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きょうの福祉


「障がい者というコトバを
    使わなくて済む社会になればいいなぁ」

 障がいのあるひとが、
 地域で役割を担い、ふつうに生きる。。。
 この願いに向かう kyokyo の日々をつづります。



「今出来ること」という一人ひとりの小さな道が一緒になって大きな道へ
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障がい者雇用 [2018年08月12日(Sun)]

厚生労働省の
「 働き方改革実行計画 」を踏まえ、
『 今後の障害者雇用促進制度の在り方に関する研究会』
が 昨年9月から開催され、
議論が重ねられていましたが
その報告書が、先月末に 発表されました。


 『今後の障害者雇用促進制度の在り方に関する研究会』
  の報告書



45ページにわたり 書かれていますが、
「 多様な働き方のニーズ等に対応した
障がい者の雇用の質の向上に向けた取組の推進 」、
「 中小企業における 障がい者雇用の推進 」、
「 障がい者が長く安定的に働き続けられる
環境整備に繋げる制度の在り方 」の
3つに整理し、報告されています。

この中で、今すぐに必要だと思うことは、
地域における 就労支援体制の機能強化(P.23)と、
障害者雇用の質の向上に向けた
事業主の取組に対する 支援措置の創設等(P.24)
についてです。


障がいのあるひとたちの
雇用環境を 整備していくには、
障がいに関する知識を有しているひとが
不可欠ですが、
その数は 足りていないのが現状です。

そして、企業の採用担当者が
障がいについての理解があっても、
障がいのあるひとが働く「 現場 」のひとたちに
障がいに関する理解がないと
「 働き続けること 」が 困難になります。

中小企業等においては、特に
障がい者雇用に関する
理解や知識を有するひとは
限定的であり、
障がいのあるひとが就職したあとの
相談などのフォロー体制まで
至っていないのが現状です。

独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 が
ジョブコーチの養成数を
倍増するなどの対策を行っている とありますが、
その効果が届いている現場は 一握りです。


ここで、初めて知ったのが
障害者就業・生活支援センター の存在です。

障害者就業・生活支援センターでは、
専門の支援員が
「 働くために どうしたらよいか 」
「 採用されても すぐに辞めてしまう 」などの
悩みを持つ 障がいのあるひとに、
雇用、保健福祉、教育などの
関係機関の連携拠点として、
就業面及び生活面における
一体的な 相談支援を実施されています。

このような センターが
まちの Center で
より 機能してほしい と思いました。



近年、進んでいるようにみえる
障がい者雇用の中で、
「 安心して 安定的に 働き続けることができる環境 」
を、如何に整備するかが重要、ということは
障がいのあるひとが
働き始める前から 念頭に置くことです。

その企業が
「 安心して 安定的に 働き続けることができる環境 」
と 言えないのに、就職を勧めるということは
とても 無責任なことです。

でも、
「 まずは、頑張ってみて 」と
「 放りこむ 」ようなことをしている
担当者がいることも 現状です。



「障がいのあるひとが、地域の企業で働く」。

障がい者雇用を勧めるための施策が
全国で 行われていますが、
都道府県、自治体で格差があることは
否めません。

しかし、「 障がい者雇用に携わる企業社員や
障がいのあるひとと一緒に 現場で働く社員が、
雇用管理上の課題や悩み、接し方などを
相談できる 環境を整える 」ことを軸に、
働くひと
一人ひとりが 考えほしいこと、
それが「 障がい者雇用 」だ と思います。


障がいのあるひとが
思うように
地域の企業で 仕事に就けない状況が
まちに あふれている今。

何が 足りない のか。
何を 足せばよい のか。

それは、めぐり巡って
障がいのない、とされているひとにも
多方面にわたって、
関わってくることだと思います。
















ブラインドライター [2018年08月07日(Tue)]

今年5月に紹介した
Co-co Life☆女子部さんが 立ち上げた
芸能プロダクション に所属する
視覚に障がいのある女性、
松田昌美さんの
活躍されているようすを
先日、知りました。

小さい頃から
自分で自分のことができるようにと
厳しく育てられた彼女は、
盲学校を 卒業後、
地元静岡を出て、東京へ 上京。
視覚に障がいがあっても
一般企業に 就職して
活躍したいという 強い思いからでした。

