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2017年度の夏期講座「大人が体験できるシュタイナー学校」 [2017年05月17日(Wed)]
 毎年、海の日の祝日を含む3連休で開催しているこの講座ですが、今年の詳細がきまりました。
 この講座は2日間、3日間という限定された日数ではありますが、日々子どもたちが過ごしている学校での学びはもちろん、一日のリズムや教室内の雰囲気などを大人の方に体験していただけるものです。

 今年は2日間コース“1・2年生「ことば」”と3日間が2コース、“7年生「天文学」”、“オイリュトミー「12年間のオイリュトミー」”を開催します。

オイリュトミーコースは18年目で初の試みですが、シュタイナー教育にとってオイリュトミーの位置づけはとても大事なものです。なぜ子どもたちの成長にオイリュトミーが必要とされているのか、最終的にどこに導こうとしているのか。1年生から12年生までのオイリュトミーの授業のみを3日間集中して行い、少しでも実感していただければと願っています。

担当のオイリュトミー専科教員からの言葉をチラシより抜粋します。
「上手にきれいにできているかどうか・・・そのようなところで評価されない、人と人との関係、全体の中の自分の立ち位置や役割。複雑に見えるかたちが無理なく動け、美しいものを皆でかたちづくる喜び。
1年生で皆とかたちづくる円が12年生でどのようなものに変容していくのか・・・12年間の学びを終えた後に見える光景を皆さまにもぜひ味わってみて欲しいと願っています。」

個人の成績やランクなど、子どもも大人も評価が当たり前の社会ですが、そんな概念を取り払ってくれそうな気がします。
夏の暑い時期ですが、みなさまと一緒に学ぶことができれば幸いです。


※ 申し込みなど詳しくはホームページをご覧ください。こちら
なお、お申し込みは5月20日(土)より、先着順となります。

:y…k:
Posted by 京田辺シュタイナー at 15:20 | 運営 | この記事のURL
春の交流会 [2017年05月06日(Sat)]
ゴールデンウィーク初日に本校で春の交流会が行われました。
春の交流会とは、教員、保護者の交流を目的とした新入、編入家庭の歓迎会のような、学内バザーのような催しです。

午前中、春のメンテナンス(※)が行われた後、昼から始まった交流会。メンテナンスで体を動かしお腹をすかせた人々は、まずは空っぽになった胃袋を満たします。お菓子にパンにお弁当、スープにカレーに、猪丼まで!教室には、保護者手作りのおいしいものがズラリ。その上、掘り出し物満載のリサイクル品も所せましと並び、自由参加とは思えない程の規模です。お店は学年や部活ごとに有志の保護者が出していますが、時折、卒業生の保護者も見受けられるのが本校らしい光景です。娘のいる4年生保護者は、お弁当屋を出しました。おにぎり、お惣菜など、出来るものを、出来る量だけ、出来る人が持ち寄るという出たとこ勝負のスタイルでしたが、笑い声の絶えない楽しい空間となりました。

ランチタイムが済むと、ホールで新入、編入家庭の方々を囲む集いが賑やかに行われました。新しい方々の自己紹介では、様々な場所から様々な経緯でこの学校に集ったそれぞれの思いに触れることができ、感慨深いものでした。その後は、学校の運営を支える保護者の様々な活動の紹介が行われ、熱心に質問される方も多く見受けられました。
 
「学校をより良くしたい」という思いの詰まった交流会、今年も本校らしい活気とぬくもりに満ちたひとときとなりました。
C.T
 
※春のメンテナンス;年に一度、教師会主催により教員、保護者、高等部生徒で、校舎の木部の塗装や壁の塗り替え、校庭の植栽の手入れなどのメンテナンスが行われます。
Posted by 京田辺シュタイナー at 17:43 | 運営 | この記事のURL
三男の入学式 [2017年04月25日(Tue)]
 我が家の三男が今年、京田辺シュタイナー学校に入学しました。長男、次男は入学式準備のため、一足先に家を出たので、夫と私と三男の三人であちこちに咲いている桜を眺めながら、学校に向かいました。

 学校に着くと、三男は1年生の教室に入り、夫と私はホールへ。1年生が入場してくる時に歌う歌の練習をしたりしながら、待っていました。準備が整い、1年生は8年生と手をつないで入場してきました。三男も緊張の面持ちで入場してきます。1年生の他の女の子と手をつないだ8年生の長男も、三男と同じように緊張した面持ちで入場してきていて、何だか笑えました。

 入学式は卒園した幼稚園の先生方や、学童保育の先生方が来てお祝いの言葉を下さったり、担任の先生が一年生の名前を紹介してお花をプレゼントしてくれたり、次男のクラスの5年生が歌を歌ってくれたりして、終始和やかな雰囲気のまま終了しました。また、ホールを出た後、校庭にたくさんの在校生・保護者の方が集まってきていて、1年生おめでとうの歌を歌ってお祝いしてくれました。

 緊張していた三男も、みんなに温かく迎えられて過ごすうちに、段々とこの学校に馴染んでいくのだろうな、と思います。親も子も新しいクラスの仲間と共に、実り多い時間を過ごせますように。

                        n.m.

