展です。
もちろん 販売もされていますよ。

DSC_1658.JPG

     首を守ってくれるストールと、あったかストール
          「 楽しいストール 」 展

 日 時:2012年9月25日(火)〜10月7日(日)
      11時〜18時 / 最終日以外の日曜・月曜は定休日
 場 所:雨のあと
      大阪府枚方市王仁公園2−2 (セルプわらしべ内)
      Tel&Fax:072(845)6582
      http://nakanaka-no-mori.com/


   〜 楽しく思いのまま、織り上げられた
     さをり織りのストール展です。
     そんなストールをまいて過ごす日々は
     心地よくわくわく彩りあるものに変えてくれます。
     ひとめひとめに込められた時間と空気と
     織り手の思いを手にとって感じて
     いただければ幸いです 〜  (案内はがきより)


場所の “雨のあと” は、2012年3月に
セルプわらしべ内にオープンした カフェと雑貨のお店です。

“雨のあと” と 併設した “なかなかの森 喫茶室” では、
セルプわらしべの利用者さんが 働いておられます。

あらぐささんの作品展を見て、
喫茶室で 秋を感じながらのひとときは、いかがですか。



*セルプわらしべ
社会福祉法人 わらしべ会
http://www.warasibe.or.jp/

*さをり工房あらぐさ
社会福祉法人 あらぐさ福祉会
京都府長岡京市井ノ内広海道42−3
Tel : 075(953)9212
http://www.aragusa-fukushi.jp/

*さをり工房あらぐささんの
 これまでの紹介はこちらからどうぞ。
あらぐさ百華展 
Joh & Ayako 二人展 





この街に生きて [2012年09月20日(Thu)]

先日「見て、聞いて、話してつながる」にて ご紹介した
NPО法人フェア・プラスさんの 設立記念フォーラムが
盛大に 開催されました。

DSC_1709.JPG


基調講演など 当日の様子は、
フェア・プラスさんのHPから ご覧にいただけます。

龍谷大学政策学部教授・富野暉一郎さんの基調講演
「フェアで力強い社会を実現するために」にはじまり、
京都造形芸術大学こども芸術学科教授・水野哲雄さん、
NPО法人京都ほっとはあとセンター事務局次長・生田一朗さん、
NPО法人関西NGО協議会事務局長・奥谷充代さん、
NPО法人フェア・プラス事務局長・河西実さんによる
「実効性のある協働のあり方とは」と題しての
熱いパネルディスカッション。

そして
「京都造形芸術大学との協働による商品開発プロジェクト」の
プレゼンテーションを参画する学生さんたちが 自ら発表。

メインタイトル『セクターと分野の壁を乗り越え、
未来を創る!縦×横コラボレーション』に沿って、
さまざまな意見や 取り組みの紹介がありました。

客席からは100名近い参加者が、熱い視線を送り、
メモを走らせる姿が あちらこちらで 見られました。

10代の学生から 70代の方まで、
さまざまな立場のひとが 時間を共有しました。

2部の交流会「セクターや分野を越えた交流から
あなたにとっての『+(プラス)』を見つけましょう」では、
登壇者と参加者が 自由に意見交換。

その間には、
ソーシャルキッチンさんによる
「1Cafe×1Famer」のプレゼンテーション、
NPО法人JIPPOさんによる
「東ティモール・コーヒーの村」のスライドショーと続きました。

そして、オリジナルブランド『Fair+』の
洋菓子部門を 担当している、
第三かめおか作業所さんによる
合唱構成詩 “ この街に生きて ” の歌唱がありました。

この歌唱は、
フェア・プラス事務局長河西さんの
たっての願いで実現したもので、
「はじめて聴いた時の感動は 一生忘れられない」という
河西さんの言葉通り、すばらしい歌唱でした。

ここで その詩を紹介します。



             『 この街に生きて 』

   1、いつもの道をゆく ぼくの車いす 
     遠くから ふしぎそうに 見つめる 君に
     「おはよう」声かけて 話してみたい 
     この広い 空の下 心かよわせたいんだ
     ぼくのからだは 弱いけど 君と願いはおなじ
     生まれてよかったと ラララ歌いたい 
     この街に生きて この街に生きて

