今度は育児保険創設? [2006年05月16日(Tue)]
先日雇用保険のお金を少子化対策に流用すると言うニュースについて書きましたね。
https://blog.canpan.info/kubokawa/daily/200605/11/ ところが、今度は育児保険創設?しようとしているとか…。以下は、産経webからの抜粋です。 >育児保険創設などを提言 政府少子化対策専門委 政府の少子化対策推進会議(主宰・安倍晋三官房長官)の専門委員会は15日、「育児保険」や「子育て基金」の創設など、子育て世代への経済支援を柱とする報告をまとめ、推進会議に提出した。政府・与党は17日にも少子化対策協議会を開き、自民、公明両党による提言や政務官の「家族・地域の絆(きずな)再生プロジェクトチーム」の対策案とともに集約し、6月下旬に策定される「骨太の方針」に盛り込む方針。 所得税に法人税、住民税などの税金に加えて、雇用保険、労働保険、健康保険、年金、介護保険、それに今度は育児保険ですか? 一体、どれだけ国民から金を取ろうとすれば気が済むんだい? しかも、役所ごとにバラバラにしているから、二重三重に間接費がかかり、極めて効率が悪い。しかも、与えられるサービスに比べて料金が非常に高い。 例えば、労働保険なんて勤務中と通勤途上のケガなどにしか適用されないのに、月収三十万の人間1人につき年10万も取るんですよ。 民間の傷害保険なんて勤務中とか通勤途上とかケースが限定されていないのに年1−2万ですよ。加入者も民間の傷害保険より多いはずなのに…。 他の制度も似たり寄ったりです。 そういうことをまたやろうと言うのだとしたら、ちょっとひどすぎると思いませんか? |
それを保険っておかしいでしょ。
給付されるかどうかを自分が決められる保険なんて前代未聞。