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夏休みの学童保育 [2017年08月04日(Fri)]
7月星の祭りが終わると8月の終わりまで、京田辺シュタイナー学校は夏休み中ですが、学童保育『ひだまり』は開催しています。

お盆休みが一週間ほどあるのみで、学童の子どもたちは朝から夕方まで学校で過ごしています。
通常の授業がない学校の中で、学童の子どもたちはどのように過ごしているのか、少しご紹介します。

子どもたちは授業のある時と同様に、朝、学校に来ます。
いつも授業後の学童保育は、グラウンドにあるプレハブの部屋を使っているのですが、京田辺の夏は暑く、グラウンドにあるプレハブの学童の部屋ではとても過ごせません。
通常授業のあるときには入ることがないエアコンのある多目的の教室や、校舎内で一番涼しい上級学年の教室も学童保育の部屋として使わせてもらい、できるだけ安全に気持ちよく過ごせるよう工夫しています。

夏休み中には、中庭にビニールプールを出してほぼ毎日水遊びをしています。
水に触れると子どもたちは嬉しそうです。
おやつについても、暑い間は冷たいチューペットや凍らせたゼリーが加わることが多くなります。

『ひだまり』は二人の保育者が子どもたちを見守っていますが、長期休み中は保育時間が通常より長くなるため、時には保育者が足りない日もあります。そんな時はクラスのお友達のおうちに遊びに行かせてもらったりもしています。

まだまだ発展途上にある学童保育『ひだまり』ですが、他の学校運営と同様に、
学童保育もまた、多くの人に支えられつくり続けています。

T.S.
Posted by 京田辺シュタイナー at 00:00 | 生活 | この記事のURL
今年の夏休みは [2017年07月26日(Wed)]
1学期最後の行事である「星の祭り」が終わり、京田辺シュタイナー学校では7月9日から夏休みが始まりました。

「今年の夏休みは『自由研究』をしてみようと思う」
と、夏休み前に9年生の娘が唐突に宣言。
ほう!いいことだね。で、何を?
「何がいいと思う?」
それはやっぱり、好きなこととか興味があることとか・・・。
「う〜ん・・・私が好きなことって何やろ?」
そこからですか!?

と、その時は思ったのですが、娘にとって、今これは案外大切な問いなのかも。
「○○が好き」「△△は嫌い」それで十分だったこれまでとは、ちょっと違うみたいです。

4月に高等部に進学して、9年〜12年合同のホームルームや縦割りの授業、スポーツフェスティバルやバザーの話し合いなど、高等部の一員として上の学年の生徒たちと一緒に考え動くことが多くなったことも、ひとつのきっかけかもしれません。いろいろな人がいる中で「自分はどうなのか?何をしたいのか?何ができるのか?」そんなことを考える機会をたくさんもらっているように思います。

さて、『自由研究』の方はその後テーマを決めたようです。親から見れば、「それは研究というよりは、単に今一番したいこと、ですね」と思えるようなことなのですが、まあ、それも良し。そこから世界は広がっていくのだろうから。いい夏を過ごしてほしいなと思います。

n*h

Posted by 京田辺シュタイナー at 23:41 | 生活 | この記事のURL
ベルマークを集めています [2017年07月09日(Sun)]
文房具や食品などのパッケージについている小さなベルのマークをご存知でしょうか?

学校単位でこのベルマークを集め、マークに書いてある点数を企業ごとに集計してベルマーク教育助成財団に送ると、1点が1円に換算されてベルマーク預金になります。この預金で、学校に必要な備品や設備を協力会社から購入できる仕組みがベルマーク運動です。1960年に始まったそうですから、長く続いている運動なのですね。私も小学生のころ、集めて学校に持って行った記憶があります。

京田辺シュタイナー学校もベルマーク運動に参加しています。常時収集箱を設置しているほか、保護者が多く集まる会議の日に大きめの箱を用意して、ベルマークを持参してもらうよう呼びかけたりしています。自宅で集める以外にも、「職場でもらってきました」「おじいちゃんおばあちゃんが協力してくれました」という話を聞きます。

この学校でベルマークの集計作業に参加するようになって初めて知ったのですが、ベルマーク運動にはへき地の学校などへの教育支援活動の側面があります。ベルマーク預金を使って協力会社から品物を購入すると、購入金額の10%がその協力企業から財団に寄付され、それがへき地や被災地の学校・特別支援学校・病院内学級などの支援のために使われています。つまり自分の学校の品物を購入することが他の学校の支援につながるのです。

