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きょうの福祉

「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」

 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。



「今出来ること」という一人ひとりの小さな道が一緒になって大きな道へ
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命の選択 14 [2017年10月17日(Tue)]

2012年1月に
初めてブログでふれた「 出生前診断 」。

そこから、命の選択 について
さまざまな状況や思いを つづってきました。

当初から 当事者団体として
その意味を問う発信し続けている
日本ダウン症協会さんが、
多方面で精力的にさまざまな実践をされている
専門家のひとびとと
ダウン症のあるひとが
同じ席で議論し学ぶ
シンポジウムを開催されます。



市民講座 日本ダウン症協会.jpg


          市民公開講座
          シンポジウム
     〜 出生前検査( 診断 )をめぐって 〜

 日 時:2017年11月12日(日)
      13時30分 〜 15時30分(開場13時)

 場 所:大正大学 8号館1階 礼拝室
      東京都豊島区西巣鴨3-20-1
      https://www.tais.ac.jp/
     【 入場無料、申し込み不要 】
 
 座 長:玉井浩さん(大阪医科大学小児科学 教授)
      小児科専門医、小児神経専門医
     水戸川真由美さん(日本ダウン症協会 理事、
      NPO法人親子の未来を支える会 理事)
 
 スピーカー:
  三宅秀彦さん(お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学
   研究科 教授) 2016年厚労省の研究班の班員として
   ダウン症のある方のアンケート調査を実施。
  畑山博さん(医療法人財団 足立病院院長)
   不妊治療から、妊娠・出産・子育て支援、そして
   乳がんまで、女性の一生に寄り添う医療を実践。
  中込さと子さん(山梨大学大学院総合研究部教授・助産師)
   遺伝看護学会代表理事・助産師・遺伝カウンセラー、
   地域、生活、当事者に立った視点からの支援を行う。
  あべけん太さん(ダウン症のあるタレント・会社員)
   NHKEテレや民放のテレビ番組など多数出演、
   「出生前検査」の特別番組では当事者として取材を行い
   注目を浴びる。
  
 主 催:公益財団法人 日本ダウン症協会



―― 無侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)の登場によって
  その診断精度の高さによって
  生命倫理を考える国民的議論が
  圧倒されてしまいました。
  しかし、出生前診断は今に始まったものでもなく、
  トリプルマーカーの時代を経て、
  胎児エコーの進歩もあって、
  通常の検査でもかなり高精度になってきています。
  この出生前検査(診断)の現状と、
  今後のあるべき姿を求めて
  多くの方々と議論したいと思います。
  また、日本ダウン症協会では、NIPTの登場以来、
  多くの方から意見を求められて参りました。
  日本ダウン症協会では、直結なテーマで
  シンポジウムとして公の場で開催することは
  はじめてになります。
  反対、賛成の議論をするものではなく、
  各方面の方々のお話を伺うことにより、
  一人一人が、
  考えを深められるようにしていきたいと思います。
  出生前診断に際して、
  遺伝カウンセラーの役割が
  以前にも増して大きくクローズアップされたのは、
  今回のNIPTの日本への導入がきっかけでした。
  その遺伝カウンセラーのあるべき姿は
  いったいどのようなものなのでしょうか。
  21トリソミーにとどまらず、
  遺伝子の分析検査の進化は
  今後どのような影響を及ぼすのかを考えます。――
                ( フライヤーより )



そして、このシンポジウムと合わせて、
日本ダウン症協会さんは
第一回 日本ダウン症会議 も開催されます。



第一回日本ダウン症会議 フライヤー.png


     〜 第1回 日本ダウン症会議 〜

 会 期:2017年11月11日(土)、12日(日)
 
 場 所:大正大学
      東京都豊島区西巣鴨3-20-1
      https://www.tais.ac.jp/
 
 参加費:事前申込(10月20日迄)
      一般(JDS非会員) 7,000円
      JDS会員 4,000円
      学生(高校・専門学生・大学生(院生含む)
      当日学生証をご提示ください) 3,000円
     当日参加 10,000円
     ※申し込み等、詳しくは
      下記会議HPにて ご確認ください。
 