しかし、思いが叶い
東京で 就職できても
現実は、大きくちがうものでした。

「 座っていることが あなたの仕事」と言われ、
何も任されない日が 続いたそうです。

「 こんなことも 出来ます」と
提案しても、実現へは 至らず、
関わりさえ してもらえなかった時間も
たくさん あったそうです。

落胆した松田さんは、何社か 会社を移ります。
でも、どこでも
同様な処遇を 受けます。

「会社は 障がい者雇用の実績が欲しかっただけなのか」

そのような日々が続く中で、
Co-co Life☆女子部さんを 知り、
Co-co Life☆女子部さんが発行する フリーペーパー
制作に、ボランティアとして 参加。

そこで、ある対談の
“ テープ起こし ” をした時に
編集スタッフのひとに 言われました、
「 松田さんのテープ起こしは 良い 」。

そして、テープ起こしの
需要が たくさんあることを知ります。

そこから、仕事として
“ テープ起こし ” を受け、
そのクオリティに 太鼓判を押され、
テープ起こしの
請負専門のWEBサイトを
松田さんは 立ち上げました。

昨年末に 会社を退職し、
今年からは
ブラインドライター として活躍。
ほぼ毎日、
締め切りに追われているそうです。

今では、ブラインドライターが増え、
“ テープ起こし ” の依頼を受ける
ブラインドライターズ という事業チームも
あるそうです。

「 得手を活かす 」。
 
自分の得手を見つけるには、
障がいのあるひとは、とくに
自分だけでなく
自分の周りのひとや場などの
環境で決まる と、あらためて思います。


障がいのあるひとの 周りにいるひとたち。

家族、支援者などが
どれだけ
目の前にいる
障がいのあるひとのことが
見えているか、
わかっているか、
「 そのひとの得手を 見つける 」か。

もちろん、障がいのあるひと
本人の意思が あってのうえですが、
まだまだ必要な「 支援 」がある、と。

微に入り細に入り
支援をする必要はない と
言われるひとも あるかと思いますが、
「 そのひとの得手を 見つける 」ことは
最大に近い 支援だと思います。

そのひとが
何歳になっても
そのひとに 必要ならば
継続してほしい「 支援 」 です。













DWAT [2018年08月02日(Thu)]

災害が起こるたびに、
その時々の対応について
「 これでよかったのか 」と振り返り、検証し、
必要な支援が 増えています。

それらの中には、これまでに紹介した
障がいのあるひとや高齢のひとや乳幼児
その他の 特に配慮を要するひと(要配慮者)の
避難生活を支援する
災害派遣医療チーム = DMAT の
福祉版DMAT や、
災害派遣精神医療チーム= DPAT があります。

そして、福祉版DMATの
進化・完成版とも言える
災害派遣福祉チーム = DWAT
( Disaster Welfare Assistance Team )が
今、 全国で 増えています。

DWATは、福祉専門職のひとが
災害時に、要配慮者のニーズを 聞き取り
避難者の福祉的な課題に対応して、
福祉避難所へ つないだり
関係機関への受け入れを コーディネートしたりと
要配慮者に必要な支援を 行います。

そして、災害時だけでなく、
先駆的な活動を行う 岩手県や京都府では
独自の冊子をつくり、
平常時から
その認知を広げる活動もしています。

京都府災害派遣福祉チーム = 京都DWAT は
府内の各地域ごとに
12チームが 編成され、
約120名が チーム員として登録。
2年前の 熊本地震では、
約3週間にわたり
益城町へ 派遣されてました。

そして、先日の
西日本豪雨災害では、
岡山県の 岡山DWATが
初めて活動した旨の記事を 目にしました。


「 西日本豪雨、DWAT始動 」
( 2018年7月23日付け:福祉新聞 )

現場では、
医師の仕事 とも違い
保健師でも対応できない 福祉専門職の仕事があり、
福祉ニーズの高さを実感した とありました。
そして、
長期化が予想される
避難生活での 福祉支援体制を
一層 強化していく とありました。
 
そして、DWATは、
日常に近い生活を送れるように
その橋渡し役として、
福祉サービスへつなぐ仕事が 求められており、
これらの体制が 全国規模で整うように
厚生労働省と連携し、
全国の自治体へ
啓蒙することが一番重要だ ともありました。



