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今月のママかんフリーカフェの報告 (01/19)
自閉症児を育てる
ママたちの会 ママかん

「ママかん」とは、ママかんふぁれんすの略で、自閉症の子どもを育てるママたちの集いと学びの場づくりを目的としています。
専門家(藤田久美先生 山口県立大学)と自閉症児のお母さんとの素敵な出会いから、平成15年ママかんが発足しました。元気でパワフルなママたちばかり!そんなママたちのパワーを地域で活かし、自閉症について地域の人たちに正しく理解してもらえることのきっかけにしたいと思って活動しています♪

 

ママかんフリーカフェの紹介♪

ママかんフリーカフェとは、月一回ママたちが気軽に参加できるフリーカフェです。子どもの子育てのことや気がかりなことがある方は、藤田先生や先輩ママ(ママかんスタッフ)に気軽に相談してください。お子様連れの場合は学生が託児をします。気軽にご利用ください。

主催:山口県立大学社会福祉学部藤田研究室×ママかん
場所:山口県立大学社会福祉学部附属子ども家庭ソーシャルワーク教育研究所3号館3階C314
会費:300円(茶菓子・フリードリンク含む)



*場所・問い合わせ*
山口県立大学社会福祉学部附属子ども家庭ソーシャルワーク教育研究所3号館3階C314
〒753-0011 
山口市桜畠6−2−1
TEL:083-929-6266
*担当教員連絡先*
山口県立大学社会福祉学部藤田研究室083-928-4765(TEL・FAX)
kumi@yamaguchi-pu.ac.jp(担当教員:藤田久美)
★お子様連れの場合は事前にご連絡ください。


障がいのある子ども、育ちが気になる子どもを育てるママたちの出会いの場、憩いの場、情報交換の場、安らぎの場として…




研究報告(科研の報告) [2019年05月27日(Mon)]
こんにちは。


科学研究費助成事業研究にかかわる研究

「早期支援サービスの質向上を目指した障害児支援者コンピテンシーモデルの開発」
(2016-2018年度、研究代表者:藤田久美)

 の報告リーフレットを添付いたします。

PDFの添付の仕方を教えていただいたのできっと大丈夫だと思います


うまくいきますように。

県立大学_科研パンフ.pdf
Posted by くみけん at 14:16
研究報告ー科研報告リーフレット [2019年04月30日(Tue)]

こんにちは。

科学研究費助成事業研究にかかわる研究

「早期支援サービスの質向上を目指した障害児支援者コンピテンシーモデルの開発」
(2016-2018年度、研究代表者:藤田久美)

 の報告リーフレットを添付いたします。

先日からブログにうまく添付できなかったので
うまくいきますように。
Posted by くみけん at 11:33
小中学生への福祉教育〜人権教育講演会で〜 [2017年11月18日(Sat)]

昨日、ある小学校に依頼されて
子どもたちにお話させていただきました。



6月に山口市の人権講座でお話を聴いてくださった
特別支援学級の先生からの依頼でした。

教育実践を通して感じられていると
お話してくださる姿があたたかくて
熱かったです。
特別支援学級に勤務していた昔の私と
思いや願いも重なり、なんだか
うれしくなった出会いでした。

人権教育の講演にはちょっと苦手意識が
あったのですが・・
とっても素敵な先生だったので
お受けしました。

そして、講演オファーの内容を聴くと
やはりとっても難しくて・・・
対象が小学校4年〜中学3年、そして保護者も
お聴きになるとのこと。

悩みながら、テーマを考えました。
テーマは
「一人ひとりが大切にされる社会
〜言葉と心がもつ魔法について〜」
です。

<福祉>とか<共生社会>とか<障害理解>などは
テーマの中に入れず、そのキーワードが理解
できるようなお話をしてあげたいと思いました。
一人ひとりが大切にされる社会について
具体的なエピソードをいれつつ、
人と人とがかかわりあう中で生れるものや
「コミュニケーション」
「言葉」「心の」の交流の大切さを
お話させていただきました。
家庭や学校やクラスという小さな社会の
中で、自分が身近な人にどんなふうなかかわりをしたら素敵か
どんなまなざしをもつことが大切なのかというお話も
最後にしました。
お話は、講演の準備過程でゼミ生のえびちゃんに
描いてもらったイラストをスライドで流しながら伝えました。