   2、遠くで聞こえる おばちゃんの声
     ラララ・・・(セリフ「お宅は大変やねぇ。
     学校卒業したらどないしゃはんの」)
     学校出ても ゆくあてのない 
     明日からひとりぼっち たいくつな毎日
     たとえ からだは 弱くても 君と願いはおなじ
     ぼくにできる 何かを ラララ見つけたい 
     この街に生きて この街に生きて

   3、ひとつの命 育ててくれた  
     母さんの 荒れた手が やけに さみしそう
     しらがが増えて しわが刻まれて 
     母さんは ぼくをおいて 年老いてゆく
     泣きたいくらい つらいけど 
     ぼくは みんなと がんばるよ
     仲間と暮らす 家を ラララ作りたい 
     この街に生きて この街に生きて

   4、いつもの道をゆく ぼくの車いす 
     遠くから ふしぎそうに 見つめる 君に
     教えてほしい ことがあるんだ 
     ぼくの命の おもさは みんなと ちがうのかな
     ぼくも 君にも ひとつずつ 輝いている この命
     生まれてよかったと ラララ歌いたい 
     この街に生きて この街に生きて


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この歌唱を 聴きながら、
「 障がいのあるひともないひとも一緒に 地域で暮らし、
障がいのあるひとも 役割を担い、果たせる、地域社会をつくりたい」
と、改めて深く 胸に刻みました。


*NPO法人 フェア・プラス
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83−1
ひと・まち交流館京都2階 
京都市市民活動総合センター内
Tel&Fax:075(343)6472
http://fairplus.org

*社会福祉法人亀岡会 第三かめおか作業所
京都府亀岡市保津町上火無28−86
Tel:0771(21)2275
http://www.kamecomyu.net/

*ソーシャルキッチン Social Kitchen
京都市上京区相国寺門前町699
Tel: 075(201)1430
http://hanareproject.net/

*NPО法人 JIPPO
京都市下京区堀川通花屋町下ル本願寺門前町
Tel: 075(371)5210
http://jippo.or.jp




SWING × 咲SACRA楽 [2012年09月18日(Tue)]

今までにも ご紹介したことのある
NPО法人 スウィングさんが、京都を 飛び出して
滋賀・近江八幡市で展覧会を開催中です。


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           『 オレたちひょうげん族 』
             We enjoy HyoGen! !

   日 時:2012年9月15日(土)〜10月3日(水)
            11時〜18時 / 木・金 休み

   場 所:尾賀商店 咲 SACRA 楽 GALLERY
         滋賀県近江八幡市永原町中12
         Tel&Fax 0748(32)5567
         http://oga-showten.com/
 

 〜 スウィングが ゆるく!熱く!展開する芸術創作活動、
 それが「オレたちひょうげん族」通称「HG(エイチジー)」です。
 …ちょっと強引ですが、ひょうげん=HyoGen の“H”と“G”をとって
 「HG(エイチジー)」です。
 創作意欲旺盛なメンバーたちが、絵画制作をはじめ、詩作、
 ものづくりなど、自由に、楽しく、時にはダラダラと HyoGen 中!
 展覧会、ワークショップの開催、オリジナル・グッズの販売など、
 さまざまな形で 社会へと発信しています 〜
                        (フライヤーより)


 〜 NPО法人 スウィングとは?
 Enjoy! Open!! Swing!!!
 2006年、NPО法人 スウィングは「おんぎゃーっ!」と
 産声を あげました。アート、環境、エトセトラ…。
 スウィングは なんだか狭〜い「障害福祉」の殻をやぶり、
 障害のあるなしを超えた「一市民」として、
 世の中が今よりほんのちょっとでも 楽しいコトになればいいな…
 と願う「NPО」として、
 さまざまな活動を 展開・発信しています。
 我ら一市民、我らNPО、我らスウィング!〜
                    (こちらも フライヤーより)