いつ、どこで、
どのような災害が起こるか
見えなくなってきた 日本。

その 加速に、
支援体制の 加速が
ついてこれていないことは 明らかです。

「 自分の身を 自分で 守ってください 」
と 言われても、
自身で 守れないひとが どれだけいるか、
明日は 自分も そうなるかもしれませんね。

まずは「 隣近所 」から。
身の安全を
守る
確認する 言葉掛けを。

「 おせっかい 」という言葉を
この際、うんと 使って。





*DWAT
都道府県単位で全国に設置を進めたい
厚生労働省が、
地方自治法に基づく技術的助言として
今年5月に、
ガイドラインを発表しています。
現在、全国で27道府県に
設置していると言われています。













大丈夫です、の先に [2018年07月28日(Sat)]

今年は
梅雨明けが
全国的に 早かったり、
そこからの猛暑が 半端なかったり、と
異常とも言える夏になっています。

今月23日には、気象庁が
来月上旬にかけて気温の高い状態が続き、
猛暑日が続く旨の発表とともに
「 命に危険があるような暑さで 災害と認識している」
という発言も ありました。

わたしの住むまちも
35度以上の猛暑日が10日以上も続いており、
最低気温も25度以上の熱帯夜が
毎日 という状況です。

このような日が続くなかで、
障がいのあるひとが通う
福祉事業所でも
暑さ対策、熱中症対策について
さまざまな知識を共有されていると思います。

その中のひとつとして
日中、屋内で着席しての仕事でも、
「 お茶や水を摂りましょう 」という
言葉掛けは 欠かせません。

でも、障がいのあるひとによっては
その 言葉掛けだけで
終わってはいけない場合もあります。


ある福祉事業所の
利用者さんのご家族の話で、
帰宅後、連絡帳に「 こまめに
水分補給をするように 声掛けをしています」
と あったので「 よかった 」と思ったのも束の間、
持参した水筒を持つと
「 重いなぁ、えっ、たくさんお茶が残っている 」と
びっくりされたそうです。

声掛け、は あっても
飲んだ、確認は されていなかったのでしょう。

障がいのあるひとによっては
「 はい 」「 大丈夫です 」などの返事をしても
その「 大丈夫 」と言った事柄を
把握していない場合も あります。
と いうより、
「 はい 」「 大丈夫です 」と言った事柄を
うまく行動に
移せていないことも多いのです。

知的に障がいのあるひとは、とくに
自分の今の健康状態 や
そこからどう状態が変わっていくか や、
熱中症予防のために
水分補給をすることについても
“ 必要以上に” 水分を摂らないといけない などを
言葉掛けだけで
理解したと受け取ることは、
間違っているといっても
過言ではありません。

「 はい 」「 大丈夫です 」と言っても、
上記のような場合は
利用者さんが
ちゃんと水筒のお茶を
飲んでいるかを 目視する など、
確かめることが必要です。

「 言葉掛けをしたから大丈夫 」ではなく、
「 飲んでいない可能性もある 」ということを
念頭に置いてほしいのです。


体力を温存すること、
身体を休めるように支援すること、
そして、
福祉事業所と自宅を
徒歩で通っている利用者さんには
車での送迎が可能なら
家族へ提案する など、
普段とはちがう状況の中から
「 必要な支援 」を
注意深く見つけて 提案することが
あってもよい と思います。


これまでにない夏 には、
これまでにない必要な支援 が生まれます。

支援する側は
個人レベルではなく、
事業所全体で チームで 情報を共有する。
そして、
「 声掛け 」ではなく
「 言葉掛け 」をしたのち、
利用者さんがその事柄を把握し
実行へ移せているかまでを 見届ける。

「 大丈夫です 」の先を
確実に 見届けてこそ、
支援と言える と思います。


言うまでもないことですよ と
おっしゃるひともいらっしゃると思いますが、
「 命に危険があるような暑さで 災害と認識 」と
表現される今夏なので
ここに、記します。












地域  [2018年07月23日(Mon)]