 

 
Posted by 京田辺シュタイナー at 15:40 | 行事 | この記事のURL
卒業後のある日 [2017年04月05日(Wed)]
 12年生の息子は3月4日、本校を卒業しました。数日後のある日、5年生の男の子J君が我が家にやって来ました。J君のお母さんによれば、J君は息子が卒業プロジェクトで取り組んだバードカービングの鳥たちに興味津々だそうです。
 
 息子は小さなテーブルにバードカービングで作った鳥たちを並べ、使った道具もJ君が手に取れるように用意しました。そのあと家にあった木の端材で小さな鳥の羽を一つ削り出しました。端材で作った羽にJ君が焦げペンで羽毛を描いて持ち帰ることが出来たら喜んでくれるかも、と考えたようです。

 その日、我が家には息子のほかに10年生の娘と娘の同級生がいました。娘達はやって来たJ君のひとことひとことに「かわいい」「めっちゃ素直」とキャッキャッと喜んでいます。
 すぐ横で、12年生を卒業したばかりの息子と5年生のJ君は、静かに鳥談義。「防賀川のあそこには、この鳥がいる」とか「あそこにはあの鳥が多いような気がする」などなど。
 かつて息子がバードカービングを始めた頃、図書館で頻繁に借りていた本がありました。今はその本をJ君が借りていることが分かり、二人で笑い合っています。
 息子も結構な鳥好きですが、J君もかなりな鳥好き。楽しげな二人の様子に居間にいた娘達もわた しも思わずニコニコ。
 J君は自分で仕上げた鳥の羽のキーホルダーを持ち帰ってくれました。

 彼が帰ったあと、お母さんがお土産に下さった手作りのケーキをみんなでごちそうになりました。おいしかった!
 その後お母さんから伺った話によると、彼は「居間も玄関先も木くずだらけ」にして鳥を作っているそうです。
 J君が自分で作った鳥を見せに、また息子のところにやって来てくれる日を今から楽しみにしているわたしたちです。

k/k

かわせみ.jpg

Posted by 京田辺シュタイナー at 00:00 | 生活 | この記事のURL
8年生の机 [2017年03月27日(Mon)]
京田辺シュタイナー学校では、春休み期間中に1日だけ、卒業した12年生を除く全学年の登校日があります。

この日、子どもたちは担任の先生から「かがやき」(*)を受け取るのですが、もうひとつ大仕事があります。
それは、今までの教室から次の学年の教室に自分の机を運ぶこと。
ただし、初等・中等部を卒業する8年生は例外で、これまで自分が使っていた机をきれいに磨いて、4月に入ってくる新1年生のために準備をするのだそうです。そして自分たちは新たに高等部用の机をもらうのだとか。(おそらくその机は、12年生が卒業前に新9年生のために磨いてくれたのでは…)

ネジで高さが調節できるようになっている机とイスは、1年生の時に使ったものを、成長に合わせて高さを変えながら8年間使うので、同じ学年でも、机の高さは使っている子どもによって違います。教室の中にそのバラバラの高さの机が並んでいるのを見ると、私は、ひとり一人の子どもがその子なりに成長するということがとても自然に受け入れられているような気がして、温かい気持ちになります。

娘は8年生。先日初等・中等部を卒業し、この春高等部に進学します。小さいときから小柄で、身長順では入学以来常にクラスの前から3番目以内。それでも8年間でそれなりに高くなっていた娘の机は、4月からはまた新1年生用に低くなって、今度はどんな子と一緒に大きくなるのかな。

n*h

(*)「かがやき」とは、年度末に担任の先生、専科の先生からおくられる各生徒の1年間の成長についての手書きのメッセージです。一般にいう通信簿のようなものですが、点数評価はありません。そこに子ども一人ひとりに向けて、担任の先生から詩の贈り物があります。

Posted by 京田辺シュタイナー at 11:22 | その他 | この記事のURL
12回目の年例祭 [2017年03月02日(Thu)]
本校では毎年度の終わりに、その1年の学びの一端を保護者も見ることが出来る機会があり、年例祭と呼ばれています。
今年は2月24日の夕方から城陽市にある文化パルク城陽のホールをお借りして、年例祭が行われました。息子は12年生、もうすぐ卒業。今回が12回目、最後の年例祭です。
「息子が年例祭に出るのもこれが最後かぁ。」1年生や2年生のころ、先生に手を引かれて舞台の上でライゲンをしたり、笛を吹いたりしたことを思い出します。