 大会事務局:公益財団法人 日本ダウン症協会



 第一日目 11日(土)
  13時30分 〜15時30分 
   LOVE JUNXによるダンスパフォーマンス、
   玉井 邦夫さん(日本ダウン症協会代表理事)開会挨拶、
   特別講演「私たち親子にとっての新しい形
   ダウン症の息子と車椅子の私の生活」 岸田 ひろ実さん
  15時30分 〜17時 
   4つの分科会(成人期の医療課題、ジョブサポート・
   就労の在り方を考える、小学校段階での実践事例、
   障害児者をめぐる法的な動向・差別解消法1年半を過ぎて)
  
 第二日目 12日(日) 
  10時 〜 11時30分 
   4つの分科会(中学・高校段階での実践事例、
   就学前段階での実践事例、子ども時代の健康管理と医療
   との上手なつきあい方、本人の暮らしのための相談事例)
   ※13時30分より、上記のシンポジウムに参加できます。



―― 専門家の方たちのネットワークや
  若い研究者の育成をめざして
  第1回日本ダウン症会議を開催します。
  第一線で活躍されている方々が集結。
  ダウン症のある方と共に
  「新しいダウン症像」を考え
  意見交換をする日本で初めての会議です。
  医療・福祉・保育・教育・就労など
  さまざまな領域や立場から
  新しい学びをしていただけます。
  ぜひご参加ください。――
               ( フライヤーより )



フライヤー上部の絵『 リンゴの木 』は、
いかわあきこさん の作品です。とても素敵ですね。


ダウン症にかかわらず
すべてのひとに開かれ、
つながりをつくり、意見交換できる場に。

医療や教育、保育、福祉、就労と
さまざまな立場のひとが 集える場に。

「 ダウン症のあるひとたちとともに考える 」
有意義な場になることを 願っています。







*第一回 日本ダウン症会議 HP
http://jcds2017.sakura.ne.jp/


*公益財団法人 日本ダウン症協会
東京都豊島区南大塚3‐43‐11
福祉財団ビル5階
Tel:03(6907)1824
http://www.jdss.or.jp













東京オリンピック・パラリンピック 2 [2017年10月12日(Thu)]


障がいのあるひとが
芸術やスポーツに取り組む姿をみて、
どう思いますか。
「 頑張っている 」ですか。


ひとの能力とは、何でしょうか。
そして、
障がいのあるひとの能力とは、何でしょうか。

障がいのあるひとが 何かをすると
ただ、やっているだけでも
「 頑張っている 」と 言われることがあります。

なぜなのでしょう。

もしかしたら、それは
「 ちがい 」を 感じているからでしょうか。
わたしと あなたは ちがう、と
一部分でも「 ちがい 」を
感じているからでしょうか。


パラリンピックでは、
その「 ちがい 」が 否応なく
大きくクローズアップされてしまいます。

さまざまな「 ちがい 」を
「 ちがい 」で 終わらないようにするために、
そこにある さまざまな要素を
前向きな力へ変えていくために、
その「 ちがい 」が クローズアップされてしまう
パラリンピックの在り方に
多くの課題があり、
このままでいいのだろうか と思っています。

異なる立場に共感し、
「 ちがい 」を 受け入れる中で、
寛容さや 寛大さが 培われ
今まで 許せなかったことが
少しずつ 許せるようになり、
できないこと ではなく
できること に目を向けるようになり、
自己肯定感にもつながる機会になる
パラリンピック。

世界中のひとびとが
豊かに 生きる、
豊かな社会をつくる ことにつながるものが
オリンピック、そして
パラリンピック のはずです。



パラリンピックの東京開催を控え、
国内のさまざまな場で
「 バリアフリー 」であるかどうかが
今、見直されています。

でも、なかなか進まないのは なぜでしょうか。

資金面の問題をうたう声もありますが、
「 発想の弱さ、狭さ 」もあるのでは、と。


例えば、競技会場 について。
会場に入る 通路の確保や
車いす用の観客席の数は あっても、そもそも
車いすユーザーの座る位置の
選択肢 はありませんし、
車いす用座席の隣りには
家族や友人など 同行者の席が確保されていない
ケースがほとんどです。
観戦時の状況が
想像出来ているなら、
このような状況は 発生していないでしょうし、
それに、観覧中に
興奮した観客が 総立ちになった時、
車いすユーザーの座位では
視線が確保できない状況も。