地域。

社会で暮らす中で、
よく 耳にする言葉です。
そして、
行政のかかわりの中で
よく 使われる言葉でもあります。

辞書で引くと
「 区画された土地の区域、一定の範囲の土地 」
と ありました。

福祉、を話すときにも
地域という言葉が よく使われます。

施設から地域へ、とか
障がいのあるひとも 地域で暮らす、とか。

でも、その地域って
どこのことを指して言っているのか と
ふと、思いました。


施設から地域へ、
障がいのあるひとも 地域で暮らす。

その「 地域 」とは、
「 区画された土地の区域 」ではなく、
「 隣近所 」を 意味していますよね、ほんとは。

障がいのあるひとが 地域で暮らしていると、
よくかかわるのは
「 隣近所 」なのです。

学校があり、公園があり、バス停があり、
住宅地があり、商店街があるのが
「 地域 」であれば、
日常の一番近いところにあるのが
「 隣近所 」なのです。



そして、思います。

「 地域 」という言葉は
使い方次第で、
「 分ける 」ことになっている、と。

例えば、
「 施設の夏まつりで、
地元の住民と 障がいのあるひとたちは
交流し、地域との共生に 取り組んでいます 」。

よく考えてみると、
夏まつりでしか 交流がないのなら、
それは、地域との共生ではなく
「 住み分け 」に なっているのです。

地域との共生とは 程遠い状況のことを
「 地域との共生 」と
言っていることになりますね。


そして、もうひとつ。

「 グループホームが まちにある 」ことを、
それだけで
地域生活を送っている、とか
地域の一員、と 言っていますが
本当に そうでしょうか。

厳密に言うと、それは
「 グループホームが まちにある 」だけで、
障がいのあるひとが
日々接するひとたちは
福祉関係者であるケースが
ほとんど だからです。

福祉関係者以外のひとと
日々 付き合う状況に あってこそ、
地域生活を送っている と
言えるのではないでしょうか。



そんなことは
容易にできないよ と言うひとが
多いかもしれません。
でも、少し考えてみてください。

今日、引越して来て
明日からすぐに
「 隣近所 」の関係が できますか。

障がいのあるひとも ないひとも
「 隣近所 」の関係をつくるのに
時間が必要なことは 同じです。

障がいのないひとも、
「 隣近所 」の関係は
日々の暮らしを経て
できているのではないでしょうか。

障がいのあるひとも、
「 隣近所 」の関係は
日々の暮らしを経て
できるのではないでしょうか。



「 隣近所 」というと
生活感が 漂ってきて、
かかわる、
接する、という実感が
言葉の陰から 見え隠れします。

それを、
いいとか
そうではないとか
言うのではなく、
事実として
社会全体が 受け止める時期に
きていると思います。

行政などが 書類に書きやすい
「 地域 」ではなく、
「 隣近所 」で
暮らしたいのです。



「 地域 」という
生々しさを感じない言葉 から、
「 隣近所 」という
生活実感の伴う言葉 へ。

この「 隣近所 」で
障がいのあるひとたちが暮らすことが、
行政などが言っている
「 共生社会の壁をなくす 」ことへの
他ならぬ 近道だと思います。













トリプルボランティア  [2018年07月18日(Wed)]

大阪北部地震
そして、西日本豪雨と
西日本では
大きな災害が 続いています。

被害に遭われたひとびとの
日常生活を
少しでも早く 取り戻すために、
できることの一つして
被災地での
ボランティア活動が あります。

京都府内の被災地へも
ここ毎週末、各所から
ボランティアバスが 運行されており、
座席は、予約で
すぐに 満席になっているそうです。

このような話を耳にすると、
自宅を長時間 留守にできないわたしは、
現地へ向かえない
もどかしさを 感じています。

このような時に
思い出す言葉が あります。

「 トリプルボランティア 」です。

瓦礫の撤去や 被災住宅の支援といった
「 災害ボランティア 」、
被災地や
直接的な被害を受けていないものの
風評や自粛によって
辛い状況になっている場所へ
観光として 赴く
「 観光ボランティア 」、
被災地で 見たことや
被災地で 必要なものなどを
個人が 伝達する 支援活動
「 伝達ボランティア 」の
3つを行うことを
「 トリプルボランティア 」と 言います。