小学生も中学生も一生懸命、聴いてくれました。


依頼してくださった特別支援学級の先生からも
「心があたたかくなるお話で、私もまた明日から
子どもたちのために頑張ろうと思えるお話でした」
と言ってもらい、とっても嬉しくなりました。

これまで福祉教育実践を通して
高校生を中心に福祉を伝える、教える活動をしてきましたが
今回のように、小学生や中学生対象に
学校の中でお話をさせていただく機会は
とっても貴重でした。
お話の内容を組み立てることは難しかったけど
その過程で、福祉教育で活用できる
教材イラストがいくつか完成しました。

さらに、福祉教育について学校の先生に
知ってもらう機会となりました。

ゼミ生とも福祉教育の意義を語り合い
教材作成を一緒にできたことも
とてもよい機会でした。

特別支援学級の先生との出会いを通して
子どもたちや小中学校の先生たちとの
出会いに拡がりました。
感謝です・・・。

今後、学生とともに、福祉教育の輪を
学校にも拡げていくお手伝いができたらいいな
と心から感じました。




レジュメとイラストの一部を紹介しますね。

          ふじた くみ
ふわふわことば.jpg

人権教育講演会(レジュメ).JPG


車いす.jpg

Posted by くみけん at 14:24
専門機関での母親支援(山口県発達障害者支援センターまっぷ) [2011年12月09日(Fri)]
山口市仁保にある山口県発達障害者センターまっぷで
「ママグループカウンセリング」という事業にかかわっている。

ここでは自閉症などの発達障害のあるお子さんを
育てる母親たちを対象に、グループワークを行っており、
ファシリテーター(進行役)として、これまでたくさんの
ママたちに出会ってきた。

発達障害者センターという相談機関は全国に
存在するが、このように母親支援に特化した
事業を行っているセンターは山口だけかもしれないので
簡単に紹介しておこうと思う。

平成14年10月より、センターの本格的な運営が
始まる前に、企画に携わり、試行事業から
かかわっている。
このブログを書きながら、もうそんなにたったのか・・
と改めて感じているが、試行事業の時に協力していただいた
ママたちの子どもは幼児期だった。
今は、もう小学校高学年・・。あの頃とはまた違う
課題に向き合っているが、どのママも、本当に素敵な
ママたちで、自閉症の子どもを育てる母親として
何らかの形で、地域社会にかかわっている。
その一つに、「余暇くらぶくれよん」という活動が
あるが、また、別に機会に紹介することにしよう。

事業の企画・立案にあたっては、協力してくれたママたち
の語りの記録を分析したり、様々な文献や資料から、
どのうような方法が発達障害者センターという専門機関で行う
グループ活動として社会的役割を担うんだろうと
模索していた。そんな時、ある書籍の中に、米国の自閉症の
母親グループを対象にしたグル―プのセッションで、「テーマ」
を掲げている方法を見つけることができた。
書籍に記述したある情報は極めて少なかったし、
アメリカという文化と日本の文化の違いがあるし、
私の能力にも限界があるので、そのあたりも含めて企画をした。

テーマを設定したグループワークとして
近年はこのうよな形で運営してきた。
詳しくは、山口発達障害者センターまっぷの
HP(http://ynet.gr.jp/hiraki/center/)にあるが
紹介しておこう。



4月「新学期を迎えて」
5月「支援者との関係作り」
6月「きょうだい児について」
7月「就学・進学について@」
8月「母と子のくらしの中で」(母子家庭対象)
9月「高機能・アスペルガーの子育て」
10月2「就学・進学についてA」
11月「家庭の中の工夫@」
12月「家庭の中の工夫A」
1月と2月 サポートブックを作ろう@A
3月4日  交流会 


このようなテーマで、参加者であるママたちが
発達障害のある子どもの子育てを語りあう。

きっと発達障害の子育てについて知らない人には
想像もつかないような、苦しみや悲しみと向かいあって
いるママたちがいる。
逆に、こんなことで喜べるんだ・・という些細な出来事に
しあわせを感じたりできるようになる。
子どもを育てる過程で、<しあわせ>の意味も価値観もゆるやかに
変容していくのだ。

夫や他の家族の理解を得られず、孤独さに耐えながらも、
前を向き、わが子のために、涙をこらえながらがんばって
いるママもいる。

すごく大変すぎてつらすぎて・・よく一人で耐えてきたね・・・
生きていてくれてありがとう、出会えてありがとう・・
と抱きしめてあげたくなるようなママにも出会ってきた。

