先日、河北新報に、東京資本を中心に七夕飾りへの不参加者が増えていると言う記事が出ていました。
竹飾り一本に20万円から30万円もかける豪華さが売りの仙台七夕では、経済的な負担が大きいのも分かります。地元の意見も分かります。
環境に優しい七夕として、3R(リサイクル、リユース、リデュース)に徹した取り組みとすることで、経済的な負担を減らすことも模索する時期に来ているのではないでしょうか。
そんな中で、東京資本でもしっかりとした七夕飾りを出しているところもあります。出さないところを非難するより、出しているところを顕彰する方が大切ですよね。
河北新報 平成19年8月4日 朝刊
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仙台七夕飾り付け 増える不参加 かさむ出費、協力渋る
6日に開幕する仙台七夕まつりのメーン会場となる仙台市青葉区のアーケード街で、七夕飾りを出さない店が出始めた。後継者難で出せなくなった店のほか、東京資本の店舗が「1本飾るのに数十万円掛かる割にメリットが見えない」とドライに考え、協力を渋るケースも目立つ。仙台七夕は、各店が店頭に自前の飾りを出すのが伝統。関係者からは「不参加が増えれば、くしの歯が欠けるように飾りが途切れる」と、将来を危ぶむ声が出ている。
クリスロード商店街では、通りに面する約70店中、2店が飾りを出さない。うち1店は全国チェーンの飲食店で、商店街組合の幹部から説得を受けたが、首を縦に振らなかった。
店員は「家賃と組合費の支払いで精いっぱい。飾りは1本約30万円の予算が必要で、その費用があるなら店の改装に使いたい」と言う。
一番町4丁目商店街でも約80店のうち、6店が参加しない。その中の一つの東京の店は、ことしから不参加を決めた。店長は「予算がない。金を掛けない飾りなら出せるが、見劣りしてかえって恥ずかしい」と説明する。
ハピナ名掛丁では、約45店中、8店が出すのを見合わせた。商店街組合が不参加店に掛け合い、数万円ずつの協賛金を出してもらった上で、組合費を足して飾りを用意し、飾りが途切れないよう帳尻を合わせたという。
アーケード街は近年、ドラッグストアや飲食店など中央資本の店が急速に進出している。商店街関係者は「合理的な営業を最優先し、地元商店街との付き合いに距離を置く店も少なくない」と指摘。後継者がなく手作りの飾りを出せなくなっている老舗もあるといい、不参加組はなお増える可能性がある。
クリスロード商店街の鈴木泰爾理事長は「仙台で商売をするなら、地元で最大の祭りに協力するのは当然。東京資本に店を貸すオーナーも、七夕に参加するのを前提に賃貸すべきだ」と指摘。「飾りを出さない店が増えれば、街が廃れる」と危機感を募らせている。