2011年に起こった
東日本大震災では、
県外から
たくさんのボランティアが 集まりました。
その姿は、
その年の夏休み、
翌年へ と続きました。

そうした支援が活発化する中で
注目されなかった
2次的被災が ありました。
それは 観光に携わるひとたちです。

災害は、地域へ訪れるひとを
著しく 減少させます。
「 被災されたひとがいるのに
私たちだけが 遊ぶのはいけない 」という
娯楽や消費を控える「 自粛 」。

この心理は、理解できますが
被災地の復興を
遅らせてしまうことに つながりました。

そして、
時間が経つことで 変わっていく
被災地の状況を
自分の目で 確かめて
伝達するという 支援活動もあります。

発災時の
被災状況や 物資支援だけでなく、
長期にわたって
発信することの重要性を
多くのひとが 感じていました。


トリプルボランティアの
3つのうち、
2つだけでも
実行できれば、
大きな支援に なります。

これまでの経験から生まれた
「 観光ボランティア 」
「 伝達ボランティア 」は、
これから できることです。


時間が経つにつれて変化する
ニーズを知り、向き合い、
柔軟に 対応することが
何よりも
大切なことです。

離れていても できることがあります。

時間が経っても
必要なことが、たくさんあります。

東日本のひとに住むひとにも、
うつりゆく
西日本の被災地の現状を
受け止めてほしい、
向き合ってほしい です。












きょうのShopひとにやさしく 169  [2018年07月13日(Fri)]

5年前に 紹介した
京都市左京区にある 花水木さんの
ステンシルポストカード

そこには
祇園祭の山鉾や
五山送り火が描かれ、
嵐山、東寺、三千院 と、
京都にちなんだ題材を
一枚一枚 ステンシルで絵画化した
ステンシルポストカード は、
人気のある製品です。

今日は、その花水木さんの
新しく見つけた
ステンシルポストカードの 紹介です。



DSC_2724.JPG

    
     〜 ステンシルポストカード 3種 〜


写真左は “ 都シリーズ・まいこ ” 、
そして、
真ん中と右は “ 京やさいシリーズ ” です。

写真左のカードには、
横を向いたその姿が
とても愛らしい表情を生み
写真にも絵画にもない
温かみを感じる
舞妓さんが 描かれています。

真ん中のカードには
笊にのった 冬野菜、
聖護院だいこん、堀川ごぼう、
京丹波大黒本しめじが、
右のカードには
笊にのった 夏野菜、
賀茂なす、鹿ケ谷かぼちゃ、
万願寺甘とうが、描かれています。


どれも6、7版(6、7回重ねての刷り)の
コンビネーションが
とてもきれいな 仕上がりです。

一枚一枚、カードの
上下の向きや 色の濃淡など
細かいところに 気を付けて
集中して黙々と手を動かず姿
拝見したこと
思い出しました。


技術が 進歩しつづけ
京都らしい製品を つくりつづける。

障がいのあるひとの得手を活かし、
経験のある職員さんと
協同で 生まれた製品。

安定したつくり手 と
継続した技術があるからこそ
続けることができる
製品づくりが、ここにあります。

“ ステンシルポストカード ” は、
“ 息の長い人気製品 ” と なっています。





*社会福祉法人 京都総合福祉協会 花水木
京都市左京区下鴨北野々神町26番地
北山ふれあいセンター内
https://www.sogofukushi.jp/hanamizuki/












放課後の過ごし方  [2018年07月08日(Sun)]

過日、目にした記事が ありました。

「 学童保育、職員基準緩和へ 」
 ( 2018年6月17日付け:京都新聞 )

共働きやひとり親家庭の小学生を預かる
「 放課後児童クラブ 」( 学童保育 )に関して
厚生労働省が
運営基準の緩和を検討していることが分かった
と、ありました。

学童保育は、
市町村や社会福祉法人などが 運営し、
昨年5月時点で
全国に 約25,000ヵ所あり、
今ある職員数の基準は
子どもの安全確保を目的に
2015年度に 導入されたもので、
預かる児童が 数人の場合でも
1ヵ所につき、職員2人以上の
配置が 義務付けられているそうです。

人口減少が理由で
人材確保が難しい自治体側から、
職員1人も認めるべきだ という声が
相次いだことから、
今夏にも 具体的な見直し案を示し、
年末までに正式決定する とありました。

1ヵ所につき、職員1人。
考えてみてください。
もし、その1人で 対応できない時間が
たとえ わずかでも 発生したら、
どうするのでしょうか。

そのような状況下へ、
子を 行かせることが できますか。

ましてや
障がいのある子の場合、
このような状況下の学童保育では、
ますます
受け入れてもらえなくなるのでは、と。

障がいのある子の
放課後支援については、
約20数年前に 自治体によって、
学童保育に
障がいのある子を受け入れる時には
加配の職員を付けることができる制度が始まり、
うちの子も学齢期の放課後は
学童保育へ 安心して
通わせることができました。

学校では当時 得ることができなかった
学年内の
ヨコのつながり、
そして1年生〜6年生までの
タテのつながり から
たくさんの「 社会で生きる力 」を
つけることができた と思っています。
屋内外に かかわらず、
自分たちで遊びをみつけ、
指導員さんの
知恵と工夫、援助を加味しながら
子たち中心で 過ごす時間は
かけがえのないものでした。