京都からは ちょっと距離があるので、
「 鑑賞バスツアー」があれば楽しいなぁ嬉しいなぁと ふと思ったり…

お近くの方は ぜひ、
遠方の方も 情緒ある近江八幡へ小旅行がてら ぜひ、
お立ち寄りください。

そして まずは、
楽しく 深い スウィングさんのブログを、
一度 覗いて見てください。



*NPО法人 スウィング
京都市北区上賀茂南大路町19
Tel&Fax:075(712)7930
http://www.swing-npo.com


*今までのスウィングさんの紹介は こちらからどうぞ。
きょうのShopひとにやさしく・マウスパッド 
上賀茂手づくり市・トートバック 
外注のお仕事 
きょうのShopひとにやさしく・天然ハーブ使用の手づくり石鹸 
きょうのShopひとにやさしく・Kanae さんのポストカード 




藤橋貴之 『色鉛筆画の世界展』 [2012年09月15日(Sat)]

今日は こちらのご案内です。

京きよみず工房ソラさんで、
陶芸の絵付けや さをり織り、清掃の仕事をやりながら、
絵を描く 藤橋貴之さん。

〜20歳になって 新明塾と出会い、
 絵を描く楽しさを知り、自分の世界を広げる。
 想像の公園や 街、
 写真で見た 外国の風景などを
 ゆったりした 一定のリズムをもって、
 色鉛筆で 細かくていねいに描く 〜
 ( 藤橋貴之さん プロフィールより )

その藤橋貴之さんの『 色鉛筆画の世界展 』が
下記のような日程で 開催されています。

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        藤橋貴之 『 色鉛筆画の世界展 』

  開催日時: 2012年9月13日(木)〜30日(日)
          11時〜17時 / 木・金・土・日
  場  所: ギャラリー ju: 彩
        京都市東山区松原町291
         (市バス知恩院前バス停50m下る東側)
        Tel:075(551)8247
        http://www.ju-sai.com/
         (9月22日より、一部絵の入替有)


DSC_1692.JPG

貼り絵のようにも見える 独自の世界が広がります。

DSC_1691.JPG

(いずれも 撮影の許可を得て 撮らせていただきました)

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「今回の展示で、一番好きな絵は どれですか?」の問いに、
その絵の前で 写真撮影に応じてくださいました。

DSC_1685.JPG

ギャラリーには、
普段、絵を描くように 100色の色鉛筆とともに、
描きかけの作品 も。

DSC_1687.JPG

鉛筆で 下絵をうすく描いたあと、
こうして 上のほうから順番に 色を重ねていきます。

制作途中のようすを はじめて拝見させていただきましたが、
その緻密さ精巧さに 驚きました。


DSC_1698.JPG

知恩院さんのすぐ近く、東大路通りに面した 町家にあるギャラリー。
藤橋さんの色鉛筆画を、ぜひご覧下さい。


*社会福祉法人 新明塾 京きよみず工房ソラ
京都市東山区清閑寺山ノ内町28-3 
Tel : 075(551)3811
http://www8.plala.or.jp/koubousola


*藤橋貴之さんは、エイブルアートカンパニーの
登録作家 でもあります。詳しくは こちらをどうぞ。
→ エイブルアートカンパニー
http://ableartcom.jp/alist.php
→ エイブルアートWEBギャラリー
http://www.rokin.or.jp/art/#


*今までにご紹介した 京きよみず工房ソラの作品展も、
こちらからどうぞ。
→「 小さなアート ちょこっとボタン店
→「 夏いろ iro 展
→「 光の響き展



デパ地下出店 [2012年09月12日(Wed)]

出店のお話を知った日から、楽しみにしていました。

たぶん 京都初!
障がいのあるひとたちが働く事業所が デパ地下に出店!