そして、このようなケースも。
車いすユーザーの宿泊施設 について、
一つの宿泊施設で
車いすユーザーが宿泊できる部屋 は
「 1室のみ 」の施設が ほとんどです。
例えば、
車いすユーザーの 複数のひとたちが
一ヵ所で一緒に
快適に過ごせる環境が提供できる宿泊施設が、
国内に いくつあるでしょうか。



車いすユーザー席 という発想ではなく、
障がいのあるひとと一緒に観戦したい家族や
長時間じっとしていることが苦手なひとと
一緒に観戦したい家族や、
泣くことが仕事の乳幼児を連れた家族など、
「 バリア 」を感じているひとが 皆
「 一体感を味わうことができる会場 」であれば、
オリンピックも
パラリンピックも、
それらに興味を持つひとたちが
「 観に行きたい 」と 思えるものになります。


ひとびとの「 障がい 」に対する意識を変える
大きな追い風にも成り得る
パラリンピック東京開催の この機会が
障がいのあるひとへの
理解へつながる機会になるかどうかは、
単純に「みんなで楽しい時間を過ごす」ことに
係っていると思います。


「 障がいのあるひとの席は ここです 」
という発想が 社会に根付いている限り、
「 バリアフリー 」は
絵に描いた餅であり続ける と思います。






















奇蹟的羊 [2017年10月07日(Sat)]

京都府長岡京市にある、あらぐささん。

障がいが重くても
地域で育ち、暮らしたいと願う親たちが
30数年前に立ち上げた 事業所さんです。

その思いから、地域を中心に
さまざまな活動を されています。

今日は、あらぐささんの
こちらの案内です。


DSC_2041.JPG
     

          奇蹟的羊
       ( きせきてきひつじ )
      〜 ふわふわの世界展 〜


 会 期:2017年10月14日(土)〜 18日(水)
       14日は、13時 〜16時
       15日 〜17日は、10時 〜16時
       18日は、10時 〜15時

 場 所:アトリエ 畔(はん) 
      京都府長岡京市栗生川久保2-5
      ( JR京都線・長岡京駅下車、
        阪急バス・光明寺下車徒歩約4分 )
      Tel:075(954)4283
     【 入場無料 】

 主 催:社会福祉法人 あらぐさ福祉会 
     障害福祉センター あらぐさ
 後 援:京都府長岡京市




日々の活動でつくった フェルト作品が
展示販売されます。

そして、16日〜18日の
10時45分〜11時30分迄、
「 マーブリング染め 」の ワークショップも
開催されるそうです。


会場の アトリエは、
個人宅のリビングだそうです。
アットホームに広がる
「 ふわふわの世界 」が 想像できますね。

お近くのひとはぜひ、立ち寄ってみてください。





*社会福祉法人 あらぐさ福祉会
障害福祉センターあらぐさ
長岡京市井ノ内広海道42−3
Tel:075(953)9212
http://www.aragusa-fukushi.jp/













入り口支援 [2017年10月02日(Mon)]

これまでに、
累犯障がい者 と呼ばれる
犯罪を繰り返す障がいのあるひとが、
地域で暮らすうえで
必要な支援や連携について
ふれてきました。

塀の中の現実 を知り、
累犯障がい者 と呼ばれるひとに
社会も注目し始め、
障がいのあるひとが犯罪を犯し
警察や検察で 取り調べを受ける際に
あとから そのプロセスが確認できるシステムを
可視化 することが
認識されるように なってきました。

刑に服してからの支援 = 出口支援 ではなく、
刑を確定する際に
その事実を見極める支援 = 入り口支援 に
変わってきました。やっと。


起訴前や 実刑判決が出る前に
社会生活の中で 更生させることを目指す、
「 入り口支援 」と呼ばれる活動があります。

東京弁護士会などでは、
会員の弁護士が
福祉関係者と連携した場合
上限5万円の「 援助金 」を支給する
制度を設けたり、
他県でも
社会福祉士を
弁護士会内部に 設置したりするなど、
司法界全体が
「 入り口支援 」を
重視するようになってきました。