障がいの重い軽いによって
その受け入れは 難しいと言われますが、
今こそ、
障がいのある子たちの放課後の過ごし方を
考え直す時だと思います。


学童保育の原点は、
放課後に 家へ帰っても
大人の目が届かない子たちが、
学区内の 生活できる場にて
指導員さんの 支援のもと
集団生活を送ること。

そこは、
勉強を教え合ったりということ以上に、
さまざまな子同士の “ ちがい ” を認め
互いに 補いながら生きる という、
何物にも代えがたい経験が
たくさん詰まった場 でもあります。

障がいのある子が
学童保育へ通いたいのであれば、
その子に必要な支援を付けることで
地域の学童保育を
利用することは 可能なのです。
これを排除する制度は、
どこにもありません。



ここ3、4年、
障がいのある子の放課後支援には
放課後デイサービスを という流れが
定着しつつあります。

支援学校へ
車で迎えに行き、
雨でも傘をさすこともなく到着し、
職員という大人と
障がいのある子たちが
時には1時間も一緒に過ごすことなく
送迎車に乗り
家へ 送ってもらう。

放課後デイサービスで
子たちの支援に従事するひとたちが、
地域の学童保育に
加配の職員として 支援に入る。
そうすれば、今あるような
長時間 送迎車内で
過ごすこともなくなり、
地域の子と
加配の職員さんと一緒に
雨の日も 傘をさしながら帰れます。

そして、このような声も耳に。
「 放課後デイサービスの中には
しっかりと 安全を確保し、
療育プログラムも 取り入れて
障がいのある子が
有意義な時間を過ごせるように工夫しています」。

放課後デイサービスは
療育をする場ではない と思います。
それに、そのひとたちの言う
放課後に行わなければならないほどの
療育があるならば、その療育は
学校という場で
義務教育に取り入れ、
授業として 公平に
行なうべきではないでしょうか。



障がいのあるなしにかかわらず
地域の学校へ 通い、
放課後は、学童保育を利用する。

障がいのある子が
放課後デイサービスから
学童保育へ移れば、加算が付くなど
国も 推奨しています。

この事実が しっかりと認知されて、
今まで希望しても
地域の学童保育を利用できなかった子たちも、
地域の学校へ 通い
地域の学童保育を 利用してほしいです。

社会へ出る前に身につけたいことが、
“ 学童保育で過ごす日常 ” に
たくさん 詰まっています。


放課後の過ごし方。

障がいのあるなしにかかわらず、
みんなで 過ごす。

何気ないことに 思われますが、
実は、ここから得られることこそが
これからの日本 にとって
とても大切で
必要なことだ と思います。













T-SHIRT COLLECTION 2018  [2018年07月03日(Tue)]


関東甲信越地方では
すでに 梅雨明けし、
いつもと ちょっとちがう
季節のめぐりを感じる 7月に入りました。

障がいのあるひとが働く事業所さんでは、
“ 夏恒例 ” とも言える
Tシャツの
制作・販売の季節が やってきました。

毎年、どれがいいかなと
“ 今年の一枚 ” を選ぶのですが、
今年は こちらで選んでみたいな、と。



Tシャツでおめかし.jpg


    〜 Tシャツで、おめかし 〜


“ Tシャツで、おめかし ” 。
したいですね。
こういうのを 待っていました。

ちょっと ちがう、
ちょっと すてきな、
Tシャツたち。

Tシャツに合わせた
小物やバッグ、ハンカチなど
雑貨も 並ぶそうです。


こちらの企画展は、
全国 3ヵ所にて 開催されます。


▼奈良
会期:2018年7月3日(火)
          〜 8月29日(水)
    11時 〜 17時
    【 日曜・月曜・祝日は休み 】
会場:たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリー 
   奈良県奈良市六条西3−25−4
   アクセス http://tanpoponoye.org/access/


▼東京
会期:2018年7月6日(金)
          〜 8月5日(日) 
    11時 〜 19時
    【 月曜〜水曜は休み、祝日を除く 】
会場:A/A gallery  
   東京都千代田区外神田6−11−14
   アーツ千代田3331#208
   アクセス http://www.ableart.org/access.html