さて、今年の年例祭、我が家の一番の話題は12年の息子と10年の娘が一緒に「選択オイリュトミー」の発表に出ること。

オイリュトミーというのは、ことばや音楽の音の響きを体で表現する芸術です。本校では高等部になると、「選択授業」という科目があります。9年生から12年生までの生徒が縦割りで、各自が選択した科目(今年度はオイリュトミー・美術・書道・管楽器・コーラス)の授業を週1回受けています。クラスの枠を越えて一緒に学べる選択授業は、子どもたちにとって楽しい機会の様です。

今年の年例祭前、本校ではインフルエンザが猛威をふるい、多くのクラスが学級閉鎖に追い込まれました。高等部4学年のうち12年生をのぞく3学年も次々学級閉鎖になりました。
子どもたちがオイリュトミーで動くのはベートーヴェンのピアノソナタ「テンペスト」第3楽章。ちょっとやそっとの練習で舞台発表が出来るような曲ではありません。にもかかわらず、週に1度の選択オイリュトミーの授業は、インフルエンザの流行によって、前々週、前週とつぶれてしまいました。年例祭直前の授業の日には、なんともうリハーサルが行われます。大ピンチ。

そんな状況下、年例祭2週間前あたりから、我が家では子どもたちが今までしたことのないことを始めました。
「練習出来ひん。どうしよ〜」と言いながら、家にあったCDでテンペスト3楽章を流して、狭いリビングルームで動いてみている二人。
音楽を聞きながら自分が舞台に出るタイミングのところでは、思わず「ここ!」と声を出す息子。
「最後のこれがむつかしいねん。」と言いながら、なんども動いて見せてくれる娘。
状況はピンチのようですが、二人の様子を内心面白がっている母。

年例祭当日の朝はまず学校で練習し、ホールでも練習し本番を迎えた子どもたち。9年生から12年生、合わせて20人の子どもたちは健やかで美しいオイリュトミーを見せてくれました。
ホールの少し上の方の席から見ていたわたしには、彼らの足元がよく見えました。そして彼らの足元がどんなに早い動きの時も、美しく動いているのに目を見張りました。

我が子の発表だけでなく、本校に通う子どもたち全員の学びの姿を見ることが出来る年例祭。楽しくも有り難い機会だなぁと、毎年のように思います。

k/k
Posted by 京田辺シュタイナー at 19:52 | 行事 | この記事のURL
天文学の学びを通して [2017年02月24日(Fri)]
長男が7年生になり、思春期に入り、会話がまったくないわけではありませんが、どんなことを学校で学んでいるのか、どんなことを日々考えているのか、親の私にはあまりみえなくなっています。顔をみて、食欲をみて、元気でがんばっているな、ということを確認する毎日です。

そんな息子が最近、夜空をよく見上げるようになりました。
「あれは金星、その近くにあるのが、火星だよ。」
「あれがオリオン座、お母さん知ってる?」
「シリウスとプロキオンとベテルギウスを結ぶと冬の大三角形だよ。」
天文学の学びに入ったようです。学校にも夕刻に集まり、月星の観察会がありました。

息子がまだ低学年のころは、地上にいる虫に夢中になり、地に這いつくばるように見ていました。少し大きくなり、授業で植物学を学ぶと植物の葉や花弁の枚数をよく数えていました。そして今は夜空を見上げ、宇宙に思いを馳せるようになりました。

子どもの成長って世界(視野)が広がるということなのだと、改めて実感し、またその成長に合わせたカリキュラムがシュタイナーによって示唆され、それが京田辺シュタイナー学校で実践されていることに、今さらながら感嘆しています。

:y…k:
Posted by 京田辺シュタイナー at 07:19 | 授業 | この記事のURL
三年生の家、今年も出来ました! [2017年02月05日(Sun)]
京田辺シュタイナー学校では毎年三年生は生活科の授業で家づくりがあります。今年の場合は、六月に世界の様々な家を学び、九月に長さの単位を学んでからとなりました。

十月半ばのある日、『今日、みんなの家が決まった!』三年生の娘が帰宅後、おやつを頬張りながら話し出しました。家づくりの授業で、担任の先生から今年の家のイメージ図を見せてもらったそうです。『おお〜!』『すご〜い!』黒板に大きく描かれた自分たちの家を目にして、いつも元気な三年生達はひときわ大きな歓声をあげたとか。担任の先生が専門教員のアドバイスをもとに設計したみんなの家。三年生の希望も随所に盛り込まれているようです。

