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自閉症児を育てる
ママたちの会 ママかん

「ママかん」とは、ママかんふぁれんすの略で、自閉症の子どもを育てるママたちの集いと学びの場づくりを目的としています。
専門家(藤田久美先生 山口県立大学)と自閉症児のお母さんとの素敵な出会いから、平成15年ママかんが発足しました。元気でパワフルなママたちばかり!そんなママたちのパワーを地域で活かし、自閉症について地域の人たちに正しく理解してもらえることのきっかけにしたいと思って活動しています♪

 

ママかんフリーカフェの紹介♪

ママかんフリーカフェとは、月一回ママたちが気軽に参加できるフリーカフェです。子どもの子育てのことや気がかりなことがある方は、藤田先生や先輩ママ(ママかんスタッフ)に気軽に相談してください。お子様連れの場合は学生が託児をします。気軽にご利用ください。

主催:山口県立大学社会福祉学部藤田研究室×ママかん
場所:山口県立大学社会福祉学部附属子ども家庭ソーシャルワーク教育研究所3号館3階C314
会費:300円(茶菓子・フリードリンク含む)



*場所・問い合わせ*
山口県立大学社会福祉学部附属子ども家庭ソーシャルワーク教育研究所3号館3階C314
〒753-0011 
山口市桜畠6−2−1
TEL:083-929-6266
*担当教員連絡先*
山口県立大学社会福祉学部藤田研究室083-928-4765(TEL・FAX)
kumi@yamaguchi-pu.ac.jp(担当教員:藤田久美)
★お子様連れの場合は事前にご連絡ください。


障がいのある子ども、育ちが気になる子どもを育てるママたちの出会いの場、憩いの場、情報交換の場、安らぎの場として…




教育実習を終えて [2012年07月04日(Wed)]

お久しぶりです^^くみけんのしゅりです(*^_^*)
くみけんでブログを書くのはすごく久しぶりな気がします。
今回は自分の中で大きな出来事がひとつ終わったので、
今の気持ちを忘れないためにも日記を書きたいと思います!

5月29日〜6月11日まで誠英高校の福祉科で
教育実習をさせていただきました。
ひとことで言うと…つらかったです。
睡眠時間が確保できず徹夜をしたり。
ごはんの味がせず、食欲がなくなったり。
自分が情けなくて指導担当の先生や
同じ実習生の前で泣いたり…。
今思い出しても、この2週間は今までで一番つらい経験でした。

自分のだめなところ、できていないところ、欠点、性格…
自分のすべてと向き合わなければならなかったことが
一番つらかったです。
でもそれでも、向き合わなければならない。
自分、生徒、先生、教材、授業…
今すぐにでも逃げ出したい。でもそれでも向き合いたい。
そんな気持ちで崖っぷちぎりぎりのところで
踏ん張っていたような2週間でした。

でも、実習が終わってしばらくたったいま振り返ると…
こんなにつらく苦しい期間だったからこそ、
指導担当の先生や生徒、同じ実習生に支えられながら
自分自身を見つめ、向かい合うことができた。
たくさんの貴重な経験をさせていただくことができ、
多くのものを得ることができた実習だったと感じています。


教育実習生でも、先生と同じように
45分間生徒の前に立って授業をしないといけない。
このことは、実習前に何度も授業見学に行き、
わかっていたつもりでした。
けど実習が始まって…自分が甘かったことがわかりました。

生徒の前に立つこと。教えること。話すこと。生徒に問いかけること。
ひとつひとつがこんなにも大変で難しいなんて
想像もしていなかった。
生徒と一緒に創り上げるような授業がしたい。
生徒にとってわかりやすい授業がしたい。
少しでも、おもしろい、楽しいと感じてもらえるような授業がしたい。
でも、そう思っても、全然納得がいく授業ができない。
「気持ちだけじゃだめなんだ。行動に移さないと…」
気持ちばかりが焦る毎日。
授業をする度に新しい課題ばかりが増えていく。
でも、また次の日には生徒の前に立って授業をしないといけない。
生徒の45分を私が無駄にしているんじゃないか…
そんな風にも思いました。
「もう授業したくない。怖い…」
そう思った日もあります。
でも、それでも頑張れたのは、生徒のみんなのおかげでした。
「先生、わかりやすかったよ」
「先生、授業おもしろかったよ」
「緊張しなくても大丈夫だよ」
「今日は発言して助けるけん!」
「先生、手が震えとるけど大丈夫?」
こんな風に優しい言葉をかけてくれた生徒たち。
みんなが私を支えてくれました。