商品によってはマークがとても小さかったり、一枚の点数が0.1点や0.5点など1点に満たないものもあったりして、収集・集計は意外に時間と手間がかかる作業。でも、いつか学校に必要な物が購入できるように、そして微力ながら他の学校のお役に立てるように、コツコツと地道な活動を続けています。

n*h
Posted by 京田辺シュタイナー at 00:02 | 運営 | この記事のURL
一年生の学び [2017年06月23日(Fri)]
 一年生の息子が四月に入学してから、二ヶ月経ちました。学校の中を探検したり、朝の時間や帰りの会を毎日同じように過ごす中で、段々と学校生活に慣れてきたように思います。事細かに学校での出来事を話してくれる訳ではありませんが、印象に残ったことを話す様子を見ていると、楽しく学んでいるのだな、ということが伝わってきます。

 一年生では主に言葉と数の持つ“質”について学んでゆく、という話を担任の先生から聞きました。一つの漢字を習うにしても、その漢字がどういう成り立ちで出来たか、その漢字の持っている性質はどんなものか、というエッセンスが詰め込まれたお話を聞いて、絵を描いて、それからはじめて漢字を書く、という風に時間をたっぷりかけて学んでいきます。

 ゴールデンウィークに入る前に初めて習った漢字は「木」でした。宿題が出たわけではないのですが、長い休みの間、息子は紙に「木」の漢字をたくさん書いていました。兄達が、漢字や英語の練習をしているのを、側で見ていたから、自分も真似したかったのかもしれません。でも、紙にたくさん、そして丁寧に書かれた「木」を見ていると、自分も字が書けるようになった、新しいことを学んだのだ、という喜びに満ちあふれているように感じました。学ぶ楽しさ、喜びを体験することができて、本当によかったなぁ、と思えた出来事でした。

                       n.m.
Posted by 京田辺シュタイナー at 12:49 | 授業 | この記事のURL
異文化交流プロジェクト [2017年06月08日(Thu)]

「10年生は中庸を見いだす時期。自分の立つ位置を見出し、内面に自分という中心が生まれ始める(ホームページより抜粋)」

 10年生のクラスでは、5月の中頃、APU(立命館アジア太平洋大学)を訪問し、留学生と交流する校外活動『異文化体験プロジェクト』がありました。

 京田辺シュタイナー学校から、大分県別府市の山の上にある立命館アジア太平洋大学のキャンパスまでは遠く、電車を乗り継ぎ、フェリーで一泊してたどり着いた大学の環境は、別世界だったようです。
「山の上にあるんだ。風がびゅーびゅーすごいんだよ。遠くを見ると温泉の湯煙が立ち上っているんだ。皆、別府温泉の方を下界って呼んでるんだって。」と、息子。

 異文化体験のこのプログラムでは、
様々な国から集まっている国際学生(留学生)へのインタビューや、ディスカッション、グループに分かれたテーマごとのプレゼンテーションなどで交流しました。

 異国の言葉に耳を傾け自分からも発信するという体験は大きかったようで、帰宅後、息子は寝不足でふらふらしつつ、興奮冷めやらぬ様子で話してくれました。「僕は英語を習っているけれど意欲が違う。」と、他国に来て積極的に学んでいる国際学生(留学生)たちの『やる気』に触れたことは大きな刺激となったようです。

 自由な時間には、カフェテリアで過ごしていたとのこと。
カフェでは学生に英語で話しかけ、食について興味がある息子は、各国の料理や、カフェのおすすめ料理、味の好みの違いなど、食をきっかけに話題を繋いだそうです。

 日常と違う国際的な環境の二日間は、己について考えることもあったのかもしれません。
帰宅直後の興奮が落ち着くと、数年先の未来の可能性について、ぽろりとつぶやくように話していました。

 10年生の今このときに異文化と出会う体験ができ、何か息子の中で動いた、そんな印象を受けました。

T.S.