その中のひとつ、
静岡県の「 入り口支援 」の記事を
目にしました。


「 障害者の累犯、福祉で連鎖絶つ 
  関係者「 入り口支援 」に本腰 」
  ( 2017年9月20日付け:静岡新聞 )


中学卒業後、ラーメン店やごみ収集、
自宅での内職などの仕事を転々とした
48歳の男性は、30年前頃から
空き巣やのぞきなどを 計6回繰り返し、
今回の犯罪で受けた有罪判決が 4回目でした。
最近、
逮捕された際に 弁護士から
初めて「 障害者手帳 」を教えてもらったとあり、
勾留中に行われた鑑定では
知能指数が
平均を大きく下回っていることもわかった
と ありました。

この年齢になるまで、周りに
親身になり
心配してくれるひとがいなかったことに
複雑な思いを重ね、沈痛な面持ちで
そこに居合わせたひとたちは
話し合った とありました。

「 福祉 」とつながった この男性は
就労支援の福祉事業所に通い、
「 仕事も友達もいなくなる。もう悪いことはしない」
と、自動車部品の製造作業に
汗を流しているそうです。

静岡県弁護士会では、
「 刑事司法と福祉の連携のための委員会 」を設置し、
弁護士と福祉関係者の合同勉強会を開催し
本格的な交流を 始めているそうです。



「 問題意識があっても、
連携先が わからなかったり
国選弁護など 限られた予算の中では
積極的な活動が できなかった 」という
弁護士の声に答える形となった
今回の取り組み。

全国にある弁護士会に
このような取り組みが
早く広がることを願います。

司法界に
身を置く一人ひとりに、
障がいのあるひとへの
正しい認識が
広がることを願います。








*日本弁護士連合会
https://www.nichibenren.or.jp/

*東京弁護士会
https://www.toben.or.jp/

*静岡県弁護士会
http://s-bengoshikai.com/













きょうのShopひとにやさしく 〜 学校編 [2017年09月27日(Wed)]

今日は、京都府福知山市にある
京都府立中丹支援学校の
生徒さんたちがつくる、
こちらを 紹介します。


DSC_1942.JPG


     〜 一閑張 の 器 〜


「 一閑張 (いっかんばり)」とは、
竹や木で組んだ骨組みに
和紙を 何度も貼り重ねて形をつくり、
その上から 柿渋や漆を塗り
防水加工や補強が施された
日本の伝統工芸のひとつです。

農閑期に 農家でつくられることが多かったため
この名前が付いた と言われていますが、
とても 丈夫なため
一貫目の重さにも耐えられる ということから
「 一貫張 」と呼ばれる地方も あるそうです。


こちらの学校では、
この「 一閑張 」製作に必要な和紙に、
地域の名産品である
「 黒谷和紙 」を 使用しています。

指2本分ほどの大きさにちぎった
黒谷和紙を
竹篭に 3度貼り重ね、
そして その上から
柿渋を 3度塗ってあります。

出来上がるまでの
どの工程にも
丁寧さと根気が必要な
製品づくりです。


DSC_1943.JPG

表面をよく見ると、
黒谷和紙の模様が 透いて見えて
より 趣を感じる製品で、
使用する用途の広い器に 仕上がっています。


昔から 日常生活の中で
緑茶入れや衣類入れ、書籍入れなど
幅広く愛用されている「 一閑張 」は、
趣味と実用を 兼ね備えており
今一度、見直したい工芸品のひとつです。

懐かしさとともに、
日本人の暮らしの知恵を思い起こさせてくれる
逸品です。





*京都府立 中丹支援学校
京都府福知山市大字私市小字打溝8
http://www.kyoto-be.ne.jp/tyuutan-s/cms/














東京オリンピック・パラリンピック [2017年09月22日(Fri)]