少し変な言い方かもしれないがそんなママたちを私は尊敬している。
そして、何もできない私にもどかしさを感じたこともある。
一人の専門家ができることはあまりにも小さすぎる・・。

ママたちの声から、学校の中で、地域の中で、そんなことが
本当に起きたのかと、耳を疑いたくなるような、差別や偏見が
存在していることを知ることにもなった。

その他、たくさん・・・
ここでは書きれないことがある。

こんな子育てのことを多くの人に知ってほしいと思う。

来年で10年をむかえるこの事業。
療育を専門とする施設においても、母親支援に特化した
事業が開始されるようになり事業の普及といういい感じの拡がり
も見られるようになった。

しかし、ママたちが本当に願う社会になるまで、そして
十分な支援が整うまでまだまだ時間がかかると思われる。
私たちのような支援者にできることは・・・・
支援が整備されるプロセスにおいて、当事者や
当事者と共に生きる支援者の声や力は
大きく影響するはずである。
だからこそ、耳を傾けることを忘れてはいけない。

そして、知り得た情報を整理し、ニーズを整理して
伝えていかなければならない。
これまで出会ってきたママたちの思いや願い、
そして、これからも出会うママたちの声も、
支援者仲間や学生たちに伝え続け、学び合いたい。
ママたちの声から学ぶ姿勢を保持していきたい。


今日出会った7人のママたちの声が、気持ちが、
まだ、私の身体の中になまあたたかいカタチで存在している。
なんとなく私自身の心が晴れず、それは、今日の
冬空のような寂しさも内包している。
一人ひとり抱えている課題は異なるが、少しずつ
よい方向に向かうよう、祈りたいし、彼女たちの
一番身近で支えてくれる学校の先生たちに託したいと思う。


  ふじた くみ





Posted by くみけん at 17:05
サポートブックをつくろう〜しらさぎキッズのママたちと〜 [2011年11月23日(Wed)]
昨日、しらさぎキッズで「サポートブックをつくろう」をテーマにした
ママたちの勉強会に協力した。

サポートブックの啓発や作成への協力は
ママかんを立ち上げた平成15年から始めているが
近年、しらさぎキッズや発達支援センター愛のような
専門施設の母親勉強会に出向くようになった。

今回も新たに出会ったママたちにサポートブックの
作り方をお伝えした。

参加したママの声・・。

「幼稚園に入園するので子どもの障害や発達の特性について
先生方に知ってほしいから」
「前から興味があってわが子のサポートブックを
作りたいと思ってました」
「今度、特別支援学校に入学するので、サポートブックを
作成して、新しくかかわってくれる先生にわたしたい」

これまで先輩たちが作成したサポートブックを
閲覧中・・。みんな真剣な表情。





サポートブックの閲覧中、ママたちの輪の中に入って
ママたちが今、心配なことなど聞かせていただいた。

このサポートブックは、
幼稚園の先生等、支援者と<子ども理解>を共有するもの
として活用できるので、
わが子のことで伝えておきたいことなど、しっかりまとめて
みたらいいね。

今日、お配りした冊子の18、19ページを参考にしてね。
データーは今度しらさぎキッズの先生が研究室に
とりに来られる。
ママたちのがんばりに、きっと先生たちも協力
してくれると思う。




出会ったママたちへメッセージです。
「サポートブック作り、私も応援してます。
できたら見せてくさだいね。
また会えるかな?会えるといいね☆」



さて、話は変わるが、しらさぎキッズについて少し・・


しらさぎキッズはNPO法人が運営する児童デイサービスとして
小さな子どもの発達支援と家族支援を行っている場所だ。

実は、20年近く前に、私が小学校に勤務していたとき
しらさぎキッズの前身であるしらさぎ学級でボランティアとして
おじゃまさせていただき勉強させてもらったことがある。

そのころ私は新米教師、自閉症の教育支援がはじめてだった。
Sくんという小学校1年生の重度の自閉症の子どもと家族との出会い。
今の私の実践や研究の原点だ。

Sくんと家族にに出会い、自閉症の子ども、障害の
ある子どもたちと親たちが生まれてからどんな歩みをされてきたか・・
家族はどんな思いで子育てをされるのか・・
そんなことを深く知りたいと思い、しらさぎで勉強させていただいたのだ。

そこで出会ったのが伊藤先生という支援者だ。
私が尊敬する人の一人である。
彼女と出会い、どれだけの子どもたちと家族が救われただろう。
私のような一人の新米教師ボランティアの話にも
耳を傾け、応援してくれた。

