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11年生の夏休み [2018年08月26日(Sun)]
8月が終わりに近づき暑さも一段落し、まもなく11年生の息子の夏休みが終わろうとしています。

「12年の夏はすごく忙しくなるから、やりたいことをするのは今年しかないんだよ」と、息子が半年以上前から楽しみにしていた夏休みですが、11年生の一学期後半からは思った以上に忙しく、梅雨が終わっても、酷暑が始まっても、なかなか『やりたいこと』は始められず、直面している課題に取り組む日々でした。

その筆頭は、『高卒認定試験』です。
NPO法人の学校である本校では、11年生(高校2年生)の8月に入ってすぐに高卒認定試験を受けるため、7月後半から2週間ほど補習があります。試験のために不足しているところを、教員の万全のサポートで勉強するので、親がすることは特にありません。本人が普通に勉強をしていれば大丈夫なのですが、『普通の試験勉強』という経験がないため、なれるまでに時間がかかりました。興味を持って学ぶ普段の勉強とは違い、好きな科目であっても身が入らない時期もありましたが、友達が頑張っているということに気持ちを支えられ、続けることができました。

補習期間中には12年生卒業演劇があり、11年生は手伝いをしました。演劇に取り組む熱を側で感じ、来年の自分たちのことを考え話し合う機会にもなったようです。
また、秋にあるバザーの集まりや、部活の強化練習もありました。何をするにも下級生を取りまとめる役割を担う学年ということで、自分が主となってやってゆくという様子がいままでとはちょっと違って見えました。
職業実習の実習先とのやりとりもありました。興味深い仕事をしている方と連絡をとることによって、自分の卒業後の進路や、卒業プロジェクトのテーマを考える機会にもなっているようでした。

そんなこんなで、しなければならないことが沢山ありますが、それらすべてが11年生の時期に大切なことばかりでした。

8月初旬、高卒認定試験が終わると、丸1日思いっきり眠りました。そして、部屋にちらばっている過去問の紙類をかたづけ、いよいよ『やりたいこと』の始まりです。最低限の着替えと寝袋、勉強のものをリュックに詰め込み、京田辺の我が家から、この夏の拠点となる父親の仕事場のある関東へと旅立ってゆき、ようやく息子の夏休みとなりました。

息子がしたいことは、遠方に住む友人たちとの旅行。北海道でのシュタイナー学校高等部交流会への出席。そして「青春18きっぷ」での一人旅。また、東京で仕事をしている父親のところに滞在しての本屋巡り。田舎の祖父母方でのんびりする、など。旅、旅、旅…。忙しい日々の中にも、いつのまにか企画は進んでいたようです。保護者の許可や大人の知恵が必要なこともあり、私と言い合うこともありましたが、バタバタと出てゆきました。
場所を移動し、多くの人と出会い、何を体験しているのでしょうか。一人で考える時間もあることでしょう。親ばかりが忙しかった夏休みははるか昔、母親は遠くから見守るのみ。
いいなあ、青春。

T.S.
Posted by 京田辺シュタイナー at 15:04 | 生活 | この記事のURL