東京オリンピック・パラリンピックの開催まで、
3年を 切りました。

過日、目にしたこちらの記事。
「 パラリンピックが 障害者の偏見助長?
東京大会に課題 」
( 2017年8月25日付け:朝日新聞 )に、
ロンドンオリンピック・パラリンピックの開催地
英国で、民間団体が行った
障がいのあるひとへの調査結果が ありました。

「 障がい者に対して、健常者の態度が変化したか」
変化がない =59%
悪化した =22%。

英国の政府が
一般市民を対象にした調査結果
「 大会が 障がい者の評価に
 ポジティブな影響を与えた =81%」
とは、大きな開きがある結果でした。

そして、
「 パラリンピック大会を通じて
スポーツに取り組みたいと思ったか」の問いには、
以前やっていたスポーツに
再度取り組みたいと感じた =7%
新しいスポーツに取り組みたいと感じた =3%
スポーツに取り組みたいと感じなかった =79%
大会に関わらず
現在スポーツを行っている =7%
大会を通じてスポーツは
より遠いものになった =4% と、
選手以外の
障がい者のスポーツ参加への
動機づけにはならなかった、という結果も。

昨年 開催された
リオオリンピック・パラリンピックでも、
「 パラリンピック大会が 自国で開催されても、
みんなは スポーツを見ているだけ。
障がい者に手助けしてくれるひとは
少なくなっている 」と答える
視覚障がい者のコメントも。

「 パラリンピック大会は、
障がい者への偏見を助長されるものも多い」という
これらの結果に、
落胆を隠せませんでした。



「 世界を舞台とした大会に出場する 」。

これを満たす 選手であるかどうかは、
障がいのあるなしに 関係はありません。

「 日本代表として
世界大会へ出場するにふさわしい」と
思える競技者であれば、
パラリンピック大会に出場する
障がいのあるひとを、
誰が 何を 言わなくとも
ひとびとは こぞって応援すると思うのです。

東京パラリンピックへ向けて、
選手の海外遠征の支援や
トップ選手の強化、競技力の底上げ、と
さまざまな取り組みが
加速されているようですが、
それらは 誰のために
行われていることなのでしょうか。

まさか、東京パラリンピックの
各会場を 満員にするためではないでしょうね。



そして、日本パラリンピック委員会(JPC)が
子どもたちに
パラリンピック競技への理解を深めてもらう
取り組むの中で、
「 パラリンピックの価値や競技の多様さを学べる
“ 教材 ” を 全国2万3千の小学校に配布し、
“ 授業 ” などで 活用してもらうことで
障がい者スポーツへの関心を高めてもらい、
実際に 競技を “ 見てもらう ” ことにつなげたい 」
と ありました。

これを読み、気が遠くなりました。

教材、授業、見てもらう・・・。

日本の現状を見れば、
こんなことを繰り返し行っても変わらない
ということが 一目瞭然なのに、なぜまた
同じようなことしかできないのでしょうか。

「 すそ野の拡大が 必要です 」と
スポーツ庁長官が
言っているそうですが、
それを
本当に実現したい と思われるのなら、
こう申し上げたい。

「 日本全国で、分けない教育を行うこと 」と。

小さい頃から
自分の住む地域で学校で
障がいのあるひとと
共に 日常を過ごすことで、
今ある社会の
障がいのあるひとに対するちがった認識は
少なくなる、
無くなる と思います。













上野の森美術館 × 金澤翔子 [2017年09月17日(Sun)]

書家の 金澤翔子さんが、
東京・上野の森美術館で 書展を開催されます。

翔子さんの
書家としての軌跡がみれる
今回の書展は、
国内外から 注目されています。


上野の森美術館×金澤翔子.jpg

       〜 金澤翔子 書展 〜
         32年の軌跡

 会 期:2017年9月23日(土・祝)〜30日(土)
         10時 〜18時【 最終日は 13時迄 】
         ( 入場は 閉館30分前迄 )
 場 所:上野の森美術館
      東京都台東区上野公園1-2
      http://www.ueno-mori.org/
 入場料:一般・大学生1000円、
     高校・中学生500円、小学生以下無料
      ※障がい者手帳の提示で 本人と介助者1名無料