この場所は、伊藤先生と一緒にしらさぎをこれまで継続して
こられた先生方が、心を一つにして、しらさぎ流の幼児期の
子どもの発達支援と家族支援を行っていらっしゃる。
思いを受け継ぎながら30年以上も丁寧な
支援を継続し、すべての子どもと家族を包含する
子育て支援のカタチを創ってこられた。
ママかんのスタッフたちもここで出会った。
いっぱい泣いていっぱい苦しかった時期でもある。
でも、この時期に出会うことができなかったら
今のママかんやママたちの強い絆はなかった
だろう。

昔のしらさぎ学級は、大殿地区にあるしらさぎ会館の中に
あった。
そして、今、山口市南部の長沢池の近くにある
大きな民家。




場所は違うのに、なんだか同じ匂いがする・。
きっと、しらさぎの理念というか、思い・願い・・みたいものが
変容していないからなのだろう。

なんかあたたかくて、ほっとするようなそんな場である。

玄関に飾ってある卒園したママが創られた作品
こんな言葉が書いてあった。





「今日をつみ重ねて明日へ
明日をつみ重ねて未来へ
今日よりもっと笑えりように」

小さな子どもたちの一歩一歩の成長を
みんなで確かめあいながら、
家族だけでなく、支援者や仲間といっしょに
成長を喜ぶママたちの姿が目に浮かぶ。

ひとりじゃない。わたしだけじゃない。
みんないっしょだから、がんばれる。
笑うことができる。
涙でにじんで未来なんてはっきり見えなかったのに
ここに来て、ずっと通っていると
未来が少しずつ見えてくる・・。
しらさぎの先生たちが目指している支援、
先生の思い・願いと、
そして、ママかんのスタッフと<しらさぎ>との
かかわりを知っている私には
この言葉の意味をこうとらえた。

そして、隅っこに小さくこう書いてあった。

「しらさぎのようなていねいできめ細やかな
子育てを目指して」と。


きっと多くの人は、こんな子育てがあるなんて
知らないだろう。
こんな素敵な子育てをしているママたちの存在を・・・。


今日、出会ったママの素敵な笑顔が
明日も続くよう、しらさぎの先生たちは
これからも、ずっと支援を続けていくだろう。


私は、そんな支援者と連携を取りながら
ママたちの支援をしていきたいと思う。

しらさぎキッズのママたち
しらさぎキッズの先生たち

出会えたことにありがとう。

           ふじた くみ


ps:今日は、講座の後に聴き取り調査に協力してくださり
ありがとうございました。また学生たちもボランティアとして
参加することがあると思います。
どうぞよろしくお願いします。
Posted by くみけん at 15:52
教育実習(特別支援学校)巡回指導 [2011年10月06日(Thu)]
先週から特別支援学校の教育実習が
始まっている。

私は教職課程担当教員として
昨日今日と続けて山口総合支援学校に
おじゃました。

昨日は「研究授業」といって学生による
授業実践が行われ、それを参観した。
放課後、教育実習生3名と面談。

授業の反省や日々の子どもたちや
特別支援学校の先生方との具体的な
かかわりを通して、
いろんなことを考えていた。

笑顔がひきつってしまうくらいの戸惑いや
苦しみも味わっていた。
あんなに特別支援学校の先生に
なりたかったのに、むいてないのではないかと
考えた日もあったという。
そんな中で、クラスの子どもたちの笑顔に
支えられたり、先生方のあたたかい指導や
励ましが嬉しかったり・・・

学生はいっぱいっぱい学んでいた。

教育実習での体験。
これも先生になるための大切なステップである。
何十年も前だが、私も経験した。
いっぱい泣いたな〜と思い出して
懐かしくもなった。

明日は最終日。
1、2時間目に高等部で研究授業がある。
今頃、まだ該当学生は授業準備をしているだろう。

授業準備・・・。これも先生になるための修行。
この過程でいっぱいいっぱい学ぶことはできる。

私の授業のことになるが、明日の5コマ目の
「おいでませ山口大会(障害者スポーツ大会)」
の事前学習のプレゼン(授業準備)がやっとできた。
学生たちに少しでもモチベーションを高めて
もらいたい・・そんな思いでプレゼンを作成
していたら、どんどん時間が立ってしまい、
すっかり夜もふけてしまった。
そんな準備過程の中で、大会に出場する
山口総合支援学校高等部の生徒の陸上
練習風景とメッセージ、先生からのメッセージが
動画で届いた。
昨日、教育実習巡回指導に行った時、
生徒の指導にかかわっていらっしゃる
高等部の先生に急きょお願いしていたのだ。

