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トゥモロー
このブログは、釧路トゥモロー編集委員会という、本人活動団体(知的障がい当事者団体)の活動を中心に紹介します。全国の本人の人たちや本人活動に関わる人、興味のある人にぜひ、読んでほしいです。
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アディクションの研修[2007年09月30日(Sun)]
 N町での二日目の研修でした。今日は依存症者の家族の関係と、家族の回復について学びました。講座はN町でACの問題や家族機能回復を目指した団体のスタッフ研修に混ぜてもらっていたので、初日は少し緊張しましたが、今日は比較的リラックスして参加できました。
 AAやNAなどの依存症の人の自助グループでやっている12のステップは、参考資料をもらうだけでしたが、最後に「キャンドル・ミーティング」というキャンドルの灯りの中でやる、ミーティングも体験できました。自助グループですので仲間で癒すのかもしれませんが、仲間の中で(安心の中で)自分に向き合う仕組みが、回復(癒し)の秘訣のような気がします。自分のことは自分でしか、解決できないし、誰もがその力を持っているのだと感じました。(個人的な感想なので、ミーティングの解説ではありません)
 
アディクションの支援者研修に参加中です[2007年09月30日(Sun)]
 まずは道産子として日本ハムリーグ優勝!ありがとう!!
 昨日からアディクション関係(家族機能回復?)支援者研修会に参加していて、釧路から90キロくらい離れたN町にきています。泊まったホテルが残念ながらBS対応されていなかったので、携帯サイトのプロ野球速報での観戦?となりました。でも、本当にうれしいです。ビックバン打線といわれていた頃が嘘のようですが、スモール野球という選手一人ひとりの特性を最大限活かすヒルマン監督の采配(環境づくり)には、地域支援をやっている一人として、あこがれます。
 野球の話はこれくらいにして・・・
【アディクションと知的障がい】
 今回の研修はアディクション=依存がテーマです。薬物依存、アルコール依存、買い物依存・・・・。この仕組みや巻き込まれていく家族との共依存の状況、そして、その問題への実践を勉強中です。講師の方は、自身も薬物依存経歴をもち東京で活動をしているT氏。自身の体験も織り交ぜながら、専門領域のこともわかりやすい表現で伝えてくれています。元新聞記者という表現のプロならではと感心しています。T氏のパートナーのRさんのワークショップも最後にあり楽しい初日でした。休憩時間は、お子さんのTくん(5ヶ月)の乳幼児セラピー?もあり、アットホームな雰囲気ですすんでいます。

 さて、本題ですが、この依存や共依存が、実は知的障がいをもつ人の社会的問題に密接に関係しているのではという思いがあります。「こだわり」「わがまま」という障がい特性のように言われていても、実は構造はこのアディクション=依存なのではないかという仮説です。
 この仮説が、もし正しければ、昨日からの研修が、非常に知的障がいをもつ人たちの家族間トラブルへの対応のヒントになると思うのです。
 実際、家庭内暴力を繰り返す人への支援のときに、この共依存という概念を持って介入すると、本質が見えてきました。不合理なこだわりも依存行動ととらえ、家族のかかわりを共依存という視点で見ると、ヒントがあるような気がします。
 ということで、今日も丸一日の講義ですが、楽しんできます!!
本人による自立支援法ガイドブックづくり その1[2007年09月28日(Fri)]
ガイドブック製作の状況を書き始めようと思います。

【きっかけ・・・全日本手をつなぐ育成会・全国大会(千葉県)】
 昨年11月の、育成会全国大会「千葉本人大会」のシンポジウム「自立支援法」の中で、制度を使う自分たちにわかるような情報提供がなかった。そこが、この法律に関しての一番の問題。そして、今も、わかりやすい情報がない。という発言があり、助言者として登壇していた厚生労働省のT専門官からも「省としても必要と思う。協力したい」というような発言がありました。
その後、会場ロビーでT専門官を囲んで、「わかりやすい情報提供」をいかにして進めるかということを話し合い、「自分たちで、ガイドブックをつくたらどうだろう」という気運になりました。
 ちょうど、日本財団のYさんもこの大会にずっと参加しており、日本財団さんの助成金を申請しようという雰囲気になりました。

