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旧北陸線小刀根トンネルを調査します [2017年11月24日(Fri)]
こんにちは。交通文化振興財団事務局です。

11月も残すところあと一週間となり、街にはクリスマスの音楽が流れ、イルミネーションなどの飾りが目立つようになりました。だんだんと寒さは増していきますが、一年の中で最も街が華やぐ時期がやってくるのは楽しみですね。
さて、来週の30日に文化遺産の現地調査を予定しております。
今年度は、事務所移転に伴う資料移設や整理作業に追われて、なかなか文化財の調査を行うことができませんでしたが、今回、旧北陸線の小刀根トンネルを調査することとなりました。本事物は福井県敦賀市にある明治14年に建設された鉄道トンネルで、日本人技術者による国内で2番目の鉄道トンネルで、建設当時の姿を残すものとしては国内最古の鉄道トンネルとなります。過去にも調査をしておりますが、今回は前回調査時との変化や保存状況の確認、前回の調査調書の中で気になる点などを再度調査・確認をするものです。
若干お天気が心配ではありますが、調査の様子などは後日、本ブログにて紹介したいと思います。
小刀根トンネル.jpg


12月22日まで、所蔵する交通の歴史資料のデジタルアーカイブ作成のため、クラウドファンディング(インターネットを通じた寄付募集)を実施しています。デジタルアーカイブの作成により、当財団が所蔵する歴史写真などの資料がインターネットを利用して閲覧頂けるようになります。ご支援、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。https://readyfor.jp/projects/koutsubunka
Posted by 交通文化振興財団事務局 at 15:35 | 文化遺産調査 | この記事のURL