本当に感謝です。

学生には、「授業準備は計画的に早めにしなさい」
と指導しているのに、前日にどたばた準備をしている私・・・。

少し話が横道にそれてしまってすみません。

最後になりましたが、<先生のたまご>たちをお忙しい中、熱心に
指導してくださっている先生方、教育実習生と共に学んでくださっている
子どもたち、本当にありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

  ふじた くみ




Posted by くみけん at 21:31
てとてとママ交流 [2011年08月27日(Sat)]
ごぶさたしています。
4年生ゼミ生は教員採用試験も無事終わり、これから、卒論や秋から始まる特別支援学校の教育実習に向けて準備をしています。
3年生は月曜日から始まったソーシャルワーク実習がんばっていますよ〜。今日は、土曜日なので研究室にあつまってブログの記事を書くぞ★とはりきっております。

さて、昨日はほっとサロンてとてとの「ママ交流」のファシリテーターをさせていただきました。
7人のママたちが参加されました。小さな子どもを育てているママ一人ひとりの思いや願いを語りあい、聴きあいました。発達の遅れがあり、児童デイサービスに通っているママの思いもみんなで聴きました。毎日、いらいらして怒ってばかりの自分と向き合っているママの話を「うんうん」とうなづきながら聴くママたちの姿もありました。ついついらいらして子どもにあたったり、後で考えればなんでもないことで怒ってしまったりする自分をみつめ、どうしたらいいだろう・・という解決策まで一緒に考えることができました。日々の子育てを通して抱えている葛藤や不安な気持ちも語ることができたのは、参加者のみなさんが本当に素敵なママたちだったからだと思います。
最後の感想では「心が軽くなりました」「がんばれそうな気がします」といった声が聴かれました。そして、発達の遅れを心配しているママからは、「子育てで抱える悩みはみんな一緒なんだってわかりました」と。
悩みを共有できたからこそ、子どもをいっぱい褒めてあげて、認めてあげる大切さや日々の子育てをがんばっている自分にごほうびをあげる方法、ストレスマネージメントなど、子どもと一緒に楽しくHappyな日々をおくる方法を具体的に考えることができたような気がします。そして、発達の遅れがあるお子さんを育てるママからは児童デイサービスに子どもといっしょに通う中で得たいろんな知恵やアイデアを家庭の中での取り入れている話を聴くことができて参加者のママたちにたくさんの学びを与えてくれました。本当に素敵なママです。これからも、お子さんの育ちをみんなで見守っていきますね。
ママかんフリーカフェもまた参加してくださいね。お待ちしています。

いろんな子どもたちがいて、いろんなママたちがいて・・。すべてを包み込める雰囲気の社会、子育て支援・・そんなカタチを求めていきたいと思います。

写真は、<ママ交流>がここ近年行われている岡村邸はりはりです。
ママ交流が終わったあとに感想を書いていらっしゃるところです。


参加されたママたち、またお会いしましょう。
託児を担当してくださったボランティアのみなさんありがとうございました。
場所を提供してくださった岡村家のみなさん、ありがとう。
そして、担当のてとスタッフのみわちゃん、おつかれさまでした。






Posted by くみけん at 13:19
プロフィール

くみけんさんの画像
くみけん とは?

山口県立大学社会福祉学部障害児教育究室の略です★
研究室の先生は藤田久美先生で、先生は、障害児を含む保育・教育の方法について福祉教育の観点からの探求や、自閉症や発達障害の診断前後の子どもと家族への支援の在り方について研究を進めておられます。
ゼミでは4年生4人、3年生3人で楽しく学習しています♪ゼミで学習していることは、障害のある子どもと家族の支援について理解を深め、支援者(福祉や教育の専門家など)の役割と課題を考察し、援助方法や教育方法について学んでいます。また、自閉症・発達障害児を育てる家族(特に母親)とのかかわり体験や母親支援の運営(ママかんフリーCafé)の体験から、障害児の家族支援を行う上での支援者の役割や支援システムについて学び、考察しています。日頃は、ゼミのみんなでママかんカフェのお手伝いやボランティア活動などに参加しています♪
アットホームなくみけんにぜひ足を運んでみませんか?お待ちしています(^^)



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