【釧路で企画・・・トゥモロー編集委員会について】
 釧路トゥモロー編集委員会は1999年12月に本人活動を行うためにできた会です。その前に北海道育成会の全道大会が釧路で開かれ、その地元実行委員になったメンバーを中心に設立されました。釧路には「ひまわり学級」という1986年に設立された青年学級があります。この「ひまわり学級」のキャンプの夜に、Eさんという男性が「各地の研修会には休みもとれないので参加できない。お金もかかるし・・・。釧路でセミナーを自分たちで開いたら、出やすくていいな」という一言から、本人活動について、炭火を囲みビールを飲みながら、朝までみんなで盛り上がりました。
 もともと「ひまわり学級新聞」を本人たちで毎月発行(10年ほど続いていたかも・・・)していたのですが、それもマンネリ化で中止していた時期でした。
 自分たちの声を載せた雑誌も作りたい!!」という意見から、編集作業を中心にした「釧路未来〜トゥモロー〜編集委員会」という会ができたのです。名前をつけるための会議が3回ほど続けられました。未来と書いてトゥモローと読もう!ということになりました。
 初代の編集委員長はFさんで、いまのSさんは2代目です。
 本人活動としてスタートしたので、管理人である私をどうするかも、キャンプの夜に話し合われました。「みんなの同意がなければ支援者を勝手にいれてはいけないのでは」という意見があり、最後の議題になったのです。結果は・・・ちょっとドキドキしましたが、満場一致で入会を認められました。
 ただし、今は、支援者というより、メンバーの一人という感じになっていて、必要な役割があれば他のメンバーと同じようにその役割をはたすという状況です。このほうが、自然な感じがしています。

【その2に続く・・・】
 
北海道自立支援協議会に行ってきました[2007年09月27日(Thu)]
昨日は、北海道の自立支援協議会と相談支援従事者研修の反省会&勉強会に札幌に行ってきました。
相談支援従事者研修の演習プログラムはプログラムを作成している講師陣の日々の努力でなかなか充実したものになってきています。演習グループを担当するインストラクターのグループワーク力も今後スキルアップしなければ・・・という状況です。(管理人も実はインストラクターで参加しました)
第2回のガイドブックの編集会議で、この北海道の相談支援従事者研修演習を、本人バージョンでやりました。目的は「相談支援事業の体感」です。
本人中心に支援者が応援団となるケアマネジメント手法は、本人たちに好評でした。「こんなに本人のために支援してくれる人たちがいるのならいいなぁ」という感想が多くありましたが、「でも、こういう本人中心ということが実感できない」「相談したが埒があかなかった。本当にこんな相談支援があるの?」という意見もありました。相談支援の理念は、当事者に受け入れられるということは実感しました。これからは、この理念を現実の実感できるものにしていく必要がありますね。相談支援従事者研修の講師陣には、このみんなの意見を伝えました。

自立支援協議会は、傍聴での参加です。今回はフリートーキングの時間もあり、少し踏み込んだ議論ができた感じです。ただ、たまの協議会では限界もあり、やはり、日常的な相談から見える地域のニーズとそれに対応する専門部会が鍵になりそうです。
北海道は広く、そして地域の実情も色々です。自立支援協議会もその色々の数だけありそうです。答えのない事業なので、地域のみんなで、地域色の協議会ができるといいと思います。
障がい者自立支援法ガイドブック[2007年09月25日(Tue)]
やっとブログの開設ができそうです。管理人のこうです。
ここは、北海道釧路市の「トゥモロー編集委員会」という知的障がい当事者団体「本人活動」の活動を中心に紹介していきます。
特に今年は、日本財団さんからの助成金で、「本人による自立支援法ガイドブック」製作に取り組んでおり、それについても、随時書いていきます。
ちなみに、昨日まで、このガイドブック製作のため、東京で(それも日本財団ビルを会場に・・・)全国の本人活動の会のリーダーたちに集まってもらい、第2回の合同編集会議を行ってきました。
この詳細と第1回目の会議の様子も、今後、載せていきます。
まずは、うまく記事が載るか心配ですので、このへんで、第1回目の記事を終わります。
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