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八巻さんを偲ぶ会 [2007年07月15日(日)]
 私が大変お世話になった、八巻美恵子さんが6月に73歳で亡くなりました。最近は、宮城野区のまちづくり事業評価委員会のメンバーとして、共に働いてきました。5月28日の評価委員会でお会いしたのが最後となってしまいました。
 八巻さんとは、かれこれ10年ほど前から、宮城野区のまちづくり事業で、とりわけ「宮城野文化センター」の基本構想を市民参加でつくる事業の市民側の組織の副委員長として、力を出し合った中でした。
 60歳で退職後、レクリエーション活動や高齢者の福祉、スポーツ振興に取り組み、仙台市のレクリエーション協会の理事長にまでなった方でした。

 体調が悪かったのは知っていました。病院から抜け出しながら仕事をしていたのも知っていました。しかし、亡くなるとはと唖然としたのを覚えています。

 偲ぶ会の中で、ご遺族から経過のお話がありました。昨年11月の検査で余命3ヶ月の末期の膵臓ガンであることを告げられていたこと。医師に対し、家族にも口止めをしていたこと。
 最後の最後まで、ガンのことを誰にも言わず、周りの人たちを元気づけ続けていたこと。

 偲ぶ会に集まった約200人、最後の評価委員会に出席したいたもの、涙ながらに改めて唖然とさせられました。告知後、何も言わずに、3回の評価委員会に無遅刻無欠席で参加していました。委員会の中での厳しい発言は、それは八巻さんの残された時間の中での最大限の優しさだったのだなと、噛みしめ直しをしました。

 通夜も、告別式もしなかったそうです。墓も建てないそうです。八巻さんらしい選択だと思います。墓なんかに引きこもっていられる人ではありません。風になって、私たちを叱咤し続けてください。それが、あなたにはお似合いです。
 くしくも今日は、台風4号の来訪です。あなたの風の一部だと思い、サポセンと会場の往復で、甘んじてずぶ濡れになりました。

 徳と無限の優しさに満ちあふれた人でした。ご冥福をお祈りいたします。