本校ホームページより引用:
『高等部の授業〜各学年の授業とテーマ』
https://ktsg.jp/school/jugyo2/

『高等部の授業〜ことばの学び』
https://ktsg.jp/school/kotoba2/
Posted by 京田辺シュタイナー at 00:00 | 授業 | この記事のURL
2017年度の夏期講座「大人が体験できるシュタイナー学校」 [2017年05月17日(Wed)]
 毎年、海の日の祝日を含む3連休で開催しているこの講座ですが、今年の詳細がきまりました。
 この講座は2日間、3日間という限定された日数ではありますが、日々子どもたちが過ごしている学校での学びはもちろん、一日のリズムや教室内の雰囲気などを大人の方に体験していただけるものです。

 今年は2日間コース“1・2年生「ことば」”と3日間が2コース、“7年生「天文学」”、“オイリュトミー「12年間のオイリュトミー」”を開催します。

オイリュトミーコースは18年目で初の試みですが、シュタイナー教育にとってオイリュトミーの位置づけはとても大事なものです。なぜ子どもたちの成長にオイリュトミーが必要とされているのか、最終的にどこに導こうとしているのか。1年生から12年生までのオイリュトミーの授業のみを3日間集中して行い、少しでも実感していただければと願っています。

担当のオイリュトミー専科教員からの言葉をチラシより抜粋します。
「上手にきれいにできているかどうか・・・そのようなところで評価されない、人と人との関係、全体の中の自分の立ち位置や役割。複雑に見えるかたちが無理なく動け、美しいものを皆でかたちづくる喜び。
1年生で皆とかたちづくる円が12年生でどのようなものに変容していくのか・・・12年間の学びを終えた後に見える光景を皆さまにもぜひ味わってみて欲しいと願っています。」

個人の成績やランクなど、子どもも大人も評価が当たり前の社会ですが、そんな概念を取り払ってくれそうな気がします。
夏の暑い時期ですが、みなさまと一緒に学ぶことができれば幸いです。


※ 申し込みなど詳しくはホームページをご覧ください。こちら
なお、お申し込みは5月20日(土)より、先着順となります。

:y…k:
Posted by 京田辺シュタイナー at 15:20 | 運営 | この記事のURL
春の交流会 [2017年05月06日(Sat)]
ゴールデンウィーク初日に本校で春の交流会が行われました。
春の交流会とは、教員、保護者の交流を目的とした新入、編入家庭の歓迎会のような、学内バザーのような催しです。

午前中、春のメンテナンス(※)が行われた後、昼から始まった交流会。メンテナンスで体を動かしお腹をすかせた人々は、まずは空っぽになった胃袋を満たします。お菓子にパンにお弁当、スープにカレーに、猪丼まで!教室には、保護者手作りのおいしいものがズラリ。その上、掘り出し物満載のリサイクル品も所せましと並び、自由参加とは思えない程の規模です。お店は学年や部活ごとに有志の保護者が出していますが、時折、卒業生の保護者も見受けられるのが本校らしい光景です。娘のいる4年生保護者は、お弁当屋を出しました。おにぎり、お惣菜など、出来るものを、出来る量だけ、出来る人が持ち寄るという出たとこ勝負のスタイルでしたが、笑い声の絶えない楽しい空間となりました。

ランチタイムが済むと、ホールで新入、編入家庭の方々を囲む集いが賑やかに行われました。新しい方々の自己紹介では、様々な場所から様々な経緯でこの学校に集ったそれぞれの思いに触れることができ、感慨深いものでした。その後は、学校の運営を支える保護者の様々な活動の紹介が行われ、熱心に質問される方も多く見受けられました。
 
「学校をより良くしたい」という思いの詰まった交流会、今年も本校らしい活気とぬくもりに満ちたひとときとなりました。
C.T
 
※春のメンテナンス;年に一度、教師会主催により教員、保護者、高等部生徒で、校舎の木部の塗装や壁の塗り替え、校庭の植栽の手入れなどのメンテナンスが行われます。
Posted by 京田辺シュタイナー at 17:43 | 運営 | この記事のURL
三男の入学式 [2017年04月25日(Tue)]
 我が家の三男が今年、京田辺シュタイナー学校に入学しました。長男、次男は入学式準備のため、一足先に家を出たので、夫と私と三男の三人であちこちに咲いている桜を眺めながら、学校に向かいました。

 学校に着くと、三男は1年生の教室に入り、夫と私はホールへ。1年生が入場してくる時に歌う歌の練習をしたりしながら、待っていました。準備が整い、1年生は8年生と手をつないで入場してきました。三男も緊張の面持ちで入場してきます。1年生の他の女の子と手をつないだ8年生の長男も、三男と同じように緊張した面持ちで入場してきていて、何だか笑えました。

 入学式は卒園した幼稚園の先生方や、学童保育の先生方が来てお祝いの言葉を下さったり、担任の先生が一年生の名前を紹介してお花をプレゼントしてくれたり、次男のクラスの5年生が歌を歌ってくれたりして、終始和やかな雰囲気のまま終了しました。また、ホールを出た後、校庭にたくさんの在校生・保護者の方が集まってきていて、1年生おめでとうの歌を歌ってお祝いしてくれました。

 緊張していた三男も、みんなに温かく迎えられて過ごすうちに、段々とこの学校に馴染んでいくのだろうな、と思います。親も子も新しいクラスの仲間と共に、実り多い時間を過ごせますように。

                        n.m.