普段は 京都・建仁寺にある
翔子さんの書品『 風神雷神 』と
俵屋宗達の国宝『 風神雷神図 』が揃って、
東京で 初めて公開されます。

これまでに書かれた
屏風、額の書品をはじめ、
全国13の神社仏閣に奉納された
秘蔵作品も 一堂に会します。
今回のために書き下ろされた 最新作も。

タイトルにある
「 32年の軌跡 」のように、
翔子さんの書 すべてが一挙公開されます。





〜 Kanazawa Shoko calligraphy exhibition
         in The Ueno Royal Museum 〜



「 ダウン症の(ある)」という言葉が
名前の前に付くことが多い
金澤翔子さん。

この書展を 観ると、
その言葉を付けないひとが 増えると思います。

彼女の ありのままを知ることで、
“ 障がい ”とは何か を考えるひとが
きっと 増えると思います。


彼女の “ 書 ” から “ 生き方 ” が 感じ取れる。

金澤翔子さんの書には、
ひと言では言い表せない魅力があります。

ひとりでも多くのひとに、
生で 観てほしい 書展です。





*「上野の森美術館 × 金澤翔子」特設HP
https://www.k-shoko.jp/


*10月には 京都・建仁寺で書展が開催されます。
『 金澤翔子書展 』
会 期:2017年10月28日(土)〜11月5日(日)
    10時 〜 16時 (最終日は 15時まで)
場 所:臨済宗大本山 建仁寺 大書院
   京都市東山区大和大路四条下る小松町
   http://www.kenninji.jp
拝観料:一般500円、中高生300円、
    小学生以下無料












図司正和の世界展 [2017年09月12日(Tue)]


今日は、
京都東山・清水寺の近くにある
工房ソラさんの 展覧会の案内です。



DSC_1908.JPG


       〜 図司正和の世界展 〜

 会 期:2017年9月12日(火) 〜 24日(日)
             【 18日(月・祝)は 休み 】
         11時 〜 18時( 最終日は17時迄 )

 場 所: ju: 彩(ゆうさい)ギャラリー
      京都市東山区松原町291
      ( 市バス・知恩院前バス停50m下ル東側 )
       Tel:075(551)8247
 主 催:社会福祉法人 新明塾 工房ソラ




――新明塾、工房ソラとのかかわりの中で生まれた
  作者独自の造形、陶芸、木工、絞り、紙工芸など、
  素朴で力強い作品群をお楽しみください。――
                ( 案内ハガキより )


図司 正和( ずし まさかず )さんは、
御年73歳。
一般の陶芸工房で働いていた頃から
新明塾(工房ソラさんの母体)の 絵画教室に
通っておられました。
ある時、働いていた工房が閉鎖となり、そこから
絵画教室のメンバーや
その親御さんの希望により
新明塾・工房ソラさんが 生まれます。
図司さんは その頃からの
初期メンバーのおひとりです。

陶芸にはじまり、絞りや紙工芸など
多方面にわたるモノづくりに励む 図司さん。
新明塾さんが運営する
グループホームで暮らし、
平日は 9時半から16時半まで
休むことなく 通所されているそうです。



会場の ju:彩(ゆうさい)ギャラリー1階には、
工房ソラさんが 運営する喫茶店
“ Cafe&Zakka ソラシド ” があり、
そちらには
米粉のどら焼き ソラどら
会期中限定のスウィーツや飲み物などもあり、
ゆったりと 休憩できます。


清水寺と八坂神社をつなぐ
東大路通りに面した
ju:彩(ゆうさい)ギャラリー。

散策途中に、ぜひ
図司さんの
力強い作品を立ち寄ってみてください。





*社会福祉法人 新明塾
京都市東山区清閑寺山ノ内町28-3
Tel:075(551)3811
http://www8.plala.or.jp/koubousola/Sola-index.html












きょうのShopひとにやさしく 163  [2017年09月07日(Thu)]

東日本大震災が起こってから
6年6ヵ月が 経とうとしています。

復興 という言葉が
現実から離れたところに存在すると思えるひとが
まだたくさんいらっしゃることを胸に、
今日は、宮城県多賀城市にある
さくらんぼさんの こちらを紹介します。