DSC_1667.JPG


デパートの 催事で、
一日二日の出店は 今までにもありましたが、
ウィークリー出店、
それも 地下での出店は、京都初だと思います。

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京都・四条河原町、京都マルイの地下1階に、
9月12日(水)〜18日(火)まで、
! - foods さんが 出店されています。

エクスクラメーション・フーズさん と言えば、
手づくりの 新鮮お野菜タルトや デザートタルトから、
パスタや 小皿料理、サラダ、スープ、デザート、
そして ドリンクメニューも 充実していて、
普段使いにも ちょっと特別な日にも、
さまざまなシーンが似合う お店で、
2011年4月に 京都のど真ん中、
三条新町の京町家にオープン されました。

今回出店限定のタルト「自家製タンドリーチキンのタルト」
「キャラメルナッツのタルト」をはじめ、
ワインなどのお酒に合う「サルティンボッカ」などの
おしゃれな お惣菜数種や、手づくりの生パスタ、
新製品の「あめ色たまねぎのカップケーキ」
「かぼちゃのカップケーキ」などが、
ずらりと 並んでいました。

かねてから京都マルイの地下に出店したいと
望んでいらっしゃったとのこと。
このように出店実現へ結びついたのは、想いとともに
商品のクォリティの高さが認められてのことと思います。

今回の出店が、次への一歩にきっとつながると 感じました。




DSC_1671.JPG

ついつい、いつも買いすぎます。どれも美味しくいただきました。



*! - foods(エクスクラメーション・フーズ)
 京都市中京区三条新町上ル東側
 Tel:075(201)6860 
 http://www.exfoods.junfoodservice.com/
 Open:11時〜22時(定休日:月曜)
     (ランチタイム 11時〜15時)
  
*京都マルイ
 京都市下京区河原町東入真町
  (阪急電車京都線の河原町駅下車すぐ、
   京阪電車祇園四条駅下車徒歩3分)
 Tel:075(257)0101
 http://www.0101.co.jp/stores/guide/store880.html



Genmo・1畳美術館 [2012年09月10日(Mon)]

京都市左京区にある テンダ―ハウスさんから
ご案内いただいた
“Genmo・1畳美術館と地域の情報紙『ゲンモタイムス』”
の中から、「Genmo・1畳美術館」のご紹介です。

ゲンモタイムス 2012創刊号.jpg


障がいのあるひとたちが羊毛を使ってつくるアート作品
「Genmo Art(ゲンモアート)」。

はじめて耳にするひとも 多いかと思います。

Genmoとは 羊毛のことで、
作りたいモチーフに合わせて 好きな色の羊毛(原毛)を選び、
ちぎって重ねて 作品をつくります。
それに石鹸水をかけて しゃもじなどで こすっていき、
原毛を絡ませ、それを 熱いお湯に入れて縮ませて
最後に アイロンを当てて 作品ができます。

障がいの重い軽いに関係なく、
「 表現したい!」気持ちを形にできる 表現方法として生まれた
「 ゲンモアート 」。

できあがった作品を 透明なアクリル版に はさみ、
創作畳職人の西脇一博さんの畳と コラボレーション。

そこには 今までにない、新しい空間が目の前に拡がり、
移動美術館として 各所に出現中です。


今年3月、京都府庁旧本館内でのプレ展示を拝見した時、
正直「何だろう?」と 思いました。
しかし、ひとつひとつの作品を じっくり見れば見るほど、
その疑問は ワクワク感にかわり、
作品を じっくりと見つめるわたしがそこに。

不思議な魅力のある 作品たちです。


京都府庁旧本館での プレ展示にはじまり、
京都府立医科大学附属病院、京都市国際交流会館、
同志社大学寒梅館、 ZEST御池、京都大学総合博物館、
そして ホテル アバンシェル京都での開催がおわり、
今月は 京都大学芝蘭会館 、
10月は 左京区総合庁舎、
11月には 京都造形芸術大学での開催が 予定されています。

詳しくは こちら
http://www.genmo.org/
を ご覧ください。

生の「ゲンモアート」もぜひ、自分の目で確かめてみてください。



*社会福祉法人菊鉾会 テンダ―ハウス
京都市左京区新柳馬場通仁王門下る菊鉾町316
Tel:075(752)4636
http://www.kikuhokokai.or.jp/

