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大阪新名所 新世界 [2017年11月02日(Thu)]
こんにちは。交通文化振興財団事務局です。

11月に入り早いもので2017年もあと2か月となりました。朝晩の冷え込みも日増しに厳しくなり冬が間近に感じられるようになり、私たちの作業や調査時の装備もだんだんと冬仕様になってきております。
さて、私たちは、収集や整理、調査などで毎日様々な資料に触れていますが、そんな作業中にふと見入ったり、気になる資料が多数出てきます。
そのような思わず見入ってしまった資料の中から、今回は「大阪名所 新世界」をご紹介します。新世界の開発のため設立された、大阪土地建物株式会社が大正2年に発行した、大阪の名所「新世界」の写真帖で、通天閣やルナパークなどが写真で紹介されています。

新世界.jpg


新世界7.jpg

新世界の平面図も掲載されています


新世界は、明治36年に開催された第5回内国勧業博覧会の会場跡地の開発により明治45年に誕生。同年開業した通天閣とルナパークを冠した遊園地を中心に、芝居小屋や映画館、飲食店が集まる一大歓楽街となりました。
こちらの写真帖に紹介されている写真の中で特に目に留まったのが、通天閣のロープウェイです。これまで、絵葉書で目にすることはあったのですが、大きな写真で見るのは初めてでした。こちらのロープウェイは旅客用としては日本初といわれており、通天閣とルナパークにあったタワーとの間を結ぶものでした。

新世界9.jpg

初代「通天閣」
フランスの凱旋門にエッフェル塔をのせたデザインともいわれています


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通天閣のロープウェイ

今からみるとなかなかスリリングな乗り物です


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先ほどの写真を拡大「ゴンドラ」です


新世界10.jpg
 
こちらも拡大写真「乗り場」です


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もう一枚拡大写真を「運行の様子」です


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違うページにあった写真。結構高いところを通っています。


新世界2.jpg
 
最後はルナパークと新世界の全景を


ルナパークは大正12年に閉園。通天閣も昭和18年に戦争による鉄材供出のため解体されましたが、昭和31年には2代目の通天閣が誕生し、現在も大阪のシンボルタワーとして親しまれています。

Posted by 交通文化振興財団事務局 at 11:01 | 収蔵資料の紹介 | この記事のURL