でも、生徒との関わりも、始めはマイナスからのスタートでした。
初対面の人と上手く話せない。人見知り。
人前に立つと緊張してしまう。
どれも自分の欠点として分かっていたけれど、こんなにも
自分の欠点を自覚し、自分のことが嫌になったのは初めてでした。
生徒と上手く話せない。
緊張して当たり障りのないことしか話しかけれない。
笑顔がひきつっている気がする…。
生徒と関わるのが怖いとさえ思ったときもありました。
他の実習生はちゃんと生徒と話している。
着々と関係を築いている。
なんで自分は上手く出来ないんだろう。
失敗している時間なんてないのに…。
生徒と上手く関われない自分が嫌でした。
でも、私は私のやり方でやるしかない。
ゆっくりだけど時間をかけて生徒と関わっていくしかない。
そう思って、生徒のみんなに話しかけ、
少しずつ会話ができるようになりました。
いつも素直に自分の気持ちを話し、
私を励まし続けてくれた女の子。
始めはぶっきらぼうだったけど、
何気ないことで話しかけてくれるようになった男の子。
いろんな子がいました。でもみんな本当に素敵な子どもたちでした。
研究授業のとき、いつも以上に緊張している私の授業を、
みんなが顔をあげて一生懸命に聞いてくれました。
本当に、生徒のみんなが私を支えてくれました。

二週間の実習を終えてわかったこと。
「ありがとう」「すてきだね」
「ちゃんとみているよ」
こんな風に生徒ひとりひとりに対し、
自分がいつも正直に向かい合い、気持ちに寄り添いながら、
常にプラスのメッセージを送り続けることで、
生徒もこちらの気持ちに気付き、受け入れ、
応えてくれるのだと思いました。

そして、先生も私を支えてくださいました。
先生の前では何度も泣きました。
2回目の授業の後、前回の授業の反省が活かせず、
生徒との関わりも上手くいかず、何もかもだめに思えて、
反省会の途中で急に涙が出てきたときがありました。
そんなどうしようもない私の肩に手を置いて、先生は
「わかるよ。そういうときって、自分が情けなく思えるよね」
と声をかけてくださいました。
研究授業の前の日は、0時まで学校に残って
一緒に準備を手伝ってくださいました。
時間を割いて、授業の練習に
付き合ってくださったこともありました。
相談するとどんなことでも親身になって聞いてくださり
答えが出るまで一緒に考えてくださいました。
授業の後はいつも的確でまっすぐな指導の言葉。
日誌にはいつもあたたかい励ましの言葉。
本当に、先生も私を支えてくださいました。
先生のように、どんなときも子どもに寄り添い、
常にプラスのメッセージを送り続けることのできる
人になりたいと思います。


本当にいろいろな人に支えられた実習でした。
実習中、上手くいったことなんてひとつもない。
本当に自分が成長できたかどうかもわからない。

でも、それでも将来は子どものいる職場で働きたい。
教育か福祉の現場、どちらかはまだわからないけれど…。
子どものそばに立ち続けたい。寄り添い続けたい。
こんな風に思えるようになったのは、
この2週間の経験があったからだと思います。


9月には、特別支援学校での実習が控えています。
今回の経験を活かして頑張りたい。

長々とまとまりのない文章を書いてしまいましたが…<(_ _)>

感謝の気持ちを忘れず、これからも頑張ります。
ではでは!(^o^)/


なかむらしゅり
Posted by くみけん at 18:04
この記事のURL
https://blog.canpan.info/kumikumi/archive/67
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コメント
先生だ(笑)

今更だけど授業わかりやすかったです!
これからもがんばってください!
Posted by:誠英高校 福祉科1年  at 2012年07月22日(Sun) 03:16

久美先生、しゅりちゃん、くみけんのみなさま、こんにちは!
7月のママかん、涙をのんで欠席したいしんの母でございます…

今頃読んじゃって、厚かましくコメントなんてスミマセン。

しゅりちゃん、実習お疲れ様でした!
ホントよく頑張られましたね!

つらい実習を乗り越えられた分、きっと一回りも二回りもいい支援者になれるはず。

私もいしんのことでつらく、乗り越えなければならない時期があったからこそ今こうしてたくましくなれたし(どうだか…?)、その時期に出会った先生、支援者の方々、ママ友などなどかけがえのない出会いを手に入れることができました。
つらい分は後からいいことで返ってくる!というのが私の勝手な法則です(笑)

どうか、この経験をステップに、ますますしゅりちゃんに磨きをかけてください!(うちの子もよろしく♪)

秋のママかんでますますたくましくなったしゅりちゃんにお会いできるのを楽しみにしています☆

長々すみませんでしたー!
Posted by:nasa(いしんママ)  at 2012年07月17日(Tue) 17:55

プロフィール

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くみけん とは?

山口県立大学社会福祉学部障害児教育究室の略です★
研究室の先生は藤田久美先生で、先生は、障害児を含む保育・教育の方法について福祉教育の観点からの探求や、自閉症や発達障害の診断前後の子どもと家族への支援の在り方について研究を進めておられます。
ゼミでは4年生4人、3年生3人で楽しく学習しています♪ゼミで学習していることは、障害のある子どもと家族の支援について理解を深め、支援者(福祉や教育の専門家など)の役割と課題を考察し、援助方法や教育方法について学んでいます。また、自閉症・発達障害児を育てる家族(特に母親)とのかかわり体験や母親支援の運営(ママかんフリーCafé)の体験から、障害児の家族支援を行う上での支援者の役割や支援システムについて学び、考察しています。日頃は、ゼミのみんなでママかんカフェのお手伝いやボランティア活動などに参加しています♪
アットホームなくみけんにぜひ足を運んでみませんか?お待ちしています(^^)



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