*Genmo・1畳美術館、これからの 開催日程。
  2012年9月24日(月)〜29日(土)
    京都大学芝蘭会館・レストランしらん
  2012年10月15日(月)〜28日(日)
    左京区総合庁舎・1階区民ロビー
  2012年11月1日(木)〜11日(日)
    京都造形芸術大学・人間館ラウンジ



命の選択 2 [2012年09月06日(Thu)]

先月29日、新聞やテレビであった、
「 妊婦の血液で、
胎児がダウン症かどうかが ほぼ確実にわかる
新型の出生前診断を、
国立成育医療研究センター(東京)など5施設で、
9月から 導入する」という報道。

新型の出生前検査が 日本でも導入されることになり、
そのことを さまざまなメディア、
さまざまなひとたちが、
思い思いの意見を 発信されている様子を
少し静観していました。
と同時に、自身の想いを 反芻するかのように、
心の中で 確かめていました。


今年1月のブログ「 命の選択 」でも書いたように、
昨年10月、アメリカのバイオ企業 「 シーケノム 」が始めた、
妊婦の血液を分析して 胎児の染色体異常を調べる方法である
新型の出生前検査 が、
日本でも 解禁されました。

この 新型の出生前検査は、
羊水検査時に伴うような 流産の危険がなく、
妊婦の血液にわずかに含まれる 胎児のDNAを調べることにより
診断できることが 特徴です。

ひとの 23対(46本)ある 染色体のうち、
21番染色体が 通常より1本多い ダウン症は、
99%以上の精度でわかる ほか、
重い障害を伴う 別の2種類の染色体の数の異常も わかります。

羊水検査に比べ 5週以上早い、
妊娠初期(10週前後)に行うことができる とあります。

安易な検査や 人工妊娠中絶の増加につながるのではないかとの
懸念はもちろんのこと、
何より 気になるのが、
この検査が「ダウン症」と 特定の障がいを対象にする点です。

そして、妊娠初期に この検査をして、
胎児に異常が見つかったときのことを 正確に想定できているひとは、
果たして どれくらいいるのでしょうか。

まず、人工妊娠中絶について定めた 母体保護法には、
その条件に「胎児の異常」は 認めていません。
それを 正しく 社会は認識していません。
法的規制のないままで、
無秩序に広がる 現状を止めるためには、
何が 必要なのでしょうか。


ところで みなさん、ここで 排除されようとしている
「 ダウン症の子どもやおとな 」を、
日常生活で 実際に見たことがありますか。

日本ダウン症協会は、ホームページや 新聞取材に対して、
「 新型検査の導入が、
ダウン症の子どもや家族を 否定する社会につながることは
絶対に あってはならない。
ダウン症の特徴や症状を 伝えたところで、
本当に 知ったことにはならない。
育っていく姿を、ありのままに 知ってほしい 」と。


「 ダウン症の子たちの 育っていく、ありのままの姿 」


イギリスでは、ダウン症の出生前検査が 始まった
1989年、約700人のダウン症児が誕生していたそうですが、
それが2000年には、約500人に 減少。
その結果から 堕胎が増えたことを示唆していました。

しかし 2006年には 約700人と、
検査開始前に戻っていることが 明らかになっています。

ここに 至るには、
国を挙げて ダウン症の子どもが生まれても育てやすい
社会をつくってきたことにある と、
言われています。

そのひとつ として、
「 ダウン症の子どもが 障がいのない子どもたちと 一緒に
学校に 通うことが普通 」だという
「 分けない教育 」を実践したと、ありました。



もし お腹にいる子に異常があるとわかっても、
その子が生まれても 安心して育てられる世の中であれば、
何をためらうのでしょうか。

ダウン症にかかわらず、障がいのある子を育てることが、
大きな困難を伴わずにできる社会 になることが、
強いては この問題の解決につながると思います。


最後に、この新型の出生前検査・診断のプログラム は、
世界各国の ダウン症協会やダウン症連盟から 反対声明が出され、
欧州人権裁判所への提訴が なされ、
正式に 事実調査が始まっています。