▼群馬
会期:2018年7月3日(火)
          〜 8月31日(金) 
    11時 〜 19時
    【 水曜、年末年始は休み 】
会場:アーツ前橋ミュージアムショップmina 
   群馬県前橋市千代田町5−1−16
   アクセス
   https://www.artsmaebashi.jp/?page_id=29




“ 日常を、ちょっとおめかし ” 。

その 小さな希望を かなえてくれる
魅力的なTシャツ、雑貨に
きっと 巡り合えると思います。

お近くのひとは
ぜひ、足を運んでみてください。






*NPO法人 エイブル・アート・ジャパン
東京都千代田区外神田6-11-14
アーツ千代田3331#208
http://www.ableart.org/


*たんぽぽの家アートセンターHANA
http://tanpoponoye.org/concept/


*A/A gallery
http://www.ableart.org/work/aa_gallery/about_aag.html#


*アーツ前橋
http://artsmaebashi.jp/













防災手帳 [2018年06月27日(Wed)]

先週月曜日の朝、
大阪北部を震源とした 地震が起きました。
そして、まだ 余震は続いています。

さまざまな情報を得ようと
報道を見聞きする中で、
NHKのテレビ放送では
「 震度 」や「 津波 」など 簡単な漢字にも
ルビをふる対応が ありました。
注目されたひとも 多いかと思います。

これまでにも、
緊急地震速報時には
「 つなみ にげて 」など
短い言葉でわかりやすい表現をされていましたが
「 震度 」「 津波 」や
「 大阪 」「 心肺停止 」などの
小学校で習うレベルの漢字にも
ひらがなのルビをふって
放送されていました。

これらの対応について、
「 ひらがななら読めるという外国人にも伝わる」
「 小さい子や障がいのあるひとにも伝わる」
“ 配慮 ” として、
SNS上でも 話題となっています。

ただ、このような対応は
今回も、日本テレビをはじめ
民放各局では ありませんでした。

どのような理由があるかわかりませんが、
それらの理由を排除する
努力を重ねてほしい と思います。



全国各地の 自治体や社会福祉法人が
障がいのあるひとが
災害時などに
適切な支援を受けやすくすることを目的に
さまざまなカタチをつくろうと
継続して取り組まれていると思いますが、
そのような中で、
京都府向日市で発行されている
『 障がいのある人のための防災手帳 』に
目が留まりました。


   『 障がいのある人のための防災手帳.pdf


こちらの防災手帳は、
障がいのあるひとが 災害時や緊急時に
この手帳を 提示することで、
初めて接するひとに対しても
自身の障がいの内容や
必要となる支援方法を 伝えることができ、
適切な支援を
受けやすくなるように できています。

障がいの内容により
支援や配慮は 異なりますが、
手帳の作成にあたり
さまざまな障がいによる団体さんの
ヒアリングやワークショップを 実施し、
そこでの意見を 集約して
作成されたそうです。

表紙を開けると、
「 視覚 」
「 聴覚・言語障がい 」
「 肢体不自由 」
「 内部障がい・難病、知的障がい 」
「 発達・精神障がい 」の 6つに分かれ、
各支援について
2ページの見開きで
分かりやすく書かれたページへ
つながるようになっています。
次に、「 わたしの情報 」として
5ページにわたって
記入するページがあります。

そして、裏表紙には
「 意思表示ボード 」もありました。

はい、いいえ、をはじめとした
21のひらがな表記の言葉 などが、
災害時、緊急時に
必要なことが伝えられるように
配慮された「 意思表示ボード 」です。
これは、とても必要な、
ひとによっては 不可欠な、
支援につながるものだと思います。



全国の自治体によっては、
まだ、このような
“ 障がいのあるひとに特化した防災手帳 ”について
考えたり、
作成したり、という段階に
至っていないところも あるかと思います。

皆さんの住むまちには
障がいのあるひとに特化した防災手帳が
ありますか。

もし、無いのであれば、
伝えてください。

このような『 防災手帳 』があることを。

そして
早急に 備えるように、
声を 上げてください。


障がいのあるひとが 災害時や緊急時に
“ ひとり ” で いても
大きな混乱もなく、
必要な支援が 受けられるように。







*京都府 向日市役所
京都府向日市寺戸町中野20番地
http://www.city.muko.kyoto.jp/kurashi/index.html
→『障がいのある人のための防災手帳』の
 冊子配布は、向日市在住の
 障がいのあるひとが対象です。












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