 

 
Posted by 京田辺シュタイナー at 15:40 | 行事 | この記事のURL
卒業後のある日 [2017年04月05日(Wed)]
 12年生の息子は3月4日、本校を卒業しました。数日後のある日、5年生の男の子J君が我が家にやって来ました。J君のお母さんによれば、J君は息子が卒業プロジェクトで取り組んだバードカービングの鳥たちに興味津々だそうです。
 
 息子は小さなテーブルにバードカービングで作った鳥たちを並べ、使った道具もJ君が手に取れるように用意しました。そのあと家にあった木の端材で小さな鳥の羽を一つ削り出しました。端材で作った羽にJ君が焦げペンで羽毛を描いて持ち帰ることが出来たら喜んでくれるかも、と考えたようです。

 その日、我が家には息子のほかに10年生の娘と娘の同級生がいました。娘達はやって来たJ君のひとことひとことに「かわいい」「めっちゃ素直」とキャッキャッと喜んでいます。
 すぐ横で、12年生を卒業したばかりの息子と5年生のJ君は、静かに鳥談義。「防賀川のあそこには、この鳥がいる」とか「あそこにはあの鳥が多いような気がする」などなど。
 かつて息子がバードカービングを始めた頃、図書館で頻繁に借りていた本がありました。今はその本をJ君が借りていることが分かり、二人で笑い合っています。
 息子も結構な鳥好きですが、J君もかなりな鳥好き。楽しげな二人の様子に居間にいた娘達もわた しも思わずニコニコ。
 J君は自分で仕上げた鳥の羽のキーホルダーを持ち帰ってくれました。

 彼が帰ったあと、お母さんがお土産に下さった手作りのケーキをみんなでごちそうになりました。おいしかった!
 その後お母さんから伺った話によると、彼は「居間も玄関先も木くずだらけ」にして鳥を作っているそうです。
 J君が自分で作った鳥を見せに、また息子のところにやって来てくれる日を今から楽しみにしているわたしたちです。

k/k

かわせみ.jpg

Posted by 京田辺シュタイナー at 00:00 | 生活 | この記事のURL
8年生の机 [2017年03月27日(Mon)]
京田辺シュタイナー学校では、春休み期間中に1日だけ、卒業した12年生を除く全学年の登校日があります。

この日、子どもたちは担任の先生から「かがやき」(*)を受け取るのですが、もうひとつ大仕事があります。
それは、今までの教室から次の学年の教室に自分の机を運ぶこと。
ただし、初等・中等部を卒業する8年生は例外で、これまで自分が使っていた机をきれいに磨いて、4月に入ってくる新1年生のために準備をするのだそうです。そして自分たちは新たに高等部用の机をもらうのだとか。(おそらくその机は、12年生が卒業前に新9年生のために磨いてくれたのでは…)

ネジで高さが調節できるようになっている机とイスは、1年生の時に使ったものを、成長に合わせて高さを変えながら8年間使うので、同じ学年でも、机の高さは使っている子どもによって違います。教室の中にそのバラバラの高さの机が並んでいるのを見ると、私は、ひとり一人の子どもがその子なりに成長するということがとても自然に受け入れられているような気がして、温かい気持ちになります。

娘は8年生。先日初等・中等部を卒業し、この春高等部に進学します。小さいときから小柄で、身長順では入学以来常にクラスの前から3番目以内。それでも8年間でそれなりに高くなっていた娘の机は、4月からはまた新1年生用に低くなって、今度はどんな子と一緒に大きくなるのかな。

n*h

(*)「かがやき」とは、年度末に担任の先生、専科の先生からおくられる各生徒の1年間の成長についての手書きのメッセージです。一般にいう通信簿のようなものですが、点数評価はありません。そこに子ども一人ひとりに向けて、担任の先生から詩の贈り物があります。

Posted by 京田辺シュタイナー at 11:22 | その他 | この記事のURL
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