DSC_1673.JPG


    〜 ストラップ はじまりのメロディ 〜


―― この製品は東日本大震災で被災した家屋から
  頂いた電線を再加工し、
  復興が一日も早くすすむように願いをこめて、
  ひとつずつ手作業で作られています。
  震災のとき、私たちはラジオから流れる歌や
  音楽に涙したり、励まされたり、
  時には勇気づけられたりしました。
  まだまだ先の長い東北の復興。
  いつか元気に復興のメロディを奏でるために
  私たちはひとつひとつ、
  音を重ねていくのです。――
            ( パッケージ裏面より )


2013年に
ト音記号ストラップ を紹介してから、
パッケージを変え
伝えたい言葉を たくさん盛り込み、
一つひとつ手づくりで
つくり続けていらっしゃいます。


被災地でつくられたものを 手にすることで、
「 忘れない 」ことは できるはず。



『 ひとつずつ ひとつずつ
 みんなで 音を重ねてつくる
 ト音記号からはじまる 復興のメロディ 』

パッケージの表に書かれた
この言葉が、
さまざまなことを 思い起こし、
胸に ずしんと 響きます。


東日本大震災で行方不明の
最後のひとりが 見つかるまで、
自分にできることを 続けていく。

あらためて、この思いを 強くした逸品です。






*社会福祉法人 嶋福祉会
障害者自立支援施設 さくらんぼ
宮城県多賀城市桜木3-4-1 
ソニー(株)仙台テクノロジーセンター内
みやぎ復興パーク
http://www.shimafuku.jp












配慮より必要なこと [2017年09月02日(Sat)]

障がいのあるひとが 働く環境。
そこには、一定の配慮が 必要です。
“ 一定 ” と言っても、
その配慮は
そのひとそのひとによって 異なります。

そして、
「 配慮の内容を 誰が 認識しているか 」
ということが、
とても大切だと思っています。

先日、このような記事が ありました。


「 障害者雇用 環境作り急ぐ
  子会社新設 やりがい提供 」
( 2017年8月18日付け:読売新聞 )


2018年4月に
障がいのあるひとの 法定雇用率が
引き上げられるのを前に、
企業が 対応に急いでいる とありました。

従業員に占める
障がいのあるひとの割合を示す
「 法定雇用率 」。

障害者雇用促進法に基づき
政令で 定められており、
現在は 2%、
2018年4月には 2.2%、
2020年度末までに
2.3% になる予定 とありました。

企業が これを達成できない場合、
一定規模を超える企業は 納付金を徴収され、
徴収されたお金は
雇用率を達成した企業への
報奨金などに充てられる、とも。



障害者雇用が進まない原因は、
いくつかある と思います。

先に書いた「 配慮 」は、
入社する上で 大前提であり
絶対条件です。

しかし、
人事担当者が 理解していても
配属先での 配慮がなければ、
十分に 働くことはできません。

「 配属先(現場)で 配慮ができない 」
ことから、退職につながるケースが多いのです。

そして、言えることは、
障がいのある社員 に対して
配慮 だけでなく
同じ社員として
同僚として 接すること、そして
腫れ物にさわるかのような態度で接し
いつまでも お客さん状態では
お互いの戸惑いは
いつまでも解消できない、
と いうことです。


「 障がいがあっても、仕事を続けるなかで
充実感や達成感が 得られるか、
成長している と思えるか どうか 」。

「 この職場にいると 楽しい、
できることが 増える、
一員として 認められている などの
実感が得られる職場 であるか どうか」。


よく考えてみると、このふたつは
「 障がいのあるなしにかかわらず、
そこで働く すべてのひとに
同じように 当てはまること 」だと思うのです。

そして、もう一段階上へ。

他の社員と同じように
障がいのある社員も、
能力のあるひとが さらに成長できる
人事制度を
つくってください。

現在、これを クリアしている企業が
日本に どれくらいあるでしょうか。

これらをクリアして 初めて
「 障がいのあるひとを 雇用している 」と
言えるのではないか と思います。













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