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『2019年夏 企画展 in 渋谷』に参加しました [2019年08月26日(Mon)]
 猛暑の中、『2019年夏 企画展 in 渋谷』に、京田辺シュタイナー学校のスタッフとして参加してきました。

 来場者が会場に入ると、一番に訪れるのはパネル展でした。100周年を記念して全国のシュタイナー学校7校が協力して各校から集めて作り上げたこのパネル展示はとても好評で、会場全体にあたたかな雰囲気が広がっていました。

 パネル展の近くの部屋では、親子の遊び場、ミニ体験、学校紹介、卒業生のコーナーなど、保護者や卒業生と来客の方々が気軽に交流できる場になっていました。
私は京田辺シュタイナー学校の紹介ブースで、興味を持ってくださった方の質問にお答えしていましたが、一番多い質問は卒業後のことでした。
この教育を受けてどう育ってゆくのか、
さらにその先はどうなってゆくのか、
みなさん教育のその先のことに興味をもってくださっていることがよく分かりました。

 隣の卒業生コーナーでも質問される方が多かったようで、卒業生の青年が、自分が受けた教育のことを一生懸命説明していました。内側から言葉があふれてくるような青年たちの様子からは、卒業演劇や卒業プロジェクトのときの12年生の姿と通じるものを感じました。

 会場では、三日間通してたくさんの講座や座談会がありました。幼児から高等部までの、音楽、オイリュトミー、美術、数学、英語など実際に各校で行っている授業は親子や教育者を目指す方などでほぼ満席でした。

 ホールで行われた、講演会、座談会にも大勢の方が来られていました。登壇者は、日本にシュタイナー教育を紹介してこられた方、芸術家、現役教員、学者、俳優、映画監督、卒業生などで、それぞれの立場から多様なテーマでシュタイナー教育について語りました。

 そして三日目のクロージングでは、全国シュタイナー学校高等部合同公演(オーケストラ、オイリュトミー、合唱)がありました。
練習期間が数日のみだったため、完成された発表会とはちょっと違ったかもしれませんが、お互いに協力して呼吸をあわせながら場をつくりあげてゆくという、高等部生のありのままの姿から、シュタイナー教育で大切にしていることの一端がお伝えできたのではないかと思います。

 我が家の12年生の息子もこの高等部合同公演にオーケストラのチェロで参加しましたが、先だって数日間あった練習と、ホームステイでの交流はとても良い経験だったようで、終了後、「音を合わせるのが大変だったんだよ」と言いながらすっきりと満足気な様子でした。

 想定以上にスタッフは忙しく講座や講演会を聞くことはできませんでしたが、裏側から支えるスタッフとして、各校の保護者や教員、卒業生と話す機会が多く、「世界がかわる学び」というメインテーマについて考えることができました。来てくださった方、支えてくださった方、ありがとうございました。

 なお、パネル展示については今後全国を回り、京田辺では11月と2月に展示予定となっています。また、京田辺シュタイナー学校でも、今回ほど大規模ではありませんが「世界がかわる学び」をテーマに、バザー、体験講座、講演会、卒業生座談会、シュタイナー関連団体紹介などを企画しています。どうぞお越しください。

※詳細はこちらをごらんください。

T.S.

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Posted by 京田辺シュタイナー at 19:55 | 運営 | この記事のURL
ぬいぐるみに夢中 [2019年08月12日(Mon)]
夏休みに我が家に新しい家族がやってきました。家族と言っても動物、しかもぬいぐるみです。
京田辺シュタイナー学校では、例年6年生は手仕事の授業でぬいぐるみをつくります。
先生の「四つ足の動物であれば好きなものを作っていい」との言葉に、娘は迷わず、ずっと飼いたかったウサギを選びました。
綿の簡素な布で作られたこのウサギ、四枚の布を剥ぎ合わせただけの素朴な佇まいで、売り物には無いなんとも言えない味わいがあります。でも、よく見ると、ただのゆるキャラではなさそうです。改めて型紙の起こし方を尋ねてみると、娘が描いた、ウサギを横から見た一枚の絵を元にして、あとは、絵の上の方を折り、体の厚み部分を割り出しただけというから驚きです。私が上手く飲み込めずにいると、「そんなこともわからないのか」という顔で、娘は型紙づくりを再現してくれましたが、やっぱり狐につままれたような感じです。なんでも、洋裁の道に進んだ卒業生も、このぬいぐるみの授業を振り返って、専門の学生でも難しいようなことをしていたんだと改めて驚いたとか。

一学期の終わりには、学校で手仕事の先生の説明を交え、他のクラスメートの作品を見る機会に恵まれました。ネズミ、犬、猫、鹿、馬、カワウソ、コアラ、ワニ・・・。個性あふれる動物たちからは、作り手の個性と情熱が伝わってきます。顔にびっしりと縫いこまれた毛糸のタテガミが迫力満点のバッファロー、しっぽの縞模様が緻密に刺繍されたレッサーパンダ。白い布に黒の縞模様がリアルなシマウマは、クレヨンなどで縞を描いたらどうかという先生のアドバイスには見向きもせず、家に持ち帰って、必死で初めての刺繍と格闘した男の子の手になるもの。皆、楽しくってしょうがない様子で、ぬいぐるみづくりに没頭していたそうです。
完成後は、動物園に見立てて動物たちを生き生きと配置しました。その後、ポスターやチラシを作って他の学年の生徒を招待したそうです。

それぞれのイメージを形にし、イマジネーションの世界をたっぷりと味わったぬいぐるみづくり。微笑ましい中にも、一人一人の内なる「種」が大切に育まれていることを感じました。
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C.T
Posted by 京田辺シュタイナー at 21:07 | 授業 | この記事のURL