このままだと、そこに日本も 名を連ねることになりそうです。
そうなる前に、まず できること。

教育後進国である 日本の、障がいのある子を
「分けずに みな同じ小学校・中学校に通わせることを 確立する」
ことだと、重ねて 思います。



*財団法人 日本ダウン症協会
http://jdss.or.jp/





見て、聞いて、話してつながる [2012年09月03日(Mon)]

京都市市民活動総合センター機関紙「hot pot」の取材が
ご縁でつながる NPO法人フェア・プラスさん がこの度、
設立記念フォーラムを 開催されます。
今日は こちらのご案内です。

NPO法人フェア・プラスは、
途上国の貧しいひとと 障がいのあるひとへ、
援助ではなく 自立のための仕組みをつくっていこうと
設立された団体です。

「物が良いから、買ってもらう」魅力ある商品づくりを
国際協力系NPOや 障がいのあるひとたちが働く事業所と
企業、大学、デザイナーをつなぎ、
途上国の貧しいひとたちや
障がいのあるひとたちが つくり手として協働する
仕組みの実現を 目指しておられます。


DSC_1633.JPG

  
    「 見て、聞いて、話してつながる
            FAIR+ 設立記念フォーラム 」
 〜セクターと分野の壁を乗り越え 未来を創る!
                縦×横 コラボレーション〜


開催日時:2012年9月16日(日)12:30〜16:30(開場12:15)
会 場 :東山いきいき市民活動センター 集会室
     京都市東山区花見小路通古門町上る巽町450
    (京阪本線・三条駅、京都市営地下鉄・京阪三条駅、
     下車徒歩3分)
定 員 :100名
参加費 :第1部 のみ=500円(フェア・プラスの洋菓子、
     コーヒー提供を含む)
     第1部、第2部 とも=2,000円(上記プラス
     立食パーティ代金を含む)

☆参加には、事前申し込みが 必要です。
 ウェブサイト http://fairplus.org より お申し込みください。
 申し込み締切は、9月9日(日)です。



まずは、コーヒータイムからはじまる 粋な演出。
フェア・プラスさんの商品である、
東ティモールオーガニックコーヒーと洋菓子を 楽しみながら、
フェア・プラスさんの活動紹介が スライド上映されます。

第1部では、龍谷大学政策学部教授 富野 暉一郎さんの 基調講演
『フェア(公正)で 力強い社会を 実現するために』。

続いて『実効性のある 協働(マルチパートナーシップ)のあり方』
をテーマにした パネルディスカッションと続きます。

パネラーには、
京都造形芸術大学こども芸術学科・学科長教授 水野 哲雄さん、
NPO法人京都ほっとはあとセンター・事務局次長 生田 一朗さん、
NPO法人関西NGO協議会・事務局長 奥谷 充代さん、
コーディネーターは、
NPO法人フェア・プラス常務理事・事務局長 河西 実さんです。


第2部は、『セクターや分野を越えた交流から、あなたにとっての
「+」を見つけましょう☆』と、ケータリングによる
立食パーティー(ノン・アルコール)の交流会です。
当日 参加のみなさんと 自由に意見交換できる場になります。

第2部の 進行中には、
21世紀型公民館として機能することを目指し 活動されている
Social Kitchen による プレゼンテーション
「1 Cafe X 1 Farmer」や、
スリランカでの紅茶栽培や 東ティモールのコーヒー栽培をする
農民の支援をする活動もされている
NPO法人 JIPPOさん による スライドショー
「東ティモール・コーヒーの村」。

そして、フェア・プラスさんの オリジナル洋菓子製造に携わる
社会福祉法人亀岡福祉会 第3かめおか作業所のみなさんによる
合唱「 この街に生きて」 もあり、
とても 盛りだくさんな 内容となっています。

会場では、フェアトレード商品、第3かめおか作業所さんの製品、
オーガニック野菜の販売も、同時開催されます。


ひとりでも多くの人に、ぜひ参加してほしい、
「知ってほしい」。
実行委員をさせていただいているわたくしも、
当日 受付にて お待ちしています。



*NPO法人 フェア・プラス
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83−1
ひと・まち交流館京都 2階
京都市市民活動総合センター内
Tel&Fax:075(343)6472
http://fairplus.org



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