その日から、二十四人の小さな大工さんの奮闘が始まりました。
娘も毎日、帰宅するやいなや『話したいことがいっぱいあるの!』と図解や身振り手振りを交え、熱心に報告します。時には、『今日、はじめは怖そうにしていた〇〇ちゃんが、屋根の上に乗れたんだよ!』とお友達のことを我が事のように喜ぶことも。

三坪程の小さな家とはいえ、家づくりにまつわる祭事も体験しました。
地鎮祭では、それぞれの願いを書いた紙を入れたタイムカプセルを敷地に埋め、棟上げ式には、一、二年生にささやかな手作りの品をふるまったそうです。この日は、我が家も娘と二人で紅白餅をつくり、家族でお祝いをしました。

三学期まで続いた家づくりの間、日ごろは、朝の目覚めの悪い娘が『あっ、今日は屋根を葺く日だ!』などと言っては飛び起き、夜はいつもの寝つきの悪さはどこへやら『今日は、楽しかったぁ。興奮して眠れないよぉ。』と言ったかと思うと、疲れのせいか瞬く間にぐっすり…という、まさに全身全霊、家づくりに浸りきった日々でした。

完工後にも、まだまだやることがあります。先日は、家で遊ぶ際の注意事項をクラスで考えたそうです。『小さいトンネルみたいな所があって、大きい子が抜け出せなくなると危ないからそこは三年生まで通っていいことにした。』娘の言葉に、『でも、そうしたら自分たちはあと一か月しかトンネルで遊べないよ。』と私が言うと、諭すような口調で『ママ、あの家は三年生が建てたけど、みんなの家なの。トンネルは小さい子が遊ぶために作ったものだから、それでいいんだよ。』大人顔負けの切り返しに、たじたじとなりました。

子どもと共に親も楽しませて貰った家づくり。子ども達の心と体にたくさんの力を与えてくれたように思います。

C.T 
※京田辺シュタイナー学校、三年生の生活科についてはこちらをご覧ください。                                       
3年生の家.JPG
Posted by 京田辺シュタイナー at 20:46 | 授業 | この記事のURL
高等部の授業〜幾何学との出会い [2017年01月25日(Wed)]
高等部では、初・中等部のようにすべてのエポック授業を担任が担当するのではなく、教科ごとに担当教員が変わります。子どもにとって、それは大きな変化です。

説明するのが難しい専門的な内容になったためか、家で息子が授業内容について話すことはほとんどありませんが、
先日、久しぶりにエポック授業のことが話題になりました。
きっかけは『学問とは何か』ということを話していたときでした。

ふと、
「今やっているユークリッド幾何学、わりと面白い」
とポツリと息子が言いますので、
「それってどういうもの?」と尋ねると,

「うーん、説明は難しい。今までやってきたことなんだよ、それが言葉になっているだけで、まだ当たり前のところなんだよ。ギリシャ、ローマ時代の……」
息子のうんちくは続きます。

そして、その次の日には
「うん、これを考えた人は天才だ!僕はヒントをたくさんもらわないとわからなかった、これはすごく役にたつ」と、興奮しての報告です。
「僕はね、こういう考えることが好きなんだ、面白いんだよ」と、嬉しそうに話します。

エポック授業では、4週間毎日一つの教科を学んでゆきます。
あとまだしばらく幾何学についての学びは続きますが、どのように発展し、どのような学びがあるのでしょうか。

高等部に進級して一年近くたちますが、驚く程に大人っぽい顔つきになってきました。
青年になりつつある息子にとって、思索する喜びが傍らにあるということは、とても大きなことだと思います。

T.S,

※京田辺シュタイナー学校高等部の幾何学の学びについてはこちらをご覧ください。

Posted by 京田辺シュタイナー at 21:03 | 授業 | この記事のURL
新年のごあいさつ [2017年01月11日(Wed)]
あけましておめでとうございます。
2017年のお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?

京田辺シュタイナー学校の三学期は1月7日から始まりました。
初日は、例年通り、それぞれの学年で七草がゆを囲み、全校で氏神さまへのお参りをしました。
1年生と12年生が手をつないで、氏神さまへ、連れだって歩く姿は本校ならではの微笑ましい光景です。
3年生の娘は、園芸の授業で自分たちが育てたお米の入った七草がゆを食べたそうで、『美味しかった!おかわりした!』と喜びもひとしおの様子でした。
寒さを増す京田辺の冬ですが、子供の笑顔と元気にふれると体の奥が、温まる気がします。
今年もみなさまにとってよき一年となりますようにお祈り申し上げます。

C.T
Posted by 京田辺シュタイナー at 14:20 | その他 | この記事のURL
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